立場を逆転され少年達は鑑賞物に堕ちる

五月雨時雨

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立場を逆転され少年達は鑑賞物に堕ちる

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「本当に、便利な世の中になったものじゃ。いんたあねっととやらのおかげで、餌達の方からこうしてやってきよる」
「全くじゃな。満月の夜に山奥の社に来たら、麗しき妖怪達と淫行を愉しめるなんて突飛な噂を流しても、信じた助平達がこうして社までのこのこやってくるんじゃからな」

金色をした狐の耳と尻尾、縞模様を有する狸の耳と尻尾。人ならざる者の証であるそれらを愉しげに揺らしながら、見かけは少年である妖怪狐と狸が逃げる途中の体勢で肉体の動きを封じられた、少なくとも百才以上年下である人間の青年達に向かって笑いかける。
それに対し、青年達は何も言葉を発さない。人外の存在を目にし、身動き一つ取れなくされた状況に怯え切っている哀れな青年達の様子を見て目を細めた狐と狸は、纏っていた自身の衣服を妖術で消し裸体となりながら、逃れられぬ青年達へと歩み寄っていく。

「声も出せぬ程に恐怖して、情けないのうお主ら」
「じゃが、せっかくここまで足を運んだ訳じゃしな。お主らの目的は果たさせてやろう。わしら妖怪の肉体でたっぷりと悦ばせ、淫らに鳴かせて至福を与えながら、お主ら二人をわしらの糧としてやろうな」

言いながら、狐の少年が社の扉に向かって駆けようとしていた青年の前に立ち衣服を剥ぎ取ろうと手を伸ばす。狸の少年が床に尻餅をついた状態で後ずさって距離を取ろうとしていた青年の前にしゃがみ、ズボンを脱がさせようと手を近付ける。
その動かした手が青年達へとほぼ同時に触れた瞬間、少年妖怪達に予想外の変化が訪れた。圧倒的優位に立っていた狐と狸は裸体の自由を逆に奪われ、自分の意思では指一本すら満足に動かせなくされてしまったのだ。

「な……これ、は……!?」
「何故、じゃ……こんな、動け、ぬ……っ!?」

立場をひっくり返され、恐怖で震えた困惑の声を漏らす狐と狸に向かって、青年達が醜悪に笑いながら答えを告げる。
術にかかった演技を交えて妖怪達に自分へと触れさせた青年達は、罠を張る側から罠に嵌まった側に堕ちた妖怪狐と狸の無様さを嘲りつつ、残酷な事実を説明したのだ。

「はい、一丁あがりっと。俺達が服に仕込んだ術にも気付かずまんまと固まってくれてありがとうよ」
「お前ら二人はもう、俺達が仮に命を落としたとしても二度と自分では動けないよ。お前らが利用した現代の文明を本気で混ぜて作った最先端の術だから、お前らの古くさい術じゃ解除は絶対に不可能だ。ま、そもそも術自体が使えないだろうけどな」
「いやー、こんなに上手く行くとは思わなかったぜ。お前らが間抜けだったおかげで高値で売れる少年妖怪って商品が二つも手に入ったし、俺達二人で分けても数年は遊んで暮らせるなこりゃ。俺達は儲かる、お前らは持ち主になった奴に毎日弄んでもらえて、餌になる精液をたっぷり流し込んでもらえる。一挙両得ってやつだな」

自分達の意思と力では、二度とこの絶望から抜け出せない。自分達はこれから売り飛ばされ、下賎な人間の欲望を満たすためだけに生かされる。その屈辱に満ちた未来を伝えられながらも、狐と狸の少年は上手く動かせない口で鋭く怒りを叫んだ。

「ふざ、けるな……わしらは、下等な人間風情が好きにして良い、存在ではないぞ……っ!」
「今すぐ、術を解け……腸を、引きずり出されたく、なければな……っ!」

幾ら念じても術を紡げない絶望。自分で衣服を消した裸体を好奇の視線で鑑賞され、見た目の年齢と変わらぬ幼い男根を愉しまれる恥辱。それらに苛まれながらも、二人は強気に怒気を飛ばした。その怒気を浴びながら、青年達は笑みを深める。反抗の態度を崩さない気高い二人の少年妖怪を笑い飛ばしながら、青年達は二人に掛けた術をバッグから取り出したタブレットで操作し、抵抗一つ出来ない哀れな狐と狸に無慈悲で容赦の無い淫獄をもたらした。

「ところがどっこい、お前らはもう好きにして良い存在なんだな」
「腸を出されたくないから、絶対に術は解かないぜ。逆に、お前らから反抗と理性と、精液をたっぷり引きずり出してやるよ」
「あ、あぁ!? はひ、んひっ、いぃぃ!」
「やめ、えぇっ! だ、あぁ! くぃぃぃんっ!」

青年達が操作したタブレットと連動している術に沿って、二人の肉体が勝手に発情へと押し上げられ感度を異常なまでに引き上げられる。それだけでも苦しいのに、青年達は支配下に置いた二人の裸体を意のままに操り、足を大きく開き腰をはしたなくくねらせながらの自慰を強制し始めてしまった。
発情で無理矢理に勃起させられた男根を右手で扱かされ、尖った左右の乳首を左の指で交互に捏ねさせられる。数十倍に感度を増幅させられた肉体を自らの手で嬲らされながら、少年達は妖怪としての誇りはおろか人格を保つことさえも叶わない強烈すぎる絶頂へと為す術無く、何度も何度も上り詰めさせられていく。

「おんっ、んぉぉぉんっ!? は、ひぅぅ、あえぇぇぇっ!!」
「はぎっ、いぃんっ! はっ、はひ、あひ、ひゃぅぅぅぅっ!!」
「その調子でどんどんイって、生意気なことなんて言えなくなるくらいに堕ちような」
「お前らは人間様を愉しませるための鑑賞物になったんだ。そのことを自覚しながら、立派な商品に育つんだぞー?」

タブレットをしまい、痴態を堪能する体勢となった青年達が口にする言葉の認識すら出来なくなった狐と狸の少年は、尻尾を悶えさせることも許されない術に支配された己の裸体を惨めに痙攣させ根城であった社の床を鳴らしながら、わずかな休みすらも認められず断続的に絶頂を強要され、青年達の求める淫らな妖怪少年という商品へと陥落させられていくのだった。
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