従順な肉体は所有者を無視して主の為に命令を受け入れる

五月雨時雨

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従順な肉体は所有者を無視して主の為に命令を受け入れる

少年達は、朝から休むこと無く働き続け自身の主である男が主催するパーティーの準備を完了させた。
他の少年と協力して掃除をこなし、テーブルを会場に運び込んで純白のクロスを掛け、少年達は酒や料理を全てのテーブルに用意し手際良く全ての行程を済ませた。
その表情に疲れの感情は欠片も見えない。終わったら自分の前に整列しろと命じた主の前に並んだ少年達は息一つ乱すこと無く、裸体に黒色をした首輪のみを身に着けた異常な格好を取っている事実を全く感じさせぬ程に冷静な態度を保っている。
そんな少年達を眺めながら、主は目前に迫ったパーティーの開始に思いを馳せつつ次の命令を笑い混じりの声で下した。

「それじゃあ全員、壁際に置いてある自分の名前が彫られたプレートをまたぐ形で足を開いて立ちなさい。皆が位置に付いたら、その場所で自分の身体を一生懸命に苛めて気持ち良くなるんだよ? 分かってると思うけど、絶対にイかないようにね」

正常な思考を有していれば、それは到底従おうとは思えない内容だ。自らの手で恥をさらす行動を取れという指示は、普通では受け入れることなど出来はしない命令だ。
しかし、少年達は誰一人としてそれに拒絶を示さない。それどころか、少年達は眉一つさえ動かすこと無く命令に沿った動きに移行していく。
本当は、全員がそんな指示に従いたくないと考えている。憎い男の要求に応え思い通りに動く状況から逃れたくないと願っている。その思いを表に出すことさえ叶わない立場へと追いやられた惨めな少年達はもう、男に捕らわれ支配された己の名が刻まれた金属の板の上で情けなく足を開かされるしか無い。装着者が発した命令全てを本人の同意無く肉体に無理矢理遵守させる非道な機構を携えた首輪に何もかもを掌握された無様な少年達はもはや、自らの名前が記された板の上で男根を始めとした弱点を勝手に嬲り出した自身の手が生み出す快楽に為す術無く狂わされるしか無い。
かつて怪盗団として名を馳せ各地の富豪から有名な美術品を掠め取っていた少年達は、パーティーを滑稽に彩る見世物としての役割を強要する命令を嫌がる心の叫びを胸の内に閉じ込められたまま、仲良く決して射精に至れない生殺しの地獄へと突き落とされるしか無いのだ。

「そうそう、その調子だよ。もうすぐ招待した皆さんがいらっしゃるから、それまでにもっともっと気持ち良くなって、誰が見ても明らかなくらいに発情して、射精出来ない苦しさをたっぷり味わっていくんだよ? 皆さんが見てすぐ愉しめるようにね」

助けてさえ紡げないきゅっと引き結ばれたままの形に維持させられている唇を恐怖に震わせ、首輪の支配の範囲外である絶望の涙を無表情の頬に伝わせながら、少年達は固く尖った乳首を捏ね回し、ビンと張り詰めた男根を扱き、尻穴を指でほじくり回していく。
その刺激がもたらす雄と雌の快楽に翻弄させられながら、怪盗であった少年達は訪れた招待客達に自分達の痴態を宴を盛り上げる娯楽として消費される時間を、自分達の主に君臨した男に招かれやって来た過去に標的にした富豪達に無様極まりない自慰の光景を愉快を剥き出しにした態度で酒を嗜みつつ鑑賞される屈辱と恥辱の時間を、どうすることも出来ずに迎えさせられていくのだった。
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