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操られた虎は敵に囲まれ痴態を晒す

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手にも足にも、縞柄をした太くしなやかな尾にも、力が入らない。いや、正確には力を込めても、思い通りには動いてくれない。
敵の手に堕ちた虎獣人の男の身体は身に着けていたヒーローとしての装備を全て剥がされた上に残酷極まりない改造を施され、与えられる恥辱を何もかも拒めない状況へと追いやられてしまっていた。
衣服を着る事も許されない体毛に覆われた裸体は、敵が施した改造によって淫らな刺激を異常なまでに強く感じるように作り替えられ、常に発情を強いられている。敵に捕らわれている立場でありながら、ヒーローの虎は絶えず乳首を固く尖らせ、男根をはち切れそうな程に膨張させてしまっている。それだけならまだしも、感度を高められた裸体は憎い敵の男達が注ぐ快楽にどうやっても抗えず、虎は毎日毎日敵の良いように絶頂へと導かれ、男根から無様に白く濁った体液を吐き出してしまっていた。
気持ち良くなりたくないのに、淫らな刺激に弱くされた肉体は快楽にあっさりと屈して敵の望むがままに絶頂へとたどり着いてしまう。それは、紛れもなく屈辱だ。だが、本当の屈辱はそこではない。虎のヒーローに真の屈辱を味わわせているのは、肉体の感度を高める改造ではない。虎の肉体を完全に操作し、自力では指一本動かせないよう、どんな命令を与えられても逆らえないようにする改造、それこそが、虎に真の屈辱を味わわせているのだ。

拘束具を取り付けられていなくても、虎のヒーローはもはや逃げられない。敵達の男根に口で奉仕をしながら淫らに腰を振るよう命じられても、虎は心の内で怒りを叫びながらも笑いながら男根に舌を這わせ、腰を振る振動だけでも達してしまう男根を精液をまき散らしながら振り乱して敵達を愉しませる事しか出来ない。
隷属の証である黒の首輪を嵌められ、敵達の男根に取り囲まれた状態で自慰を行うよう指示をされても、虎のヒーローはただただ従うしか無い。
惨めなヒーローの姿を眺めて笑いながら自らの男根を擦る敵達が放出する白の体液に全身を汚され呼吸の度に淫臭を吸入させられても、虎は口元に滴る体液を嬉しそうに舐め取りながら右手で男根を、左手で尾を扱き、叩き込まれた淫らな言葉を叫びつつ射精を繰り返す痴態を晒すしか、無いのだ。

「んおぉぉぉぉっ! おひんぽ、きもひいいでしゅぅっ! 苛められる為にある虎ちんぽと、尻尾ちんぽっ! しこしこ、きもぢいいれしゅぅぅぅぅぅ!!」
「おいおい、またイったのか? どうしようも無い淫乱虎だな」
「救いようの無い変態虎に、また精液ぶっかけてやるよっ! ありがたく受け取りなっ!」
「あぅぅぅんっ! 温かい、新鮮しぇーえき・・・顔に、たくしゃん・・・・・・ありがとう、ごじゃいまひゅぅぅぅっ! うれししゅぎへ、まらイっぢゃうぅぅぅっ!!」

虎の口が勝手に動き、淫猥な発言を行う。それを否定したくても、口は虎の言う事を聞いてくれない。そして、心は快楽を肯定し、浴びせかけられる精液に悦んでいる。
それが、改造によってもたらされた偽りの反応なのか、本心からの物なのか、虎には分からない。分からないまま、虎は操られる肉体が生み出す快楽凌辱で休み無く苦悶させられ、敵が自分にかけた精液と自身が吐き出した精液で作られた白い水溜まりの中心で男根と尾を手で擦りながら幸せ色に蕩けた顔で卑猥な鳴き声を気を失うまで発し続けていた。
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