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アデライト 逆行復讐編
泣き虫同士
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あれから私は高熱を出してしまい屋敷で引きこもっていた。
あの聖スピカ病院の不正人身売買の件により沢山の人達が捕まったとナタリアから話を聞いた。なんでも『謎の人物』からその不正の証拠類が王宮に届いたとのこと。それ、私だけど何故知っているんだと追求されそうなのが面倒なのよね。
貴族が捕まったとなったけど、私の両親や上位貴族達はうまく逃げたみたいだけど‥‥
多分内心慌ててる筈ね。
本当にみんな自分勝手で愚かだわ(←人の事いえない)
「‥‥せいぜい逃げまわればよいわ」
もう少し‥もう少ししたら全員始末してあげるもの。
「アディー!」
「アデライト!大丈夫か!」
「アデライトお姉様!」
急にうるさくなった私の部屋‥‥。ジェイコブお兄様とソフィア、そしてルカとルカのお母様がお見舞いに来てくれた。兄と妹はいらないわね。私まだ熱が出て苦しいのにジェイコブお兄様とソフィアが熱苦しい。
「‥アデライト、ごめんな‥‥駄目な兄で」
「ふふ、今更ですわ」
「‥‥アデライト、なんか性格キツくないか!?いや、それでもやっぱり僕は兄として立派な騎士になり守ってみせるさ!」
逆行前のジェイコブお兄様は貴族らしく爽やかな少年だったのに、どうしてかしら‥‥この熱苦しい感じ。ソフィアは相変わらず自信がないのか今だに下を向いていた‥‥。
「アディー良かった!まだ熱があるみたいだけど、お母さんお手製のドリンク薬飲んでみて!‥あ、アディーの主治医に確認してからだけどね」
「飲むわ。せっかくルカのお母様が作っていただいたんだもの」
「今はやめましょう。私は結婚前薬剤師として働いてはいたけれど、一応マカロン家専属のお医者様に聞いた方がーーあら。もう飲んじゃったわ!」
ルカのお母様はオロオロと戸惑っていたけれど、近くにいたナタリアに私はお父様達には内緒にと話をした。
ルカのお母様は薬の知識が長けていたもの。
ルカと母親は父親が捕まってしまった事を知り、これから二人で暮らす準備をしているとのこと。ルカのお母様は沢山泣いてたのでしょうね、目が腫れているもの。それでもルカと一緒に暮らすよう必死になってるようだった。ルカは‥‥泣いていないみたいだけど‥‥
やっぱりこんな国は嫌で出て行くのかしら。
「‥もしかして‥‥隣国に行くの?」
「ううん、違うよ?僕達も王都の近くに住んで小さなお店だけど薬屋を開くんだ!」
「なら、毎月マカロン家に来てそのお薬を届けにきてくれる?薬ではなくても、栄養ドリンクでもよいわ」
「え?でも」
「私が最初のお客様よ」
そうニッコリ話すとルカとルカのお母様は喜んでいた。また一緒にいられる‥‥沢山彼と過ごせるんだと安堵していたら、なんだか泣いてしまった。
そんな私にルカやジェイコブお兄様達は慌てていた。
「アディー!まだ具合悪いんだよね!?大丈夫?」
「‥ふふ、大丈夫よ。なんだかあの時怖かったもの」
「え?怖い?いやいや、僕等の前で鞭をビシバシーー‥‥妹よ‥‥笑いながら睨むのをやめてくれ。と、とりあえずソフィアと僕は部屋を出るよ」
‥‥早くそうしてちょうだい。ルカのお母様も先に出て、私のお父様とお母様に再度挨拶をするとの事で出ていった。ナタリアはこんな時は察してくれたのか、私とルカ二人だけにしてくれた。
「アディー寒い?窓を閉めようか?」
「‥‥ルカ」
「あ、そうだ!お店の名前ね、実は決めていたんだよ!『ヒマワリ』アディーみたいで綺麗だからね!」
「ルカ」
「うん、‥うん」
そうルカはポロポロと涙を沢山流した。
‥‥母の前では泣けなかったんでしょうね。
ルカの事だもの、ルカなりに母を守っていかなきゃいけないと、男の子は泣いていけないと思っていたかもしれない。
ルカはゴシゴシと涙を拭いて再度私の方を見てから、私もまた泣いてたみたいで涙を拭いてくれた。
「へへ、僕達泣き虫同士だね」
「私はルカに釣られてしまっただけよ」
そう言いながら、私達はぎゅっと手を握り合った。
あの聖スピカ病院の不正人身売買の件により沢山の人達が捕まったとナタリアから話を聞いた。なんでも『謎の人物』からその不正の証拠類が王宮に届いたとのこと。それ、私だけど何故知っているんだと追求されそうなのが面倒なのよね。
貴族が捕まったとなったけど、私の両親や上位貴族達はうまく逃げたみたいだけど‥‥
多分内心慌ててる筈ね。
本当にみんな自分勝手で愚かだわ(←人の事いえない)
「‥‥せいぜい逃げまわればよいわ」
もう少し‥もう少ししたら全員始末してあげるもの。
「アディー!」
「アデライト!大丈夫か!」
「アデライトお姉様!」
急にうるさくなった私の部屋‥‥。ジェイコブお兄様とソフィア、そしてルカとルカのお母様がお見舞いに来てくれた。兄と妹はいらないわね。私まだ熱が出て苦しいのにジェイコブお兄様とソフィアが熱苦しい。
「‥アデライト、ごめんな‥‥駄目な兄で」
「ふふ、今更ですわ」
「‥‥アデライト、なんか性格キツくないか!?いや、それでもやっぱり僕は兄として立派な騎士になり守ってみせるさ!」
逆行前のジェイコブお兄様は貴族らしく爽やかな少年だったのに、どうしてかしら‥‥この熱苦しい感じ。ソフィアは相変わらず自信がないのか今だに下を向いていた‥‥。
「アディー良かった!まだ熱があるみたいだけど、お母さんお手製のドリンク薬飲んでみて!‥あ、アディーの主治医に確認してからだけどね」
「飲むわ。せっかくルカのお母様が作っていただいたんだもの」
「今はやめましょう。私は結婚前薬剤師として働いてはいたけれど、一応マカロン家専属のお医者様に聞いた方がーーあら。もう飲んじゃったわ!」
ルカのお母様はオロオロと戸惑っていたけれど、近くにいたナタリアに私はお父様達には内緒にと話をした。
ルカのお母様は薬の知識が長けていたもの。
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やっぱりこんな国は嫌で出て行くのかしら。
「‥もしかして‥‥隣国に行くの?」
「ううん、違うよ?僕達も王都の近くに住んで小さなお店だけど薬屋を開くんだ!」
「なら、毎月マカロン家に来てそのお薬を届けにきてくれる?薬ではなくても、栄養ドリンクでもよいわ」
「え?でも」
「私が最初のお客様よ」
そうニッコリ話すとルカとルカのお母様は喜んでいた。また一緒にいられる‥‥沢山彼と過ごせるんだと安堵していたら、なんだか泣いてしまった。
そんな私にルカやジェイコブお兄様達は慌てていた。
「アディー!まだ具合悪いんだよね!?大丈夫?」
「‥ふふ、大丈夫よ。なんだかあの時怖かったもの」
「え?怖い?いやいや、僕等の前で鞭をビシバシーー‥‥妹よ‥‥笑いながら睨むのをやめてくれ。と、とりあえずソフィアと僕は部屋を出るよ」
‥‥早くそうしてちょうだい。ルカのお母様も先に出て、私のお父様とお母様に再度挨拶をするとの事で出ていった。ナタリアはこんな時は察してくれたのか、私とルカ二人だけにしてくれた。
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「あ、そうだ!お店の名前ね、実は決めていたんだよ!『ヒマワリ』アディーみたいで綺麗だからね!」
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「うん、‥うん」
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‥‥母の前では泣けなかったんでしょうね。
ルカの事だもの、ルカなりに母を守っていかなきゃいけないと、男の子は泣いていけないと思っていたかもしれない。
ルカはゴシゴシと涙を拭いて再度私の方を見てから、私もまた泣いてたみたいで涙を拭いてくれた。
「へへ、僕達泣き虫同士だね」
「私はルカに釣られてしまっただけよ」
そう言いながら、私達はぎゅっと手を握り合った。
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