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36話 「数々の地帯」
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「ウェナ。貴女に神聖の力、あげるわね」
恵はウェナの手を取り、神聖の力の譲渡をした。ウェナは不思議に思った
「貴様。これはいったい?」
「これは神聖の力。貴女にも血漿族を倒せる力ができたのよ」
なんと。そんなことだったとは。ウェナは微笑んで恵に言う
「ふっ、ありがとう。そんな力なんていらないとは思ったが、嬉しいものだ。ありがとう」
ウェナの手を引くと次はコルスの手を取って、言う
「コルス。貴女にも」
コルスは手から悪寒のようなものが体に来た。それだけであった。コルスは嬉しそうに言う
「恵!ありがとうございまっせ。これでにくい血漿族を倒せると思います!これからもよろしくでっせ!」
コルスはとびっきりの笑顔で恵に言った。これで8人め。きっとこれ以上は増えないだろうと思った
~
…恵たちは学園都市の周りを探っていた
兵士たちの情報だと学園都市の壁の向こう側に地帯があったという噂があった
なにせ突然襲撃してきたのだから。きっとあるはずだ。9人は色々と探していた
恵を先頭に8人は歩く。ふと、恵は後ろを見て8人を見た。最初はロザリーだけだったのにいつの間にかこんな大人数になっている
これも恵のおかげか。恵はあくまでも血漿族を滅ぼしたいという信念があった。そのためだけにここへ来たのだ
でも、過去のことは思い出せない。どんなに考えても思い出せない。神と会ったことだけが最初の記憶だ
そして恵はロザリーのいる村の大木にいた。ロザリーに起こさせてもらって、いきなり来た血漿族を倒した
後で村の側にある地帯を浄化した。そしてロザリーは旅に着いて行った。それだけであった
私の過去…どう考えても思いつかない。神に聞けばわかるのではないか?それも思った
恵はふと、両手の甲に描かれた神の紋章を見る。この紋章で…どれだけの人助けをできるのだろうか?
あまり見られてないが足の甲にも紋章がある。そして自分は両利きだった。右左どっちも殴れるタイプである
ううん。これ以上考えるのは止めよう。今は血漿族の地帯を浄化しないといけない。恵は再び前を見る
門を出て数十分間。それっぽい地帯は見つからない。多分あるはずだ。襲撃されたのだから
森の中を道なき道を歩く。低木の樹木が道を邪魔する。だがそんなことは関係ない
「どこにもないわねー」
「多分とこかにあるはずですよ」
また歩くとどこか匂いがした。血の匂い。そして腐臭の匂いが。ある!
「血の匂いがするね。きっと近くにあるよ」
サンダースは言った。匂いを元に9人は行く
するとあった。血漿族の地帯が。森の中ですっぽりと空いた草原に、そこにあった
しかしその地帯というのも大きい地帯だった。まるでそこから血漿族が出てくるように
クリーチャーはいないのか?恵が辺りを見渡す。いないようだ
「私がやるから見張ってね」
8人もいるのだから見張るのは簡単だろう。恵はいつも通りに血漿族の地帯に手を置く
「しっかし、誰もいないっすね」
「普通こういうところはクリーチャーがいるはずだが」
コルスとウェナが言う。確かにいない。と思った
「…!」
恵は浄化の手を置くの止めて上を見た。そこには大きい形で飛ぶ血漿族がいたことを
その血漿族は急降下した。恵はすぐに避ける。黒ずくめの血漿族が突然現れた
大きいハエのでかいバージョンと言ったようなものだ。手が何本もあり、羽が大きく、血の匂い、腐臭のする大きいハエのクリーチャーだ
恵含む9人は臨戦態勢に入る。もしかしたらこいつがボスかもしれない
「ぶわああああ!!」
大きいハエは声を発して金切り声をした。その音がとても嫌な音で全員が嫌がってしまう
「な、何よこの声…いたた…!」
「ボクこういうの嫌い!」
杏とリミットは金切り声でだめであった。しかしコルスは平気であった
「恵、皆さん。アタシがやっつけてあげます。恵。浄化の準備を」
「え?ええ」
コルスは8人の一歩前に出ると風の魔法を唱えた
「あんたたちがいるとアタシ、絶対許せないっすよねえ」
「ぶわああああ!!」
相変わらずハエは金切り声を。コルスは呪文の詠唱をする
「アタシの風の力よ。血漿族を切り裂く力を!ウィンドカッター!!」
手を突き出す。すると輪っかに近いような鋭い刃となる
びゅん!!
その速度は一瞬だった。音速を超えるような刃だった。大きいハエの頭を切り裂いて、ハエの頭は地に落ちた
ハエの頭が落ちたのだから体も地に落ちる。そして退治をした
「ふっ。アタシの風の力。舐めてもらうと困るもんですよ」
コルスは勝ち誇る顔をして言う
「…はぁ!」
ちょうど浄化のタイミングを計らい、そして辺り一面が草原に戻った
「よし!」
「お疲れ様です恵」
金切り声で攻撃すらできなかった7人は良かったと思い恵とコルスに近寄る
「ううん。今回はコルスのおかげ。コルス、あの金切り声をよく耐えたわね」
そう言うとコルスは説明する
「金切り声というのは音の振動です。音も振動もアタシは風の魔法があるのでああいう金切りの音が大丈夫なのは訓練されているんすよ」
「へえ…訓練でなんとかなるもんなんだ」
全然活躍してなかったカロフトが言う
「じゃあ、次いきましょう。きっとどこかにあるはずよ」
そう言うと9人は次の地帯探しへと向かった
~
2つめの地帯を見つけると9人全員で周りにいたクリーチャーを撃破。そのまま地帯の浄化をした
3つめもクリーチャーがいたが、大したことない数体だったため楽にクリア。地帯の浄化をする
そして4つめ…
「見えたわ!…な、なによ」
地帯の中心にでかいスライム状の血漿族がいた。おそらくこいつもクリーチャー。でかいスライムだった
「ボクの拳じゃあだめじゃん」
「でもやらないとまずいわ。いきましょう」
9人はでかいスライムに近寄る。するとでかいスライムはその内部のコアがこちらに向いたのに気づいた
ぶん!
スライムの塊がこちらに対して襲いかかる!全員瞬時に避けた
「これはどうするべきか…!」
「恵。私に任せろ。あのスライムの塊をえぐってコアを上手く誘導させないようにしよう」
「任せたわ!ウェナ!」
「じゃあ私、上手くコアに当てるわ!」
リリアナはすぐに波動砲を撃てる態勢になり、ウェナは燕家舞踏術の構えをした。かまきりのポーズだ。スキをついて塊をえぐる!
ぐさ!ぐりっ!
音なぞ無いが、そういう音っぽい気がした。ウェナはスライムをえぐり、どんどんスライムがえぐられていく
スライムはえぐられたのかコアも全然動けない状態になった。リリアナは波動砲の構えをする
「直射波動砲!撃てー!!」
ぼおおおお!!その波動砲は一直線にレーザーを放ち、コアの部分を撃つ。コアにあたったスライムはそのまま浄化されていった
スライムはやがて地に帰ったがまだ終わっていない。恵はすぐに浄化の態勢になり、地帯の浄化をする
「…はぁ!」
地帯は消え、やがて浄化。これでようやく終わった
「…よーし!これでばっちり!」
「お疲れ様です!」
「いやあ、あんたはやっぱりすごいよ」
これでほぼすべての浄化が終わった。きっと大丈夫だろう
「でも…あの大きなハエといい、スライムもいずれまた出てくるでしょうね」
「できればボクはスライムとは戦いたくないなあ」
~
すっかり夜になってしまった。9人はオブジェの前にいた
「うーん。今から宿屋でも探すとしますか」
「そうね。でも私たちみたいな大人数で泊まれる宿なんてあるのかしら」
うーん。9人はどうしようか悩んでいたら、学園のほうから誰か来てくれた
「おや…?ノッタさん!」
そう。あの副校長のノッタが来てくれた。9人に近寄る
「お前たち。今日はありがとう。お礼としては空いてる寮の部屋で泊まってくれないか?」
「え!?いいの!?」
これは良いことだ。恵は嬉しそうに言う
「気にするな。私に着いてきてくれ」
ノッタは手招きして9人を誘導させた
今日はつかれただろう
ゆっくりと休むことにした
恵はウェナの手を取り、神聖の力の譲渡をした。ウェナは不思議に思った
「貴様。これはいったい?」
「これは神聖の力。貴女にも血漿族を倒せる力ができたのよ」
なんと。そんなことだったとは。ウェナは微笑んで恵に言う
「ふっ、ありがとう。そんな力なんていらないとは思ったが、嬉しいものだ。ありがとう」
ウェナの手を引くと次はコルスの手を取って、言う
「コルス。貴女にも」
コルスは手から悪寒のようなものが体に来た。それだけであった。コルスは嬉しそうに言う
「恵!ありがとうございまっせ。これでにくい血漿族を倒せると思います!これからもよろしくでっせ!」
コルスはとびっきりの笑顔で恵に言った。これで8人め。きっとこれ以上は増えないだろうと思った
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…恵たちは学園都市の周りを探っていた
兵士たちの情報だと学園都市の壁の向こう側に地帯があったという噂があった
なにせ突然襲撃してきたのだから。きっとあるはずだ。9人は色々と探していた
恵を先頭に8人は歩く。ふと、恵は後ろを見て8人を見た。最初はロザリーだけだったのにいつの間にかこんな大人数になっている
これも恵のおかげか。恵はあくまでも血漿族を滅ぼしたいという信念があった。そのためだけにここへ来たのだ
でも、過去のことは思い出せない。どんなに考えても思い出せない。神と会ったことだけが最初の記憶だ
そして恵はロザリーのいる村の大木にいた。ロザリーに起こさせてもらって、いきなり来た血漿族を倒した
後で村の側にある地帯を浄化した。そしてロザリーは旅に着いて行った。それだけであった
私の過去…どう考えても思いつかない。神に聞けばわかるのではないか?それも思った
恵はふと、両手の甲に描かれた神の紋章を見る。この紋章で…どれだけの人助けをできるのだろうか?
あまり見られてないが足の甲にも紋章がある。そして自分は両利きだった。右左どっちも殴れるタイプである
ううん。これ以上考えるのは止めよう。今は血漿族の地帯を浄化しないといけない。恵は再び前を見る
門を出て数十分間。それっぽい地帯は見つからない。多分あるはずだ。襲撃されたのだから
森の中を道なき道を歩く。低木の樹木が道を邪魔する。だがそんなことは関係ない
「どこにもないわねー」
「多分とこかにあるはずですよ」
また歩くとどこか匂いがした。血の匂い。そして腐臭の匂いが。ある!
「血の匂いがするね。きっと近くにあるよ」
サンダースは言った。匂いを元に9人は行く
するとあった。血漿族の地帯が。森の中ですっぽりと空いた草原に、そこにあった
しかしその地帯というのも大きい地帯だった。まるでそこから血漿族が出てくるように
クリーチャーはいないのか?恵が辺りを見渡す。いないようだ
「私がやるから見張ってね」
8人もいるのだから見張るのは簡単だろう。恵はいつも通りに血漿族の地帯に手を置く
「しっかし、誰もいないっすね」
「普通こういうところはクリーチャーがいるはずだが」
コルスとウェナが言う。確かにいない。と思った
「…!」
恵は浄化の手を置くの止めて上を見た。そこには大きい形で飛ぶ血漿族がいたことを
その血漿族は急降下した。恵はすぐに避ける。黒ずくめの血漿族が突然現れた
大きいハエのでかいバージョンと言ったようなものだ。手が何本もあり、羽が大きく、血の匂い、腐臭のする大きいハエのクリーチャーだ
恵含む9人は臨戦態勢に入る。もしかしたらこいつがボスかもしれない
「ぶわああああ!!」
大きいハエは声を発して金切り声をした。その音がとても嫌な音で全員が嫌がってしまう
「な、何よこの声…いたた…!」
「ボクこういうの嫌い!」
杏とリミットは金切り声でだめであった。しかしコルスは平気であった
「恵、皆さん。アタシがやっつけてあげます。恵。浄化の準備を」
「え?ええ」
コルスは8人の一歩前に出ると風の魔法を唱えた
「あんたたちがいるとアタシ、絶対許せないっすよねえ」
「ぶわああああ!!」
相変わらずハエは金切り声を。コルスは呪文の詠唱をする
「アタシの風の力よ。血漿族を切り裂く力を!ウィンドカッター!!」
手を突き出す。すると輪っかに近いような鋭い刃となる
びゅん!!
その速度は一瞬だった。音速を超えるような刃だった。大きいハエの頭を切り裂いて、ハエの頭は地に落ちた
ハエの頭が落ちたのだから体も地に落ちる。そして退治をした
「ふっ。アタシの風の力。舐めてもらうと困るもんですよ」
コルスは勝ち誇る顔をして言う
「…はぁ!」
ちょうど浄化のタイミングを計らい、そして辺り一面が草原に戻った
「よし!」
「お疲れ様です恵」
金切り声で攻撃すらできなかった7人は良かったと思い恵とコルスに近寄る
「ううん。今回はコルスのおかげ。コルス、あの金切り声をよく耐えたわね」
そう言うとコルスは説明する
「金切り声というのは音の振動です。音も振動もアタシは風の魔法があるのでああいう金切りの音が大丈夫なのは訓練されているんすよ」
「へえ…訓練でなんとかなるもんなんだ」
全然活躍してなかったカロフトが言う
「じゃあ、次いきましょう。きっとどこかにあるはずよ」
そう言うと9人は次の地帯探しへと向かった
~
2つめの地帯を見つけると9人全員で周りにいたクリーチャーを撃破。そのまま地帯の浄化をした
3つめもクリーチャーがいたが、大したことない数体だったため楽にクリア。地帯の浄化をする
そして4つめ…
「見えたわ!…な、なによ」
地帯の中心にでかいスライム状の血漿族がいた。おそらくこいつもクリーチャー。でかいスライムだった
「ボクの拳じゃあだめじゃん」
「でもやらないとまずいわ。いきましょう」
9人はでかいスライムに近寄る。するとでかいスライムはその内部のコアがこちらに向いたのに気づいた
ぶん!
スライムの塊がこちらに対して襲いかかる!全員瞬時に避けた
「これはどうするべきか…!」
「恵。私に任せろ。あのスライムの塊をえぐってコアを上手く誘導させないようにしよう」
「任せたわ!ウェナ!」
「じゃあ私、上手くコアに当てるわ!」
リリアナはすぐに波動砲を撃てる態勢になり、ウェナは燕家舞踏術の構えをした。かまきりのポーズだ。スキをついて塊をえぐる!
ぐさ!ぐりっ!
音なぞ無いが、そういう音っぽい気がした。ウェナはスライムをえぐり、どんどんスライムがえぐられていく
スライムはえぐられたのかコアも全然動けない状態になった。リリアナは波動砲の構えをする
「直射波動砲!撃てー!!」
ぼおおおお!!その波動砲は一直線にレーザーを放ち、コアの部分を撃つ。コアにあたったスライムはそのまま浄化されていった
スライムはやがて地に帰ったがまだ終わっていない。恵はすぐに浄化の態勢になり、地帯の浄化をする
「…はぁ!」
地帯は消え、やがて浄化。これでようやく終わった
「…よーし!これでばっちり!」
「お疲れ様です!」
「いやあ、あんたはやっぱりすごいよ」
これでほぼすべての浄化が終わった。きっと大丈夫だろう
「でも…あの大きなハエといい、スライムもいずれまた出てくるでしょうね」
「できればボクはスライムとは戦いたくないなあ」
~
すっかり夜になってしまった。9人はオブジェの前にいた
「うーん。今から宿屋でも探すとしますか」
「そうね。でも私たちみたいな大人数で泊まれる宿なんてあるのかしら」
うーん。9人はどうしようか悩んでいたら、学園のほうから誰か来てくれた
「おや…?ノッタさん!」
そう。あの副校長のノッタが来てくれた。9人に近寄る
「お前たち。今日はありがとう。お礼としては空いてる寮の部屋で泊まってくれないか?」
「え!?いいの!?」
これは良いことだ。恵は嬉しそうに言う
「気にするな。私に着いてきてくれ」
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