上 下
1 / 1

残酷な男達は惨めな少年達の姿を愉しむ

しおりを挟む
「んんんぅーっ!! んぐっ、んぅ、むぐぅぅぅ!!」
「ふーうっ、うぅ、ふぐぅぅぅぅっ!!」

窓の無い部屋に閉じ込められた二人の少年が、強化ガラスで作られた壁の向こうにいる男達に向かって哀願の唸り声を発している。
見開いた目に恐怖を滲ませて大粒の涙を零し、プライドをかなぐり捨てて許しを請う少年達の姿は悲痛極まりない。だが、男達は悲痛に許しを求める二人に慈悲を一切与えない。左右の足をきっちりと揃えたまま開く事も出来なくさせ、腕を身体の横に這わせたまま離せないよう固定している赤色と青色のラバースーツを脱がせず。ラバースーツに内蔵されている性の弱点を容赦無く振動させる機構も停止させず。足首と膝を床に縫い付ける金属の器具も、首と天井を繋ぐ黒い首輪も外してはやらない。
全ては、捕らわれの身となり闘う力を取り上げられた無様な少年ヒーローを苦しめ、より無様な様子を引き出して愉しむ為だ。

「んふっ、ふっ、ふぐぅぅぅ!」
「ぶぅ、ぶぐっ! んむぐぅぅぅっ!!」

もう何十度目かも分からない絶頂を迎え、二人はほぼ同時に男根から薄まった精液をスーツ内に吐き出した。
通気性の薄いスーツ内は内部に閉じ込められた汗と淫液でぐちょぐちょに濡れ、淫猥な熱気が充満している。その熱気と、連続絶頂による消耗、そしてラバースーツによって口を塞がれた息苦しさは少年ヒーロー達の体力を大きく削り落としており、二人はいつ失神しても不思議じゃない状態へと追い込まれている。
しかし、残酷な男達は少年ヒーロー達に失神する事すら許さない。膝で支え背筋を伸ばした身体を少しでも脱力させればラバースーツの上から巻かれた首輪の圧迫が始まり、窒息を迎えてしまう。
故に、二人の少年ヒーローはどんなに絶頂を強要され、意識が朦朧としても遠ざかる意識を必死で繋ぎとめるしか無い。疲弊し切った心と身体を窒息への恐怖とその恐怖を拒む行為で更に疲弊させられるという終わりの無い地獄に悶え苦しみ、その悶え苦しむ姿を残酷な男達に目と耳で存分に愉しまれるしか無い。

「むーっ! むぐっ、むぅ…ふぎゅぅぅぅ!!」
「うぐっ、うぐふっ、ふぶぅぅぅ!!」

無我夢中で助けを望んでも届かない敵だらけの空間で無意味に助けを求め続け、自身のヒーロースーツに色を合わせたラバースーツに拘束と快楽責めと口封じを施された身体を淫らに跳ねさせる惨めな二人の少年ヒーロー。
そんな二人の泣き顔を見て男達はこれ以上無い悦びに打ち震え、興奮を募らせて自らの男根をズボンの下で滾らせていた。
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...