56 / 78
雷竜剣騎士
しおりを挟む
「面白い。おまえも我が雷の槍で倒してくれる。」
天候神の悪魔バアルは、雷竜を見て臆するどころか、逆に戦いを挑もうとする。
「愚かな。たかが人間がドラゴンと戦おうというのか? んん?」
その時、サンダードラゴンは、シデンを見て何か気づいた。
「違うな。おまえは悪魔か?」
「そうだ。私は上級悪魔バアルだ。」
「悪魔。おまえの着ている剣騎士のソード・ナイト・アーマーは、サンダーバードか? あのサンダーバードが、おまえを選んだというのか?」
「いいや。私がサンダーバードを選んだのだ。」
「なに?」
「悪魔は、自分が欲しいと思ったモノは、どんな手を使っても手に入れる! それが悪魔だ! 私の邪魔をするというのなら、ドラゴンだろうが、天界の神だろうが消し去るまでだ!」
「だろうな。」
次にサンダードラゴンは、雷の剣騎士シデンを見る。
「人間。」
「はい。」
「どうして人間が、この積乱雲の中にいる?」
「私は一度、バアルに殺されました。でも雷鬼や雷小僧に助けられ、一人の悪魔は倒せましたが、あいつを倒すために雷の精霊サンダーバードの剣騎士のソード・ナイト・アーマーを手に入れるために積乱雲の中に飛び込みました。」
「今のおまえが、あの悪魔と戦えば確実に殺されるぞ。それでも戦うというのか?」
「私は戦う! この命が尽きても何度でも甦り、必ず悪魔を、邪悪なる者を倒し、この世界を平和に導きます!」
シデンは、雷の電撃で何度でも甦れる。
「話はまとまったな。人間、私の力を貸してやる。悪魔に捕まった雷の精霊サンダーバードを解き放つぞ。」
「はい!」
「私のソード・ナイト・アーマーを使うがよい。」
積乱雲の稲妻の中から、サンダードラゴンの剣騎士の鎧が舞い降りてくる。
「あれは!? 雷竜の剣騎士の鎧!?」
「バカな!? サンダードラゴンが剣騎士のソード・ナイト・アーマーを持っているというのか!?」
シデンもバアルも、雷が光る雷竜の剣騎士の鎧に驚く。
「さあ! 人間よ! 身に着けるがいい! 雷竜の剣騎士の鎧を! そして雷竜剣騎士になるがいい!」
雷竜の剣騎士の鎧がシデンに装着されていく。サンダードラゴンは、シデンに力を与える。ここに雷竜の剣騎士の鎧を身にまとったシデンが誕生した。
「これがサンダードラゴンのソード・ナイト・アーマー!? 雷の剣騎士の鎧とは比べ物にならないパワーだ!? 剣気が何倍にも膨れ上がっていく!?」
「さあ、シデン。目の前の悪魔を倒すのだ。」
「はい!」
雷竜剣騎士となったシデンの剣気が急激に上昇していく。そのソード・フォースは雷の剣騎士の上限を遥かに超えて、上限を突破している。
「こんなことがあっていいのか!? こんなことが許されていいのか!? シデンの剣気が雷の精霊サンダーバードの剣騎士の鎧を装備している、私よりも強いだと!? あり得ない!? こんなことはあってはいけないのだ!?」
バアルも強者故に、サンダードラゴンの剣騎士の鎧を装着したシデンの剣気が自分よりも強いということが分かる。
「いくぞ! 雷竜!」
「おお!」
「バアル! これでおまえも最後だ!」
「何を!?」
シデンは雷竜の剣を構える。
「光れ! 雷光! 轟け! 雷鳴! くらえ! サンダードラゴン・ソード・スラッシュ!」
「これが雷竜の力なのか!? ギャアアア!?」
シデンの放った必殺技が悪魔バアルを切り裂いた。シデンは、バアルを倒した。
「サンダーバード!?」
バアルに剣騎士の鎧にされていた雷鳥サンダーバードが積乱雲の中を、シデンに感謝しながら飛び回っている。
「よくやった。人間よ。」
「ありがとうございます。サンダードラゴン。」
「さらばだ。」
シデンの装着していた雷竜の剣騎士の鎧は消えてしまう。
「グワアアア!?」
雷竜の剣騎士の鎧を使用していたシデンに疲れが一度に襲いかかってくる。あまりの激痛に意識を失い地上に落下していくシデン。
「クエエエー!」
そんなシデンを雷鳥が背中に乗せるのであった。シデンは雷の精霊サンダーバードに自分の力を認めさせることに成功した。助けてもらったサンダーバードもシデンを認めた。
「zzz。」
戦いに疲れたシデンは、空を飛ぶサンダーバードの背中で気持ち良さそうに眠っている。
つづく。
天候神の悪魔バアルは、雷竜を見て臆するどころか、逆に戦いを挑もうとする。
「愚かな。たかが人間がドラゴンと戦おうというのか? んん?」
その時、サンダードラゴンは、シデンを見て何か気づいた。
「違うな。おまえは悪魔か?」
「そうだ。私は上級悪魔バアルだ。」
「悪魔。おまえの着ている剣騎士のソード・ナイト・アーマーは、サンダーバードか? あのサンダーバードが、おまえを選んだというのか?」
「いいや。私がサンダーバードを選んだのだ。」
「なに?」
「悪魔は、自分が欲しいと思ったモノは、どんな手を使っても手に入れる! それが悪魔だ! 私の邪魔をするというのなら、ドラゴンだろうが、天界の神だろうが消し去るまでだ!」
「だろうな。」
次にサンダードラゴンは、雷の剣騎士シデンを見る。
「人間。」
「はい。」
「どうして人間が、この積乱雲の中にいる?」
「私は一度、バアルに殺されました。でも雷鬼や雷小僧に助けられ、一人の悪魔は倒せましたが、あいつを倒すために雷の精霊サンダーバードの剣騎士のソード・ナイト・アーマーを手に入れるために積乱雲の中に飛び込みました。」
「今のおまえが、あの悪魔と戦えば確実に殺されるぞ。それでも戦うというのか?」
「私は戦う! この命が尽きても何度でも甦り、必ず悪魔を、邪悪なる者を倒し、この世界を平和に導きます!」
シデンは、雷の電撃で何度でも甦れる。
「話はまとまったな。人間、私の力を貸してやる。悪魔に捕まった雷の精霊サンダーバードを解き放つぞ。」
「はい!」
「私のソード・ナイト・アーマーを使うがよい。」
積乱雲の稲妻の中から、サンダードラゴンの剣騎士の鎧が舞い降りてくる。
「あれは!? 雷竜の剣騎士の鎧!?」
「バカな!? サンダードラゴンが剣騎士のソード・ナイト・アーマーを持っているというのか!?」
シデンもバアルも、雷が光る雷竜の剣騎士の鎧に驚く。
「さあ! 人間よ! 身に着けるがいい! 雷竜の剣騎士の鎧を! そして雷竜剣騎士になるがいい!」
雷竜の剣騎士の鎧がシデンに装着されていく。サンダードラゴンは、シデンに力を与える。ここに雷竜の剣騎士の鎧を身にまとったシデンが誕生した。
「これがサンダードラゴンのソード・ナイト・アーマー!? 雷の剣騎士の鎧とは比べ物にならないパワーだ!? 剣気が何倍にも膨れ上がっていく!?」
「さあ、シデン。目の前の悪魔を倒すのだ。」
「はい!」
雷竜剣騎士となったシデンの剣気が急激に上昇していく。そのソード・フォースは雷の剣騎士の上限を遥かに超えて、上限を突破している。
「こんなことがあっていいのか!? こんなことが許されていいのか!? シデンの剣気が雷の精霊サンダーバードの剣騎士の鎧を装備している、私よりも強いだと!? あり得ない!? こんなことはあってはいけないのだ!?」
バアルも強者故に、サンダードラゴンの剣騎士の鎧を装着したシデンの剣気が自分よりも強いということが分かる。
「いくぞ! 雷竜!」
「おお!」
「バアル! これでおまえも最後だ!」
「何を!?」
シデンは雷竜の剣を構える。
「光れ! 雷光! 轟け! 雷鳴! くらえ! サンダードラゴン・ソード・スラッシュ!」
「これが雷竜の力なのか!? ギャアアア!?」
シデンの放った必殺技が悪魔バアルを切り裂いた。シデンは、バアルを倒した。
「サンダーバード!?」
バアルに剣騎士の鎧にされていた雷鳥サンダーバードが積乱雲の中を、シデンに感謝しながら飛び回っている。
「よくやった。人間よ。」
「ありがとうございます。サンダードラゴン。」
「さらばだ。」
シデンの装着していた雷竜の剣騎士の鎧は消えてしまう。
「グワアアア!?」
雷竜の剣騎士の鎧を使用していたシデンに疲れが一度に襲いかかってくる。あまりの激痛に意識を失い地上に落下していくシデン。
「クエエエー!」
そんなシデンを雷鳥が背中に乗せるのであった。シデンは雷の精霊サンダーバードに自分の力を認めさせることに成功した。助けてもらったサンダーバードもシデンを認めた。
「zzz。」
戦いに疲れたシデンは、空を飛ぶサンダーバードの背中で気持ち良さそうに眠っている。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる