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人物紹介
しおりを挟むエスメラルダ・ヘスティア・ロジエ侯爵令嬢
愛称:エメル,ヘスティ
父,母,兄2人
美しい深紅の髪に紺碧の瞳
社交界では容姿と家柄だけ一級品の高飛車な傲慢令嬢として評判は最悪だが本当は冷徹無慈悲として国内外から恐れられている天穹騎士団総隊長《ウィオラケウス》で完全無欠の完璧令嬢である
ロジエ侯爵家に産まれた100年ぶりの女児で蝶よ花よと育てられていたが時経つうちにロジエ侯爵家の血をありありと受け継いでおり卓越した身体能力や記憶能力が発現し天穹騎士団に最年少で入団することになる
特に先見の明はロジエ侯爵も舌を巻くほどで国王陛下により王太子の嫁にと望まれている
エメル自身はそんなのまっぴらごめんで断っておりウィオラケウスとしての厳しい修行を選んできたし任務を忠実に全うすることでよく自分を犠牲にする
傷物令嬢になったのも任務遂行のためでありよく大怪我をして帰って来るので周りの人は気が気でない
周りの人間を愛してはいるが自分が周りから愛されているなど思ってみたこともない
兄2人のことは無条件で大好き
沙羅と双樹
双子でエメルの謎多き執事兼筆頭護衛
紺碧の長髪に濃いアンバーとアイスブルーのオッドアイを持つ絶世の美貌でエメル至上主義の狂信者でありキーランも慄く程のヤンデレで潔癖な上に完璧
エメルの過去と関係がありこの世界と価値観や倫理観,概念などがずば抜けて超越した存在で年齢不詳
エメルの身の回りの世話も全般受け持っており侍女やメイドがエメルに近づくことを殊の外嫌っている
エメルに影となり日向となり付き従っているが本当はふたりとも爵位(伯爵位で沙羅双樹は本名ではない)を持っており貴族で「幻の部署」と謂れている天穹騎士団尋問部に所属していて国王以下王族や貴族を単独で監査し裁くことのできる影の執行官としての役割も担っている
その時に名乗る称号はあるが気に入っていない
その事実を知っているのはロジエ侯爵家だけであり他の者が二人に逆らうとエメルから猛烈な抗議に遭い消された者もいるとかいないとか
アナスタシス・ラシャド・アデライン皇太子殿下
アデライン帝国の皇太子
エメルを気に入って独断で王妃教育を受けさせた
弟の気持ちに気づいてはいるがエメルに恩義を感じており自身の妃にと望んでいる
レヴィンデス・アリーヤ・アデライン第二皇子殿下
レヴィ,アリー
アデライン帝国の第二皇子だが天穹騎士団情報調査部主任でもある
幼い頃に叔母であるエディタからエメルとともに剣術の指導を受けていてエメルをとても大切に想っている
◇
アデライン帝国はエメルのいる王国と陸続きの隣の国でエメルが皇太子の側妃候補(人質)として派遣されていた格上の大きな帝国
実際には皇太子がエメルを気に入って王妃教育を受けさせられていただけだが“そう”と見えるだけで令嬢の価値は下がるため自国のエメルの結婚相手を削ごうとした陛下による策略で噂を広められた
そのまま帝国にいようとしたが宰相の(いらぬ)尽力により祖国に帰還することで傷物令嬢が明確化した
皇太子と近い側近(天穹騎士団の者達含め)しか知らないが皇太子に盛られた媚薬のせいで本当に傷物である
その負い目があり静養するという名目で彼女が帰還することを許可したが皇太子は媚薬から守ってくれた漢気溢れるエメルを諦めていないしなんならレヴィンデスも諦めていない
フィロソフィア・オーキッド伯爵令嬢
ソフィー
天穹騎士団財務部主任
◇
辺境伯の次の位を持つ伯爵の一人娘
エメルの同級生で親友
いちばん騒動とは無縁のご令嬢だが美しく聡明で騒動のことはお察し
武力は人並以上にある
エメルのことは滅多に使われることのないミドルネームの「ヘスティア」を好んで使っており普通に尊敬しており普段から一緒にいたいと思っている
ヒメナの動向を監視している
ヒメナ・アドニス伯爵令嬢
天穹騎士団事務方
◇
陛下と内通しているフリをして本当はゲンティアーナの二重スパイで自身はゲンティアーナ辺境伯領にある朱殷辺境騎士団の騎士団員であり隣国での騒動は全てキーランの意を汲んだ彼女の主導である
そのため騎士団は警戒して差し障りのない事務処理しか頼んでいないため割と暇
オブシディアン・イルゼ・アコナイト公爵令息
シアン,シアン兄様,アコナイト小公爵
グレッタ・マヤ・アコナイト公爵令嬢
リタ,マヤ
↑
母方の親戚で従兄弟
帝国一の財力を持つ三大公爵家の一つで皇女が臣籍降嫁している
リタは天穹騎士団情報調査部主任補佐
◇
エメルを手放しで愛している人達
大切な彼女が側妃候補として自国に派遣されてきたので隣国に反感を持っており特にリタはエメルを兄の妻にしようと日々画策していたが彼女を自国に留めて置けなかったことで隣国の辺境伯ゲンティアーナの関わりを訝しんでいるがそれに対してシアンは全ての行動を予想してはいるものの“手を出すな”と言われており高見の見物を決め込んでいる
ラディウス・シェラン・プラタノス辺境伯爵令息
ラディ
次期辺境騎士団団長兼天穹騎士団諜報部員
マカリオス・シェイラ・プラタノス辺境伯爵令息
リオ
辺境騎士団団員兼天穹騎士団諜報部主任
↑
もう一つの母方の親戚で先帝の皇弟が臣籍降下している
ラディとリオは二卵性の双子
隣国の国境を守っている昔気質の堅固な「光悦辺境騎士団」を持つ
◇
王国に国境を接しているため王国の動向には目敏くウィオラケウスが側妃候補として自国に来ることをいち早く察知しながらアコナイト公爵家には黙っていた
黙っていても公爵家からのお咎めはなしという程帝国では力を持っている辺境伯家である
姉上と呼びエメルを慕っているが自国で本当にエメルが側妃になろう日にはあわよくば自分に下賜されようと画策している
ルキフェル・アルストロメリア公爵令息
ルキ,ルキ兄様
↑
父方のもう一つの親戚で従兄
開発商品を売っている商会を立ち上げてもらっている
ロクサンヌ商会→武器商人
天穹騎士団副団長
◇
エメルの発明の能力と商才を買っている
彼女に対して兄貴然と振る舞っているもののウィオラケウスを憎からず想っているがゲンティアーナの動きを察して様子見をしている
アストルム・エメト・オルテンシア公爵令息
ステラ
↑
アコナイト公爵領の隣の領地に位置するシアン達の幼馴染で従兄弟
隣国三大公爵家のうちの筆頭公爵家で大公の位を持つ
後に天穹騎士団協力者となる
◇
側妃候補としてやって来たエメルが天穹騎士団の総隊長だと知らずに一目惚れしたが後の騒動で彼女が総隊長であることと妊娠できなくなったことを知り後継を取るか自身の想いを取るか苦悩することになる
カエルレウム・レヴァンダ侯爵令息
レウム
王太子筆頭護衛騎士で次期近衛騎士団長
エメルの元婚約者で本当はエメルを愛している
レイラーニ・レヴァンダ侯爵令嬢
リラ,レイラーニ
天穹騎士団総隊長補佐
アエテルニタス・レヴァンダ侯爵令息
アテル
レヴァンダ侯爵家の傍系から来た養子
天穹騎士団実働部隊長
↑
父方の親戚で従兄弟
代々騎士家系で王国の「青白磁近衛騎士団」を率いている
◇
天穹騎士団総隊長ウィオラケウスとしての宿命を案じており何事もなければ婚約者としてレウムの隣に立ち結婚する予定だったのに横から彼女を掻っ攫おうとする陛下やアデライン帝国のことを内心良く思っていないが騒動で突如沸き起こった問題と対峙することになりこのまま彼女と結婚しても良いのか躊躇っている間に婚約が白紙に戻され彼女が傷物と噂されてしまい彼女に申し訳ない気持ちでいっぱいであるがエメルは妊娠できないだけですでにウィオラケウスとして房中術の訓練を受けていて騒動前から彼女の純潔など意味を成していないということを知らないのはレウムだけである
レウムは王都を護るばかりでゲンティアーナの動きには気づいていない様子
レイラーニとアテルは実力もさすが騎士家系に生まれた者だけあり突出しているがエメルの味方で近衛騎士団の護衛騎士として王家に仕える気は全くないがそれを当主は許している
メルキオール・マグノリア侯爵令息
メル,メル兄様
天穹騎士団情報調査部隊長兼開発部隊長
イグネイシャス・マグノリア侯爵令息
イグシャス
天穹騎士団広報兼財務部隊長(開発部主任)
↑
レヴァンダ侯爵領の隣の領地でレウム達の幼馴染
様々な宝石や鉱物が採れる山がある有数の領地を持つ
◇
ふたりとも幼い頃からレウム達と鍛錬するエメルを見て来ており彼女の開発に協力的なのは彼女をなにものよりもいちばん大切にしているからである
ゲンティアーナの動きを察してはいたがレウムの煮え切らぬ態度にうんざりしてレヴァンダに伝えていなかった
ユースティティア・ヴェリコ伯爵令息
ユーティ,ユティ兄様
天穹騎士団内偵捜査部隊長
アリステア・ヴェリコ伯爵令嬢
アリス
天穹騎士団広報部主任
↑
代々医師家系の反対側の隣の領地で幼馴染
独自の帆船航路があり貿易の要である領地を持つ
◇
比較的他の一族よりはウィオラケウス愛はバランスが取れていてゲンティアーナ辺境伯家の思いには毎回ドン引きしているが貿易の要として発展させてくれた彼女に恩義を感じており傷物となって結婚を諦めている彼女の行く末を案じて婚約者候補として名乗りを挙げている
帆船航路を思う存分用いて彼女に合った先進医療を探している
キーラン・ゲンティアーナ辺境伯令息
ラン,ラン兄様
次期辺境騎士団団長兼諜報部隊長
セレスト・ゲンティアーナ辺境伯令息
セス
天穹騎士団暗殺部隊長
アストリア・ゲンティアーナ辺境伯令嬢
リア
天穹騎士団実働部隊主任
↑
隣の領地で幼馴染
王国防御の要で領が所属しているのは王国ではあるがゲンティアーナ領は治外法権であり大陸最大規模の最凶辺境騎士団である「朱殷辺境騎士団」を持つ
◇
ウィオラケウスとして努力している彼女を間近で見ているためウィオラケウス愛が突出している
公私は分けて共に仕事はするがレヴァンダ侯爵家に嫁ぐことになっていた事実を良く思っていないためレヴァンダとの婚約が白紙に戻った今彼女をゲンティアーナのものにしようと持ち前の力技でもってなり振り構わず一家全総力を上げて抱き込みにかかっている
特にランの彼女に対する想いは他の追随を許さぬ程重い
房中術の授業の際には無理矢理彼女の相手に自分を捩じ込んでいる
国王陛下の流した噂を上手く使ってエメルを自分のものにしようとし間接的に隣国の皇太子に媚薬を盛ったのはランである
本当に傷物令嬢となり帰って来ることも承知の上でのことでありそのせいで彼女が妊娠できなくなる可能性も知ってはいたが詫びとして皇太子や自国の陛下の思惑により王太子の妻になることを望まずしかもレヴァンダの嫁となって他の男の子供を妊娠するなど耐えられるはずもない彼にとっては僥倖である
そのようにヤンデレな兄の素顔を知っているのはセスだけであるがそれを止めようとしないセスも大概である
ハキム・ダフネ伯爵令息
ハキム
天穹騎士団暗殺部主任
カリム・ダフネ伯爵令息
カリム
天穹騎士団内偵捜査部主任
↑
一卵性の双子で内陸側の隣の領地で幼馴染
代々優秀な軍師を輩出しており初代は伝説の軍師であった由緒正しき家柄
◇
幼い頃初見で自分達のことを間違わなかったウィオラケウスを崇拝に等しい形で敬愛している
カリムは小さい頃から不眠症気味で心配したエメルとよく一緒に眠っていたため彼女が近くにいないと眠れなくなっており睡眠不足になりがち
ロジエ侯爵家
建国当初からある家柄で「裏王家」
国王以下王族を裁くことのできる権利をもつ「総統の律令」としての役割を担っており派閥の統率もロジエ侯爵家の仕事だがロジエ侯爵家自体は中立派である
本来なら公爵位を叙爵できる程の血統や業績でありながら天穹騎士団の任務などをカモフラージュするため侯爵位のままとなっている
ロジエ侯爵家に仕えている使用人は家令や執事から下働きに至るまで文武両道で恐ろしく結束力がありロジエ家に対する忠誠心も厚く容姿端麗の者が多い上にエメルに対する執着も強い(エメルは気づいていない)
アストラガルス・ロジエ侯爵
エメルの父親
漆黒の髪に紺碧の瞳で鉄面皮な美丈夫
ロジエ家の当主で「天穹騎士団」の総団長
統率力は抜群の鉄壁総団長で「暁闇の死神」の二つ名を持っているが本当は娘大好きな家族思いで温厚な愛妻家
エディタ・グラシア・ロジエ侯爵夫人
エメルの母親
真紅の髪に菫色の瞳
旧姓はエディタ・グラシア・アデライン第三皇女
妖精と見紛う程の美人だが皇女時代は「紅華の剣姫」と呼ばれており剣術に長けていてエメルに華麗なる剣術を仕込んだのは彼女である
ヘイスティングス・レーン・ロジエ侯爵令息
ヘイティ,ヘイティお兄様
エメルの長兄で天穹騎士団長
漆黒の髪に菫色の瞳
寡黙な上に美しい顔ながら無表情で他を睥睨し彼から繰り出される剣筋は軽やかだが氷のように鋭敏なため「氷晶の黒騎士」などと二つ名で呼ばれているがただのシスコンであり生きているだけで可愛いと思っているエメルにべったりなトリルとよくエメルを取り合って喧嘩しており大体剣の一本勝負では一人勝ちである
いつも天穹騎士団の黒い隊服を着ているので他の騎士団には所属しておらず皆からは内政を取り仕切る「栄誉騎士」だと思われている(あながち間違ってはいないが実際はバカみたいに強い)
トリルキルティス・エイダ・ロジエ侯爵令息
トリル,トリルお兄様
エメルの次兄で幻の尋問部を纏めている影の立役者
漆黒の髪に紺碧の瞳
母親似で中性的な容姿であり人外な程美しく黒い隊服が良く似合うため「麗しの黒薔薇」の二つ名で呼ばれているが見かけによらず裏から操るのが巧妙で狡猾なロジエ家一番の戦闘狂でありこちらも長兄に負けず劣らずのシスコンで最後までエメルが天穹騎士団の一員として訓練することを反対していた
エメルのことが可愛くて不憫でいちばん甘やかしているため自身が誰か知らない人と話しているとまるで恋人のような反応をするエメルが可愛くて仕方がないし大体エメルが着ているドレスはトリルが贈ったものである
《天穹騎士団》
王国の多々ある騎士団の中でも代々ロジエ侯爵家が率いる歴史ある騎士団で拠点はロジエ侯爵家離宮の温室
温室は古の技術と特殊な効果が施されていて特定の人が入ると騎士の宿舎棟や鍛錬場など天穹騎士団本部に辿り着くようになっているがお呼びでないとただの美しい温室に見えるという仕掛けになっている
ちなみに本来の天穹騎士団執務室もここにある
暗殺や諜報,情報操作,内偵捜査など裏の仕事を一手に引き受けているが構成人数や所属者は不明とされており個々の能力がずば抜けていて実態もほとんど知られていないためその存在を恐れられている
天穹騎士団の実態を暴こうとする者は大体尋問部により消される
仕事は非常に的確で失敗知らずだが目的のためなら手段を選ばない冷酷なところがあり人間かどうかも怪しいらしい
総隊長格以上の者は他の武官や文官を取り締まる役目も果たしておりそれは国王以下王族も例外ではない
主に国王から命令が下ってくるが他と独立している《Violaceusウィオラケウス》と名の付く者に従っており何かあれば「命令の不服従」を行使できるという特殊な騎士団である
飾り気がなく動きやすくて軽微であるものの背中に洒落た濡羽色の蔦薔薇と弓矢の紋章が刺繍されている上から下まで漆黒の騎士服が隊服だがロジエ家以外の団員は普段は「王立碧青騎士団」の青藍色の騎士服を着ており見分けがつかない
天穹騎士団
総団長
アストラガルス
団長
ヘイスティングス
副団長
ルキフェル→ヘイティと同じ歳
総隊長
エスメラルダ
《ウィオラケウス》
総隊長補佐
★レイラーニ→エメルより一つ歳下
諜報部隊長
☆キーラン→ヘイティと同じ歳
諜報部主任
マカリオス
ラディウス→エメルより歳下
暗殺部隊長
☆セレスト→エメルと同じ歳
暗殺部主任
ハキム→エメルより歳下
情報調査部隊長兼開発部隊長
メルキオール→トリルと同じ歳
情報調査部主任
レヴィンデス→エメルと同じ歳
情報調査部主任補佐
★グレッタ→エメルより一つ歳下
広報兼財務部隊長
イグネイシャス→エメルと同じ歳
広報部主任
★アリステア→エメルより一つ歳下
財務部主任
★フィロソフィア→エメルと同じ歳
内偵捜査部隊長
ユースティティア→トリルと同じ歳
内偵捜査部主任
カリム→エメルより歳下
天穹騎士団事務方
★ヒメナ→年齢不詳
実働部隊長
アエテルニタス→エメルと同じ歳
実働部隊主任
★☆アストリア→エメルより一つ歳下
「幻の部署」
尋問部統括
ロジエ侯爵家
尋問部長
トリルキルティス
尋問部員
沙羅双樹
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