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「それでは、サイコロ偵察隊! 出発!」
「おお!」
僕ところぴょんを先頭に、ついにサイコロ偵察隊が外の世界に行くことになった。イチの町には師匠と半分の500人を残して。
「がんばれ!」
「カッコイイ!」
「土地を増やしてくれ!」
「自由を求めて!」
「さいぴょん様! ころぴょん様!」
「ころぴょん? 顔色が悪いけど大丈夫?」
「ありがとう。さいぴょん。私は大丈夫だ。」
出発のパレードに集まってきた人々は羨望の眼差しでサイコロ偵察隊に声援を送った。一方的に。自分は何もしない。だが、期待はする。自分は恩恵を受けたい。しかし、失敗すれば文句を言う。自分は悪くない、失敗したおまえたちが悪いんだと。1番残酷な一般大衆である。
「それでは作戦通り。町の左右に各100人の合計200人を伏兵として待機させる。本隊は300人で、ニの町を目指す。」
「おお!」
こうして、サイコロ偵察隊は伏兵200人と別れ、本隊300人と、滅びの町と言われるニの町を目指した。
「誰にも出会わないのも不気味ね?」
「確かに。物流もニの町を飛ばして、僕たちのイチの町に物資を運んでくれるから、ニの町周辺には人は暮らしていけないだろうね。」
「あ!? 見えてきたわ!? 二の町よ!?」
僕たちは戦闘することなく、廃墟になっているニの町に侵入した。
「まるで毒ガスでも使用した後の町みたい・・・。気持ち悪い。」
「ニの町はライト・レフト兄弟の支配下と聞いていたけど、奴らの部下すらいない。みんな逃げ出したんだな・・・。」
「私たちは、こんな人の住んでいない廃墟を恐れて、ずっと小さな町で自給自足生活を送っていたなんて・・・。」
「そうだね。もっと早く外の世界を偵察すればよかった。」
自分で限界を決めてしまい、自分で確かめることをせずに、諦めてしまっていた。守ることに精一杯で、自ら攻撃することを諦めてしまった。諦めて何になる? 何もしてこなかっただけだった。
「兄貴!? 姐さん!?」
そこに一人の兵士が駆け込んでくる。
「生存者たちがいました!?」
「生存者!?」
「たちっていうことは、複数の生存者がいるんだね!?」
「行ってみよう!」
「おお!」
僕たちは兵士に連れられて、ボロボロの教会にたどり着いた。そこには100人ぐらいだが自力で暮らす人々を見つけた。
「ひ、人が生きている・・・。」
「ころぴょん? 泣いているの?」
「感動してしまった。こんな環境でも、がんばって生きている人々がいるなんて。本当に良かった。」
「そうだね。」
僕たちは、ニの町の住民と接触することに成功した。
「あなた方は?」
「私たちはイチの町から来ました。」
「イチの町!? この町に他の町の人々が来るのは何年振りだろう。よく来てくださった。」
「みなさんは、どうやって生活をしてきたんですか?」
「全て、聖騎士様のおかげです。」
「聖騎士?」
教会の十字架の下に仮面をつけた聖騎士がいた。その聖騎士は光りを放ち、常に魔法を放出しているようだった。
「聖騎士様、この方々はイチの町から来たそうです。」
「そうか。」
「女!?」
「聖騎士様は女性なのね!?」
返事をした聖騎士の声は女だった。
つづく。
「おお!」
僕ところぴょんを先頭に、ついにサイコロ偵察隊が外の世界に行くことになった。イチの町には師匠と半分の500人を残して。
「がんばれ!」
「カッコイイ!」
「土地を増やしてくれ!」
「自由を求めて!」
「さいぴょん様! ころぴょん様!」
「ころぴょん? 顔色が悪いけど大丈夫?」
「ありがとう。さいぴょん。私は大丈夫だ。」
出発のパレードに集まってきた人々は羨望の眼差しでサイコロ偵察隊に声援を送った。一方的に。自分は何もしない。だが、期待はする。自分は恩恵を受けたい。しかし、失敗すれば文句を言う。自分は悪くない、失敗したおまえたちが悪いんだと。1番残酷な一般大衆である。
「それでは作戦通り。町の左右に各100人の合計200人を伏兵として待機させる。本隊は300人で、ニの町を目指す。」
「おお!」
こうして、サイコロ偵察隊は伏兵200人と別れ、本隊300人と、滅びの町と言われるニの町を目指した。
「誰にも出会わないのも不気味ね?」
「確かに。物流もニの町を飛ばして、僕たちのイチの町に物資を運んでくれるから、ニの町周辺には人は暮らしていけないだろうね。」
「あ!? 見えてきたわ!? 二の町よ!?」
僕たちは戦闘することなく、廃墟になっているニの町に侵入した。
「まるで毒ガスでも使用した後の町みたい・・・。気持ち悪い。」
「ニの町はライト・レフト兄弟の支配下と聞いていたけど、奴らの部下すらいない。みんな逃げ出したんだな・・・。」
「私たちは、こんな人の住んでいない廃墟を恐れて、ずっと小さな町で自給自足生活を送っていたなんて・・・。」
「そうだね。もっと早く外の世界を偵察すればよかった。」
自分で限界を決めてしまい、自分で確かめることをせずに、諦めてしまっていた。守ることに精一杯で、自ら攻撃することを諦めてしまった。諦めて何になる? 何もしてこなかっただけだった。
「兄貴!? 姐さん!?」
そこに一人の兵士が駆け込んでくる。
「生存者たちがいました!?」
「生存者!?」
「たちっていうことは、複数の生存者がいるんだね!?」
「行ってみよう!」
「おお!」
僕たちは兵士に連れられて、ボロボロの教会にたどり着いた。そこには100人ぐらいだが自力で暮らす人々を見つけた。
「ひ、人が生きている・・・。」
「ころぴょん? 泣いているの?」
「感動してしまった。こんな環境でも、がんばって生きている人々がいるなんて。本当に良かった。」
「そうだね。」
僕たちは、ニの町の住民と接触することに成功した。
「あなた方は?」
「私たちはイチの町から来ました。」
「イチの町!? この町に他の町の人々が来るのは何年振りだろう。よく来てくださった。」
「みなさんは、どうやって生活をしてきたんですか?」
「全て、聖騎士様のおかげです。」
「聖騎士?」
教会の十字架の下に仮面をつけた聖騎士がいた。その聖騎士は光りを放ち、常に魔法を放出しているようだった。
「聖騎士様、この方々はイチの町から来たそうです。」
「そうか。」
「女!?」
「聖騎士様は女性なのね!?」
返事をした聖騎士の声は女だった。
つづく。
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