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第十二章 トラブルは続く、何処までも……
彼女のMPは0…
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「…………」
一人の女が机に突っ伏していた。
「…御影?御影さん?茶でも飲んで落ち着かね?」
チュンタが恐る恐る声をかける。
「……いんない……」
返ってきた答えに、頭を掻きながら他の二人のとこに戻る。
「いらねって。御影のMP0っぽい……」
「いや。あれ、0だろ……。ついでにHPは1じゃね?」
アッキーが溜息をつきながらそう答える。
「だってねぇ。あれはないよ……」
夢乃も首を振りながら呟く。
御影に大ダメージを与えた出来事。
それは、【ギフト】スキルにあった。
《ストーカー》を継承スキルから外したというのに、産まれる前の赤ん坊が、それを望んでしまっていたのだ。
継承ではなく、本人希望により、止められなかったのである。
「トドメに《浮遊》と、《空間移動》だっけ?双子に発生しちゃったから、もう一人に行かないように《神託》出してる間に、父親の方まで取得しちゃってたんだもん。ナナちゃんからしたら、やってらんないと思うよ?」
聖王よりも魔王の方が神獣に接触しやすいことから、バスティンにスキルを与えて、神界の許可なく一人に四人以上の加護を与えないようにと伝えてる間の出来事であった。
ホッと一息ついた瞬間からの絶望感は、さすがの御影も動けなくなった。
「もういやだ……。地球に還る……。ガイア様に土下座してでも還りたい……」
机に伏せたまま、御影がブツブツと呟き始めた。
「「「…………」」」
三人は顔を見合わせて苦笑した。
御影は四人の中で一番責任感も強く、真面目すぎるのだ。
だからこそ、折れた時の落ち込みようは深い。
そして、いやだいやだと言いつつも、いつも自分を納得させては、ディアルの側に残るのだ。
「ナナちゃんのあれが始まったんなら、復活するのもそろそろでしょ?ガイア様からも、もうすぐディー君も戻るらしいって言ってたし…」
「……ストレス発散」
「いや、ストレス溜まるんじゃね?」
とりあえず戻ってきたら。〖ハリセン〗は確定してるだろう。
三人の心中は全くブレもせず揃っていた。
※※※※※※※※
「リア!便利なスキルを手に入れました!!」
着替えの最中に突然、エヴァンが目の前に《空間移動》で現れた。
「~~~っ!!」
コルセットを締めてる最中の、最も見られたくない姿を真正面からバッチリ見られたアリスティリアは、言葉にならない悲鳴を上げて、エヴァンを突き飛ばした。
「リア???」
よろめいたエヴァンは、首を傾げている。
「エヴァン様のバカァ!嫌いです!!」
涙目のアリスティリアに、そう叫ばれたエヴァンはピシリと固まった。
全く動かなくなったエヴァンを放置し、ステリナはさっさとアリスティリアの身支度を整えた。
「…アリス様。若様、どうされますか?」
「知りません!」
エヴァンはカルステッドが探しに来るまで、その場に固まったまま放置されたのであったーーーー。
一人の女が机に突っ伏していた。
「…御影?御影さん?茶でも飲んで落ち着かね?」
チュンタが恐る恐る声をかける。
「……いんない……」
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夢乃も首を振りながら呟く。
御影に大ダメージを与えた出来事。
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ホッと一息ついた瞬間からの絶望感は、さすがの御影も動けなくなった。
「もういやだ……。地球に還る……。ガイア様に土下座してでも還りたい……」
机に伏せたまま、御影がブツブツと呟き始めた。
「「「…………」」」
三人は顔を見合わせて苦笑した。
御影は四人の中で一番責任感も強く、真面目すぎるのだ。
だからこそ、折れた時の落ち込みようは深い。
そして、いやだいやだと言いつつも、いつも自分を納得させては、ディアルの側に残るのだ。
「ナナちゃんのあれが始まったんなら、復活するのもそろそろでしょ?ガイア様からも、もうすぐディー君も戻るらしいって言ってたし…」
「……ストレス発散」
「いや、ストレス溜まるんじゃね?」
とりあえず戻ってきたら。〖ハリセン〗は確定してるだろう。
三人の心中は全くブレもせず揃っていた。
※※※※※※※※
「リア!便利なスキルを手に入れました!!」
着替えの最中に突然、エヴァンが目の前に《空間移動》で現れた。
「~~~っ!!」
コルセットを締めてる最中の、最も見られたくない姿を真正面からバッチリ見られたアリスティリアは、言葉にならない悲鳴を上げて、エヴァンを突き飛ばした。
「リア???」
よろめいたエヴァンは、首を傾げている。
「エヴァン様のバカァ!嫌いです!!」
涙目のアリスティリアに、そう叫ばれたエヴァンはピシリと固まった。
全く動かなくなったエヴァンを放置し、ステリナはさっさとアリスティリアの身支度を整えた。
「…アリス様。若様、どうされますか?」
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