【完結】悪役令嬢の妹に転生しちゃったけど推しはお姉様だから全力で断罪破滅から守らせていただきます!

くま

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エリオスの独り言

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「エリオス王子は何をやっても完璧ですわ。何も教えることはございません」

「彼は立派な国王となりますぞ!」

なんとなく過ごし、目の前にある課題をそつなくこなせば周りは凄いと褒めて笑顔をふりまいたら大人は喜び同世代の子達は驚き僕を讃える。

うん、本当に面白くない。つまらない。

何かしたいとかもないし目新しいものがあってもすぐ出来てしまう。そんな僕にスクアーロという数少ない友人と呼べる者もいる。

将来の婚約者を決める誕生日の時、僕は同じクラスのマリエ・クリスタルティーンが有力だとわかっていた。
彼女は他の女の子達より大人びていて、何よりも令嬢としての振る舞いも勉強も完璧で国の王妃としては〝無難〟だと思っていた。
彼女は最初の頃は僕にアプローチをしていたようだったけど、最近はまったくそんな気を見せない。
関心がないようだったし、なんとなく僕と考えが似ているような気がしていた。



「少年!こっちで一緒に食べよう!」


銀髪色をした髪の小さな女の子と出会い僕を王子と知らず、一緒にケーキを食べようと誘った。
人の顔を見ずにケーキだけ集中して沢山食べている。
ハムスターみたいで面白いな。
頰をそんなに膨らませるまで食べなくてよいのに…とにかくおかしな子だと思っていたらマリエ嬢の妹とは驚いた。まったく正反対の姉妹だよね。

しかも何処で聞きつけたのか婚約者は姉マリエ嬢にしないで欲しいとお願いしにきたとか…


面白い。


本当に単純にただそう思った。
何の計算もなく笑顔でいるマリアのそばにいるのがとても心地よく、次は何をしでかすのか見守るのも楽しい。


僕は婚約者をマリアにした。面白そうだから。

ただマリアは姉のマリエが一番。何をするのも、とにかく一番はマリエ嬢だと誇らしげに語る。

スクアーロもあの執事見習いのクロもマリアを好きなんだろうね。


でもね、一番のライバルは彼女

マリエ・クリスタルティーンだ。


勉強も運動も全て一番な僕だけどマリアの一番ではない。
いつかマリアの一番は僕になりたいな。好きになってもらうよう頑張らなくてはならないよね。


「マリア、貴女また木に登って何をしていたの?」

「姉様見て!大きなクワガタよ!これ日本でも見ないわ!」

「ヒッ!」

時々、独特の言葉が出てたり変な行動をし予想できない。


「愛しいマリア。そろそろオヤツの時間だよ。皆んなで食べよう」


明るい笑顔で面白くておかしい僕の婚約者は今日も可愛いくて仕方ない。


























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