ウラシマとして亀を助けたのに玉手箱で歳だけとらされたので逆襲始めていいですか?

猫川 輝

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第一章 予測できた邂逅

プロローグ  むかーしむかし……

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   プロローグは読み飛ばしてもokです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




















昔昔~浦島は~助けた亀に連れられて~竜宮城へ来て見れば~絵にも描けない美しさ♪♪


ーーその瞬間俺は自分は死んでしまったのではないかと思った。
 なぜなら俺の目には到底この世のものとは思えないほど美しく、壮大で且つ流麗な景色が広がっていたからだ。



#



乙姫様のご馳走に~鯛やヒラメの舞い踊り~ただ珍しく~おもしろく~月日のたつのも夢の中♪♪


 「まじで!?これ全部食っていいの!?」


 「勝手にどうぞ」


 「クスッ」


 「……?」



#



遊びに飽きて~気がついて~お暇乞いもそこそこに~帰る途中の楽しみは~土産に貰った玉手箱♪♪


ーー最後まで感じの悪い人達だったな……まぁいいか!こんなにもてなしてもらったしな。そういえば玉手箱って何入ってんだっけ?名前の割に話ちゃんと覚えてないからな。



#



帰ってみれば、こは如何に~元いた家も村もなく~路に行きあう人々は~顔も知らない者ばかり♪♪


ーーその瞬間、俺は空を飛んでいた。


 いや、『飛んでいた』というより『舞っていた』

 ……いや、『舞っていた』にも語弊があるな。

 端的に言えば『吹き飛ばされていた』




#



心細さに蓋とれば~あけて悔しき玉手箱~中からパッと白煙~たちまちタロウはお爺さん♪♪


ちぢれた長髪の白髪しらがに、細く、猫背になった体、そう、俺は爺さんになっていた。


ーーいや、そうはならん。
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