異世界ファンタジー部 9

渋谷かな

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9-7

「ああ~、暇だな~。」 
 いつも通り皇女様は退屈していた。
「なんか楽しいことはない?」
 従者に尋ねてみた。
「これからは、いかさま皇女と名乗るのはどうでしょうか? ピッタリだと思います。」
 確かにシリーズ9にもなると物語が完成してくるのでいかさまな内容になってきた。
「却下。もっと他にあるだろうが! 夢と希望を与える皇女! 愛と感動の皇女! 神秘と奇跡の皇女! とか。」
 皇女様は自分のことを美化しすぎであった。
「嘘つき。詐欺師。最低。」
 従者は納得がいかなかった。
「文句は結構。言い訳も結構。コケコッコーだ! 相手を非難する暇があったら、次に何をするか考えろ! 二手三手先を考えることが戦略の基本だ! ワッハッハー!」
 たまに皇女らしいことも言える皇女様。
「ちょっと公務で大勢の前で良いことを言うことに慣れているからって、微妙に弁がたつ!? なんかムカつく!?」
 従者は屈辱を受け悔しがる。
「さあ! 今日のお題はなんだ?」
 オープニングトークを乗り切り本題に入る。
「今日のゲストは土星人です。」
 水金地火木の次の土である。太陽系の惑星も覚えられる異世界ファンタジー部。アハッ!
「平原~! もう平原は終わってしまったのか!?」
「木星を平原と呼ぶのはやめい!」
「アハッ!」
 分かる人には分かるジュピター平原。マジシャンみたいな名前である。
「土星はサターンって、言うらしいぞ。」

ピキーン!

「サンータ!?」
 注意。皇女様はサタンをサンタと勘違いする悪い癖がある。
「サンタクロースの親戚かなあ?」
「だからサターンだつの。」
「アハッ!」
 笑って誤魔化す皇女様。
「そういえばサンタの奴、元気にしてるかな?」
「ダメだこりゃ。」
 サンタとは女魔王配下の七つの大罪からの七人の悪魔騎士の一人の北極南極担当の墳怒のサタンのことである。
「きっと、今頃、サンタクロースと間違えて怒っているんだろうな。ワッハッハー!」
「おまえが笑うな。」
「アハッ!」
 サタンがサンタと間違われた元凶は皇女様である。
「きっと、今頃は、トナカイの飼育で忙しいんだろうな。羨ましい。アハッ!」
 サタンがトナカイと楽しくジャレて遊んでいるの図。
「あいつ、いいな。働くのは12月にプレゼントを配るだけで、残りの11か月は食べて寝てればいいんだからな。アハッ!」
 悪口を言っても最後に笑って誤魔化す皇女様。
「そんなことはないだろう。サタンはアメリカで大人気だぜ。」
「なに!?」
 皇女様はハリウッド映画を見た。
「良い子の笑顔を奪う悪い奴は許さない! 子供たちに夢と希望を届けます! サンタマン!」
「ゲッ!? サンタの奴!? いつの間にハリウッド・デビューしてたんだ!? アへンシャースだと!?」
 サタンはサンタマンとして、スーハーマン、スハイターマン、ハットマンと同じように正義のヒーローとして世界中で人気だった。
「マジか!? あいつは悪魔だぞ!? しかも上級の悪魔騎士だぞ!?」
 皇女様はこの現実に恐怖した。
「おまえは女魔王だろうが。」
「そうでした。アハッ!」
 笑って誤魔化す皇女様。
「でも、あれだな。悪魔騎士も企画倒れだったな。ベルゼブブは戦って倒したが、他の悪魔騎士と戦うところまでいけてないよね。シリーズ9で後6人も残っているんだけど。」
「書くものが無くなった時の保険にしておけばいいんじゃない?」
「そうしよう。アハッ!」
 話がまとまった。
「下地もできたし。そろそろ土星人でも呼ぶとするか。ポチっとな。」
 皇女様は土星人お呼び出しボタンを押した。 

ドカーン!

 空から宇宙船が降ってきた。
「私は土星人のサターン!」
 中から土星人が現れた。
「おお! サンタさん! よく来た! 次のレベルに上がるには後39の経験値が必要だ。アハッ!」
 古き王様スタイルで出迎える皇女様。
「このチタマ人はなんですか!?」
「すまない。少し頭がおかしいんだ。」
「う~ん。納得。」
「納得するな!」
 土星人にも皇女様は変わっているように見えた。
「今回、私がチタマに来たのは腕試しだ。水星、金星、火星、木星と地球と友好関係を結んだらしいので、どれほどチタマが素晴らしいのか、自分の目で見に来たのだ。」
 土星人の目的は地球人の確認だった。
「面白い! 私が相手してやろう! 私は地球最強の戦士なのだ! なぜなら私は日本国の皇女なのだから! オッホッホー!」
 皇女様は調子に乗っていた。
「では、いきます。いきなり土星斬!」
「ギャアアアアアアー!」
 土星人は必殺技をかます。
「追い打ちの土星破!」
「ギャアアアアアアー!」
 斬撃からのエネルギー光線。
「とどめだ! チタマ人! アルティメット! 必殺! 土星破斬!」
 最後は斬撃とエネルギー破の合わせ技である。
「ギャアアアアアアー!」
 皇女様は大炎上した。
「土星は勝つ! 地球人は大したことがないな。ワッハッハー!」
 土星人は勝ち誇っていた。

ピキーン!

「そうか! 斬撃とエネルギー光線の破を一つに合わせれば良かったのか!」

 シリーズ9にして新しい発想に気づく。例えると足立区だと、足立斬、足立破からの足立破斬である。完璧である。
「こらー! ちょっとは私の心配をしろよ!?」
 炎の中から真っ黒な皇女様が現れる。

ピキーン!

「皇女の丸焼きとかどうだ? 大人気商品になり、ガッポリ儲かるぞ。」
「それ採用。・・・・・・なんでやねん!?」
 さすがの皇女様も自身が丸焼きにされるのは嫌であった。
「大丈夫なのは分かっていたよ。だってスズは不死身だもの。」
「その通り! 私は何度でも甦るのだ! 不死鳥、火の鳥、フェニックスの様に! ワッハッハー!」
 いかさま、チートな皇女様。
「な、なぜだ!? 私の必殺技はチタマ人に当たったはずなのに!?」
 常識人の土星人には皇女様は理解できなかった。
「土星人。おまえには分かるまい。地球の人々が私を信じ愛と勇気と若さを与え続けてくれているのだ!」
「なんだと!?」
 皇女様には世界中の皇女教徒からエナジーが集められていた。
「こらー! スズ! 人々から命を奪うな!」
「私は奪ってなどいない! 世界中の人々が私にエネルギーを使ってもらいたいとプレゼントしてくれているのだ! 私の元気玉ではないぞ。私のは皇女玉だ!」
「別名は皇女教祖玉である。ペコリ。」
 例えると賢者の石とかバイオ・リレイションみたいなものである。
「地球と宇宙と異次元の皆さん! 私に力を頂戴! うおおおおおー!」
 皇女様は全てからエネルギーを吸収していく。
「なんということだ!? チタマだけでなく、宇宙からもエネルギーを集めることができるというのか!? こんなものとどう戦えというんだ!?」
 その異様な光景に土星人は恐怖した。
「そろそろいいかなあ? アハッ!」
 皇女様は皇女玉を完成させた。
「いくぞ! サンタの親戚! くらえ! 必殺! 皇女玉!」
 皇女様は容赦なく必殺技を放つ。

「参りました! 土星はチタマに降伏いたします!」

 その時だった。土星人は皇女様に降伏した。
「却下。私に歯向かったことを後悔するがいい! キャッハッハ! キャッハッハ! キャッハッハ!」
「そんな~!?」
 皇女様は殴られた恨みは絶対に忘れない根に持つタイプであった。
「やめい。せっかく土星人さんが降伏してくれたのに。」
「だって。じゃあ、どうするんだ? この大きく膨れ上がった皇女玉は?」
 上空には地球を破壊できるぐらいの大きな皇女玉があった。
「知らん。自分で何とかしろ。」
「そんな!? 冷たい!?」
 従者にとっては他人事だった。
「・・・・・・パクっとな。ゴックン。美味しかった。アハッ!」
 皇女様は皇女玉を食べてしまった。
「ギャアアアアアアー!」
 土星人はその光景に驚くしかなかった。
「もう少し砂糖を足した方が私好みだな。」
「この化け物め。」
「アハッ!」
 こうして地球は救われたのであった。

ピキーン!

「閃いたぞ! 皇女玉を皇女飴玉とか、皇女パンケーキとして売り出せばいいんだ! 形が丸ければ何とかなるだろう! これでガッポリだ! ワッハッハー!」
 お金儲けに余念がない皇女様。
「この人には勝てないな。水星人や金星人たちが降伏した気持ちが分かる。こんな化け物に勝てる訳がない・・・・・・チタマって、恐ろしい星だな。」
 土星人サターンは皇女様に怯えていた。
「さあ! そろそろ奇跡を起こす時間だが、サンタの親戚さん、何か困っていることはありませんか?」
 皇女様は尋ねてみた。
「実は土星の土が栄養が無くなって、大地が干からびてしまったんです。今や土星は死の大地になってしまったんです。クスン。」
「なんだって!?」
 土星は大変なことになっていた。
「ご安心なさい。私が土星を水と緑の溢れ、鳥のさえずりが聞こえる元の肥沃な大地に戻して見せましょう!」
「本当ですか!?」
 たまには皇女様らしい威厳を見せる皇女様。
「おう!? なんという輝きだ!? さっきまでのふざけていた姿と違い。なんだ!? この慈愛に満ちた姿は!?」
 土星人サターンは初めて見た皇女様の聖なる部分に驚いた。
「大丈夫! 私の信者から得たエナジーを土星に注入すれば、あっという間に土星は元気を取り戻すわ! なぜなら私は日本国の皇女なのだから! オッホッホー!」
 今明かされる皇女様の奇跡の源。それは皇女教徒からむしり取った元気であった。

ピキーン!

「閃いた! サタちゃん! 土星の土が干からびたのは悪者の性にしなさい! その悪者も退治して、土星も元の元気な姿に戻ることにしましょう。」
 素晴らしい皇女様の物語プロデュース力。
「分かりました。土星は全宇宙の支配者の宇宙冷蔵庫のレイに土のエネルギーを奪われてしまったんです。そこで私は地球に助けを求めにやってきたんです!」
「おお! SOSってやつね! 侵略者よりも助けを求められて物語が始まる方がワクワクするわ!」
 皇女様の人助けをする皇族の血が騒ぐ。ちなみに戦闘は魔王の血が騒ぐ。
「これで私の宇宙支持率もアップ! 私の皇女としての地位は安泰ね! アハッ!」
「そんなことだろうと思った。」
 従者は皇女様と長い付き合いなので皇女様の性格を理解している。
「さあ! そうと決まったら、善は急げよ! 土星に出発! とう!」
 皇女様たちは土星に旅立った。

「やって来ました! 土星!」
 皇女様たちは土星にやってきた。
「すごい!? 宇宙船やロケットに乗らずに一瞬で土星にやってこれた!?」
「地球には「とう!」と言ってジャンプしたら、一瞬で場面を展開する文化があるのよ。アハッ!」
「なんて地球はすごい惑星なんだ!?」
 何も知らない宇宙人騙しである。まあ、皇女様の場合は闇の扉で一瞬で移動できるから辻褄は大丈夫。
「で、土星を支配している宇宙冷蔵庫の手下はどこかしら?」
「待て! スズ! その前に問題があるぞ! 宇宙冷蔵庫の敵の名前を決めないといけないんだ!」
「なんですと!?」
 ここにきて、また苦手な名前問題である。
「宇宙トースターとか、宇宙サーキュレーターとかでいいじゃん?」
「でも毎回家電を考えるのも面倒臭いよね。どうしよう?」

ピキーン!

「そうだ! 宇宙スライムでどうだろう? それか土星スライムでどうだ?」
「宇宙にもスライムは要るのだろうか?」
「皇居スライムがいるぐらいだから、アメリカスライム、メソポタミアスライムもいたしね。」
 なんでもありです。アハッ!
「でもでも、スライムに頼るより、異世界ファンタジー部として、オリジナルな雑魚キャラを考えた方がいいような?」
「う~ん。異世界ファンタジー部を略して、イセモンでどうだろう? ホケモンと間違えた人がカードとか買ってくれるかもしれない。」
「テシモンとか、バカモンとか類似作品ばっかりだもんね。アハッ!」
 世の中、二匹目のどじょう狙いばかりである。

ピキーン!

「閃いた! 公募しよう! 公募すればファンからの意見を求められる!」
 皇女様は一般公募を閃いた。
「で、ファンのアイデアをパクるのか?」
「失礼な。公募の参加条件に皇女教徒であり、皇女様の二次利用に文句を言わないに同意することという項目が小さな字で書いてあるんだ。」
「ああ~。サブスクで一回申し込んだら、解約ができない死ぬまで月額を払えってやつね。」
「さすがに私でも、それとは一緒にされたくないかなあ。アハッ!」
 世の中、危険がいっぱいである。

ピキーン!

「しまった!? もう尺がない!? つまらないことに時間を使い過ぎてしまった!?」
 つまらないことイコール敵のザコキャラの名前を考えることである。
「ということで今回は土星スライムにしておこう。なんなら土星ゴブリンでもいいけど。アハッ!」
 結局、簡単に決まる敵キャラの名前。

「ワッハッハー! 我は全宇宙の支配者の宇宙冷蔵庫のレイ様の配下! 土星スライムであるぞ!」

 そこに土星スライムが現れた。
「皇女拳! 10倍! うおおおおおー! 出っ破! 差し破! 入れ破! とどめの親知らず! だああああああー!」
 いきなり前回の皇女様。
「覚えてろよ! 宇宙の支配者の宇宙冷蔵庫のレイ様が黙っていないぞ! またな!」
 キラン! っと吹き飛ばされて星になる土星スライム。
「一瞬で終わるんなら、普通に宇宙高圧洗浄機とか、宇宙空気清浄機で良かったのでは?」
 疑問だけが残る戦いだった。
「正義は勝つのよ! なぜなら私は日本国の皇女なのだから! オッホッホー!」
 宇宙空間に不気味な皇女様の高笑いだけが響き渡るのであった。

「皇女! 注入!」

 土星の土に皇女エナジーを流し込む皇女様。
「おお! 土星の大地に生気が戻ったぞ! 奇跡だ!」
 土星は地球の様に豊かな自然を取り戻した。
「ありがとうございます! チタマの皇女様!」
「土星もチタマの皇女様を支持します!」
「皇女様! 万歳! 万歳! 万々歳!」
 こうして皇女様は土星の支持率も獲得したのであった。
「私が全宇宙の支配者になるまで後3つの惑星ね! アハッ!」
 皇女様と全宇宙の支配者の宇宙冷蔵庫のレイの戦いの時が迫っていた。
 つづく。
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