淡々と己を嬲りながら少年達は心の内で泣き叫ぶ

五月雨時雨

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淡々と己を嬲りながら少年達は心の内で泣き叫ぶ

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少年達は今日も、朝八時に眠りから引きずり出された。五人の睡眠を終了させたのは目覚ましのアラームでも、五人を拉致した男達の手でもない。少年達の意識を覚醒へと無理矢理に押し上げたのは、五人の首に巻かれた機械製の首輪。没収されたヒーロースーツの代わりと言われながら裸体へと装着された肉体の支配権を奪う残忍な五色の首輪が、五人の身体を勝手に動かす形で眠りを強制的に切り上げさせたのだ。
敵の手に堕ちた日から加えられた辱めによって無慈悲に嬲られ、体力と気力を消耗させられた五人の本能はまだまだ休息を欲している。しかし、無様なヒーロー達を完璧に管理する首輪は休息を許さない。それどころか、首輪は起き抜けの五人の裸体を設定されたプログラムに従って操作し、他ならぬ少年達に自らを追い詰める淫らな責め苦の準備を整えさせていく。
その準備の間も、少年達は声一つすら自由には紡げない。無表情で操られる仲間の姿を目にしながら自身が置かれた状況を改めて思い知らされる哀れなヒーロー達は、命令を全く受け付けてくれない己の手が部屋の棚から取り出したボトルの中身である液体媚薬を全身へと丹念に塗り込まれ、感度が異常なまでに高められた淫らな弱点を自分自身の動きで苛め抜かされ、本来ならば喉が破れんばかりの絶叫が上がっているであろう暴力的な悦楽の波を眉一つ動かせずに無言のまま受け入れさせられている。
乳首を指で捏ねたくない。膨らんだ男根を扱きたくない。内部をほじくられる悦びを覚えさせられてしまった尻穴を、指で掻き回したくなんてない。思考に浮かび上がる拒絶の想いも虚しく、五人は媚薬塗れの発情しきった裸体で自慰を強要され続ける。
首輪による制御が無ければ断続的な絶頂と発狂に至っていたであろう苛烈な快楽に翻弄される内側の様子を欠片も感じさせずに、全てを掌握された少年ヒーロー達はただ淡々と射精も精神の崩壊も認められぬまま、自分達を捕らえた悪の男達によって与えられる更なる地獄に向けて肉体を際限無く淫猥に成熟させられていく。
今日もまた、男達が来るまで五人で惨めに快楽を味わわされ続ける。そして男達が来たら首輪の効果で決して抗えぬ尊大で屈辱的な命令を下され、ヒーローとして以前に人間としての誇りを痛め付けられる仕打ちと共に今の苦悶が優しいと思える程の淫らな拷問を男達が満足するまで叩き込まれる。
全身を甘く殴り付ける強烈な刺激に苛まれながら、五人は首輪の効果で保たされているボロボロの理性で絶望を再確認し、心の内で大粒の涙を流しつつ誰にも届かない哀願を無意味と知りながらも諦めきれずに叫び続けていた。
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