伝説の生き物、エクスカリパー。

渋谷かな

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メイ1

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ここはメイの森。
アインとエクスカリパーは、悪の大神官コンドールに連れ去られたイリーナを救うべく魔界へ続く森の道を進む。
「魔界へ続く道はメイの森とメイの林檎園があるが、森を進む方が楽だ。」
エクスカリパーは、何も知らないアインに魔界への生き方を説明する。
「林檎園は大変なの?」
「林檎園は化け物の住処だ。」
「それは大変だ。」
話を聞いたアインはゲッソリする。
「それに比べてメイの森には幻獣が住んでいて、林檎園に比べて楽に進める。」
「良かった。早くイリーナを助けないと。」
アインが魔界に行く目的は、最愛のイリーナを助けることだった。
「ガオー!?」
その時だった。平和なはずの森に竜が現れた。
「ドラゴン!?」
「アイン、エクスカリパー・スラッシュをお見舞いしてやれ。」
「おお。」
俺はエクスカリパーを手に持ち、聖なる光を集める。
「いくぞ! 必殺! エクスカリパー・・・。」
「ストップ!? ストップ!? ちょっと待って!?」
その時、竜が手を上げて静止を求めてきた。
「なんだ!?」
俺は思わず必殺技を出すのを止めた。
「私は森の精霊だ!」
「うわあ!? 竜が女の精霊になった!?」
いきなり竜は女の精霊の姿になった。
「私の名前はアイアタル。呼びにくかったら、アイちゃんでもいいよ。この幻獣の森に入って来た者を驚かすのが趣味なの。」
「なんて迷惑な趣味だ。」
「そんなことない!? みんな、かわいい趣味だって言ってくれるもん!?」
アイアタルは小型の人間な精霊なので、自分のことをカワイイと自信がある。
「おまえたちはどこに行くんだ?」
「魔界。」
「これも何かの縁だ。私が魔界の入り口まで案内してあげよう。」
「大丈夫かな?」
アインは不安ながらも森の精霊アイアタルを仲間に加えた。
「ほらな。私の言った通り幻獣だろ。」
「全然、楽に進めそうにないんだけど。」
「林檎園を進むよりはマシさ。」
アインたちは森の中を進んでいくのだった。


ここはメイの林檎園。
ウァズワースとクポクポは、ラーガルフリョゥトルムリンに言われた通り、ラードーンに会うために林檎園にやって来た。
「美味しそうな林檎ですよ。ウァズワース様。」
ちょうど林檎の収穫の時期で丸く赤いリンゴが木にたくさん実っていた。
「こんな所に本当にドラゴンがいるんだろうな?」
ウァズワースは半信半疑で林檎園を進んでいく。
「あ!? いましたよ。ドラゴン。」
林檎を収穫しているドラゴンがいた。
「すいません。少しお伺いしたいのですが。」
クポクポはドラゴンに尋ねてみた。
「なんですか?」
「この辺りにラードーンさんっていう竜はいませんか?」
「ラードーンは私ですが。なにか?」
ウァズワースたちは、ラードーンに出会うことが出来た。
「黄金の林檎はどこだ? 出さないと燃やして殺すぞ。」
「ウァズワース様!? 揉め事はダメって言われたでしょう!?」
ウァズワースの好戦的な態度にクポクポは慌てふためく。
「あげますよ。黄金の林檎。」
ラードーンはウァズワースたちに黄金の林檎をくれると言う。
「本当ですか!?」
気遣いで疲れるクポクポは驚き喜ぶ。
「ただし、黄金の林檎は木になっているので、自分で収穫出来たらあげますよ。」
ラードーンはウァズワースたちに林檎の収穫を手伝うように言うのだった。

つづく。
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