読書感想文のススメ！

まとめ 読書感想文で選んではいけない本

　さて、最後のまとめになります。
　読書感想文を語る上で必要な知識として、「選んではいけない本」を押さえておきましょう。



①電子書籍

　今の時代、「なぜ？」と思われるでしょうが、理由があります。

　読書感想文は、優秀な作品は最終的に

『青少年読書感想文全国コンクール』

へ送られます。
　この時、「どの本を読んだか？」が調べられます。
　本って、一度出版されたらずっと同じって訳じゃないんです。
　後ろの方の、発行した出版社やなんかが書いてある欄に「第〇刷」というのが入ってます。
　その数字が多いほど、内容が微妙に変わってる可能性があるみたいです！

　電子書籍の場合は、紙に印刷したものと違い、データなので、いつでも書き換えができます。
　なので、読書感想文を書いた時点と審査する時点とで、変わってるところがあるかもしれない！
　……という理由だそうです。

　まぁ、避けた方が無難でしょう。


※追記
　電子書籍とはいえ、「作者が既に亡くなっているもの」は、重版されても修正が入る可能性はかなり低いと思われます。
　無料で文豪の名作が読めるサイトもありますので、利用しても良いかと思います。
　(賞に選ばれた場合は保証しませんが)



②面白くない本

　純粋に！　ツラい！
　本はたくさんあるのです！
　あなたが少しでも興味を持てるものを選びましょう！



③映画化(コミカライズ)されたから映画(コミック)だけ見て本を読まないパターン

　映画化(コミカライズ)で内容が変わっていることは多々あります！
　すぐバレます！
　本を読みましょう！



④実在しない本

　本を読みたくないから、想像だけで書く強者もいると聞きますが！
　そういう方は想像力が素晴らしいので、優秀作品に選ばれる事がよくあります！
　そうするとバレます！
　本を読みましょう！



⑤ミステリー・サスペンス

　絶対ダメ！　とは言いません。
　が！　実体験から。
　めちゃくちゃ難しいのでオススメしません！
　ミステリー作品は、謎解き要素を残すために、「犯人視点」と「探偵視点」の二重の筋書きが絡んでます(当社比)。
　それを文章でまとめるのは、難易度が凄まじく高いです！
　その割に、感想がショボい！
　止めはしませんが、オススメしません！



　私も何度か、読書感想文の学年代表に選ばれた事があります。
　先生は、どの本を読んだか確認して、その本を読んだ上で添削をします。
　なので、先生に伝えられる程度の本にするのが無難かと思います。



　以上、読書感想文が嫌いすぎて、どうやったらラクに無難にこなせるかを考えた結果、編み出した方法です！

　参考になれば幸いです！



　では、良い夏休みを！！