狐、始めました。

怠惰

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神話時代

下層でのレベリング

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 私はステータスを確認して最下層に降りる道を探すため下層を移動した。

 この下層は水晶洞窟のようになっていて薄っすらと光が漏れている。
 ちなみにだが人化した私の姿は今の姿の尻尾と耳がなくなっただけだった。
 そして獣化は私の九尾の姿で神聖なオーラを纏い、全長が数十メートルぐらいになっていた。
 そして私は人の姿での戦いになれるためにスキルポイントでスキルを取った。

・暗殺術:自分の姿を相手に見えなくさせ、暗器等の扱いに補正が掛かる。

・扇子術:扇子を使う格闘術。

・鍛冶・錬金術:物づくりや金属の扱いに補正が掛かる。

・諜報:情報収集能力に補正が掛かる。

・服生成:自分の特徴や特性にあった服を生成できる。

 職業は剣士や弓師や魔法使いなどいろいろあったが、暗殺者にした。

私は今服生成を使って服を着る。服は巫女服だった。色は白が主体で黒色や紫色の模様が入っている。
 何故に巫女服…。まあ、似合ってるからいいけど。
 暫く歩いていくとやっと魔物を見つけることが出来た。

 この下層はなかなか魔物と会わない。
 そんなこんなで魔物のところに向かうと蛇がいた。それも以上にでかい。全長100メートルはある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】:No name (Lv640)
【種族】スネークエンペラー
【歳】310  【性別】♂
体力:5000000
魔力:6000000
物理攻撃:4000000
物理防御:9000000
素早さ:1000000
魔力攻撃:3000000
魔力防御:9000000
【スキル】
[死毒生成Lv10] [雷撃魔法Lv10] [威圧Lv10]
【ユニークスキル】
[嫉妬之王Lv10]
【SP】20000
【称号】
[大罪所持者]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 防御力の高い魔物だ。最近大罪スキル持ちとよく合う。

・嫉妬之王:相手のスキルや能力を1つだけコピーできる。

 私の能力をコピーされたところで何も変わらない。
 スキルをコピーと言うことは私がまずスキルを見せないと発動できないのだろう。私は仙術で蛇を殴って瞬殺した。そもそもこの程度の蛇では攻撃が当たっても私にダメージは入らない。

〘エンペラースネークの死亡を確認しました。嫉妬之王を仙狐に継承します。〙

 私はそのまま進んでいく。
 約3年、長い年月この階層を放浪していくとこの下層の魔物の種類がわかってきた。

 その系統は実に分かりやすい。ようは下層よりも上の階層に存在する魔物の上位進化種だ。
 この頃になると私はこの階層の魔物をそんなに強いと思えなくなってきた。

 私はこの数年でとんでもなく強くなったと思う。

 私が最下層への道を見つけ出したのは、それから2年後だった。
 直ぐに降りても良かったのだが私はひとまず上層へ行く。
 今回も1週間ぐらい休憩したい。私は上層の住処に転移した。








~冒険者視点~

 俺はテルーノ。仲間とともに冒険者をしている。
 そんな俺の立場はSSランク冒険者と言う最上位の冒険者だ。
 俺は今日、20人の騎士達の育成を王に任せられ、今は仲間達とは別れて世界大迷宮の上層へ来ていた。

 魔物自体は弱いが偶に下の階層の魔物が上がってきたりするので油断ならない。

「賢者様!前方に何かの巣穴を見つけたようです!どうしますか!」

俺にそう訪ねてきたのはこの騎士団のリーダだ。

「何の魔物かわかるか?」

「は!私達では全く検討もつかないであります!」

「魔物はいるのか?」

「いえ、周囲には魔物は全くいません。」

「よし、なら研修として見に行くぞ。」

俺たちはその巣穴に向かった。




 そしてたどり着いた巣穴は魔法できれいに整えられ、家具や魔物の毛皮の絨毯などやけに生活感溢れていた。
 そんな光景を見て俺は嫌な予感を感じだ。

 魔族か? いや、だがなぜこんなところに。

 もしかしてこのダンジョンの魔物が魔族に進化したのか?

 だとしたら相当やばい。ここの魔物は外の魔物より強く、生き残るには相当な強さがないといけない。魔族に至ったとしたら最低でも下層の魔物だろう。

「賢者様!ここはどんな魔物の巣穴なのでしょうか?」

「多分魔族だ。撤退するぞ。相手は少なくとも下層の魔物だ。」

 俺はそう伝えてここから立ち去ろうとする。だが、1足遅かった。空間に歪みが生じ、そこから白髪、黒目の狐耳と9本の尻尾が生えた少女、言い換えれば美少女が出てきた。突然現れた少女は我々を見て固まる。

「……」

「……」

俺と少女は目があう。俺は咄嗟に少女を鑑定した。だが、

〘現在のスキル、鑑定では正確な情報が入手できません。入手できた情報だけ開示します。〙

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【名前】No name (Lv???)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 いや全く情報入手できてねーじゃねーか!こいつはやばい敵対したら瞬殺される。

「お、おい。譲ちゃん。ここは君の住処だったのか。すまない。知性のないここらの魔物の住処だと思って侵入してしまった。すぐに去るから見逃してくれねーか?」

 魔族と言うことは少なくとも人族並に知性がある。
 すなわちこれは普通の人族と同じように返答が普通に帰ってくる魔族が多い。
 少女は目を俺から離すと手をシッシッと振り、出ていくように示した。
 この魔族は無口なのだろうか?

 俺は一安心して騎士達と出ていこうとする。騎士団長も心の底安心したようだ。だが、世の中そんなにうまくは行かない。

「賢者様!引く必要はありません!魔族といえど所詮魔物。こいつ如き我々は一瞬で殺せます!」
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