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第一章 幼少期の王宮での暮らし
第十二話 魔法を顕在化させる方法
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「人間は、その体内に持つ魔力量に個人の差はありますが、多くが魔力を持ち、魔法をふるうことができます」
レネは呪文を唱え、その掌から小さな炎を浮かび上がらせた。
「これは私の体内にある魔力を、呪文という方法で練り上げて作った炎です。魔法を使うためには、まず魔力が必要です。次に、それを練り上げて形にするための呪文が必要になります。ただ、竜といった魔法的な生物は、呪文を使うことなく本能で、ある程度の魔法を行使できるという話です。実際、戦いに際して、騎竜が風魔法を行使する際に、呪文をいちいち唱えることはありません。彼らは本能で行使し、顕在化させます。それは彼らが我々人間とは違う、魔法的な生物であるからできるのです」
人間が魔法を使うためには、魔力+呪文が必要だが、竜が魔法を使うためには、魔力だけで基本OKということなのだろう。
椅子に座ったルーシェは「ふんふん」と頷いて、理解を示した。
レネは続けた。
「紫竜は竜の中では極めて稀な存在です。紫竜は他の竜よりも魔力を多く持ち、ゆえに、通常、竜が使う魔法よりも、はるかに複雑な魔法を操ることができるという話を聞いています。五百年以上前に存在した紫竜は、最上級の攻撃魔法を操り、敵を殲滅させたという伝説が残っています」
その言葉に、ルーシェは黒い目をキラキラと輝かせる。
やはり、「俺つぇぇえええええええええ」が出来るということなのか!!
その期待に胸が高鳴ってしまう。
「ただ、上位の魔法を行使するためには、どんな上位の魔法が、魔法として存在するのか、それを知る必要があり、更に、それがどのように理論的に構築されているのか、理解する必要があります」
この辺りからちょっと話が難しくなってきた。
ルーシェは少し頭を傾げていた。
どんな上位魔法が存在するのか知識として知っておく必要があるということ?
それで、どうやってそれが魔法として形になるのか、仕組みとして知っておく必要があるということ?
「…………………………………」
「とりあえず、土台となる初級の魔法からご紹介しましょう。それを貴方の体内の魔力を使って、行使してみることから始めるのです」
王宮魔術師のレネは、風属性の初級魔法の本をルーシェの前に置く。
レネなりに考え、飛竜が持つ風属性の魔法から始めるのが良いと考えたのだ。
「この本の魔法から始めます」
ルーシェは、初級魔法の緑色の表紙の本を見つめた後、レネの顔を見つめた。
竜の手では、本を開くのは難しいと思ったレネが、本を開いてくれる。それを親切だなと思いながらも、ギッシリと細かい字で書かれた本の内容を見て、ルーシェは内心叫んだ。
(おい、こら、こちとら一か月前に生まれたばかりのほやほやの赤ん坊の竜なんだぞ!!)
例え、お行儀よく座って話を聞いていたとしても、最近になって主から文字を絵本で教わり、それをマスターしたばかりのルーシェである。
難しく難解な単語や言い回しなど、理解できるはずがない。ましてや初級の魔法書とはいえ、書かれている単語は、日常で使うものとは違って、そのスペルもまったく見た事がないものばかりだった。
椅子に座っているルーシェが、ビタンビタンビタンと尻尾を床に打ち付けて不満を表すと、少し離れた場所から様子を窺っていたリヨンネがおずおずと手を挙げ、発言した。
「ルーシェは文字は読めますが、専門用語は読めません。レネ先生、口頭で解説してあげる必要があります」
「分かりました」
そしてレネが解説を始めたが、やはり難解でどうも理解できなかった。
椅子に座ったルーシェの黒い目がどこか虚ろになってきたのをみて、またしてもリヨンネが手を挙げていた。
「レネ先生。ルーシェは人間のような理論で魔法を操るというよりも、感覚で操っている感じがあります」
「…………感覚ですか?」
「はい。先日、ルーシェは竜巻を魔法で作ったのですが、それは魔法書を読むわけでもなく、風魔法を行使していました」
尖塔の中で作った竜巻のてっぺんで、誇らしげに「ピルルルルルルルルル」と叫んでいた紫竜の姿が忘れられない。
そしてその後、天井に激突して、紫竜は墜落したのだ。
リヨンネは、紫竜が心配な気持ちも勿論あったが、(こいつちょっと馬鹿なんじゃないか)と思わないでもなかった。
話を聞いた王宮魔術師のレネは、腕を組み少し考え込む。
竜巻の風魔法は中級魔法である。それは初級の風魔法を終了した後、それを応用して操るものだった。
人間ならば、初級→中級→上級という順番で魔法を学び、初級の土台をしっかり固めなければ、中級以上の魔法を操ることは困難である。
しかし、この紫竜は初級を学ばずとも、中級から操ったという。
竜は本能で魔法を操るため、風魔法の初級は学ばずとも、初級の風魔法の基礎は生まれつき備わっているということになるのか。
「……わかりました。では、確かめるためにも紫竜の魔法を少し見せてもらいましょう」
レネは椅子に座る紫竜の手を取る。
それは明らかに、人のそれと違う尖った爪のある竜の手だった。
「先ほどお話したように、体内の魔法を使って魔法を操るのです。自分の身体の奥の奥を探ってください。貴方の中に何か温かなものがあることを感じませんか。それは魔力の塊なのです。その力の塊を認識する必要があります。そしてそれから力を引き出して魔法を使うのです」
目の前の紫竜は、子猫ほどの大きさの小さな竜である。
成竜は、ちょっとした家ほどの大きさになる。この子猫のような大きさの竜が、将来あんなにも大きく成長するとは思えないレネである。
だが、内心訂正した。
(そうだ。紫竜は、普通の竜よりも小柄な竜だ。大人になったとしても、家ほどの大きさにならないだろう)
魔法のことを解説しながらも、レネは心の中で想像する。
美しく滑らかな紫色の鱗に、大きな黒曜石のような瞳。きっと彼は成長したら、小柄でも若々しく美しい竜になるだろう。
「その身体の中にある魔力で、風を呼んで下さい」
そう言葉にしていいのか分からないが、そのように言うしかなかった。
人間ならば、その体内の魔力に方向性を与えるために、魔法の呪文を唱えるのだ。
言葉を紡ぐことによって形作っていく。
だが、竜は違う。
呪文を必要としない。
ルーシェのすぐ横に、小さな竜巻が発生した。掌に載るほどの小さな小さな竜巻で、それはクルクルクルと回り、そして少し移動した先で消失した。
「やりましたね、ルーシェ」
リヨンネは、先日のように、家具も何もかも吹き飛ばすような竜巻をルーシェが呼び出さなかったことにホッとしていた。
あの時のような竜巻を、王宮内で呼んでしまったら大惨事である。
今度こそ、リヨンネは首になること間違いなかった。
ちゃんと学習したんだなというような目で、リヨンネはルーシェを見つめた。
そしてルーシェの前にしゃがみこんでいたレネは少しばかり、残念な思いがあった。
紫竜の手を握り、魔法を使わせた時、彼の内部で動いた魔法量を探ったのだが。
(それほど、期待していたほど大きな魔法量ではない)
“魔術の王”と呼ばれる紫竜である。
きっと相当な量の魔力を秘めていると思ったのに、彼の中にあった魔力は、確かに多くはあったが、桁違いに多いというわけではない。
もちろん、まだ幼竜であるからして、今後も魔力量が増やせる可能性は秘めている。
(“しかし、魔術の王”と呼ぶには期待外れだな)
最後に紫竜が現れたのは五百年前である。
その昔のことだから、紫竜の活躍は脚色されているのだろう。たいしたことがないことでも、たいしたことであったかのように、言われ、書かれることは貴族の中ではよくあることだ。ましてや国の防衛にかかる竜騎兵団の竜の話である。相応に色をつけた話にして、他国を牽制しようというのは考えられる。
この紫竜の魔法量だと、上級魔法は操れるだろうが、最上級のそれは操れるかどうか疑問だ。
それでもそんな残念な気持ちなどおくびに出すことなく、レネは言葉を続けた。
「では、私から、風魔法の系統図を見ながら、どんな風魔法が存在して、それがどう作用していくのか説明していきます。この本の八頁目をご覧ください」
そしてレネは淡々と授業を進めたのだった。
一方、リヨンネには小さな竜巻を呼び出したことを褒められた紫竜のルーシェであったが、自分の体内の魔力を使うことの不便さに気付かされた。
ごそっと体内の魔力が消費されたのを感じて、(ああ、この方法だと、めちゃやりにくいし、魔法の連発とかできないだろうな)と思う。
空気中にある魔力、いわゆる“魔素”をかき集めて形にすれば、もっと簡単に大きく魔法を使うことができる。
でも、この目の前の魔術の教師は言った。
『空気中の魔素は、今ではほとんどありません』
だからこそ、彼は体内にある魔力を使う方法を教えると言ったのだ。
でも、ルーシェは違うと思った。
(こんなに、世界には“魔素”が溢れているのに。レネ先生の口ぶりだと、それを皆、使えない状態だという。それが当たり前な世界のようだ)
自分が竜だから、それも特別な紫竜であるから、空気中の“魔素”を使って魔法を行使することができるのだろうか。
そんな気もしたが、それを誰かに聞いて確認出来るわけでもない。
だから、ルーシェは「ふんふんふん」とレネの説明に頷きながらも、どうも他の者達とは違う、自分の魔法の力をどう鍛えていくべきか考え始めていた。
レネは呪文を唱え、その掌から小さな炎を浮かび上がらせた。
「これは私の体内にある魔力を、呪文という方法で練り上げて作った炎です。魔法を使うためには、まず魔力が必要です。次に、それを練り上げて形にするための呪文が必要になります。ただ、竜といった魔法的な生物は、呪文を使うことなく本能で、ある程度の魔法を行使できるという話です。実際、戦いに際して、騎竜が風魔法を行使する際に、呪文をいちいち唱えることはありません。彼らは本能で行使し、顕在化させます。それは彼らが我々人間とは違う、魔法的な生物であるからできるのです」
人間が魔法を使うためには、魔力+呪文が必要だが、竜が魔法を使うためには、魔力だけで基本OKということなのだろう。
椅子に座ったルーシェは「ふんふん」と頷いて、理解を示した。
レネは続けた。
「紫竜は竜の中では極めて稀な存在です。紫竜は他の竜よりも魔力を多く持ち、ゆえに、通常、竜が使う魔法よりも、はるかに複雑な魔法を操ることができるという話を聞いています。五百年以上前に存在した紫竜は、最上級の攻撃魔法を操り、敵を殲滅させたという伝説が残っています」
その言葉に、ルーシェは黒い目をキラキラと輝かせる。
やはり、「俺つぇぇえええええええええ」が出来るということなのか!!
その期待に胸が高鳴ってしまう。
「ただ、上位の魔法を行使するためには、どんな上位の魔法が、魔法として存在するのか、それを知る必要があり、更に、それがどのように理論的に構築されているのか、理解する必要があります」
この辺りからちょっと話が難しくなってきた。
ルーシェは少し頭を傾げていた。
どんな上位魔法が存在するのか知識として知っておく必要があるということ?
それで、どうやってそれが魔法として形になるのか、仕組みとして知っておく必要があるということ?
「…………………………………」
「とりあえず、土台となる初級の魔法からご紹介しましょう。それを貴方の体内の魔力を使って、行使してみることから始めるのです」
王宮魔術師のレネは、風属性の初級魔法の本をルーシェの前に置く。
レネなりに考え、飛竜が持つ風属性の魔法から始めるのが良いと考えたのだ。
「この本の魔法から始めます」
ルーシェは、初級魔法の緑色の表紙の本を見つめた後、レネの顔を見つめた。
竜の手では、本を開くのは難しいと思ったレネが、本を開いてくれる。それを親切だなと思いながらも、ギッシリと細かい字で書かれた本の内容を見て、ルーシェは内心叫んだ。
(おい、こら、こちとら一か月前に生まれたばかりのほやほやの赤ん坊の竜なんだぞ!!)
例え、お行儀よく座って話を聞いていたとしても、最近になって主から文字を絵本で教わり、それをマスターしたばかりのルーシェである。
難しく難解な単語や言い回しなど、理解できるはずがない。ましてや初級の魔法書とはいえ、書かれている単語は、日常で使うものとは違って、そのスペルもまったく見た事がないものばかりだった。
椅子に座っているルーシェが、ビタンビタンビタンと尻尾を床に打ち付けて不満を表すと、少し離れた場所から様子を窺っていたリヨンネがおずおずと手を挙げ、発言した。
「ルーシェは文字は読めますが、専門用語は読めません。レネ先生、口頭で解説してあげる必要があります」
「分かりました」
そしてレネが解説を始めたが、やはり難解でどうも理解できなかった。
椅子に座ったルーシェの黒い目がどこか虚ろになってきたのをみて、またしてもリヨンネが手を挙げていた。
「レネ先生。ルーシェは人間のような理論で魔法を操るというよりも、感覚で操っている感じがあります」
「…………感覚ですか?」
「はい。先日、ルーシェは竜巻を魔法で作ったのですが、それは魔法書を読むわけでもなく、風魔法を行使していました」
尖塔の中で作った竜巻のてっぺんで、誇らしげに「ピルルルルルルルルル」と叫んでいた紫竜の姿が忘れられない。
そしてその後、天井に激突して、紫竜は墜落したのだ。
リヨンネは、紫竜が心配な気持ちも勿論あったが、(こいつちょっと馬鹿なんじゃないか)と思わないでもなかった。
話を聞いた王宮魔術師のレネは、腕を組み少し考え込む。
竜巻の風魔法は中級魔法である。それは初級の風魔法を終了した後、それを応用して操るものだった。
人間ならば、初級→中級→上級という順番で魔法を学び、初級の土台をしっかり固めなければ、中級以上の魔法を操ることは困難である。
しかし、この紫竜は初級を学ばずとも、中級から操ったという。
竜は本能で魔法を操るため、風魔法の初級は学ばずとも、初級の風魔法の基礎は生まれつき備わっているということになるのか。
「……わかりました。では、確かめるためにも紫竜の魔法を少し見せてもらいましょう」
レネは椅子に座る紫竜の手を取る。
それは明らかに、人のそれと違う尖った爪のある竜の手だった。
「先ほどお話したように、体内の魔法を使って魔法を操るのです。自分の身体の奥の奥を探ってください。貴方の中に何か温かなものがあることを感じませんか。それは魔力の塊なのです。その力の塊を認識する必要があります。そしてそれから力を引き出して魔法を使うのです」
目の前の紫竜は、子猫ほどの大きさの小さな竜である。
成竜は、ちょっとした家ほどの大きさになる。この子猫のような大きさの竜が、将来あんなにも大きく成長するとは思えないレネである。
だが、内心訂正した。
(そうだ。紫竜は、普通の竜よりも小柄な竜だ。大人になったとしても、家ほどの大きさにならないだろう)
魔法のことを解説しながらも、レネは心の中で想像する。
美しく滑らかな紫色の鱗に、大きな黒曜石のような瞳。きっと彼は成長したら、小柄でも若々しく美しい竜になるだろう。
「その身体の中にある魔力で、風を呼んで下さい」
そう言葉にしていいのか分からないが、そのように言うしかなかった。
人間ならば、その体内の魔力に方向性を与えるために、魔法の呪文を唱えるのだ。
言葉を紡ぐことによって形作っていく。
だが、竜は違う。
呪文を必要としない。
ルーシェのすぐ横に、小さな竜巻が発生した。掌に載るほどの小さな小さな竜巻で、それはクルクルクルと回り、そして少し移動した先で消失した。
「やりましたね、ルーシェ」
リヨンネは、先日のように、家具も何もかも吹き飛ばすような竜巻をルーシェが呼び出さなかったことにホッとしていた。
あの時のような竜巻を、王宮内で呼んでしまったら大惨事である。
今度こそ、リヨンネは首になること間違いなかった。
ちゃんと学習したんだなというような目で、リヨンネはルーシェを見つめた。
そしてルーシェの前にしゃがみこんでいたレネは少しばかり、残念な思いがあった。
紫竜の手を握り、魔法を使わせた時、彼の内部で動いた魔法量を探ったのだが。
(それほど、期待していたほど大きな魔法量ではない)
“魔術の王”と呼ばれる紫竜である。
きっと相当な量の魔力を秘めていると思ったのに、彼の中にあった魔力は、確かに多くはあったが、桁違いに多いというわけではない。
もちろん、まだ幼竜であるからして、今後も魔力量が増やせる可能性は秘めている。
(“しかし、魔術の王”と呼ぶには期待外れだな)
最後に紫竜が現れたのは五百年前である。
その昔のことだから、紫竜の活躍は脚色されているのだろう。たいしたことがないことでも、たいしたことであったかのように、言われ、書かれることは貴族の中ではよくあることだ。ましてや国の防衛にかかる竜騎兵団の竜の話である。相応に色をつけた話にして、他国を牽制しようというのは考えられる。
この紫竜の魔法量だと、上級魔法は操れるだろうが、最上級のそれは操れるかどうか疑問だ。
それでもそんな残念な気持ちなどおくびに出すことなく、レネは言葉を続けた。
「では、私から、風魔法の系統図を見ながら、どんな風魔法が存在して、それがどう作用していくのか説明していきます。この本の八頁目をご覧ください」
そしてレネは淡々と授業を進めたのだった。
一方、リヨンネには小さな竜巻を呼び出したことを褒められた紫竜のルーシェであったが、自分の体内の魔力を使うことの不便さに気付かされた。
ごそっと体内の魔力が消費されたのを感じて、(ああ、この方法だと、めちゃやりにくいし、魔法の連発とかできないだろうな)と思う。
空気中にある魔力、いわゆる“魔素”をかき集めて形にすれば、もっと簡単に大きく魔法を使うことができる。
でも、この目の前の魔術の教師は言った。
『空気中の魔素は、今ではほとんどありません』
だからこそ、彼は体内にある魔力を使う方法を教えると言ったのだ。
でも、ルーシェは違うと思った。
(こんなに、世界には“魔素”が溢れているのに。レネ先生の口ぶりだと、それを皆、使えない状態だという。それが当たり前な世界のようだ)
自分が竜だから、それも特別な紫竜であるから、空気中の“魔素”を使って魔法を行使することができるのだろうか。
そんな気もしたが、それを誰かに聞いて確認出来るわけでもない。
だから、ルーシェは「ふんふんふん」とレネの説明に頷きながらも、どうも他の者達とは違う、自分の魔法の力をどう鍛えていくべきか考え始めていた。
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