あなたの月 8月

渋谷かな

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これでいいのか? 超えて。

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 2、3話、ドラえもんやアンパンマンをしただけで飽きたというよりも、これでいいのか? という思いの方が強い。作品に対する思い入れも無くなる。安倍総理辞任。この人2回目の投げだし。本当に無責任だわ。現実が辛すぎて異世界ファンタジーに逃げたい人は、安倍総理の他にロナで困っている人やお金が無くて困っている人とかたくさんいるのに。

 一晩寝た。人は自分が普通、若しくは自分を正しいと思う生き物である。また自分を否定することができない。または自分の失敗を認められない生き物である。
 問題はなんだ? 「ここが物語ではない。」ということだ。ここをどうにかすればいい。ただそれだけだ。作者の独り言、思考の整理を排除する。それか置き換えてしまえばいい。例えば、神の独り言。神々の会話。説明だけなら村人Aの独り言、村人たちの会話でよいだろう。
 否定を受け止めて、転換すればいい。
「Qはエヴァじゃない。」
 エヴァンゲリオンがNHKで3日連続でやっている。そもそもエヴァは主人公が弱虫ペダルや進撃の巨人のように負け犬でどうしようもなかったり、いじめられっ子タイプだったはずだ。
「ただのロボットモノになった気がする。」
 それならガンダムで間に合っている。他の作品と同じになったように感じられる。君の名はの宇宙や星空はきれいと一般人は言うけれど、ガンダムの星空と変わらない。なんとも思わなかった。テレビは否定できない。テレビで食べ物を食べて「不味い」と言った人はバラエティー以外ではいないだろう。嫌いなモノでも笑顔で美味しいと言わないといけないのだから。証拠にテレビが打ち上げただけで今では何も残らない。記憶に残らない数多くある作品の1つになった。
「これを神の独り言。村人の会話にすればいい。」
 そういう物語の作りにすればいい。天界の神はテレビを持っていて地上のことをよく見ているのだ。そうすれば何の問題はない。次回からそういう書き出しに挑戦しよう。



「今日の魔物はナメクジが5匹。やもりが5匹。暴れうさぎが5匹と。今日の悪魔は何かな~。さあ、クラスのみんなに教えてあげて成績をアップさせてあげようっと。」
 女教師バルゴ。
「早く結婚したいな。でも、その前に彼氏を捕まえなければ。」
 彼女は乙女座らしく彼氏ができたことはなかった。
「このままじゃ恋もしないで、おばさんになっちゃう。」
 まだ若いが既におばさん臭いバルゴ。

「事件です。学校の周辺にモンスターが現れました。第9月戌組はモンスター退治に出撃してください。」
 バルゴが第9月戌組に新たなミッションを告げる。
「zzz。」
 いつも通り長月は寝ている。
「ワンッ!?」
(起きろ!? 長月!?)
 長月の師匠が戌の干支ドック。
「無理ですよ。長月は寝たら起きないんだから。」
 諦めているのが長月の親友セプテンバー。
「ワンッ!」
(そんなことはない!)
 ガブッと長月を噛みまくるドック。
「長月ってバカね。」
「やっぱりサファイア様じゃないと。」
「そうそう、役者が違うのよ。」
 クラスの女子、リンドウ、芙蓉、桔梗はサファイア親衛隊である。
「事件? 事件は私にお任せください! 私が華麗に解決して見せましょう! ワッハッハー!」
 自信満々なサファイア。
「キャアアアアアアー! サファイア様!」
 熱狂的なファンのサファイア親衛隊。
「ワッハッハー! 私に不可能はない!」
「キャアアアアアアー!」
 これがサファイアの日常。
「はあ・・・・・・。後始末するの俺なんだけど。」
 アイオライトはサファイアの不幸な陰である。
「zzz。」
 長月はドックにかじられながらも眠っていた。少し血は流れている。

「でやあー! 私を相手にしたことを恨むがいい!」
 サファイアたちがモンスターと戦っている。
「がんばれー! サファイア様!」
 親衛隊は応援している。
「私の必殺技を見せてやろう! サファイア! マーベラス・アタック!」
 ドカーンっと必殺技をかますサファイア。
「ああ・・・・・・周辺が粉々だ。誰が復旧作業をすると思っているんだ? まったく。」
 負傷したアイオライトは戦後の後始末を考えていた。いつものことだ。
「グルグル~。」
 パワーを使い果たしたサファイア、衝撃の被害に巻き込まれたサファイア親衛隊は目を回して倒れていた。
「カッカッカー! え~!? またおまえたち!?」
 そこに悪魔が現れる。
「強欲のマモン!」
「おまえたちに飽きたぞ! ここをおまえたちの墓場にしてやろう!」
 現れたのは七つの大罪の悪魔マモン。
「死ね! 人間ども! マモン! デビル・ビーム!」
 襲い掛かるマモン。
「ここまでか!?」
 死を覚悟するアイオライト。他のサファイアたちは気絶している。
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・おも。」
 そこにセプテンバーが棺桶を引いてやって来た。
「出たな!? 棺桶引士!?」
「原付バイクでもいいんだぜ?」
 早く卒業したい棺桶引士。
「ということは、その棺桶の中は!?」
「もちろん、あいつが入っている! 俺たちの希望だ!」
 セプテンバーは棺桶を開ける。
「はあはあはあ!? 窒息して死ぬかと思った!?」
 中から長月が現れる。
「いいかげん空気穴くらいは開けてくれ!? 四度目だぞ!?」
「すまん。リアカーの製作が忙しくてな。」
 まだ棺桶には空気を吸う穴がなかったようだ。さすがの眠れる長月も目が覚めた。
「待たせたな。」
「誰も待っていない。」
 登場されても喜ばれない長月。
「俺は戌の干支の干支守だ! ・・・・・・俺の・・・・・・俺の眠りを妨げる奴は許さねえー!」
 眠っている間にエネルギーを充電する長月の力が爆発する。
「俺はただ寝たいだけなんだー!」
 長月は刀を構える。
「戌干支流奥義! アメリカンドック!」
 強大なエネルギー破がマモンに向けて飛ばされる。
「ギャアアアアアアー!? 今日も見逃してやる!? 覚えてろよ!?」
 悪魔は撤退した。
「やったー! 勝ったぞー! 長月!」
 喜ぶセプテンバー。
「zzz。」
「・・・・・・もう寝てる。」
 勝利に喜ぶどころか長月は眠りに入った。
「おまえも大変だな。」
「俺もおまえの気持ちが分かるぞ。」
 慰め合うセプテンバーとアイオライト。
「そういえばドックは一緒じゃないんだな?」
「ずっと骨をしゃぶっているよ。」
「ワン!」
(美味しい!)
 戌の干支様のドックは大好物の骨に夢中で世界平和を忘れていた。

「私にかかれば、どんな事件でも解決してみせます! ワッハッハー!」
 手柄は自分のモノにするサファイアに悪気はない。
「サファイア様! 素敵!」
 サファイア親衛隊もサファイアが事件を解決したものと思っている。
「zzz。」
 なぜなら長月は眠っているので反論しないからだ。
 つづく。
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