138 / 271
孤児の学園生活
138
しおりを挟む
本を読んで時間が経ったことだしこのままゆっくり歩けば会場には良い時間で着くことだろう。
そう思い私は図書館から出て街中へと歩を進めた。
外では朝見たより多くの人々が蔓延っておりまるで朝の満員電車のような景色ができていた。
「うわぁ…面倒だなぁ」
そんなことを考えながら路地裏へと入り壁を蹴って誰のかもわからない家の屋根の上へと移動した。
上へと移動した私はこの国を一望してから先ほどまでいた路地裏そして人がひしめく街道を見る。
その中で多くの人が笑い話しながら移動する中一定数のとある小集団を見つけた。
小集団は3人で一つの集団になっているようでそれが街道や路地裏にもいる。
そのすべての集団に見られる特徴が私と同じような黒い外套を纏って顔までそれを覆っている怪しさ満点な雰囲気を醸し出しているという点だ。
裏路地にいる奴らなんて最早裏の人間だと思うような外見をしている。
…ちょっと気になるがまぁどうせ他国とかの人間だろう。
目的はよく分からないがまぁそこら辺はこの国の騎士とかに任せることとしよう。
こんなあからさまな怪しいやつならどうせ取り締められるだろう。
屋根を歩きながらそして次の屋根へと飛び乗りながら移動する。
ある所では喧騒が巻き起こりあるとこでは驚愕の声が聞こえてくる。
前者は喧嘩でも起きたのだろうか?
後者はこの国にサーカスの連中が来たらしいからその舞台での演技による歓声とかだろうな。
耳を傾け右から左に左から右にそんな声を流しながら屋根の上を歩く。
そういえばあの宿の主が騎士に見せるだけで特等席に連れて行かれるチケットをくれたが…流石に巡回中の騎士にそのまま渡すと仕事に支障が出るかもだし処刑する所の騎士にでも渡すか。
さて処刑場は確か王城前だった気がするからそのことも頭に入れつつ移動することとしようか…。
そういえば殿下が兄の第一王子を殺すだとかなんだとか話していた気がするがその話はどうなったんだろうか?
というか殿下はこの国の第二王子だったか?
それとも第三王子だったっけか?
確かマデリア宗教国家に加担している第一王子ザージス殿下の暗殺をレイベル殿下がやるって話だったはずだ。
敵国のマデリア宗教国家に自国の王子が加担していたと民が知ったらそりゃ暴れるでしょうな。
ということはあの黒い外套を着ていた怪しい集団はマデリア宗教国家の手先だったのかもしれんな。
「まぁそんなことどうでも良いか…」
別にこの国に思い入れなんてないし滅んだって構わない。
ん…だがアルキアンがそれで死ぬのは勘弁願いたいからその時はその時に考えて行動して助けるとしよう。
というか宗教国家って名前がつくぐらいだし神を信仰しているんだよなぁ。
闇の女神様を信仰する国だったら気まずいなぁ。
何せ闇の神獣であるアイツの加護持っちゃってるし…。
その時は…どちらに味方すれば良いのだろうか?
そんなこんな考えながら移動して王城の前まで来ることができた。
王城では今日だけ一般公開されているらしく多くの民衆がコレ珍しさで物色し回っているらしく騎士が忠告しに行ったりと大変な目に遭っているのが目でわかる。
「うわぁ…大変そうだなぁ…」
そんな他人ごとのようで本当に他人事を呟いた。
こんなことになっている騎士に今コレを渡すのは忍び無いため私も私で王城の探索でもしますかと思い立ち私はまた歩き出すこととした。
まぁまだ時間もあるし急ぎのようでもない。
ゆっくりしながら探索をしよう…。
あの時は真っ白で色も分かりようもなかったがこうしてみると鮮やかな色をしていることがわかる。
最初見た時はこんな色じゃなかった気もするが…塗装でも塗り直したのだろうか?
そうして歩くこと数分が経過しひらけた場所へと出た。
地面は土でできていることから訓練場だろうか?
とそんなことを考えていると前方に何かの気配を感じその場から離れると今私がいた場所に防具を纏った中年が剣を振り下ろしてきた。
「ふむ…外套を纏った怪しい客人今のを避けたか」
そしてそのままその中年は剣を自分の鞘へと仕舞い少し離れた場所へと移動した。
すると次は何をするかと思えば鞘にしまった剣を鞘に付けたまま地面に杖のようにつき私の方をじっと見つめてきた。
「ごほん…私はこの国の騎士団の団長をしているハルマン騎士団長である!客人よ其方の名前は?」
「えぇっと…レナといいます」
そう私が戸惑いながら答えると騎士団長を名乗ったハルマンは顎髭をさすり小さく何かを呟いた後鞘をつけたままの剣を構えた。
その鞘の表面には青白い何かが纏っておりアレには触ってはいけ無いことが本能的に察知できた。
「では怪しき客人レナよ…武人ならば武器で語るのが基本!さぁ語り合おうではないか!」
そう言い放つとハルマンは足を動かしたかと思うといつのまにか私の目の前でその剣を振り下げようとしていたため咄嗟に避けようとするがすぐに無理だと気づき腕を十字にし剣を受け流すことにシフトする。
そして…そのまま剣が私に目掛けて振り下ろされ…中年がその場で崩れ落ちた。
中年の口からは泡が出ており気絶していることがわかる。
私はそんな状況を理解できず中年の身体の全体を見ると中年の股間部分に足があることに気づいた。
自分の足ではない防具である膝当てがある足だ。
そしてそのまま目線をその足の張本人に向けると防具を纏った青年の姿があった。
「全く…こんな大事な日に何やってんですか騎士団長殿?」
そう思い私は図書館から出て街中へと歩を進めた。
外では朝見たより多くの人々が蔓延っておりまるで朝の満員電車のような景色ができていた。
「うわぁ…面倒だなぁ」
そんなことを考えながら路地裏へと入り壁を蹴って誰のかもわからない家の屋根の上へと移動した。
上へと移動した私はこの国を一望してから先ほどまでいた路地裏そして人がひしめく街道を見る。
その中で多くの人が笑い話しながら移動する中一定数のとある小集団を見つけた。
小集団は3人で一つの集団になっているようでそれが街道や路地裏にもいる。
そのすべての集団に見られる特徴が私と同じような黒い外套を纏って顔までそれを覆っている怪しさ満点な雰囲気を醸し出しているという点だ。
裏路地にいる奴らなんて最早裏の人間だと思うような外見をしている。
…ちょっと気になるがまぁどうせ他国とかの人間だろう。
目的はよく分からないがまぁそこら辺はこの国の騎士とかに任せることとしよう。
こんなあからさまな怪しいやつならどうせ取り締められるだろう。
屋根を歩きながらそして次の屋根へと飛び乗りながら移動する。
ある所では喧騒が巻き起こりあるとこでは驚愕の声が聞こえてくる。
前者は喧嘩でも起きたのだろうか?
後者はこの国にサーカスの連中が来たらしいからその舞台での演技による歓声とかだろうな。
耳を傾け右から左に左から右にそんな声を流しながら屋根の上を歩く。
そういえばあの宿の主が騎士に見せるだけで特等席に連れて行かれるチケットをくれたが…流石に巡回中の騎士にそのまま渡すと仕事に支障が出るかもだし処刑する所の騎士にでも渡すか。
さて処刑場は確か王城前だった気がするからそのことも頭に入れつつ移動することとしようか…。
そういえば殿下が兄の第一王子を殺すだとかなんだとか話していた気がするがその話はどうなったんだろうか?
というか殿下はこの国の第二王子だったか?
それとも第三王子だったっけか?
確かマデリア宗教国家に加担している第一王子ザージス殿下の暗殺をレイベル殿下がやるって話だったはずだ。
敵国のマデリア宗教国家に自国の王子が加担していたと民が知ったらそりゃ暴れるでしょうな。
ということはあの黒い外套を着ていた怪しい集団はマデリア宗教国家の手先だったのかもしれんな。
「まぁそんなことどうでも良いか…」
別にこの国に思い入れなんてないし滅んだって構わない。
ん…だがアルキアンがそれで死ぬのは勘弁願いたいからその時はその時に考えて行動して助けるとしよう。
というか宗教国家って名前がつくぐらいだし神を信仰しているんだよなぁ。
闇の女神様を信仰する国だったら気まずいなぁ。
何せ闇の神獣であるアイツの加護持っちゃってるし…。
その時は…どちらに味方すれば良いのだろうか?
そんなこんな考えながら移動して王城の前まで来ることができた。
王城では今日だけ一般公開されているらしく多くの民衆がコレ珍しさで物色し回っているらしく騎士が忠告しに行ったりと大変な目に遭っているのが目でわかる。
「うわぁ…大変そうだなぁ…」
そんな他人ごとのようで本当に他人事を呟いた。
こんなことになっている騎士に今コレを渡すのは忍び無いため私も私で王城の探索でもしますかと思い立ち私はまた歩き出すこととした。
まぁまだ時間もあるし急ぎのようでもない。
ゆっくりしながら探索をしよう…。
あの時は真っ白で色も分かりようもなかったがこうしてみると鮮やかな色をしていることがわかる。
最初見た時はこんな色じゃなかった気もするが…塗装でも塗り直したのだろうか?
そうして歩くこと数分が経過しひらけた場所へと出た。
地面は土でできていることから訓練場だろうか?
とそんなことを考えていると前方に何かの気配を感じその場から離れると今私がいた場所に防具を纏った中年が剣を振り下ろしてきた。
「ふむ…外套を纏った怪しい客人今のを避けたか」
そしてそのままその中年は剣を自分の鞘へと仕舞い少し離れた場所へと移動した。
すると次は何をするかと思えば鞘にしまった剣を鞘に付けたまま地面に杖のようにつき私の方をじっと見つめてきた。
「ごほん…私はこの国の騎士団の団長をしているハルマン騎士団長である!客人よ其方の名前は?」
「えぇっと…レナといいます」
そう私が戸惑いながら答えると騎士団長を名乗ったハルマンは顎髭をさすり小さく何かを呟いた後鞘をつけたままの剣を構えた。
その鞘の表面には青白い何かが纏っておりアレには触ってはいけ無いことが本能的に察知できた。
「では怪しき客人レナよ…武人ならば武器で語るのが基本!さぁ語り合おうではないか!」
そう言い放つとハルマンは足を動かしたかと思うといつのまにか私の目の前でその剣を振り下げようとしていたため咄嗟に避けようとするがすぐに無理だと気づき腕を十字にし剣を受け流すことにシフトする。
そして…そのまま剣が私に目掛けて振り下ろされ…中年がその場で崩れ落ちた。
中年の口からは泡が出ており気絶していることがわかる。
私はそんな状況を理解できず中年の身体の全体を見ると中年の股間部分に足があることに気づいた。
自分の足ではない防具である膝当てがある足だ。
そしてそのまま目線をその足の張本人に向けると防具を纏った青年の姿があった。
「全く…こんな大事な日に何やってんですか騎士団長殿?」
10
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
スラム街の幼女、魔導書を拾う。
海夏世もみじ
ファンタジー
スラム街でたくましく生きている六歳の幼女エシラはある日、貴族のゴミ捨て場で一冊の本を拾う。その本は一人たりとも契約できた者はいない伝説の魔導書だったが、彼女はなぜか契約できてしまう。
それからというもの、様々なトラブルに巻き込まれいくうちにみるみる強くなり、スラム街から世界へと羽ばたいて行く。
これは、その魔導書で人々の忘れ物を取り戻してゆき、決して忘れない、忘れられない〝忘れじの魔女〟として生きるための物語。
封印されていたおじさん、500年後の世界で無双する
鶴井こう
ファンタジー
「魔王を押さえつけている今のうちに、俺ごとやれ!」と自ら犠牲になり、自分ごと魔王を封印した英雄ゼノン・ウェンライト。
突然目が覚めたと思ったら五百年後の世界だった。
しかもそこには弱体化して少女になっていた魔王もいた。
魔王を監視しつつ、とりあえず生活の金を稼ごうと、冒険者協会の門を叩くゼノン。
英雄ゼノンこと冒険者トントンは、おじさんだと馬鹿にされても気にせず、時代が変わってもその強さで無双し伝説を次々と作っていく。
転生貧乏令嬢メイドは見なかった!
seo
恋愛
血筋だけ特殊なファニー・イエッセル・クリスタラーは、名前や身元を偽りメイド業に勤しんでいた。何もないただ広いだけの領地はそれだけでお金がかかり、古い屋敷も修繕費がいくらあっても足りない。
いつものようにお茶会の給仕に携わった彼女は、令息たちの会話に耳を疑う。ある女性を誰が口説き落とせるかの賭けをしていた。その対象は彼女だった。絶対こいつらに関わらない。そんな決意は虚しく、親しくなれるように手筈を整えろと脅され断りきれなかった。抵抗はしたものの身分の壁は高く、メイドとしても令嬢としても賭けの舞台に上がることに。
これは前世の記憶を持つ貧乏な令嬢が、見なかったことにしたかったのに巻き込まれ、自分の存在を見なかったことにしない人たちと出会った物語。
#逆ハー風なところあり
#他サイトさまでも掲載しています(作者名2文字違いもあり)
農民レベル99 天候と大地を操り世界最強
九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
「これは投擲用大根だ」
「「「投擲用大根???」」」
1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
妖精の森の、日常のおはなし。
華衣
ファンタジー
気づいたら、知らない森の中に居た僕。火事に巻き込まれて死んだはずだけど、これってもしかして転生した?
でも、なにかがおかしい。まわりの物が全部大きすぎるのだ! 草も、石も、花も、僕の体より大きい。巨人の国に来てしまったのかと思ったけど、よく見たら、僕の方が縮んでいるらしい。
あれ、身体が軽い。ん!?背中から羽が生えてる!?
「僕、妖精になってるー!?」
これは、妖精になった僕の、ただの日常の物語である。
・毎日18時投稿、たまに休みます。
・お気に入り&♡ありがとうございます!
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる