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一章:親友の異変
異変×噂=告白 17
しおりを挟むそろそろと光輝の顔が上がって、情けない表情が見える。
「待つけどさ。幾等でも待つけどさ。生きてる内に返事ちょーだいよ」
「当たり前だろ。あと、本当に先生には何もされてないから、安心してよ」
「なら良いけどさ」
ぶつくさと唇を尖らせる光輝が可愛くて、誡羽はついつい笑ってしまう。
行こうか、と声を掛けて立ち上がった。
二人で並んで教室に向かうのだった。
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