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二章:大学生アリスと社会人兎の擦れ違い
アリスの学生ライフ 05*
しおりを挟む初めて肉体を繋げてから、互いに忙しくなってしまい、挿入行為にまで達したのは、片手で数えられる程しかなかった。
最後まで至らなくとも扱き合いは何度かしたが、此処数ヵ月はそれもしていない。
普通に触れ合って体温を感じ合いたい。
触れて欲しい、と考えた途端に身体が熱くなっていく。
元気のなかった逸物も芯を持ち始めた。
「あれ、急に元気になったね。どうしたの?」
含み笑いと共に指摘され「くっそ」と悪態を吐き出す。
涼しい顔で痴態を眺めるだけの翔に腹が立つ。
浅ましくも肉体を求めてしまうのは自分だけではない筈なのだ。
「俺、ちゃんとお前としてぇよ。お前だって、見てるだけで満足出来んのかよ? ……しょ、う、が、っ、欲しい」
精一杯の誘い文句を口に乗せ、煽るように性器を扱く。
僅かに腰を浮かし空いている手を双丘の狭間に忍ばせる。
「ココに、お前の、……いれ、た、っ、い」
片手で秘処を隠す肉を開き、ひくつく入口を外気に曝す。
「ふ、っ、ぅ、っ、うぅ、っ、く、っぁ」
ゆっくりと指先を食い込ませるが、濡れていない入口は侵入を拒む。
それでも無理に入れようとしていると、その手を掴まれていた。
「傷付いちゃうよ?」
しゃがみ込んだ翔の顔が恥部に埋まっていき、窄まりから、ぴちゃり、と水音が響く。
「あっ、っ、……しょ、っう」
入口を、ぴちゃぴちゃ、と舐めるだけだった舌が、グリグリ、とナカに侵入してくるのに合わせて腰が揺れ動いてしまう。
肉を抉られる快感を知っている身体は正直に欲していた。
「ココに僕のが欲しいなら、解さないとね?」
ある程度、秘処を湿らせて翔の舌が抜け出ていく。
可愛らしく笑い唇を舐める彼が酷くイヤらしく見える。
男にしては、くりん、とした眼が、自分で解せ、と何も言わずに語っていた。
見上げてくる瞳に、いつも架は敵わないのだ。
「ぁ、あ、っ、ふ、っ、ぅ、う、んっ」
濡らされた菊門に人差し指を宛行(あてが)う。
先程は入っていかなかった指を、ゆっくりと呑み込んでいく。
唾液だけでは滑りが足りなく、ローションを使うよりも抵抗は感じるものの、男を受け入れることを覚え始めた肉筒は、ひくん、とうねりながら指を迎え入れる。
熱く収縮しては奥に奥にと肉を呑み込もうと襞が蠢く。
「自分で解すの、はじめて、だよね? それとも、僕を想って一人でしてくれた?」
ふうー、ふうー、と鼻息を荒くし、恐る恐る人差し指を自身の体内に埋めていく様を目の前で見詰め、翔の口端が持ち上がる。
人の目に晒されながら肛門を弄る自分が恥ずかし過ぎて涙が浮かぶ。
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