ヤれ！イけ！腐女子靑ちゃんの日常

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柑綺橙鵺君の憂鬱

「おはよう」と今日もアイツは僕の背中へ飛び込んできた。その無邪気笑みに思わず、「あぁ、ブチ犯してぇ」と思った。

 やあ！君、こんにちは！僕の名前は柑綺 橙鵺っていうんだ！いやー、さっきはごめんね。思わず本音が出ちゃって～うっかり、うっかりﾃﾍｯ！え？アイツって誰だって？勿論！藐昶 弓月の事だよ！！最近友達になったんだけどさ、めっちゃシコ……可愛いんだよね！
まあ、言うてね。僕の家がマフィアだからさ、無理矢理嫁にするとか、監禁とか、買い取るとか出来るんだけど、なんて言うか……

……惚れさせたいんだよね。

 いや、何をマフィアが乙女みたいな事言っとんねん！！とか、思っちゃうかも知れないけれど、それくらいベタ惚れな訳よ。

 傷つけたり、酷いことしたくないし、甘く、はドロドロに蕩けさせて、俺だけの名前と愛の言葉を言わせて、俺だけの事しか考えられないようなそんな俺だけの嫁にしたい。かといって、性奴隷にしたい訳じゃないんだ。え？さっきから藐昶……あ、そうだった藐昶じゃなくて紫って呼べって言われてるんだった！！
ああ、ごめん。話逸らしちゃって！そんな睨まないでよ
えーと、どこまで話したっけ？あー、そうそう、性奴隷らへんね。

 まあ、でもね。さっきの通り、飛び込んできてもらえるくらいには仲良くなったんだよ。……え？どうやったって？いやー、こればっかりは運だったんだよ？例えば、偶然クラスでの席が隣だったり、こりゃまた偶然部活が一緒になってペアになったりさ、1番奇跡を感じたのは体育倉庫に2人で閉じ込められた時かな？やだなー、偶然だってば
ね？信じてよ……

でもあの時の紫と言ったら、もう！ベネでベッロとしか言いようがなかったよ。ああ、失礼。僕、母が日本人、父がイタリア人のハーフなんだよ。ってまた、脱線しちゃったね！僕ってばおっちょこちょいなんだから～
まあ、因みに父さんは死んじゃってさ、現ボスは僕なんだよね！
いや、聞いたからって殺さないよ！？安心してね？まあ、紫に対して余計な事とかしたり、言ったら…… 分かるよね？

 まあ、そんな僕なんだけどさ、ライバルっつーのかな？まあ、天敵がいるんだよね。まあ因みにそいつの名前は知ってるかな？濡鴉黒斗って言うんだよ
あ、知ってる？そうそう！あの大手企業会社濡鴉グループの社長だったけ？あいつさー、紫と幼馴染だからっていっつも一緒にいるんだけど正直僕からしたらただの害悪だよー。
本当に殺してやろうか？とは、思っちゃうよね。まあ、紫もあいつのこと嫌がってるみたいだからいーけど、大事な親友(笑)らしいからね～

 まあ、あと厄介なのは濡鴉 靑って女がいるんだけどさ、顔はまあ、紫の次くらいに整ってるんだけど、濡鴉 黒斗の妹らしくって、紫といる時にすっごい見てくるんだよね。
濡鴉 黒斗に監視でも頼まれてるのかな？だとしたら要注意人物だなーって、あんまり女には手をあげたくないんだけどさ……

まあ、1番の悩みは紫が可愛すぎてブチo……辛い事なんだけどね。
じゃあ、これくらいにしとこうかな。話聞いてくれてありがとう！

モブ君？

君さ、紫にちょっかい出してたらしいじゃん？いやいや、なーんにも怒ってないよ？ただ、ちょっーと距離が近過ぎると思うんだよね？ほら誕プレあげたりね。なんだったけ？あ、そうだそうだ！おソロのTシャツだっけ？あの服着てる紫可愛かったよね。因みに服をプレゼントするって脱がせたいだとか、意味あるらしいんだけどどうなの？
は？ちょっと思ってた？ふーん、じゃあご清聴ありがとね！！じゃ、バイバイ♪

ﾊﾞﾝｯ