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一章:精神病×難病×家庭教師
家庭教師の過去 05
しおりを挟む恋も愛も解らない俺でも、『好き』なら解る。
どの部類の好きなのかは解らない。
だが、俺は椎名さんのことが好きだ。
頭まで布団を被り、好きなんだと、ぐるぐる思考が回った。
ふと、椎名さんとキスをしたという事実が過り、うわわあぁあっ、と力の限り叫んだ。
有り得ないぐらいに顔が熱い。
椎名さんはどう想っているのか、そればかり気になって、なかなか寝付けそうにはないのだった。
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