もうダメだ。俺の人生詰んでいる。

静馬⭐︎GTR

文字の大きさ
56 / 106
私小説 3

風俗嬢の究極奥義

しおりを挟む

 私は会田鉄夫とガストでまた何かものを食べていた。もし、私の小説にモビルスーツ戦を期待する人は、第六十回から、第七十回までは、「モビルスーツ戦」としますので、ご期待ください。いきなり、私は会田鉄夫に怒鳴りつける。何故だか知らないが、バカにされているようで腹が立ったのである。

「風俗をバカにするなっ!」

 と私が吠えると、会田鉄夫は即座に言い返した。

「いいや。むしろ、尊敬したいほどだよ。助かっているし」
「あ、そうなんだ。ならいいんだ。ごめん。最近、人を信用できなくなってて」
「わかるよ。こんな世の中だものな」
「俺がどうして風俗業を尊敬しているのかと言うと、神業を習得している人がいるからなんだよ」
「へえ。どんな人」
「あれは凄かった。彼女は俺の上になっている時に、「じゃあ、やるわよっ」と言って、グググッとマン圧を締めてきたんだよ」
「おおお」
「そうしたら、一分も立たずに昇天してしまった。あれは凄かった」
「よく、昔のエロ本で、大根をアレで切る女性がいたからな。そう言う人にあたったんだろう」
「そうなんだ。俺はその時に思ったね。風俗ってのは、フィジカルなものなんだってね」
「なるほど、たしかに、身体と身体のぶつかり合いだからね。それを数多くこなしているってことは、まずはそこの技術がちゃんとしていないといかんってことか」
「そうそう」
「なるほどね」
「でも、歳をとっていたら、上手いかというと、そうでもない人もいるよね」
「まあ、そう言うこともあるだろうな」
「でも、逆に、そのテクニックのなさが愛おしい時もあるよね」
「何の話や」

  こうして、私の風俗話はここで終わりになる。読者よ。このエピソードだけは、私は話さないで後悔したくないので、話したのである。

 このことを話さないという後悔を墓まで持ってゆきたくないからである。しかし、世の中に人知れず、そんなものすごい技を持っている人がいると言うことが、ある意味において、希望のようなものになるのではないかと思う。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです 読みながら話に潜む違和感を探してみてください 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

処理中です...