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4 緊張の糸
決戦を前に
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年明けして数日。もちろん受験生には正月もない。
家にいると落ち着かないし、少しでも外の空気を吸ってリフレッシュしたい。
最後の追い込みを行うため、予備校が始まると早々に自習室に通い続けた。
何日かしたある日、支度をしていた時に鞄を整理していたら、ラッキーノートがないことに気が付いた。
「あれ、あれ、ノートがない」
机の引き出しも、いつも積み上げていた参考書の山にもどこにもない。
念のためリビングやキッチン、家中を探したがノートは出てこなかった。
両親にも聞いたが、知らないとのこと。
どこかで落としてしまったのだろうか。
もちろん予備校で無くしたことも考えられる。
紛失物として届いていないか窓口にも確認をした。
いつも座っている自習室の定置の周辺も探したが見つからない。
受験を前にして、マコトはラッキーノートを紛失してしまった。
このままノートが出てこなかったら、、、。マコトには嫌な予感がよぎった。
2月に入ったが、ついにラッキーノートは出てこなかった。
2月前半は志望する大学とは別の滑り止め大学の受験が2校あった。
嫌な予感が当たってしまった。
「2校ともダメだったのか」
父は驚きを隠せなかった。ついつい強い口調になった。
「もしかしたら、、、もう一年かもね。」
なかば諦めた様子の母。もちろんマコトの頑張りは近くで見てきた。
しかし、滑り止めの学校は本命より少し下のランクの学校を選んでいる。
いわば合格していないと、それより上のレベルの本命に合格することは絶望的なのだ。
まれに問題の特性でたまたま不合格になることもある。
受験は各学校によっても試験問題が異なるため、一概には言えない。
過ぎたことは仕方がない。最後の試験が終わるまで、見守ろうと二人は思った。
いよいよ最後の試験、青葉大学の入試日を迎えた。
家にいると落ち着かないし、少しでも外の空気を吸ってリフレッシュしたい。
最後の追い込みを行うため、予備校が始まると早々に自習室に通い続けた。
何日かしたある日、支度をしていた時に鞄を整理していたら、ラッキーノートがないことに気が付いた。
「あれ、あれ、ノートがない」
机の引き出しも、いつも積み上げていた参考書の山にもどこにもない。
念のためリビングやキッチン、家中を探したがノートは出てこなかった。
両親にも聞いたが、知らないとのこと。
どこかで落としてしまったのだろうか。
もちろん予備校で無くしたことも考えられる。
紛失物として届いていないか窓口にも確認をした。
いつも座っている自習室の定置の周辺も探したが見つからない。
受験を前にして、マコトはラッキーノートを紛失してしまった。
このままノートが出てこなかったら、、、。マコトには嫌な予感がよぎった。
2月に入ったが、ついにラッキーノートは出てこなかった。
2月前半は志望する大学とは別の滑り止め大学の受験が2校あった。
嫌な予感が当たってしまった。
「2校ともダメだったのか」
父は驚きを隠せなかった。ついつい強い口調になった。
「もしかしたら、、、もう一年かもね。」
なかば諦めた様子の母。もちろんマコトの頑張りは近くで見てきた。
しかし、滑り止めの学校は本命より少し下のランクの学校を選んでいる。
いわば合格していないと、それより上のレベルの本命に合格することは絶望的なのだ。
まれに問題の特性でたまたま不合格になることもある。
受験は各学校によっても試験問題が異なるため、一概には言えない。
過ぎたことは仕方がない。最後の試験が終わるまで、見守ろうと二人は思った。
いよいよ最後の試験、青葉大学の入試日を迎えた。
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