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魔法少女、起業
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努力しても無駄。働いても無駄。生きてるのも、無駄。
死にたいわけじゃないけど
生きてたくもない
人は――熱中に飢えていた。
そして魔法少女という仕事には熱があった。
思うに私は、テレビの前で手を振ってヒーローを応援していた頃からずっと
その熱に浮かされていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バスケットボール大はある巨大な水晶体から、銀色の刀がずるりと引き抜かれる。
刀身には青紫の血がこびりついている。
男はハンカチを刃にあてて汚れを拭う。
「奈々さん、こっちは終わりましたァ!」
ドガァッ――。
壁が崩れ、砂埃が舞う。
ピンクのフリルがはためいて、ガラスのような白い脚が覗く。
ふわりと音もなくピンクの靴が着地した。
魔法少女だ。
直後、咆哮。
体躯三メートルを超える怪物が姿を現す。
それを見越していたのか、少女はステッキを構え、星弾を撃ち込んでいく。
全弾顔面直撃――顔をしかめて怪物は身じろぐが、致命傷にはならない。
反撃に、怪物はコンクリートごと鉄筋を引き抜き、次々と投げつける。
男は咄嗟に身をかわす。
一方、少女は前へ出る。瓦礫の雨が降る中を紙一重でかわす。
更に地面を強く蹴って、瞬きの間に怪物の懐へ躍り出た。
「罠だ! 奈々さん!」
怪物の口が裂けた。
牙が少女の左腕を噛み砕く。
魔法少女のコスチュームは銃弾も刃も通さない。
だが、今回は違った。
強靭な歯は衣を貫くと、少女の肉を裂き、骨を砕いた。
攻撃の衝撃で、再び煙と塵に視界を奪われる。
男は叫ぶが、応えはない。
少女の顔色はおろか、彼らの影すら見えない。
生きてるのか、死んでるのか。
けど、普通なら――死んでる。
そう思った瞬間、声がした。
「うん罠だよ……ただし仕掛けたのは、アタシ」
煙が晴れる。
魔法のステッキが怪物の腹に突き立てられていた。
切っ先にある装飾の半分が肉に埋まっている。
「殻は硬いようだけど――中でぶっ放したら、どうなっちゃうのかな?」
慌てて身じろいで逃げようとする怪物だが、筋肉に阻まれて歯が奈々の腕から抜けない。
怪物の体が光り輝くと、全身が充血。
容量を超えたエネルギー弾を内側から撃ち込まれて、蛇口に縛られた蛙のように、怪物の肉体はみるみるうちに膨らんでいき
__破裂した。
肉片が散り、廃ビルが赤く染まる。
爆心地には少女が立っていた。
パサリと、恭介の足元に赤い手袋が落ちる。
血に濡れたコスチュームを脱ぎながら、
彼女は笑う。
「さ、飲みにでも行きますか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『株式会社 魔法少女』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二人は居酒屋に肩を寄せていた。
「奈々さん、相変わらず無茶しますね。もっと楽に勝てたでしょうに」
「だってさー、魔法少女だってアツくなきゃダメでしょ?
課長たち見てりゃ分かるじゃん。口を開けば“二十年前の学生時代は~”でしょ」
男が苦笑して、店員に手を上げる。
『生ひとつ。あとオレンジジュースで』
「で、それが何の関係があるんです」
奈々も挙手して、
「そりゃ関係大アリよ。あ、お姉さん、オレンジ取り消しで生ふたつね!」
奈々は鼻息を荒げる。
「アタシだけじゃない、みんな“熱”に飢えてるんだよ。
オジサンたちが昔話ばかりなのも、無意識にアツかった自分を追いかけちゃうからだし」
「でも熱いとは言っても、奈々さんのスタイルじゃ、俺以外誰も寄り付きませんよ」
「別にいーよ。恭介がいれば。人間関係とか面倒だし、そういうのは恭介に任せるよ」
恭介は嬉しいような悲しいような、複雑な顔でしばらく黙って
「じゃあ、俺が独立したらついてきてくれますか」
「もちろん!恭介なら見る目も実力も申し分ないしね。あ、でも魔法少女の女の子に手を出しちゃダメだからね」
「はは」
『はい、生2ね!』
奈々の前に置かれたジョッキを取り上げて、男は一息に飲み干した。
「あーーー先輩のビール飲むなよ」
男は白いひげを袖で拭って、
「未成年が飲んだらこの作品アニメ化できなくなっちゃいますから」
「舞台がドイツってことにすれば」
「鳥貴族でそれは無理あるでしょ」
男は小さくため息をついて
「お姉さん、オレンジジュース一つお願いします」
「むーーなんでオレンジジュースなの」
枝豆をつまみながら、奈々は問う。塩もみされており、冷えた枝豆はおいしかった。
「なんでもいいじゃないですか。おいしいですよ、オレンジ」
机に置かれたオレンジジュースを眺めながら、恭介は遠い夏を思い出していた。
四年前、初めて奈々と会った夏だ。
あの日は、暑かった。
セミも熱にやられて鳴き止むほどに。
場末の駐車場に、恭介は立ち尽くしていた。
毎日が退屈だった。
学校に行って、いい大学に行って、いい会社に入る。
親の言う通りの“正しさ”をこなすだけの16年間だった。
けれど、
勉強でも運動でも、女でも、退屈は消えなかった。
喧嘩してる間だけ、何も考えずにいられた。
だが恭介は強すぎた。生まれつき腕力が強く、軽く殴るだけでも、気づけば皆が周りに血を吐いて倒れてた。
それについこの間、武装した魔法少女の付き人を倒してからというもの、
この街で誰も彼に寄り付かなくなった。
「ふーん。あなたがキョースケっていうんだ」
自分を呼ぶ声に恭介が振り返ると、
そこには可憐な少女がいた。
髪に大きなリボン。白いワンピースが海風のように涼やかだった。
フェンスに腰かけた少女はくーーっと伸びをすると、
音もなく、恭介の前に舞い降りる。
「俺に何か用か」
「うん。アタシのバディが、一般人にボコボコにされたみたいでね」
「この間そんなやつもいたな。アンタがリベンジに来たってわけか」
恭介はナイフを抜く。
「わわっ女の子に刃物?」
「魔法少女のコスチュームは刃も通さねぇって聞いた。
これでイーブンだろ」
奈々は一歩踏み込み、拳を放った。
バギバギバギッ、骨が砕ける音を派手にならして、恭介の足が地を離れる。
二撃目で恭介は錐揉みに吹っ飛び、車のバンパーに叩きつけられた。
「これ私服。私、まだ変身してないよ」
「……殺せよ」
「ううん、ごめんね。さっきは咄嗟に手が出ちゃっただけ」
恭介は近づいてきた奈々に唾を吐く。奈々の頬が赤く汚れる。
「アンタの相棒は俺を殺す気で銃を抜いたぜ」
「……それ、本当?」
奈々の顔が曇る。
「アタシは恭介って男の人から卑怯な手で不意打ちで襲われたって聞いた」
「ンなことするかよ、」
奈々は踵を返す。
その腕を、恭介が掴んだ。
「離して」
一瞬、夏の音だけが聞こえた。
「……俺をアンタのバディにしろ」
奈々が一瞬、驚いた顔をする。
恭介は息を吐き、言葉を続けた。
「俺は今までなんでもできた。勉強もスポーツも喧嘩も。
でも今日初めて負けた。だからアンタをいつか、ぶっ飛ばせるようになりてー。
それまでの間は俺がアンタの右腕になってやる」
奈々がこれまで出会った人の中で、一番アツいセリフだった。
彼女は笑った。
「魔法少女にそんなこと言う人初めてだね」
恭介も笑う。
「バディにしてもいいけど、お礼はそんなに出せないよ」
「今は暑いからよ。冷たい飲み物でも買えるくらい貰えればいいさ」
奈々はポーチから缶を取り出し、投げた。
甘ったるくて吐きそうになるような、ぬるいオレンジジュースだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドン、ドン、ドン――。
夜明け前。
奈々はドアを叩く音で目を覚ます。
鍵を外して扉を開けると、
血だらけの恭介が、這うように倒れ込んできた。
「……恭介!!?」
「悪い、床汚すな……」
彼は笑おうとするが、血で声が濁る。
奈々が抱き起こす。
「何があったの」
「……俺たちがいた”フェアリー”は魔法少女の会社じゃ最大手だったが、俺の調べだと内部に、怪人の手が……入ってます」
「は?」
「会社の中に、スパイがいるってことですよ、菜々さん!」
恭介は奈々の手を掴み、
ポケットから血に染まったメモを差し出す。
「俺が起業したらついてきてくれるって言いましたよね。その夢、奈々さんに託します」
「無理だよ、、アタシ人付き合い苦手だし、恭介も他に誰も寄り付かないって」
「なら引きずってでも連れてけばいい。アンタが夢見た魔法少女はやる前から諦めんのか?」
思わず口ごもる奈々。
恭介の手が、落ちた。
奈々は血のメモを胸ポケットに入れた。
「……引きずってでも、か」
恭介のメモには、乱れた文字で職業と住所があった。
『服飾士/整備士/マスコット/そして――バディ』
16歳にして勤続10年目、奈々はフェアリー株式会社を退社した。
そして会社を起こす。
その名前は――
株式会社 魔法少女。
死にたいわけじゃないけど
生きてたくもない
人は――熱中に飢えていた。
そして魔法少女という仕事には熱があった。
思うに私は、テレビの前で手を振ってヒーローを応援していた頃からずっと
その熱に浮かされていた。
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バスケットボール大はある巨大な水晶体から、銀色の刀がずるりと引き抜かれる。
刀身には青紫の血がこびりついている。
男はハンカチを刃にあてて汚れを拭う。
「奈々さん、こっちは終わりましたァ!」
ドガァッ――。
壁が崩れ、砂埃が舞う。
ピンクのフリルがはためいて、ガラスのような白い脚が覗く。
ふわりと音もなくピンクの靴が着地した。
魔法少女だ。
直後、咆哮。
体躯三メートルを超える怪物が姿を現す。
それを見越していたのか、少女はステッキを構え、星弾を撃ち込んでいく。
全弾顔面直撃――顔をしかめて怪物は身じろぐが、致命傷にはならない。
反撃に、怪物はコンクリートごと鉄筋を引き抜き、次々と投げつける。
男は咄嗟に身をかわす。
一方、少女は前へ出る。瓦礫の雨が降る中を紙一重でかわす。
更に地面を強く蹴って、瞬きの間に怪物の懐へ躍り出た。
「罠だ! 奈々さん!」
怪物の口が裂けた。
牙が少女の左腕を噛み砕く。
魔法少女のコスチュームは銃弾も刃も通さない。
だが、今回は違った。
強靭な歯は衣を貫くと、少女の肉を裂き、骨を砕いた。
攻撃の衝撃で、再び煙と塵に視界を奪われる。
男は叫ぶが、応えはない。
少女の顔色はおろか、彼らの影すら見えない。
生きてるのか、死んでるのか。
けど、普通なら――死んでる。
そう思った瞬間、声がした。
「うん罠だよ……ただし仕掛けたのは、アタシ」
煙が晴れる。
魔法のステッキが怪物の腹に突き立てられていた。
切っ先にある装飾の半分が肉に埋まっている。
「殻は硬いようだけど――中でぶっ放したら、どうなっちゃうのかな?」
慌てて身じろいで逃げようとする怪物だが、筋肉に阻まれて歯が奈々の腕から抜けない。
怪物の体が光り輝くと、全身が充血。
容量を超えたエネルギー弾を内側から撃ち込まれて、蛇口に縛られた蛙のように、怪物の肉体はみるみるうちに膨らんでいき
__破裂した。
肉片が散り、廃ビルが赤く染まる。
爆心地には少女が立っていた。
パサリと、恭介の足元に赤い手袋が落ちる。
血に濡れたコスチュームを脱ぎながら、
彼女は笑う。
「さ、飲みにでも行きますか」
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『株式会社 魔法少女』
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二人は居酒屋に肩を寄せていた。
「奈々さん、相変わらず無茶しますね。もっと楽に勝てたでしょうに」
「だってさー、魔法少女だってアツくなきゃダメでしょ?
課長たち見てりゃ分かるじゃん。口を開けば“二十年前の学生時代は~”でしょ」
男が苦笑して、店員に手を上げる。
『生ひとつ。あとオレンジジュースで』
「で、それが何の関係があるんです」
奈々も挙手して、
「そりゃ関係大アリよ。あ、お姉さん、オレンジ取り消しで生ふたつね!」
奈々は鼻息を荒げる。
「アタシだけじゃない、みんな“熱”に飢えてるんだよ。
オジサンたちが昔話ばかりなのも、無意識にアツかった自分を追いかけちゃうからだし」
「でも熱いとは言っても、奈々さんのスタイルじゃ、俺以外誰も寄り付きませんよ」
「別にいーよ。恭介がいれば。人間関係とか面倒だし、そういうのは恭介に任せるよ」
恭介は嬉しいような悲しいような、複雑な顔でしばらく黙って
「じゃあ、俺が独立したらついてきてくれますか」
「もちろん!恭介なら見る目も実力も申し分ないしね。あ、でも魔法少女の女の子に手を出しちゃダメだからね」
「はは」
『はい、生2ね!』
奈々の前に置かれたジョッキを取り上げて、男は一息に飲み干した。
「あーーー先輩のビール飲むなよ」
男は白いひげを袖で拭って、
「未成年が飲んだらこの作品アニメ化できなくなっちゃいますから」
「舞台がドイツってことにすれば」
「鳥貴族でそれは無理あるでしょ」
男は小さくため息をついて
「お姉さん、オレンジジュース一つお願いします」
「むーーなんでオレンジジュースなの」
枝豆をつまみながら、奈々は問う。塩もみされており、冷えた枝豆はおいしかった。
「なんでもいいじゃないですか。おいしいですよ、オレンジ」
机に置かれたオレンジジュースを眺めながら、恭介は遠い夏を思い出していた。
四年前、初めて奈々と会った夏だ。
あの日は、暑かった。
セミも熱にやられて鳴き止むほどに。
場末の駐車場に、恭介は立ち尽くしていた。
毎日が退屈だった。
学校に行って、いい大学に行って、いい会社に入る。
親の言う通りの“正しさ”をこなすだけの16年間だった。
けれど、
勉強でも運動でも、女でも、退屈は消えなかった。
喧嘩してる間だけ、何も考えずにいられた。
だが恭介は強すぎた。生まれつき腕力が強く、軽く殴るだけでも、気づけば皆が周りに血を吐いて倒れてた。
それについこの間、武装した魔法少女の付き人を倒してからというもの、
この街で誰も彼に寄り付かなくなった。
「ふーん。あなたがキョースケっていうんだ」
自分を呼ぶ声に恭介が振り返ると、
そこには可憐な少女がいた。
髪に大きなリボン。白いワンピースが海風のように涼やかだった。
フェンスに腰かけた少女はくーーっと伸びをすると、
音もなく、恭介の前に舞い降りる。
「俺に何か用か」
「うん。アタシのバディが、一般人にボコボコにされたみたいでね」
「この間そんなやつもいたな。アンタがリベンジに来たってわけか」
恭介はナイフを抜く。
「わわっ女の子に刃物?」
「魔法少女のコスチュームは刃も通さねぇって聞いた。
これでイーブンだろ」
奈々は一歩踏み込み、拳を放った。
バギバギバギッ、骨が砕ける音を派手にならして、恭介の足が地を離れる。
二撃目で恭介は錐揉みに吹っ飛び、車のバンパーに叩きつけられた。
「これ私服。私、まだ変身してないよ」
「……殺せよ」
「ううん、ごめんね。さっきは咄嗟に手が出ちゃっただけ」
恭介は近づいてきた奈々に唾を吐く。奈々の頬が赤く汚れる。
「アンタの相棒は俺を殺す気で銃を抜いたぜ」
「……それ、本当?」
奈々の顔が曇る。
「アタシは恭介って男の人から卑怯な手で不意打ちで襲われたって聞いた」
「ンなことするかよ、」
奈々は踵を返す。
その腕を、恭介が掴んだ。
「離して」
一瞬、夏の音だけが聞こえた。
「……俺をアンタのバディにしろ」
奈々が一瞬、驚いた顔をする。
恭介は息を吐き、言葉を続けた。
「俺は今までなんでもできた。勉強もスポーツも喧嘩も。
でも今日初めて負けた。だからアンタをいつか、ぶっ飛ばせるようになりてー。
それまでの間は俺がアンタの右腕になってやる」
奈々がこれまで出会った人の中で、一番アツいセリフだった。
彼女は笑った。
「魔法少女にそんなこと言う人初めてだね」
恭介も笑う。
「バディにしてもいいけど、お礼はそんなに出せないよ」
「今は暑いからよ。冷たい飲み物でも買えるくらい貰えればいいさ」
奈々はポーチから缶を取り出し、投げた。
甘ったるくて吐きそうになるような、ぬるいオレンジジュースだった。
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ドン、ドン、ドン――。
夜明け前。
奈々はドアを叩く音で目を覚ます。
鍵を外して扉を開けると、
血だらけの恭介が、這うように倒れ込んできた。
「……恭介!!?」
「悪い、床汚すな……」
彼は笑おうとするが、血で声が濁る。
奈々が抱き起こす。
「何があったの」
「……俺たちがいた”フェアリー”は魔法少女の会社じゃ最大手だったが、俺の調べだと内部に、怪人の手が……入ってます」
「は?」
「会社の中に、スパイがいるってことですよ、菜々さん!」
恭介は奈々の手を掴み、
ポケットから血に染まったメモを差し出す。
「俺が起業したらついてきてくれるって言いましたよね。その夢、奈々さんに託します」
「無理だよ、、アタシ人付き合い苦手だし、恭介も他に誰も寄り付かないって」
「なら引きずってでも連れてけばいい。アンタが夢見た魔法少女はやる前から諦めんのか?」
思わず口ごもる奈々。
恭介の手が、落ちた。
奈々は血のメモを胸ポケットに入れた。
「……引きずってでも、か」
恭介のメモには、乱れた文字で職業と住所があった。
『服飾士/整備士/マスコット/そして――バディ』
16歳にして勤続10年目、奈々はフェアリー株式会社を退社した。
そして会社を起こす。
その名前は――
株式会社 魔法少女。
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