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機動兵士 4
めぐりあいHELL
しおりを挟む「人間はいつまでたっても動物としての本能からは自由になれない。文化、文明などの様々な意匠を身に纏っているように思えるが……全ては、獣のような闘争本能、性欲、自衛、自己保身、こう言ったものによって出来上がっているのだ!」
「それがどうした」
「だとしたら、悟るしかないっ」
ニューガルダンのピラミッドバリアーは、ブレムミュアエのクローや、エネルギーハンマーでは、全く通用しなかった。
「これはどういうことだ」
「フッ。悟っていない人間に私を撃つことはできないのさ。何故なら、私はアセンションを乗り越えたのだから……」
「アセンション?」
チャーリー・パイナップルには全くわからない概念だった。ニューガルダンは結跏趺坐しながら答える。
「次元上昇のことだよ。僕たちは動物の次元から、真人の階級へとあがらなくてはいけないのだ」
「何だか知らんがっ、このバリアーは破るっ」
ここで、不思議なことが起こる。ブレムミュアエの鉄拳の一撃がなんとたった一回ぶつけたたけで、ピラミッドバリアーを破ってしまったのだ。
「まさか、貴様も……」
「クワンプやゴルダンが……私を高めてくれたのだっ」
あぐらをかいているニューガルダンに正拳突きを入れようとした刹那、白く輝く光が当たりを白で埋め尽くす。
「何だあれは?」
「蓮華?」
宇宙空間に大きな白い蓮華が浮かんでいるのだ。いくつもいくつも蓮の葉が重なったその形状は、ため息をつきたくなるほど美しかった。
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