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第4章:金烏の咆哮、呪いの影
第3話:男装の陰陽師は月影の力に目覚める1
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真白が、黒炎を纏った金烏の嘴に貫かれようとする、まさにその瞬間――。 僕の内側にずっと秘められていた、遥か神代の記憶。
月神ツクヨミとしての魂の核――“神核”が、ついにその力の片鱗を、この現世に顕現させた。
神核――それは、神様の魂そのものに宿る、根源的な力の源。
神としての本質そのもの。
「――させないッ!」
僕の喉からほとばしり出たのは、悲鳴にも似た叫び声だった。
その時の自分の声には、どこまでも強い意志が込められていたように思う。
その声と同時に、僕の身体から淡い銀色の光が溢れ出した。
まるで内側から湧き上がるみたいに迸った感覚だった。
これまで使ってきた破邪の術とは全然違う。
あれは苛烈で攻撃的な光だった。
でも今回は違った。
どこまでも清らかで、静謐で、全てを優しく包み込むような神聖な輝きだった。
不思議なことに周囲の喧騒が遠くなっていくのを感じた。
逃げ惑う人々の声も、崩れ落ちる建物の轟音も、金烏の禍々しい羽ばたきさえも、小さくなっていき、やがて完全に消え失せた。
時間が止まったような、まるで琥珀の中に閉じ込められた感覚に襲われた。
周りの人たちの表情から、同じことを感じているようだった。
実際、僕自身も何が起きているのか分からなかった。
ただ、真白を助けなきゃっていう思いだけで頭がいっぱいだった。
銀色の光はどんどん輝きを増して、僕の姿を変えていくのを感じた。
いつもの夜の闇みたいな黒髪が、艶を増して、まるで月光そのものを吸い込んだみたいに白銀の柔らかな光を放ち始めた。
さっきまで僕を呆然と見つめていた真白たちの瞳から、次の瞬間、畏敬の念が混じった熱っぽい光が感じられた。
この世のものじゃない何かを目の当たりにしたみたいだった。
……僕の顔面スペック、ついに神域にでも達しちゃった感じ?
なんて、軽口叩いてる場合じゃないか。
気がつくと、身に着けていた簡素な白い狩衣が、月の光を何重にも織り込んだかのような豪奢で優美な白銀の神衣に変わっていた。
それは、何度も夢に見てきた、あの神代の月の女神――ツクヨミそのものの姿なのかもしれない。
皆の反応からして、何かとんでもないことが起きたのは間違いない。
真白の目が驚きで見開かれ、さっきまで猛り狂っていた金烏も突然動きを完全に止めた。
血のように赤く濁った瞳に、驚きと何か本能的な畏怖の色が浮かんでいるように見えた。
まるで蛇に睨まれたカエルみたいに、その巨大な体がカチンと固まっている。
「あれは……さ、朔夜……なのか……? いや、でも……」
辛うじて顔を上げた真白が、目の前で起きてる信じられない光景に呆然と呟いた。
彼の声がやけに遠く聞こえる。
目の前に立つ存在は、確かに見慣れた親友の面影を残してる。
でも、全身から放たれる人じゃない気高い威圧感は、明らかに彼が知る僕とは違う、触れることすら許されないような絶対的な存在感を放っていた。
ツクヨミの姿になった僕は、静かに、そして優雅な仕草で右手を金烏へと差し伸べる。
自分の意思とは別に、体が勝手に動いているような感覚だった。
指先から美しく凝縮された清浄な月の光が流れ出るのを感じた。
「――鎮まりなさい」
有無を言わせない、絶対的な威厳を込めた声が辺りに響き渡る。
僕の声なのに、僕じゃないみたいだ。
ただの声じゃない気がした。
それは魂の奥底まで直接響き渡る神の言霊だった。
月の光のような清浄な神力が、柔らかいけど逆らえない波動となって広がり、金烏の身に纏った黒炎の妖気を押し返していくのが見えた。
力で無理やりねじ伏せるんじゃなくて、荒れ狂い、穢れた魂そのものを優しく包み込んで鎮めるような、慈愛に満ちた力が自分から放たれているのを感じた。
黒炎はみるみる勢いを失って、残り火みたいに弱々しくなっていく。
金烏は苦しげな甲高い鳴き声を上げた。
その声には、さっきまでの凶暴さはなくて、どこか助けを求めるような響きすら感じられた。
血走った赤い瞳から、ほんの少しだけど、狂気の色が薄らいだように見えた。
でも――神としての力の使い方を、今の僕はまだ知らない。
この急激な神力の解放は、僕の未熟な魂と肉体に想像を絶するほどの負担をかけているのを感じた。
ほんの数瞬の後――ツクヨミの神々しい姿が陽炎みたいに揺らめくのを感じ、僕は元の見慣れた男装の陰陽師の姿へと急速に戻ってしまった。
と同時に、全身の力が抜け落ちて、その場に崩れ落ちそうになった。
糸の切れた操り人形のように視界が大きく傾いだ。
ヤバい、意識が……。
「主っ!」
夜刀が、瞬時にその場に駆け寄って、かろうじて僕の体を力強く、でも優しく支えてくれた。
彼の腕の温かさが、意識を失いかけていた僕を現実に引き戻してくれた。
「がはっ……! くっ……ぅ……」
激しい全身の倦怠感と消耗感。
まるで魂ごと絞り取られたような感覚だった。
同時に、僕の脳裏に、これまで以上に鮮烈な前世の記憶の断片が堰を切ったように蘇ってきた。
燃え盛る、地獄のような黒炎を纏った黄金色の巨大な鳥が、憎しみに満ちた目で僕に襲いかかって、その鋭くて冷たい爪が僕の胸を容赦なく貫く――。
前世で、月神ツクヨミがこの金烏によって命を無惨に奪われた瞬間の、強烈な痛みと絶望と、それに裏切られたような悲しみの記憶だった。
魂に深く刻み込まれた、消えることのないトラウマ。
(これは……そうか……かつて僕を……"殺めた"もの……!)
今、目の前で狂乱する金烏の姿と、脳裏に焼き付いて離れない前世の記憶が、ぴったり重なり合う。
僕は胸を掻き乱されるような混乱と、突き上げるような恐怖で身を震わせた。
あの時の金烏の攻撃は、今、真白を襲おうとしたものと全く同じだったんじゃないか?
その考えに至った瞬間、全身の血の気が引いていくのを感じた。
「朔夜! しっかりしろ! おい、大丈夫か、朔夜!」
真白が我に返ったのか、僕のところへ慌てて駆け寄ってきた。
彼の顔には、さっきまでの絶体絶命の危機から救われた安堵と、まだ目の前で起きた信じられない出来事への深い困惑が浮かんでいた。
彼の大きな瞳が、心配そうに僕の顔を覗き込んでいる。
その視線が、なんだかすごく近くて、心臓が変な音を立てる。
弱ったとはいえ、金烏はまだ息絶えていなかった。
本能的な恐怖からか、あるいはさっきのツクヨミの神力の影響か、多少は大人しくなったけど、その赤い瞳にはまだ狂気の光が宿っているように見えた。
再び身から黒炎を立ち昇らせようと、低い呻き声を上げた、その時だった。
「――これ以上、主に近づけさせるものかッ!」
夜刀が、深手を負いながらも、渾身の力を込めた一撃を放った。
白銀の剣が力強く振るわれるのが見えた。
その一撃は、彼の忠誠心そのものが形になったかのような鋭い光を放っていた。
その気迫に押されたのか、あるいはさっきの神力に本能的な恐怖を覚えたのか。
金烏は甲高い悲鳴を上げると、よろめきながらも空へと舞い上がり、一筋の黒い煙を残して西の空へと一目散に飛び去っていった。
「……行った……か……。助かったぜ、夜刀……朔夜も……」
真白がようやく全身の力を抜いたようで、安堵の深い息をついた。
額には玉のような汗が浮かんでいる。
僕は夜刀に支えられながら、まだ荒い呼吸を繰り返していた。
頭の中では、さっきのツクヨミへの不思議な変容と、よみがえった強烈な前世の記憶が渦巻いて、全然整理がつかない。
混乱する頭を振って、気持ちを整えようとしたその時。
異臭の中をかすかに漂う、上品な香りを感じた。
(あれ、この香り……)
香りの元を探して足元に目をやると、それは柔らかな上質の絹で作られた、小さな可愛らしい匂い袋だった。
見覚えがある――
後宮での襲撃事件の時に、いつの間にか落としてしまった僕の匂い袋だ。
(なぜ、こんなところに……?)
僕はまだ力の入らない手で、そっと拾い上げた。
桔梗の香りが鼻を掠めた。
僕の香りだ。
そして――そこには、かすかに霊力の残滓が感じられた。
どこか氷のように冷たくて、底知れない独特な霊力。
確証はない。
でも、この感じ……。
その波動は、陰陽頭・藤原玄道様が放つそれに、すごく似ているような気がした。
彼の、あの全てを見透かすような、冷たい瞳を思い出す。
(どういうこと……?)
一連の不可解な事件の背後に、やっぱりあの怜悧で美しい、謎だらけの上司が関わっているということ?
だとしたら、彼の目的は一体……何?
僕の心に、新しい疑念と言い知れない不安が、暗い影を落としていった。
月神ツクヨミとしての魂の核――“神核”が、ついにその力の片鱗を、この現世に顕現させた。
神核――それは、神様の魂そのものに宿る、根源的な力の源。
神としての本質そのもの。
「――させないッ!」
僕の喉からほとばしり出たのは、悲鳴にも似た叫び声だった。
その時の自分の声には、どこまでも強い意志が込められていたように思う。
その声と同時に、僕の身体から淡い銀色の光が溢れ出した。
まるで内側から湧き上がるみたいに迸った感覚だった。
これまで使ってきた破邪の術とは全然違う。
あれは苛烈で攻撃的な光だった。
でも今回は違った。
どこまでも清らかで、静謐で、全てを優しく包み込むような神聖な輝きだった。
不思議なことに周囲の喧騒が遠くなっていくのを感じた。
逃げ惑う人々の声も、崩れ落ちる建物の轟音も、金烏の禍々しい羽ばたきさえも、小さくなっていき、やがて完全に消え失せた。
時間が止まったような、まるで琥珀の中に閉じ込められた感覚に襲われた。
周りの人たちの表情から、同じことを感じているようだった。
実際、僕自身も何が起きているのか分からなかった。
ただ、真白を助けなきゃっていう思いだけで頭がいっぱいだった。
銀色の光はどんどん輝きを増して、僕の姿を変えていくのを感じた。
いつもの夜の闇みたいな黒髪が、艶を増して、まるで月光そのものを吸い込んだみたいに白銀の柔らかな光を放ち始めた。
さっきまで僕を呆然と見つめていた真白たちの瞳から、次の瞬間、畏敬の念が混じった熱っぽい光が感じられた。
この世のものじゃない何かを目の当たりにしたみたいだった。
……僕の顔面スペック、ついに神域にでも達しちゃった感じ?
なんて、軽口叩いてる場合じゃないか。
気がつくと、身に着けていた簡素な白い狩衣が、月の光を何重にも織り込んだかのような豪奢で優美な白銀の神衣に変わっていた。
それは、何度も夢に見てきた、あの神代の月の女神――ツクヨミそのものの姿なのかもしれない。
皆の反応からして、何かとんでもないことが起きたのは間違いない。
真白の目が驚きで見開かれ、さっきまで猛り狂っていた金烏も突然動きを完全に止めた。
血のように赤く濁った瞳に、驚きと何か本能的な畏怖の色が浮かんでいるように見えた。
まるで蛇に睨まれたカエルみたいに、その巨大な体がカチンと固まっている。
「あれは……さ、朔夜……なのか……? いや、でも……」
辛うじて顔を上げた真白が、目の前で起きてる信じられない光景に呆然と呟いた。
彼の声がやけに遠く聞こえる。
目の前に立つ存在は、確かに見慣れた親友の面影を残してる。
でも、全身から放たれる人じゃない気高い威圧感は、明らかに彼が知る僕とは違う、触れることすら許されないような絶対的な存在感を放っていた。
ツクヨミの姿になった僕は、静かに、そして優雅な仕草で右手を金烏へと差し伸べる。
自分の意思とは別に、体が勝手に動いているような感覚だった。
指先から美しく凝縮された清浄な月の光が流れ出るのを感じた。
「――鎮まりなさい」
有無を言わせない、絶対的な威厳を込めた声が辺りに響き渡る。
僕の声なのに、僕じゃないみたいだ。
ただの声じゃない気がした。
それは魂の奥底まで直接響き渡る神の言霊だった。
月の光のような清浄な神力が、柔らかいけど逆らえない波動となって広がり、金烏の身に纏った黒炎の妖気を押し返していくのが見えた。
力で無理やりねじ伏せるんじゃなくて、荒れ狂い、穢れた魂そのものを優しく包み込んで鎮めるような、慈愛に満ちた力が自分から放たれているのを感じた。
黒炎はみるみる勢いを失って、残り火みたいに弱々しくなっていく。
金烏は苦しげな甲高い鳴き声を上げた。
その声には、さっきまでの凶暴さはなくて、どこか助けを求めるような響きすら感じられた。
血走った赤い瞳から、ほんの少しだけど、狂気の色が薄らいだように見えた。
でも――神としての力の使い方を、今の僕はまだ知らない。
この急激な神力の解放は、僕の未熟な魂と肉体に想像を絶するほどの負担をかけているのを感じた。
ほんの数瞬の後――ツクヨミの神々しい姿が陽炎みたいに揺らめくのを感じ、僕は元の見慣れた男装の陰陽師の姿へと急速に戻ってしまった。
と同時に、全身の力が抜け落ちて、その場に崩れ落ちそうになった。
糸の切れた操り人形のように視界が大きく傾いだ。
ヤバい、意識が……。
「主っ!」
夜刀が、瞬時にその場に駆け寄って、かろうじて僕の体を力強く、でも優しく支えてくれた。
彼の腕の温かさが、意識を失いかけていた僕を現実に引き戻してくれた。
「がはっ……! くっ……ぅ……」
激しい全身の倦怠感と消耗感。
まるで魂ごと絞り取られたような感覚だった。
同時に、僕の脳裏に、これまで以上に鮮烈な前世の記憶の断片が堰を切ったように蘇ってきた。
燃え盛る、地獄のような黒炎を纏った黄金色の巨大な鳥が、憎しみに満ちた目で僕に襲いかかって、その鋭くて冷たい爪が僕の胸を容赦なく貫く――。
前世で、月神ツクヨミがこの金烏によって命を無惨に奪われた瞬間の、強烈な痛みと絶望と、それに裏切られたような悲しみの記憶だった。
魂に深く刻み込まれた、消えることのないトラウマ。
(これは……そうか……かつて僕を……"殺めた"もの……!)
今、目の前で狂乱する金烏の姿と、脳裏に焼き付いて離れない前世の記憶が、ぴったり重なり合う。
僕は胸を掻き乱されるような混乱と、突き上げるような恐怖で身を震わせた。
あの時の金烏の攻撃は、今、真白を襲おうとしたものと全く同じだったんじゃないか?
その考えに至った瞬間、全身の血の気が引いていくのを感じた。
「朔夜! しっかりしろ! おい、大丈夫か、朔夜!」
真白が我に返ったのか、僕のところへ慌てて駆け寄ってきた。
彼の顔には、さっきまでの絶体絶命の危機から救われた安堵と、まだ目の前で起きた信じられない出来事への深い困惑が浮かんでいた。
彼の大きな瞳が、心配そうに僕の顔を覗き込んでいる。
その視線が、なんだかすごく近くて、心臓が変な音を立てる。
弱ったとはいえ、金烏はまだ息絶えていなかった。
本能的な恐怖からか、あるいはさっきのツクヨミの神力の影響か、多少は大人しくなったけど、その赤い瞳にはまだ狂気の光が宿っているように見えた。
再び身から黒炎を立ち昇らせようと、低い呻き声を上げた、その時だった。
「――これ以上、主に近づけさせるものかッ!」
夜刀が、深手を負いながらも、渾身の力を込めた一撃を放った。
白銀の剣が力強く振るわれるのが見えた。
その一撃は、彼の忠誠心そのものが形になったかのような鋭い光を放っていた。
その気迫に押されたのか、あるいはさっきの神力に本能的な恐怖を覚えたのか。
金烏は甲高い悲鳴を上げると、よろめきながらも空へと舞い上がり、一筋の黒い煙を残して西の空へと一目散に飛び去っていった。
「……行った……か……。助かったぜ、夜刀……朔夜も……」
真白がようやく全身の力を抜いたようで、安堵の深い息をついた。
額には玉のような汗が浮かんでいる。
僕は夜刀に支えられながら、まだ荒い呼吸を繰り返していた。
頭の中では、さっきのツクヨミへの不思議な変容と、よみがえった強烈な前世の記憶が渦巻いて、全然整理がつかない。
混乱する頭を振って、気持ちを整えようとしたその時。
異臭の中をかすかに漂う、上品な香りを感じた。
(あれ、この香り……)
香りの元を探して足元に目をやると、それは柔らかな上質の絹で作られた、小さな可愛らしい匂い袋だった。
見覚えがある――
後宮での襲撃事件の時に、いつの間にか落としてしまった僕の匂い袋だ。
(なぜ、こんなところに……?)
僕はまだ力の入らない手で、そっと拾い上げた。
桔梗の香りが鼻を掠めた。
僕の香りだ。
そして――そこには、かすかに霊力の残滓が感じられた。
どこか氷のように冷たくて、底知れない独特な霊力。
確証はない。
でも、この感じ……。
その波動は、陰陽頭・藤原玄道様が放つそれに、すごく似ているような気がした。
彼の、あの全てを見透かすような、冷たい瞳を思い出す。
(どういうこと……?)
一連の不可解な事件の背後に、やっぱりあの怜悧で美しい、謎だらけの上司が関わっているということ?
だとしたら、彼の目的は一体……何?
僕の心に、新しい疑念と言い知れない不安が、暗い影を落としていった。
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