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6話 「赤い川」
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…明るい日差しの中。3人はとことこ歩いていた
3人ともこの元凶の血漿族を気にしていないように仲良し3人になって歩いている
「ねえ杏、炎の巫女なんて呼ばれてたの?」
「そうねえ。そう言ってくれら村人はいたわね。まあお父さんでもそうだけどそんなふうな呼び方はされなかったわ」
恵と杏は言う。たしかに炎を操るなんてまるでゲームにでてきそうなキャラだ。ロザリーも言う
「すごいですね。私なんて光を操るだけなのに」
ロザリーは少しがっかりした様子だった。しかし恵と杏は決して否定はしなかった
「何言ってるのよ!あんた、聞いたけど谷で血漿族出たとき光で一気に殲滅したんでしょ?」
「そうよ。私の力を分け与えたんだから血漿族は怖くないわ。しっかり自分を誇らしく思ってね」
ここまで言うとふと、杏は思った
「ん?力を分け与えた?」
そうだ。杏にもこの力を分けよう。そう思った恵だった
「私の力は他の人にも分けることが可能…ちょうどいいわね。貴女にも分けてあげる」
「そうなんだ。よろしく頼むわ」
道の真ん中で恵は杏の手を取り、神聖なる力を分け与えた。その動作は一瞬だ
その力を受け取った杏は一瞬両手から力が体中に染み渡ったのがわかった。終わると恵は手を離した
「…今瞬時に体がゾワゾワした感じで巡ったけど、これが力?」
「そう。だから杏も血漿族に更に強気で出れるほどになったわ。この力、大切にしてね」
恵が言うと杏は嬉しそうな顔をする
「やった~!これであの憎たらしい血漿族と対等に戦えるのね!さっさと地帯を見つけるわよ~!」
嬉しそうに走る杏。喜ぶ姿を見てこちらも嬉しそうな顔をする恵とロザリー
「…早速見つけたわ。血漿族の地帯」
杏が発見する。村から村への舗装された道に血漿族の場所があった。黒く変色して気持ち悪い匂いを漂わせてるこの地帯
「…ふと思ったけど、もしかして血漿族の地帯ってこういう…広いとこしかないのかしら」
「そうですね。確かに広い場所でこの地帯っていうのがありますね」
そう言うと地帯から出てくるわ出てくるわ。四足歩行のクリーチャー、ハエのようなクリーチャー。二足歩行のクリーチャー…
まるでゴキブリが現れたかのようにウジャウジャ出てきた。3人は戦闘態勢に入る
「私が先頭に立って上手く浄化するわ」
「ええ。アタシ達が援護すればいいわね」
「恵、気をつけてお願いします」
恵が先頭に立ってまっすぐに血漿族の地帯へと向かった!
ロザリーと杏はすぐに自分の力を使う。聖なる光と炎だ
「ケダモノども!消えなさい!」
杏は炎を手に生み出して血漿族相手に浴びさせた!火炎放射のような炎だった。食らった血漿族はもがんで浄化する
「ぐぐぐぐぐ…!」
「す、すごい…さっき恵から貰った力が効果出てるのかも…!」
「ハエはこちらです!…はぁ!!」
持っていた杖から光を出すロザリー。ロザリーの光は聖なる光となり血漿族を一瞬にして浄化した
「ぶぶぶぶ…!」
光を浴びた飛ぶ血漿族はそのまま落下した
「…はぁ!」
恵はそのまま一直線に血漿族の地帯へと向かう。途中二足歩行のクリーチャー2体が襲いかかる
「があああ!」
「邪魔よおおお!!」
恵は腕を広げてクリーチャーの頭を腕で吹き飛ばした!
ドゴォ!!
凄まじい音をして二足歩行のクリーチャーはそのまま撃沈、浄化した
「あれ…ラリアットじゃない…なんで恵はプロレス技知ってるの?」
「さあ…わかりません…」
ほとんどの血漿族を倒し、残りは浄化。今回は大きいクリーチャーが出てこなかった。しかしここでもたもたしてるとまた出てくる
迅速に。そう思って腰を素早く下ろし手を当てて光を灯す
「はぁぁぁ…!」
光を満ち足りて、やがて血漿族の地帯は消えた。これにてようやく浄化が完了した
恵はすっと立ち上がりふぅっと息を吐いた。杏とロザリーは近寄る
「お疲れ様です恵!」
「やっぱりあんたすごいわ」
杏とロザリーに言われて顔を合わせてニコリとする恵
「当たり前のことをやっただけよ。これで通行できるでしょう」
浄化した血漿族の地帯をあとにして3人は再び歩き始める。さっきの戦闘の疲れがないような気分だった
次の街はきれいな街らしいのでワクワクする恵
「思ったんだけど、ロザリーとアタシって戦闘スタイルは援護よねえ」
「そうですね。私はどちらかというと援護になるのかしら…」
ぽつりと杏とロザリーは言う。しかし恵は前を向きながら言う
「大丈夫よ。貴女達は援護してくれるだけでも十分に戦力になってるもの」
前を向きながらだが恵は特別心配いらないような口調で言った
「そう言われる嬉しいけど、いつも恵に頼りっぱなしもね」
「誰か、近接戦闘が得意な人と旅できればいいですけどね」
今後、そのような人が来てくれるだろうか?
会話をしつつ、いよいよ街へと着いた。ここは川がきれいな街とも言われ世界から来てくれることが多い
ウォール街に着いた。川がきれいなら建物だってきれいだ。3人は嬉しそうに街中を見ていた
「わあ…街並みがきれいです!」
ロザリーは吐息をしながら街を見ていた
「ええ。前に来たことあるけどきれいな街並みよ。早速川を見てみましょう!」
そう言うと杏は川を見ようとする
「みてみて!川があるわよ。とってもきれいなんで…」
杏は突然言葉が止まった。何かを見たのだろうか?血漿族だろうか?
「どうしました杏?何を見て…」
ロザリーも絶句した。杏と同じく目にハイライトが無くなった
「どうしたの一体?…ああああ!?」
恵は川の状況を見て大きな声をあげた
…この街の川が、濃い赤色に変色していた
しかもほぼ全域で川が赤色になっていた
3人はそれを見て絶句した。きれいでは無いからだ。あまりにも赤い川を見て3人の動きが赤い川の前で止まっていた
続く
3人ともこの元凶の血漿族を気にしていないように仲良し3人になって歩いている
「ねえ杏、炎の巫女なんて呼ばれてたの?」
「そうねえ。そう言ってくれら村人はいたわね。まあお父さんでもそうだけどそんなふうな呼び方はされなかったわ」
恵と杏は言う。たしかに炎を操るなんてまるでゲームにでてきそうなキャラだ。ロザリーも言う
「すごいですね。私なんて光を操るだけなのに」
ロザリーは少しがっかりした様子だった。しかし恵と杏は決して否定はしなかった
「何言ってるのよ!あんた、聞いたけど谷で血漿族出たとき光で一気に殲滅したんでしょ?」
「そうよ。私の力を分け与えたんだから血漿族は怖くないわ。しっかり自分を誇らしく思ってね」
ここまで言うとふと、杏は思った
「ん?力を分け与えた?」
そうだ。杏にもこの力を分けよう。そう思った恵だった
「私の力は他の人にも分けることが可能…ちょうどいいわね。貴女にも分けてあげる」
「そうなんだ。よろしく頼むわ」
道の真ん中で恵は杏の手を取り、神聖なる力を分け与えた。その動作は一瞬だ
その力を受け取った杏は一瞬両手から力が体中に染み渡ったのがわかった。終わると恵は手を離した
「…今瞬時に体がゾワゾワした感じで巡ったけど、これが力?」
「そう。だから杏も血漿族に更に強気で出れるほどになったわ。この力、大切にしてね」
恵が言うと杏は嬉しそうな顔をする
「やった~!これであの憎たらしい血漿族と対等に戦えるのね!さっさと地帯を見つけるわよ~!」
嬉しそうに走る杏。喜ぶ姿を見てこちらも嬉しそうな顔をする恵とロザリー
「…早速見つけたわ。血漿族の地帯」
杏が発見する。村から村への舗装された道に血漿族の場所があった。黒く変色して気持ち悪い匂いを漂わせてるこの地帯
「…ふと思ったけど、もしかして血漿族の地帯ってこういう…広いとこしかないのかしら」
「そうですね。確かに広い場所でこの地帯っていうのがありますね」
そう言うと地帯から出てくるわ出てくるわ。四足歩行のクリーチャー、ハエのようなクリーチャー。二足歩行のクリーチャー…
まるでゴキブリが現れたかのようにウジャウジャ出てきた。3人は戦闘態勢に入る
「私が先頭に立って上手く浄化するわ」
「ええ。アタシ達が援護すればいいわね」
「恵、気をつけてお願いします」
恵が先頭に立ってまっすぐに血漿族の地帯へと向かった!
ロザリーと杏はすぐに自分の力を使う。聖なる光と炎だ
「ケダモノども!消えなさい!」
杏は炎を手に生み出して血漿族相手に浴びさせた!火炎放射のような炎だった。食らった血漿族はもがんで浄化する
「ぐぐぐぐぐ…!」
「す、すごい…さっき恵から貰った力が効果出てるのかも…!」
「ハエはこちらです!…はぁ!!」
持っていた杖から光を出すロザリー。ロザリーの光は聖なる光となり血漿族を一瞬にして浄化した
「ぶぶぶぶ…!」
光を浴びた飛ぶ血漿族はそのまま落下した
「…はぁ!」
恵はそのまま一直線に血漿族の地帯へと向かう。途中二足歩行のクリーチャー2体が襲いかかる
「があああ!」
「邪魔よおおお!!」
恵は腕を広げてクリーチャーの頭を腕で吹き飛ばした!
ドゴォ!!
凄まじい音をして二足歩行のクリーチャーはそのまま撃沈、浄化した
「あれ…ラリアットじゃない…なんで恵はプロレス技知ってるの?」
「さあ…わかりません…」
ほとんどの血漿族を倒し、残りは浄化。今回は大きいクリーチャーが出てこなかった。しかしここでもたもたしてるとまた出てくる
迅速に。そう思って腰を素早く下ろし手を当てて光を灯す
「はぁぁぁ…!」
光を満ち足りて、やがて血漿族の地帯は消えた。これにてようやく浄化が完了した
恵はすっと立ち上がりふぅっと息を吐いた。杏とロザリーは近寄る
「お疲れ様です恵!」
「やっぱりあんたすごいわ」
杏とロザリーに言われて顔を合わせてニコリとする恵
「当たり前のことをやっただけよ。これで通行できるでしょう」
浄化した血漿族の地帯をあとにして3人は再び歩き始める。さっきの戦闘の疲れがないような気分だった
次の街はきれいな街らしいのでワクワクする恵
「思ったんだけど、ロザリーとアタシって戦闘スタイルは援護よねえ」
「そうですね。私はどちらかというと援護になるのかしら…」
ぽつりと杏とロザリーは言う。しかし恵は前を向きながら言う
「大丈夫よ。貴女達は援護してくれるだけでも十分に戦力になってるもの」
前を向きながらだが恵は特別心配いらないような口調で言った
「そう言われる嬉しいけど、いつも恵に頼りっぱなしもね」
「誰か、近接戦闘が得意な人と旅できればいいですけどね」
今後、そのような人が来てくれるだろうか?
会話をしつつ、いよいよ街へと着いた。ここは川がきれいな街とも言われ世界から来てくれることが多い
ウォール街に着いた。川がきれいなら建物だってきれいだ。3人は嬉しそうに街中を見ていた
「わあ…街並みがきれいです!」
ロザリーは吐息をしながら街を見ていた
「ええ。前に来たことあるけどきれいな街並みよ。早速川を見てみましょう!」
そう言うと杏は川を見ようとする
「みてみて!川があるわよ。とってもきれいなんで…」
杏は突然言葉が止まった。何かを見たのだろうか?血漿族だろうか?
「どうしました杏?何を見て…」
ロザリーも絶句した。杏と同じく目にハイライトが無くなった
「どうしたの一体?…ああああ!?」
恵は川の状況を見て大きな声をあげた
…この街の川が、濃い赤色に変色していた
しかもほぼ全域で川が赤色になっていた
3人はそれを見て絶句した。きれいでは無いからだ。あまりにも赤い川を見て3人の動きが赤い川の前で止まっていた
続く
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