13 / 85
13
しおりを挟む
「絶対? 本当に? 絶対に解けない謎はない! 私が絶対法則をぶち壊す!」
この物語は、性格にクセのある女子高生探偵が登場するライトミステリーである。
「なぜだ!? なぜ、おまえがここに居る!?」
「確かにコンクリートに埋めて、船に積まれて太平洋に沈めたはずなのに!?」
鈴と南は冒頭から驚いていた。
「なぜって? それはここが私の住居兼店舗だからだ!」
妖怪のおみっちゃんは船に積み込まれる際に、コンクリートから抜け出して、今日も元気に駄菓子バーを開業している。
「おまえら、ジュースと駄菓子と電話使用料を払わすぞ。」
「お許しください! おみっちゃんさま!」
「みんな、鈴ちゃんがやったことです! 私は悪くはありません!」
たまに南は鈴を裏切る。
「まったく、サウス&ベルには困ったものね。ご近所さんの好で許してあげよう。」
「さすが、おみっちゃん! 優しい!」
「ジュースおかわり!」
「調子にのるな!」
おみっちゃんは鈴と南にとって、とても優しいお姉ちゃんなのだ。ただし子供の頃から、おみっちゃんの容姿は変わらないで美人でカワイイままだった。
「コンコン。」
おみっちゃんのペットの妖狐の子供のコンコンが現れた。
「そうだ! 鈴ちゃんと南ちゃん。コンコンを散歩に連れて行って。」
「ええ~面倒臭い。」
「南、歩いてはいけない病にかかっちゃった! 動けない! 重症よ!」
コンコンの散歩を邪険に扱う鈴と南。
「あっそう。じゃあ、ジュース代を払ってもらいましょうか?」
「いくぞ! コンコン!」
「南、コンコン大好き!」
「重症はどこにいった。重症は。」
手のひら返しの鈴と南を疑いの眼差しで見るおみっちゃん。
「コンコン。」
「いってきます!」
「いってらっしゃい!」
こうしてコンコンは鈴と南と散歩に行くことになった。
「何事も起きなければいいけど。」
心配するおみっちゃんだが、事件に巻き込まれなければ探偵モノではないのだった。
「どうしよう?」
「どうしたの?」
「何も事件が起こらないよ!?」
鈴と南は普通に散歩をしているだけで、事件を巻き起こす不幸を持ち合わせていなかった。
「ギギギギギ!」
そこに居眠り運転の車が鈴と南を目掛けて突撃してくる。
「コン!」
コンコンが妖狐の子供らしく青い炎の狐火を出し、居眠り運転の車に狐火をぶつける。
「ドカーン!」
居眠り運転の車は炎上した。
「困ったな。事件が起こらない・・・。」
「探偵モノに平和はタブね・・・。」
考え込んでいる鈴と南には車が炎上したことは気づかなかった。
「コンコン。」
「そうだね。散歩もしたし、おみっちゃんの所へ帰ろう。」
「南、喉が渇いたからジュースもらうんだ。」
「コン~。」
コンコンもお腹が空いたので油揚げが食べたいと言っている。
「コンコンは可愛いね。」
「コン~。」
無事にコンコンの散歩を終えた女子高生探偵サウス&ベルであった。
つづく。
この物語は、性格にクセのある女子高生探偵が登場するライトミステリーである。
「なぜだ!? なぜ、おまえがここに居る!?」
「確かにコンクリートに埋めて、船に積まれて太平洋に沈めたはずなのに!?」
鈴と南は冒頭から驚いていた。
「なぜって? それはここが私の住居兼店舗だからだ!」
妖怪のおみっちゃんは船に積み込まれる際に、コンクリートから抜け出して、今日も元気に駄菓子バーを開業している。
「おまえら、ジュースと駄菓子と電話使用料を払わすぞ。」
「お許しください! おみっちゃんさま!」
「みんな、鈴ちゃんがやったことです! 私は悪くはありません!」
たまに南は鈴を裏切る。
「まったく、サウス&ベルには困ったものね。ご近所さんの好で許してあげよう。」
「さすが、おみっちゃん! 優しい!」
「ジュースおかわり!」
「調子にのるな!」
おみっちゃんは鈴と南にとって、とても優しいお姉ちゃんなのだ。ただし子供の頃から、おみっちゃんの容姿は変わらないで美人でカワイイままだった。
「コンコン。」
おみっちゃんのペットの妖狐の子供のコンコンが現れた。
「そうだ! 鈴ちゃんと南ちゃん。コンコンを散歩に連れて行って。」
「ええ~面倒臭い。」
「南、歩いてはいけない病にかかっちゃった! 動けない! 重症よ!」
コンコンの散歩を邪険に扱う鈴と南。
「あっそう。じゃあ、ジュース代を払ってもらいましょうか?」
「いくぞ! コンコン!」
「南、コンコン大好き!」
「重症はどこにいった。重症は。」
手のひら返しの鈴と南を疑いの眼差しで見るおみっちゃん。
「コンコン。」
「いってきます!」
「いってらっしゃい!」
こうしてコンコンは鈴と南と散歩に行くことになった。
「何事も起きなければいいけど。」
心配するおみっちゃんだが、事件に巻き込まれなければ探偵モノではないのだった。
「どうしよう?」
「どうしたの?」
「何も事件が起こらないよ!?」
鈴と南は普通に散歩をしているだけで、事件を巻き起こす不幸を持ち合わせていなかった。
「ギギギギギ!」
そこに居眠り運転の車が鈴と南を目掛けて突撃してくる。
「コン!」
コンコンが妖狐の子供らしく青い炎の狐火を出し、居眠り運転の車に狐火をぶつける。
「ドカーン!」
居眠り運転の車は炎上した。
「困ったな。事件が起こらない・・・。」
「探偵モノに平和はタブね・・・。」
考え込んでいる鈴と南には車が炎上したことは気づかなかった。
「コンコン。」
「そうだね。散歩もしたし、おみっちゃんの所へ帰ろう。」
「南、喉が渇いたからジュースもらうんだ。」
「コン~。」
コンコンもお腹が空いたので油揚げが食べたいと言っている。
「コンコンは可愛いね。」
「コン~。」
無事にコンコンの散歩を終えた女子高生探偵サウス&ベルであった。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
あまりさんののっぴきならない事情
菱沼あゆ
キャラ文芸
強引に見合い結婚させられそうになって家出し、憧れのカフェでバイトを始めた、あまり。
充実した日々を送っていた彼女の前に、驚くような美形の客、犬塚海里《いぬづか かいり》が現れた。
「何故、こんなところに居る? 南条あまり」
「……嫌な人と結婚させられそうになって、家を出たからです」
「それ、俺だろ」
そーですね……。
カフェ店員となったお嬢様、あまりと常連客となった元見合い相手、海里の日常。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
椿の国の後宮のはなし
犬噛 クロ
キャラ文芸
架空の国の後宮物語。
若き皇帝と、彼に囚われた娘の話です。
有力政治家の娘・羽村 雪樹(はねむら せつじゅ)は「男子」だと性別を間違われたまま、自国の皇帝・蓮と固い絆で結ばれていた。
しかしとうとう少女であることを気づかれてしまった雪樹は、蓮に乱暴された挙句、後宮に幽閉されてしまう。
幼なじみとして慕っていた青年からの裏切りに、雪樹は混乱し、蓮に憎しみを抱き、そして……?
あまり暗くなり過ぎない後宮物語。
雪樹と蓮、ふたりの関係がどう変化していくのか見守っていただければ嬉しいです。
※2017年完結作品をタイトルとカテゴリを変更+全面改稿しております。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる