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最終章
最終回 5 俺たちの戦いはこれからだ!エンド
しおりを挟むここは宇宙。月のすぐ近く。
巨大な機動兵士テスカトリポカの残骸が浮かんでいた。
四条夏生は、ハッチを何とか開けると、残骸から躍り出る。
とは言っても、他に行くところがない。
どうしようと、キョロキョロ振り返っていると、かなり損傷したガルダンがやってくる。
「夏生さんですよね」
「あなたは誰?」
「僕は、オムロンの弟、タイロンです」
「えっ。オムロンって、下の名前だったんだ。苗字かと思っていた」
「違います。とにかく一緒に帰りましょう」
彼女をガルダンの手のひらに乗せて、タイロンは、まだ占領されていない月面基地「アロンアルファ」へと戻るのであった。
都市のゲートを潜ると、夏生は手のひらから降りる。そして、暫くしてやってきたタイロンにキスをする。
「ねえ。ダーリン。あたしたち、うまくやってゆけそうね」
「う……うん」
「あたしはね。静馬って男と、会田が許せないの。あたしの命に変えてもあいつらを暗殺しようと思っているから」
「そうだね」
タイロンは彼女の腰つきに視線を走らせるとニヒルに笑った。二人は無敵のコンビである。夏生には行動力があったし、タイロンには冷静な判断力と情報分析能力があった。さあ、静馬と会田の命はどうなるのか?乞うご期待。 (つづく)
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