白き翼と世界の記憶

Daisy

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「ハハハ、面白い反応だね。
口をあんぐりと開けて。
木のみでも投げ入れてみたいよ。」


な、なんか変わった人だな。


「初めまして。ルイ。
俺はドミニク・バルマン。
ルイが来るのをずっと待っていたよ。

今日来るとは分かっていたけど、どうやって来るのか楽しみにしていたんだ。」


でも待ち切れずに来ちゃった、と、ニヒと笑うドミニクさん。

変わりに変わりすぎてどうな反応をしていいか分からない。

本当に力に成るのだろうか。
不安が募る一方だ。


『ルイ大変よ!
変な気を感じるの!』

『大変だ!大変だ!』

変な気とは…ドミニクさんのことかな?


「お、これは驚いた。
ディーオじゃないか。」

『こ、このアンジュ、僕達が見えているよ!どうして。』

アンジュ族には妖精は見えるはずじゃ。


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