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9.閑話休題
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腐りきってた体育祭翌日以降はあっという間。
お蔭様であっさり始まってしまった秋休み。
宿題の山は当然のように手付かず。
ピンクい妄想は…ま、まあさておき(汗)。
そう。それはさておき。
「真宏らしいっちゃらしいけど」
御大襲来初日の昼下がりは穏やかで静か。
ソバージュというと聞こえがいい天パーをゴムで一纏めにした母さんは、持って来たレモンタルトに今まさに包丁を入れ始めた。
皿を出したり洗い物をしたりと動くたび、ボンボンのような後頭部の髪がフワフワ揺れた。
台所でティーバッグを適当に振って出して作った紅茶を氷入りのグラスに注ぐと、ビシビシッと氷が割れる音が心地いい。
手に持ってみるとまだ部分的に生あったかい。
ん~、これでいっか。
無理矢理ティースプーンの上の方をつまんで縦長のグラスの攪拌を試みる。
「マドラーつかってよ~」
後ろから渋い声で物言いがついた。
母さんは俺やじいちゃんや親父より圧倒的に口数が多い。
例年通り駅まで迎えに行ったら、顔を見るなり『オデコどーしたの!?』。
あ、で、ですよね~と思った俺が押し黙る所からスタート。
あれこれ傷の経緯を聞かれてついうっかり答えそうになるファンタジーな真実にのどちんこで辛うじて蓋をし。
多少忘れかけた現実的な設定を掘り返し、しどろもどろで説明っていうか言い訳をして。
途中で川藤さんにばったり会って、母さんと二人で立ち話に花が咲き。
一段落して再び家路。話題が逸れてラッキー。
と思ったらそこは流石母さん。『で、』とキレイにぶり返し。
家に着いて話終わって今に至るってのがここまでのあらすじ。
俺的にはもう抜糸もそこそこ前だから馴染んでて気にも止めてなかったんだけど。
それに、母さんのそれに対する感想もアレだよなぁ…。
『俺らしい』…か。
凹み直したい気分でいっぱいになりながら食器棚の引き出しを漁る。
見慣れた額の傷とは逆に、引き出しを漁って発見したガラスの細い棒はずっとあるはずなのに新鮮なビジュアル。
前使ったのいつだっけ。もしかしたら去年の今頃かも…。
一応軽く水洗いしてからグラスに突っ込んで一回しすると、グラスと氷はカラランと爽やかな音を立てた。
シロップーーと言っても買ったやつとかじゃなくてさっきお湯と砂糖で作った砂糖水ーーがグラスの中で渦のような模様を作って混ざり合っていく様子は、紅茶とそれが別のものだという事実をしっかりと突きつけた。
紅茶なんてこういうとき母さんが買ってこない限り、いちいち入れるの面倒って理由で買わないし出さない。
さっきまで白くこんもりした丸いドーム型だったレモンタルトは切り分けられ、これまた普段使わないちょっとお洒落な小皿にしっとりと座している。
白、黄色、茶色。上から順に三色綺麗に別れた断面。
そっと両手を合わせる。
「いただきます」
「いただきます」
母さんと、この魅惑のスイーツに感謝。
からの~…。
フォークが刺さりにくいタルト生地をうまいことわけ、その一片を、待ちわびて涎出まくりの口内にイン。
時計の秒針の音がする。
「どう?」
「おいしい」
すっぱイイ…。
超すっぱいのに舌に絡みつくような甘さのカスタード。メレンゲのふわふわと軽やかな食感が絡み。
がりがりっと香ばしいタルト生地は、メレンゲの焦げたとことはまた違い、甘さのアクセントに。
やっぱ今回もうまいわ~。
「でしょ!」
当然のようにドヤ顔。
だから今年はあえて突っ込むまい。
若かりし母さんがどんだけ材料犠牲にしたかは。
他の料理に対しては、何でその情熱を燃やせないのかは。
だって、前に突っ込んだら回答がアレだったわけで…。
そういや親父と母さんの馴初めって川藤さん経由だったよな。
「川藤さんは、これのなりゆきとかも知ってるの?」
自分の手元で大事に大事にちょっとずつ削って食べてるレモンタルトを指さして聞くと、
「うんにゃ」
首をゆっくり大きく横に振られた。後ろのボンボンも揺れる。
「川藤さんと私が知り合いだったわけじゃなくて、もう一人共通の先輩が間に挟まってたからねぇ。
そんな話までする仲じゃないよ。
実際大学出てからは結婚式で会ったくらいで、その後全然だったわけだし。
にしてもイメージって怖いわぁ~。『天パーだったんだ!?』って」
ぼやきながら自分の成果物を口へ運んでいく。
川藤さんには母さんの見た目に関しては大学のころのイメージしかなかったらしい。会って速攻、取り敢えず吃驚してたもんな。
でもそれ聞いてようやく川藤さんの『中』の母さんが若かった件について合点がいった。
川藤さんが知ってた頃からもう20年は経ってるんだからそりゃそうだ。
俺だってあのとき近づいて繁々眺めてようやくピンと来たぐらいだし。
お陰で立ち話の内容は、母さんの宵中らへんに関する記憶の空白地帯を埋めるような感じだった。
『この前、アン爺んとこでばったり会ってさ。
八百屋の松木さん。今度の年明けに十三回忌だって』
『え!? もう!?』
『そう。もうなんだって』
『宏海にそれ聞いてびっくりしたの、ついこの前だった気がするけど…』
『いやいや。もう結構前よ。
でもさ、それ聞くとそうなんだってなるけどさ。
今この辺で13回までやるとこ少ないし…いや、13回どころか7も怪しいな。
そんなんだからよそん家はどうだったか、もう俺もちょっとうろ覚えよ』
『そうね…。そうなっちゃうか…。
13回ね…。
うん…結構今人呼んだりなんだりも難しいし、呼ばれる側も年だったりするし。
しょうがないですね…』
『まあな…。
月並な台詞だけど時代の流れっていうかなぁ』
しんみりと目を合わせると、川藤さんが色を変えて。
『でも、そんな話ばっかでもないしな。
あそこんちの孫、結婚するって言ってたし』
『ええーーー!! ランドセル背負ってたじゃない!』
安藤の爺のあだ名から何からーー『アン爺』って…若い頃から老け声でこの呼ばれ方らしいけど、帰り道で聞いたには店名の由来はそれなんだとか。単なるカッコつけ英語と思ってたーー、身振り手振りを交えて大盛り上がり。
でもね。俺、知ってるよ。十三回忌って、アレでしょ?
亡くなってから13年経ったらやるやつでしょ?
そんな前の話、俺全くわかんないからさ…。
『そういや真宏今幾つ』
『もう14よ?』
『あれ? この前中学入ったとこじゃなかったっけ?』
『もう2年目だから』
黙って二人を見るしかない俺を、二人してたっぷり眺め、おもむろに示し合わせたようにお互い顔を見合わせ、
『そりゃ年取るわな』
『うん』
これを合図に解散になったんだけど。
俺的には終始『なんのこっちゃ??』。
わかんないわよねぇ~と楽しげに歩き出した母さんを見下ろせる様になった身長の伸び。
それくらいしか時間経過の指標がない。
俺もそのうちあんな風に昔はなんとかかんとか言い出すんだろうか。
親父はどうなんだろ。思い出話なんてしてるとこ見たことねぇけど。
そもそも話しねぇしなー。
てか…。そうだ。
いや、どうしよう。
もしゃもしゃとすっぱいレモンタルトが口の中から胃袋に流れていく。
でもな…。
紅茶を一口。
口の中に残っていたタルト部分が混ざり合う。
いいかな。
ずっと気になってたんだけど。
流れ的にチャンスが今後来るとは限らないし。
そうだよ。今ちょうどいいよね。親父いないし。
この禁断のネタに踏んでしまおう。
液体を飲み干しきったその勢いで。
「なんで親父なの?」
「え?」
「レモンタルトの人にしないで、何で親父にしたの?」
お蔭様であっさり始まってしまった秋休み。
宿題の山は当然のように手付かず。
ピンクい妄想は…ま、まあさておき(汗)。
そう。それはさておき。
「真宏らしいっちゃらしいけど」
御大襲来初日の昼下がりは穏やかで静か。
ソバージュというと聞こえがいい天パーをゴムで一纏めにした母さんは、持って来たレモンタルトに今まさに包丁を入れ始めた。
皿を出したり洗い物をしたりと動くたび、ボンボンのような後頭部の髪がフワフワ揺れた。
台所でティーバッグを適当に振って出して作った紅茶を氷入りのグラスに注ぐと、ビシビシッと氷が割れる音が心地いい。
手に持ってみるとまだ部分的に生あったかい。
ん~、これでいっか。
無理矢理ティースプーンの上の方をつまんで縦長のグラスの攪拌を試みる。
「マドラーつかってよ~」
後ろから渋い声で物言いがついた。
母さんは俺やじいちゃんや親父より圧倒的に口数が多い。
例年通り駅まで迎えに行ったら、顔を見るなり『オデコどーしたの!?』。
あ、で、ですよね~と思った俺が押し黙る所からスタート。
あれこれ傷の経緯を聞かれてついうっかり答えそうになるファンタジーな真実にのどちんこで辛うじて蓋をし。
多少忘れかけた現実的な設定を掘り返し、しどろもどろで説明っていうか言い訳をして。
途中で川藤さんにばったり会って、母さんと二人で立ち話に花が咲き。
一段落して再び家路。話題が逸れてラッキー。
と思ったらそこは流石母さん。『で、』とキレイにぶり返し。
家に着いて話終わって今に至るってのがここまでのあらすじ。
俺的にはもう抜糸もそこそこ前だから馴染んでて気にも止めてなかったんだけど。
それに、母さんのそれに対する感想もアレだよなぁ…。
『俺らしい』…か。
凹み直したい気分でいっぱいになりながら食器棚の引き出しを漁る。
見慣れた額の傷とは逆に、引き出しを漁って発見したガラスの細い棒はずっとあるはずなのに新鮮なビジュアル。
前使ったのいつだっけ。もしかしたら去年の今頃かも…。
一応軽く水洗いしてからグラスに突っ込んで一回しすると、グラスと氷はカラランと爽やかな音を立てた。
シロップーーと言っても買ったやつとかじゃなくてさっきお湯と砂糖で作った砂糖水ーーがグラスの中で渦のような模様を作って混ざり合っていく様子は、紅茶とそれが別のものだという事実をしっかりと突きつけた。
紅茶なんてこういうとき母さんが買ってこない限り、いちいち入れるの面倒って理由で買わないし出さない。
さっきまで白くこんもりした丸いドーム型だったレモンタルトは切り分けられ、これまた普段使わないちょっとお洒落な小皿にしっとりと座している。
白、黄色、茶色。上から順に三色綺麗に別れた断面。
そっと両手を合わせる。
「いただきます」
「いただきます」
母さんと、この魅惑のスイーツに感謝。
からの~…。
フォークが刺さりにくいタルト生地をうまいことわけ、その一片を、待ちわびて涎出まくりの口内にイン。
時計の秒針の音がする。
「どう?」
「おいしい」
すっぱイイ…。
超すっぱいのに舌に絡みつくような甘さのカスタード。メレンゲのふわふわと軽やかな食感が絡み。
がりがりっと香ばしいタルト生地は、メレンゲの焦げたとことはまた違い、甘さのアクセントに。
やっぱ今回もうまいわ~。
「でしょ!」
当然のようにドヤ顔。
だから今年はあえて突っ込むまい。
若かりし母さんがどんだけ材料犠牲にしたかは。
他の料理に対しては、何でその情熱を燃やせないのかは。
だって、前に突っ込んだら回答がアレだったわけで…。
そういや親父と母さんの馴初めって川藤さん経由だったよな。
「川藤さんは、これのなりゆきとかも知ってるの?」
自分の手元で大事に大事にちょっとずつ削って食べてるレモンタルトを指さして聞くと、
「うんにゃ」
首をゆっくり大きく横に振られた。後ろのボンボンも揺れる。
「川藤さんと私が知り合いだったわけじゃなくて、もう一人共通の先輩が間に挟まってたからねぇ。
そんな話までする仲じゃないよ。
実際大学出てからは結婚式で会ったくらいで、その後全然だったわけだし。
にしてもイメージって怖いわぁ~。『天パーだったんだ!?』って」
ぼやきながら自分の成果物を口へ運んでいく。
川藤さんには母さんの見た目に関しては大学のころのイメージしかなかったらしい。会って速攻、取り敢えず吃驚してたもんな。
でもそれ聞いてようやく川藤さんの『中』の母さんが若かった件について合点がいった。
川藤さんが知ってた頃からもう20年は経ってるんだからそりゃそうだ。
俺だってあのとき近づいて繁々眺めてようやくピンと来たぐらいだし。
お陰で立ち話の内容は、母さんの宵中らへんに関する記憶の空白地帯を埋めるような感じだった。
『この前、アン爺んとこでばったり会ってさ。
八百屋の松木さん。今度の年明けに十三回忌だって』
『え!? もう!?』
『そう。もうなんだって』
『宏海にそれ聞いてびっくりしたの、ついこの前だった気がするけど…』
『いやいや。もう結構前よ。
でもさ、それ聞くとそうなんだってなるけどさ。
今この辺で13回までやるとこ少ないし…いや、13回どころか7も怪しいな。
そんなんだからよそん家はどうだったか、もう俺もちょっとうろ覚えよ』
『そうね…。そうなっちゃうか…。
13回ね…。
うん…結構今人呼んだりなんだりも難しいし、呼ばれる側も年だったりするし。
しょうがないですね…』
『まあな…。
月並な台詞だけど時代の流れっていうかなぁ』
しんみりと目を合わせると、川藤さんが色を変えて。
『でも、そんな話ばっかでもないしな。
あそこんちの孫、結婚するって言ってたし』
『ええーーー!! ランドセル背負ってたじゃない!』
安藤の爺のあだ名から何からーー『アン爺』って…若い頃から老け声でこの呼ばれ方らしいけど、帰り道で聞いたには店名の由来はそれなんだとか。単なるカッコつけ英語と思ってたーー、身振り手振りを交えて大盛り上がり。
でもね。俺、知ってるよ。十三回忌って、アレでしょ?
亡くなってから13年経ったらやるやつでしょ?
そんな前の話、俺全くわかんないからさ…。
『そういや真宏今幾つ』
『もう14よ?』
『あれ? この前中学入ったとこじゃなかったっけ?』
『もう2年目だから』
黙って二人を見るしかない俺を、二人してたっぷり眺め、おもむろに示し合わせたようにお互い顔を見合わせ、
『そりゃ年取るわな』
『うん』
これを合図に解散になったんだけど。
俺的には終始『なんのこっちゃ??』。
わかんないわよねぇ~と楽しげに歩き出した母さんを見下ろせる様になった身長の伸び。
それくらいしか時間経過の指標がない。
俺もそのうちあんな風に昔はなんとかかんとか言い出すんだろうか。
親父はどうなんだろ。思い出話なんてしてるとこ見たことねぇけど。
そもそも話しねぇしなー。
てか…。そうだ。
いや、どうしよう。
もしゃもしゃとすっぱいレモンタルトが口の中から胃袋に流れていく。
でもな…。
紅茶を一口。
口の中に残っていたタルト部分が混ざり合う。
いいかな。
ずっと気になってたんだけど。
流れ的にチャンスが今後来るとは限らないし。
そうだよ。今ちょうどいいよね。親父いないし。
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「え?」
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