中年sランク冒険者の俺が次世代の育成をしてたら、異世界召喚勇者軍団が俺を魔王と勘違いして攻めてきた。

hakamori

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1章 奴隷の育成

メイド服完成、世界会議開始

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アリス達が修行を始めて1週間が経った。彼女達はスキルの扱いにも慣れて、ちらほらご褒美を貰える子も出始めた。今日は昨日クリスティーナに頼まれれていたものが出来たと言われていたので、奴隷全員を連れてレイカを送りがてら連れて行く。

「おはようございます!」レイカが元気よく挨拶して入っていくのにみんなが続く。
「いらっしゃーい、待ってたわよー。さぁこっちにいらっしゃい。」アリス達が奧へ連れて行かれる。しばらくするとみんなメイド服を着て出て来た。

メイド服は白と紺の2色で動きやすい様にミニスカート丈にしてあり、メイド服はロングスカートが一般的なので割と異質な感じになった。前までの服同様。神樹の力の宿っている糸を使っているので魔力を流すことにより並の刃物を通さない。(最近神樹糸と名前がついたらしいそのまんまだけど)
アリス達はとても喜んでいるのでよかった。代わりに、とんでもない金額の物資を請求されたが、まぁ払えるからいいだろう。
新しくメイド服がもらえてご機嫌なアリス達は家に戻った後いつも通りに、家の家事をこなした後、各々のトレーニングを始めた。

俺はと言うとユグに呼び出されて、この館で1番でかい部屋の会議室の前にいる。3回ノックして中に入る。
「やっと来なさったか。」ユグの声を聞き俺の入って来た扉の方を見て安堵しているものもいる。今ここでは世界の重鎮達が古よりこの世界から追放された女神セレシアが召喚した、400という異世界転移勇者にどう対抗していくかの会議をしている。座っている重鎮は人間も魔族も精霊もいる。人間からは教皇国の隣国の3国が代表して、エデン人類自治地区からゴリアテ議長、そしてうちのユグこと世界樹ユグドラシルを信仰するイルミン教なるものを国教としている宗教国家スールの現法王ラーヴェ、過去の転移勇者が持ち込んだ独自の文化を持ち、ニンジャとサムライが治めるヒノモト国の318代将軍サカノウエ。
魔族からは、風神の眷属をしている、天狗一族の長コウマ一応女性だ。他に鬼族を代表してオニヒメ。竜族からは竜王が。こないだ会った、吸血鬼の代表始祖のカーミラ。秘境エルフの村から、村長シルフィ。ドワーフ族の王バッケス。あと獣人の国から獣王ガエンが来ている。精霊からは長の大精霊パラケル。あとうちの町から神殿長といったメンツである。あと教皇国に1番近いゴブリンの長で賢者とリザードマンの長である隠者がいるはずだが来ていない。
そのことが少し気がかりだが、席に座って待つ事にする。
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