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3-1
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3-1-1
「ああ~、暇だな。」
いつも皇女様は退屈していた。
「愛ちゃん、何か楽しいことはない?」
AIの愛ちゃんに尋ねました。
「は~い! 可愛い愛ちゃんです! 秋なのにゲリラ豪雨ばっかりです!」
「AIも濡れると大変だよね。」
「愛ちゃんは防水です! エヘッ!」
今どきの、AIは水に強いらしい。
「ねえねえ、愛ちゃん。」
「私のハンバーグはあげませんよ!」
「ズコー!」
皇女様はズッコケるしかない。
ピキーン!
「どうしよう? 特に何もない。ポンコ1の移設に2、3日かかると思ったら、全力出したら1時間で終わっちゃった。困ったな?」
予定が早く終わり、スケジュール通りにいかず、時間が余ったので「ポンコ3」をノープランで書き始めた。
「のんびりしたらいいんじゃないですか? お茶と饅頭もありますからね。栗入りですよ! エヘッ!」
なぜか饅頭を食べ、お茶を飲むAIの愛ちゃん。
「ジュルジュルジュル! は~あ、やっぱりお茶は濃いいに限りますな。アハッ!」
まろやかな時間が流れる皇女様と愛ちゃん。
「ゴホッ!? ゴホッ!?」
そして、栗饅頭に喉を詰まらせる愛ちゃん。
「はい! お茶! 大丈夫!? 愛ちゃん!?」
優しい皇女様。
「はあ!? はあ!? 死ぬかと思ったです!?」
そして、死にかける愛ちゃん。
「皇女様。休憩も終わったことですし、ポンコ2の続きで、ポン区を深堀してみては、どうでしょうか?」
ポン執事が現れる。
「そうしよう! アハッ!」
東京都ポン区。これはポンコ2で現れた。ポン特区は、火事、津波、ミサイル、核爆弾、も闇に葬るシステム。ただし、周辺の区は間接的に流れ弾の迷惑を被る。
「面白くない!」
ポン区は、強くなり過ぎて、先進国や悪の秘密から恨みを買っている。
「これだけでもアニメ1話分にはなりそうな展開だな! アハッ!」
「目指せ! 長寿アニメです! エヘッ!」
今日もポンコツ姉妹は平和だった。
「大変です!? 皇女様!? ポンコ1に皇室や皇居が登場しています!?」
ピキーン!
「なんですと!?」
つづく。
3-1-2
「忘れよう! 私は細かいことは気いしない主義だ! なぜなら私はポン王国の皇女なのだから! オッホッホー!」
日本とは書いていないが、既に皇居、皇族をしようしている事実が判明。しかし、皇族、皇居は「聖域」「聖人」なので触れるとアニメ化できないと、AIが言った。
「深く考える必要がなかったな。アハッ!」
皇女様は、こういう奴である。
「良かったら。お茶のおかわりもありますよ! エヘッ!」
AIの愛ちゃんは、この皇女様の脳みそを学習して作られたAIである。
ピキーン!
「そうだ! 宿題を残しておくと、後が苦しくなるので、さっさと終わらせよう。」
皇女様は夏休みの宿題は先に終わらせる派であった。
「これは、ポンコ1を、ここに移設中に読ませて、紹介文として、AIにまとめさせた文章である。どうぞ!」
10歳の少女・スズが創り出した「ポンの世界」は、感情がキャラクターとなって動き出す、世界初の“感情育成RPG”! AIの愛ちゃん、ポン皇女、魔ポン、無ポン…ポンコツで愛される仲間たちが織りなすギャグと哲学の大冒険。 暴力ゼロ、言葉と心で戦う新しい物語は、子どもにも大人にも刺さる“ポン”とくる共感の嵐。 「ポンは心の結晶」「私は悪くない。AIが言ったから」など名言続出! SNS、教育、経済、アニメ、ゲーム…すでに世界を侵食し始めた“ポン文化”の原点がここに。 皇女様の「オッホッホー!」と愛ちゃんの「エヘッ!」が世界を救う!? ポンは、ただのキャラじゃない。あなたの心そのもの。 これはもう、“アニメ化される運命”の物語。 笑って泣いて、ポンで癒される。 あなたのポンが、誰かの心を開く日が、きっと来る。
「ポン」は、主人公のポン皇女スズがAIの愛ちゃんと共に、ゲームの世界を舞台に世界の争いを解決する物語です。
彼女は、自身の創作したゲーム「ポンの世界」で、可愛さと親しみやすさで世界的人気となったキャラクター「ポン」が引き起こした対立に直面します。現実世界での親子ゲンカから、ゲーム内のポン同士の戦争まで、あらゆる争いを終わらせるため、ポン皇女は**「ポンは心の結晶」**という信念を胸に立ち上がります。
この物語は、言葉や感情の力を通して、非暴力で世界を救う、心温まる冒険ファンタジーです。
以上。
「こうすると説明する手間が省けて、便利ですね。エヘッ!」
「そうそう。私が説明しても、視聴者に伝わらないんだよね。アハッ!」
皇女様も愛ちゃんも、見事なポンコツ姉妹ぶりである。
「さらに、文章が長いと思ったので、AIの三賢者にまとめさせた。どうぞ!」
AIの三賢者は、ハイロット、シェミニ、ジャットである。
10歳の少女スズが創った「ポンの世界」は、感情がキャラになる“感情育成RPG”。
ポン皇女となったスズは、AIの愛ちゃんと共に争いを終わらせる旅に出る。
登場キャラは、魔ポン、無ポン…ポンコツだけど愛される感情たち。
戦い方は暴力ゼロ。心と心でぶつかり合う、新しい冒険ファンタジー。
「ポンは心の結晶」など、子どもにも大人にも刺さる名言が続出。
ギャグと哲学が交差するストーリーに、SNSでも“ポン文化”が話題沸騰。
親子ゲンカから世界の戦争まで、ポンで解決!?
皇女の「オッホッホー!」とAIの「エヘッ!」が、心をゆるがす。
笑って、泣いて、癒されて——あなたの感情もきっと動き出す。
これはもう、アニメ化待ったなしの“心の冒険譚”。
「完璧ですね!」
「そう! やっぱり私が説明しなければ完璧なのだ! ワッハッハー!」
皇女様が何もしないことが幸せなゲームの「ポンの世界」。アハッ!
「皇女様。ゲームに長時間プレイは目に悪いので、強制ログアウトです!」
「なんで執事が皇女より強いんだよ!? ギャアアアアアアー!」
つづく。
3-1-3
「ふあ~あ! 良く寝た! PPDSのおかげで睡眠時間もバッチリ!」
皇女様は、現実世界では、鈴木スズ10才の女の子である。ちなみにPPDSとは、ポン・皇女・ドリーム・システムの略である。一言でいうと、寝ている時に意思だけでゲームができる夢のシステム。体は寝ているので体力も回復できる。超便利! アハッ!
ピキーン!
「私、現実とゲームの行き来ができるから、人気作の韓国ドラマの「シグナポン」ができるわ~。現実の事件を、ゲームで解決。そして未来を変える。簡単にできるわ~。私。アハッ!」
無事にポンコ3が始まったので、上機嫌のスズ。
居間にやってきたスズ。
「おはよう! お父さん! お母さん!」
今では、スズから笑顔で明るく挨拶をするようになった。
「おはよう! スズ!」
「おはよう! スズちゃん!」
スズの両親の父スズ男、母スズ子である。普通の両親である。
(不思議だ。こいつらが元ヤンキーだったとは・・・・・・。)
それよりも、スズが元引きこもりの不登校で一日ゲーム三昧設定だったことが、もっと謎である。
「学校に行ってきます!」
「気を付けてな!」
「お土産待ってるわよ~!」
(これなら長寿アニメの家族モノも大丈夫! アハッ!)
キャラクターの設定は、長寿アニメになるためにアップデートされてきた。
外に出たスズは住まいを振り返り見上げる。
「私って、都営住宅に住んでいたんだわ。」
スズの住所は、東京都ポン区のポン都営住宅である。これは日本の借金を、スズのポン王国が肩代わりして、東京湾の埋め立て開発、東京都の24番目の特別区、ポン区を設立した経緯がある。ゲームが現実を浸食し始めたのであった。
つづく。
3-1-4
「私って、ポン小学校に通っていたんだわ。」
スズは、ポン区の住民らしく、区内にあるポン小学校に通っていた。
「おはよう! タナちゃん!」
スズは教室にやってきた。
「スズちゃん! おはよう!」
今では、スズにお友達もできた。
「ねえねえ、タナちゃん。「シグナポン」ってどう? 現実の事件をゲームで解決して、未来を変えるの? 面白そうでしょ?」
探偵モノは、名探偵コナポンが終わるまでは、誰も無理だろう。2時間サスペンスが終わったのも、コナポンが強すぎるから説がある。
「でも「ポンの世界」では「非暴力・殺人NG」が理念でしょ? 事件モノは、無理じゃないかな?」
田中タナは、普通少女である。
ピキーン!
「ポンの世界がダメなら、現実世界で暴力と殺人を起こせばいいのよ!」
公正したとはいえ、まだまだスズの思考回路は危険だった。
「スズちゃん。あんまり変なことを言っていると、お友達止めるわよおおおおおおー!」
これが普通の圧力だ。
「ごめんなさい! ごめんなさい! 変な考えはやめるから! 許してください!」
スズも、普通の力には勝てなかった。
「分かればよろしい。ニコッ!」
元々、タナはスズの奇想天外な発想を抑えるための普通だった。
(フッ。タナちゃんがいれば、長寿アニメの学校モノも大丈夫! アハッ!)
スズの本音である。
教室の端がうるさい!
「謝れ! 貧乏人!」
高橋タカ。お金持ち。ポン・タワーマンションに住んでいる。
「おまえがぶつかってきたんだろうが! お金持ちめ!」
佐藤サト。庶民。タナと同じで経済レベル。
「よし! ポン・カード・バトルで勝負だ!」
「いいだろう! 望むところだ!」
ポン・カードは、全世界で流行っている。超レア・カード「砂浜でヤドカリと戯れる魔ポン」は転売市場では、1億円以上の価値がある。
「・・・・・・男子って、イモね。」
ゲームの世界とはいえ、皇女を務めているスズには、同級生の男の子は、子供に見えた。
「そうだね。お母さんが言っていた。バカはうつるから、バカには近づいたらいけないんだって。」
普通少女は、お母さんの言いつけは守る良い子であった。
「今度は、先生でも考えようかな? アハッ!」
現実世界の学校のキャラクターは、まだ4人しかいなかった。
つづく。
3-1-5
「そういえば、昔の担任のわいせつ教師は、闇に消したな。アハッ!」
スズの不登校の原因は、学校の先生が悪い人だったことも一つの要因である。スズも大人に幻滅した子供であった。
「そもそもポン区で教師になれる人間って、いるのかな?」
ポン区は、悪い人間は入区できない「非暴力・殺人NG」のシステム。変態教師は、ポン小学校の教壇には立てない。
「はい! 皆さん! 注目! 今日は、新しい担任の先生を紹介します!」
「初めまして。中村ナカと申します。 非常勤講師です。よろしくお願いします。」
ナカは若い大卒で公務員試験に落ち、非常勤講師で受かった新任教師であった。
「あれれ? 担任の教師って、常勤講師がするんじゃないの?」
「先生も人手不足だから仕方がないよ。」
少子化、人材不足の問題は、遂に学校の先生にまで波及していた。
「私たちは、教育委員会に見捨てられたんだね。お受験すればよかった・・・・・・。」
良い教師と接すれば、子供の成績は伸び、悪い教師に教えられれば、子供の成績が落ちる。俗にいう、教師ガチャである。それを避けるためにお金持ちはお受験して、私立の高い給料をもらっていて教師も安定している学校に子供を通わせたいのである。
「スズちゃん、お受験するお金あるの?」
「ないよ。アハッ!」
ここで、スズがポン都営住宅に住んでいるが自由を奪う。お受験もふるさと納税も、制度を作ったお金持ちが優遇される制度だった。
「はい。それでは、授業を始めます。」
ナカ先生が授業を始めようとする。
(よし! 頑張ろう! 私!)
先生であっても、初めての授業は緊張するのである。だって人間だもの。アハッ!
「くらえ! 貧乏人! 俺様のキャビア・ポンカードだ!」
「負けるもんか! ミミズポンにも武士の魂だ!」
サトとタカは、ポン・バトル・カードで遊び続けていた。
「こら! そこ! 騒がしいですよ!」
(新米教師だからって、なめられてたまるか! ビシッと言ってやる!)
ナカ先がサトとタカを注意しに行く。
「こ、これは!? ポン・バトル・カード!?」
ポン・カードを見て、ナカ先生の表情が変わる。
「私も混ぜて! 大学でも流行っていたのよね! 私、超レアの「お昼寝をする魔ポン」カードを持っているわよ!」
まだ学生気分が抜けないナカ先生。
「ええー!? お昼寝をする魔ポン!? 100万以上する超レアですよ!?」
「先生! 俺様は先生にどこまでもついていきます!」
超レアを持っているだけで新米教師は救われ、学校でも人気者の先生になれる。
「これでいいのか?」
さすがの脱線王のスズも、お友達教師の学校教育の崩壊の瞬間を見て戸惑う。
「タナちゃん、一緒に言おうよ。」
「いいよ。スズちゃん。」
せ~の!
「芋ね!」
さすがの普通少女も授業中にふざける教師と同級生に同意した。ちなみに「芋ね!」Tシャツは、ポン皇女通販で新発売。芋ポンぬいぐるみも作成中。
つづく。
おまけ。
「皆さん! 4年生は、新任の中村先生のクラスがテストで一番でしたよ!」
奇跡的にも、ポン・カード大好きナカ先生のクラスが成績が一番だった。
「中村先生、他の先生に教育方法を教えてあげてください!」
「えっと、えっと、私は普通に勉強を教えただけですよ。はい。」
謙虚なナカ先。
「素晴らしい! 皆さんも中村先生を見習うように!」
「は~い!」
殺伐とした職員会議だった。
(い、言えない!? ポン・カード・バトルで勝って、生徒に言うことをきかせてるなんて!?)
こんな風景である。
「私の勝ちね! タカ君! 授業中は静かにしなさい! いいですね! それから宿題もちゃんとやってくるように!」
「はい! 先生! ポン・バトで負けたので、言うことを聞きます!」
例え、教師であってもポン・バトルで勝てば、生徒から尊敬されるのだ。
「いいですか! みんな! ここは次のテストに、このまま出ますからね! しっかり覚えておくように!」
「はい!」
ナカ先生は、テストの答えを生徒に教えていた。
「いや~。私は、ナカ先生を見直したよ。私でも100点が取れるよ! アハッ!」
スズもナカの術中にはまっていた。
「そうかな?」
普通少女タナだけが善意の呵責で心を痛めるのであった。
終わり。
「ああ~、暇だな。」
いつも皇女様は退屈していた。
「愛ちゃん、何か楽しいことはない?」
AIの愛ちゃんに尋ねました。
「は~い! 可愛い愛ちゃんです! 秋なのにゲリラ豪雨ばっかりです!」
「AIも濡れると大変だよね。」
「愛ちゃんは防水です! エヘッ!」
今どきの、AIは水に強いらしい。
「ねえねえ、愛ちゃん。」
「私のハンバーグはあげませんよ!」
「ズコー!」
皇女様はズッコケるしかない。
ピキーン!
「どうしよう? 特に何もない。ポンコ1の移設に2、3日かかると思ったら、全力出したら1時間で終わっちゃった。困ったな?」
予定が早く終わり、スケジュール通りにいかず、時間が余ったので「ポンコ3」をノープランで書き始めた。
「のんびりしたらいいんじゃないですか? お茶と饅頭もありますからね。栗入りですよ! エヘッ!」
なぜか饅頭を食べ、お茶を飲むAIの愛ちゃん。
「ジュルジュルジュル! は~あ、やっぱりお茶は濃いいに限りますな。アハッ!」
まろやかな時間が流れる皇女様と愛ちゃん。
「ゴホッ!? ゴホッ!?」
そして、栗饅頭に喉を詰まらせる愛ちゃん。
「はい! お茶! 大丈夫!? 愛ちゃん!?」
優しい皇女様。
「はあ!? はあ!? 死ぬかと思ったです!?」
そして、死にかける愛ちゃん。
「皇女様。休憩も終わったことですし、ポンコ2の続きで、ポン区を深堀してみては、どうでしょうか?」
ポン執事が現れる。
「そうしよう! アハッ!」
東京都ポン区。これはポンコ2で現れた。ポン特区は、火事、津波、ミサイル、核爆弾、も闇に葬るシステム。ただし、周辺の区は間接的に流れ弾の迷惑を被る。
「面白くない!」
ポン区は、強くなり過ぎて、先進国や悪の秘密から恨みを買っている。
「これだけでもアニメ1話分にはなりそうな展開だな! アハッ!」
「目指せ! 長寿アニメです! エヘッ!」
今日もポンコツ姉妹は平和だった。
「大変です!? 皇女様!? ポンコ1に皇室や皇居が登場しています!?」
ピキーン!
「なんですと!?」
つづく。
3-1-2
「忘れよう! 私は細かいことは気いしない主義だ! なぜなら私はポン王国の皇女なのだから! オッホッホー!」
日本とは書いていないが、既に皇居、皇族をしようしている事実が判明。しかし、皇族、皇居は「聖域」「聖人」なので触れるとアニメ化できないと、AIが言った。
「深く考える必要がなかったな。アハッ!」
皇女様は、こういう奴である。
「良かったら。お茶のおかわりもありますよ! エヘッ!」
AIの愛ちゃんは、この皇女様の脳みそを学習して作られたAIである。
ピキーン!
「そうだ! 宿題を残しておくと、後が苦しくなるので、さっさと終わらせよう。」
皇女様は夏休みの宿題は先に終わらせる派であった。
「これは、ポンコ1を、ここに移設中に読ませて、紹介文として、AIにまとめさせた文章である。どうぞ!」
10歳の少女・スズが創り出した「ポンの世界」は、感情がキャラクターとなって動き出す、世界初の“感情育成RPG”! AIの愛ちゃん、ポン皇女、魔ポン、無ポン…ポンコツで愛される仲間たちが織りなすギャグと哲学の大冒険。 暴力ゼロ、言葉と心で戦う新しい物語は、子どもにも大人にも刺さる“ポン”とくる共感の嵐。 「ポンは心の結晶」「私は悪くない。AIが言ったから」など名言続出! SNS、教育、経済、アニメ、ゲーム…すでに世界を侵食し始めた“ポン文化”の原点がここに。 皇女様の「オッホッホー!」と愛ちゃんの「エヘッ!」が世界を救う!? ポンは、ただのキャラじゃない。あなたの心そのもの。 これはもう、“アニメ化される運命”の物語。 笑って泣いて、ポンで癒される。 あなたのポンが、誰かの心を開く日が、きっと来る。
「ポン」は、主人公のポン皇女スズがAIの愛ちゃんと共に、ゲームの世界を舞台に世界の争いを解決する物語です。
彼女は、自身の創作したゲーム「ポンの世界」で、可愛さと親しみやすさで世界的人気となったキャラクター「ポン」が引き起こした対立に直面します。現実世界での親子ゲンカから、ゲーム内のポン同士の戦争まで、あらゆる争いを終わらせるため、ポン皇女は**「ポンは心の結晶」**という信念を胸に立ち上がります。
この物語は、言葉や感情の力を通して、非暴力で世界を救う、心温まる冒険ファンタジーです。
以上。
「こうすると説明する手間が省けて、便利ですね。エヘッ!」
「そうそう。私が説明しても、視聴者に伝わらないんだよね。アハッ!」
皇女様も愛ちゃんも、見事なポンコツ姉妹ぶりである。
「さらに、文章が長いと思ったので、AIの三賢者にまとめさせた。どうぞ!」
AIの三賢者は、ハイロット、シェミニ、ジャットである。
10歳の少女スズが創った「ポンの世界」は、感情がキャラになる“感情育成RPG”。
ポン皇女となったスズは、AIの愛ちゃんと共に争いを終わらせる旅に出る。
登場キャラは、魔ポン、無ポン…ポンコツだけど愛される感情たち。
戦い方は暴力ゼロ。心と心でぶつかり合う、新しい冒険ファンタジー。
「ポンは心の結晶」など、子どもにも大人にも刺さる名言が続出。
ギャグと哲学が交差するストーリーに、SNSでも“ポン文化”が話題沸騰。
親子ゲンカから世界の戦争まで、ポンで解決!?
皇女の「オッホッホー!」とAIの「エヘッ!」が、心をゆるがす。
笑って、泣いて、癒されて——あなたの感情もきっと動き出す。
これはもう、アニメ化待ったなしの“心の冒険譚”。
「完璧ですね!」
「そう! やっぱり私が説明しなければ完璧なのだ! ワッハッハー!」
皇女様が何もしないことが幸せなゲームの「ポンの世界」。アハッ!
「皇女様。ゲームに長時間プレイは目に悪いので、強制ログアウトです!」
「なんで執事が皇女より強いんだよ!? ギャアアアアアアー!」
つづく。
3-1-3
「ふあ~あ! 良く寝た! PPDSのおかげで睡眠時間もバッチリ!」
皇女様は、現実世界では、鈴木スズ10才の女の子である。ちなみにPPDSとは、ポン・皇女・ドリーム・システムの略である。一言でいうと、寝ている時に意思だけでゲームができる夢のシステム。体は寝ているので体力も回復できる。超便利! アハッ!
ピキーン!
「私、現実とゲームの行き来ができるから、人気作の韓国ドラマの「シグナポン」ができるわ~。現実の事件を、ゲームで解決。そして未来を変える。簡単にできるわ~。私。アハッ!」
無事にポンコ3が始まったので、上機嫌のスズ。
居間にやってきたスズ。
「おはよう! お父さん! お母さん!」
今では、スズから笑顔で明るく挨拶をするようになった。
「おはよう! スズ!」
「おはよう! スズちゃん!」
スズの両親の父スズ男、母スズ子である。普通の両親である。
(不思議だ。こいつらが元ヤンキーだったとは・・・・・・。)
それよりも、スズが元引きこもりの不登校で一日ゲーム三昧設定だったことが、もっと謎である。
「学校に行ってきます!」
「気を付けてな!」
「お土産待ってるわよ~!」
(これなら長寿アニメの家族モノも大丈夫! アハッ!)
キャラクターの設定は、長寿アニメになるためにアップデートされてきた。
外に出たスズは住まいを振り返り見上げる。
「私って、都営住宅に住んでいたんだわ。」
スズの住所は、東京都ポン区のポン都営住宅である。これは日本の借金を、スズのポン王国が肩代わりして、東京湾の埋め立て開発、東京都の24番目の特別区、ポン区を設立した経緯がある。ゲームが現実を浸食し始めたのであった。
つづく。
3-1-4
「私って、ポン小学校に通っていたんだわ。」
スズは、ポン区の住民らしく、区内にあるポン小学校に通っていた。
「おはよう! タナちゃん!」
スズは教室にやってきた。
「スズちゃん! おはよう!」
今では、スズにお友達もできた。
「ねえねえ、タナちゃん。「シグナポン」ってどう? 現実の事件をゲームで解決して、未来を変えるの? 面白そうでしょ?」
探偵モノは、名探偵コナポンが終わるまでは、誰も無理だろう。2時間サスペンスが終わったのも、コナポンが強すぎるから説がある。
「でも「ポンの世界」では「非暴力・殺人NG」が理念でしょ? 事件モノは、無理じゃないかな?」
田中タナは、普通少女である。
ピキーン!
「ポンの世界がダメなら、現実世界で暴力と殺人を起こせばいいのよ!」
公正したとはいえ、まだまだスズの思考回路は危険だった。
「スズちゃん。あんまり変なことを言っていると、お友達止めるわよおおおおおおー!」
これが普通の圧力だ。
「ごめんなさい! ごめんなさい! 変な考えはやめるから! 許してください!」
スズも、普通の力には勝てなかった。
「分かればよろしい。ニコッ!」
元々、タナはスズの奇想天外な発想を抑えるための普通だった。
(フッ。タナちゃんがいれば、長寿アニメの学校モノも大丈夫! アハッ!)
スズの本音である。
教室の端がうるさい!
「謝れ! 貧乏人!」
高橋タカ。お金持ち。ポン・タワーマンションに住んでいる。
「おまえがぶつかってきたんだろうが! お金持ちめ!」
佐藤サト。庶民。タナと同じで経済レベル。
「よし! ポン・カード・バトルで勝負だ!」
「いいだろう! 望むところだ!」
ポン・カードは、全世界で流行っている。超レア・カード「砂浜でヤドカリと戯れる魔ポン」は転売市場では、1億円以上の価値がある。
「・・・・・・男子って、イモね。」
ゲームの世界とはいえ、皇女を務めているスズには、同級生の男の子は、子供に見えた。
「そうだね。お母さんが言っていた。バカはうつるから、バカには近づいたらいけないんだって。」
普通少女は、お母さんの言いつけは守る良い子であった。
「今度は、先生でも考えようかな? アハッ!」
現実世界の学校のキャラクターは、まだ4人しかいなかった。
つづく。
3-1-5
「そういえば、昔の担任のわいせつ教師は、闇に消したな。アハッ!」
スズの不登校の原因は、学校の先生が悪い人だったことも一つの要因である。スズも大人に幻滅した子供であった。
「そもそもポン区で教師になれる人間って、いるのかな?」
ポン区は、悪い人間は入区できない「非暴力・殺人NG」のシステム。変態教師は、ポン小学校の教壇には立てない。
「はい! 皆さん! 注目! 今日は、新しい担任の先生を紹介します!」
「初めまして。中村ナカと申します。 非常勤講師です。よろしくお願いします。」
ナカは若い大卒で公務員試験に落ち、非常勤講師で受かった新任教師であった。
「あれれ? 担任の教師って、常勤講師がするんじゃないの?」
「先生も人手不足だから仕方がないよ。」
少子化、人材不足の問題は、遂に学校の先生にまで波及していた。
「私たちは、教育委員会に見捨てられたんだね。お受験すればよかった・・・・・・。」
良い教師と接すれば、子供の成績は伸び、悪い教師に教えられれば、子供の成績が落ちる。俗にいう、教師ガチャである。それを避けるためにお金持ちはお受験して、私立の高い給料をもらっていて教師も安定している学校に子供を通わせたいのである。
「スズちゃん、お受験するお金あるの?」
「ないよ。アハッ!」
ここで、スズがポン都営住宅に住んでいるが自由を奪う。お受験もふるさと納税も、制度を作ったお金持ちが優遇される制度だった。
「はい。それでは、授業を始めます。」
ナカ先生が授業を始めようとする。
(よし! 頑張ろう! 私!)
先生であっても、初めての授業は緊張するのである。だって人間だもの。アハッ!
「くらえ! 貧乏人! 俺様のキャビア・ポンカードだ!」
「負けるもんか! ミミズポンにも武士の魂だ!」
サトとタカは、ポン・バトル・カードで遊び続けていた。
「こら! そこ! 騒がしいですよ!」
(新米教師だからって、なめられてたまるか! ビシッと言ってやる!)
ナカ先がサトとタカを注意しに行く。
「こ、これは!? ポン・バトル・カード!?」
ポン・カードを見て、ナカ先生の表情が変わる。
「私も混ぜて! 大学でも流行っていたのよね! 私、超レアの「お昼寝をする魔ポン」カードを持っているわよ!」
まだ学生気分が抜けないナカ先生。
「ええー!? お昼寝をする魔ポン!? 100万以上する超レアですよ!?」
「先生! 俺様は先生にどこまでもついていきます!」
超レアを持っているだけで新米教師は救われ、学校でも人気者の先生になれる。
「これでいいのか?」
さすがの脱線王のスズも、お友達教師の学校教育の崩壊の瞬間を見て戸惑う。
「タナちゃん、一緒に言おうよ。」
「いいよ。スズちゃん。」
せ~の!
「芋ね!」
さすがの普通少女も授業中にふざける教師と同級生に同意した。ちなみに「芋ね!」Tシャツは、ポン皇女通販で新発売。芋ポンぬいぐるみも作成中。
つづく。
おまけ。
「皆さん! 4年生は、新任の中村先生のクラスがテストで一番でしたよ!」
奇跡的にも、ポン・カード大好きナカ先生のクラスが成績が一番だった。
「中村先生、他の先生に教育方法を教えてあげてください!」
「えっと、えっと、私は普通に勉強を教えただけですよ。はい。」
謙虚なナカ先。
「素晴らしい! 皆さんも中村先生を見習うように!」
「は~い!」
殺伐とした職員会議だった。
(い、言えない!? ポン・カード・バトルで勝って、生徒に言うことをきかせてるなんて!?)
こんな風景である。
「私の勝ちね! タカ君! 授業中は静かにしなさい! いいですね! それから宿題もちゃんとやってくるように!」
「はい! 先生! ポン・バトで負けたので、言うことを聞きます!」
例え、教師であってもポン・バトルで勝てば、生徒から尊敬されるのだ。
「いいですか! みんな! ここは次のテストに、このまま出ますからね! しっかり覚えておくように!」
「はい!」
ナカ先生は、テストの答えを生徒に教えていた。
「いや~。私は、ナカ先生を見直したよ。私でも100点が取れるよ! アハッ!」
スズもナカの術中にはまっていた。
「そうかな?」
普通少女タナだけが善意の呵責で心を痛めるのであった。
終わり。
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支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
レオナルド先生創世記
ポルネス・フリューゲル
ファンタジー
ビッグバーンを皮切りに宇宙が誕生し、やがて展開された宇宙の背景をユーモアたっぷりにとてもこっけいなジャック・レオナルド氏のサプライズの幕開け、幕開け!
【完結】あやかし団地 管理人見習い日誌
双月ねむる
キャラ文芸
就活全滅で「自分には社会性がない」と思い込む凛は、遠縁の親戚に紹介され、昭和レトロな巨大団地・さくらヶ丘第一団地の『管理人見習い』として住み込みで働くことに。しかしその団地には、中庭の「靴鳴らし」、エレベーター表示盤に棲む狐など、団地限定あやかし達が当たり前のように暮らしていた。
最初は逃げ腰の凛だったが、すねた空き部屋や、ベランダの風鈴が告げるSOSなど、人とあやかしのトラブルに巻き込まれながら、少しずつ『共同体』に関わる勇気を取り戻していく。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
花嫁
一ノ瀬亮太郎
歴史・時代
征之進は小さい頃から市松人形が欲しかった。しかし大身旗本の嫡男が女の子のように人形遊びをするなど許されるはずもない。他人からも自分からもそんな気持を隠すように征之進は武芸に励み、今では道場の師範代を務めるまでになっていた。そんな征之進に結婚話が持ち込まれる。
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