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第一章 アストラニア王国編
050 魔女の治療と賢者の時間
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リディアに、何も付与されていない金属製の腕輪を、予備を含めて五つ買ってきてもらい、十分おきに〈完治〉を発動させる〈バッチ処理〉を魔法陣化し、ひとつの腕輪に〈魔法陣付与〉した。魔力はメディアが潤沢に持っているため、彼女自身の魔力を基点に起動するよう設定してある。
「ひとまず応急処置だけど、これで皮膚の変化は抑えられる。根本的な治療については、これから調べてみるよ」
「ありがとうございます、アレス様」
メディアは丁寧に礼を述べる。しかし、彼女は俺が近づくだけで発情してしまうらしい。そこで、この腕輪にはこっそり作った第二階梯性魔法〈賢者時間〉も同時にかかるよう仕込んでおいた。だが、腕輪を身につけたメディアはすぐに気づいた。
「アレス様……この腕輪、他にも効能がありますよね?」
……やはり見抜かれた。ここは正直に話すしかないだろう。
「メディアは俺に近づくたびに発情して大変だろ? だからそれを抑える機能を付けてある」
「でしたら……任意にオンオフできるようにしていただけませんか」
くっ……「子種封印作戦」は失敗だ。仕方なく魔法陣を作り直し、再度付与した。
メディアは魔女だった頃の記憶をほとんど覚えていないという。魔女になる前は、エルフの国『リーファリア王国』で薬師をしていたそうだ。
「私は生まれつき強大な魔力を持っていたため、両親は『このまま普通に育てれば確実に魔女化する』と心配し、魔法を一切覚えることがない環境を整えたそうです」
なるほど。あれほどの魔力を持ちながら、魔法をまったく使えなかったのはそのためか。
メディアの話によると、エルフの“魔女化”は第二成長期――八十歳から百八十歳頃に発症するという。しかし彼女は魔法から遠ざかっていたため、その時期には発症しなかった。もう回避できたと思った矢先、四百八十歳で突然発症したという。そのとき、仮面とローブが目の前に現れ、「これを付ければ治る」という声が頭の中に響いたという。
「やはり“魔女化”がきっかけか。ん? 『エルフの魔女化』ってことは、他種族でも魔女化があるの?」
「ええ。稀にヒューマンでも起こります。現在の《怒りの魔女》ベラトリクスは、元ヒューマンです」
莫大な魔力に身体が耐えられず暴走するのが、“魔女化”だったはずだ。ヒューマンでもそれほどの魔力量を持って生まれることがあるのか……。
それにしても、メディアが魔女化した直後に《嫌悪の魔女》の仮面とローブが現れるのは、あまりに出来すぎている。むしろ、《嫌悪の魔女》にするために仕組まれたかのようにさえ思える。他の魔女からも話を聞いてみないと判断できないが。
結局、治療に直結する情報は得られなかったようだ。メディアに対しては「魔女化を治す」のではなく、「魔女化の症状を抑える皮膚への変化をなくす」方向で治療するしかなさそうだ。
「〈遺伝子操作〉か……」
メディアから没収したスキル〈遺伝子操作〉。《嫌悪の魔女》だった時は、集めた細菌を自在に改造して病原菌へと変えていたのだろう。もし彼女の身体が遺伝子レベルで変質しているなら、このスキルで元に戻せるかもしれない。
「だが、正しい遺伝子情報がわからない」
どうするか……。他のエルフの遺伝子情報と比較するしかなさそうだ。
今日の予定は、俺がメディアの治療法を調査。ルビナは鍛冶修行。ティアはメディアの付き添い。残りはダンジョン探索だ。リディアが回復魔法を扱えるし、万能薬も山ほどあるので、俺とティアが抜けても問題はないだろう。
――ローレリン魔道具店。
「フィリシアさん! 体を調べさせてください!」
「え!? ど、どうしたのアレス君! そんなに迫られるなんて!」
しまった。言い方を完全に間違えた。いや、それ以前に“俺が近づくとエルフが発情する”ことを忘れていた……。勢いで押しかけたのは、失敗だった。
とりあえずフィリシアさんを満足させ、毛根つきの髪の毛は得られなかったが、唾液を少しだけ亜空間収納へ。あとで調べることにする。
さすがにまだ昼間だったので、フィリシアさんは店を閉め、工房でマジックバッグを作るという。その様子を見学させてもらうことにした。
「へぇ、バッグの底に〈魔法陣付与〉をするんですね」
「そうよ。手前の見える位置に描くと、使っているうちに擦れて消えてしまうことがあるの。奥に付与すれば、魔法陣が起動した瞬間に亜空間がバッグの内側に広がるから、直接触れることはなくなるのよ」
なるほど、触れられない場所に描く必要があるのか。俺が付与した腕輪などは普通に触れてしまうな……あとで工夫したほうがよさそうだ。
「ところで、このバッグに付与される亜空間って、フィリシアさん自身のものなんですか?」
「ええ。第二階梯空間魔法〈亜空間分割〉で自分の亜空間を区切って、それぞれをマジックバッグと繋いでいるの」
つまり、マジックバッグの製作者は自分の亜空間を提供しているわけか。
「この魔法陣って、革や金属、木材、宝石以外にも付与できる対象はあるんですか?」
「そうねぇ。動物に施すこともあるわよ。それこそ“人”とか」
「え!? 人にも付与できるんですか!?」
「当たり前のように使われているわ。奴隷にね。第三階梯隷属魔法〈隷属刻印〉で施される奴隷紋――あれも立派な魔法陣よ」
なんと……人にも直接魔法陣を付与できるとは。イレーヌやリディアには〈隷属刻印〉を施していないから知らなかった。
「ところで全然関係ない話なんですけど……『天空人』ってご存じですか?」
「ああ、五百年前に絶滅したっていう人種でしょ。昔は世界の頂点に君臨していたとか。それくらいしか知らないわね」
やはりそうか。フィリシアさんは天空人がいなくなってから三百年以上経って生まれている。だから“発情する”という話までは知らないのだ。
「すみません、このあと用事があるので今日は帰ります。また来ますね」
「ほんと? また来てよ! 絶対よ!」
そう約束して、俺は屋敷へと戻ることにした。
◇
「メディア、ちょっと体を調べさせて」
「アレス様! さっそく脱ぎますね!」
「待った! 言い方が悪かった! 脱がなくていい!」
また同じ間違いをしてしまった。今度から言葉を選ばなければ。
〈鑑定〉と〈空間把握〉を駆使してメディアの体内を調べる。
「……これか」
この世界の人族には、元の世界には存在しない「魔力器官」という内臓がある。個々の魔力はここから生み出される。“魔女化”とは、この器官が過剰に魔力を生産することで起こる現象らしい。
「メディア、ちょっと試すね」
俺はメディアの魔力器官を魔力空間で囲み、余剰魔力を亜空間へ収納し続けた。そして二十分後――
「うん、皮膚に変化はないね。この方法で抑え込めそうだ。メディア、余剰魔力を亜空間へ収納する魔法陣を魔力器官に付与しようと思うんだけど、どうだろう?」
「そうですね、いいと思います。ただ……私の判断でオンオフできるようにできますか? 非常時に全力を出せないのは困りますので」
なるほど、リミッター解除のようなものか。そうなると、機能をオフにした時は十分おきに〈完治〉を自動で発動するようにしないといけないな。
「あと、発情を抑える効果は不要です」
くっ、先に釘を刺された。〈賢者時間〉は指輪に付与してほしいと頼まれた。着脱でオンオフを切り替えられるからだという。指輪もいくつか用意しておくべきか……。
「確認なんだが、魔法陣はメディアの体内に直接付与するから、消すときはお腹を切らないといけない。それでも構わないか?」
「はい。問題ありません。付与をお願いいたします」
俺は魔法陣をメディアの魔力器官に刻んだ。余剰魔力を亜空間へ送る量は調整できるようにしてある。もし送る量が不足して皮膚が変化し始めても、機能を切れば自動的に〈完治〉がかかるので問題はない。
メディアの余剰魔力は、俺の亜空間に蓄積される仕組みだ。マジックバッグと同じ原理である。今は用途がないが、いずれ役立つかもしれない。
「治療は以上だ。あとは自分で魔力量を調整してみてくれ」
「ありがとうございます! アレス様!」
メディアは勢いよく抱きついてきた。胸がすごいことになっているが、気にしないことにした。
「それと、アレス様……私も夜のローテーションに入ることになりました!」
「え!? マジで!? 子供はまだ作らないぞ!?」
「はい、今は構いません。いずれは……」
その眼差しはまるで、獲物を狙う肉食獣のようだった。
――その夜。
「失礼いたします、アレス様」
ローテーションに入ったとは言っていたが、いきなりメディアなのか。そういえば、彼女のスキルを強化しておく必要があると思っていたところだ。
「メディア、今のままだと身を守る手段がない。スキルをいくつか渡してもいいか?」
「はい、私が希望してもよろしいのですか?」
「全部希望どおりになるとは限らないけど、一応聞かせて」
彼女は魔法を使ってみたいらしい。特に攻撃魔法を。一属性あれば十分とのことで〈土魔法〉を渡すことにした。さらに趣味で裁縫をしたいと言うので〈裁縫〉も。物理攻撃は〈投擲[10]〉があるから投げナイフを、となれば普通のナイフもあったほうがいいだろうから〈短剣術〉も付けておこう。
結局、かなりのスキルを渡すことになった。
メディア エルフ 四百八十歳
無職
所持スキル:
土魔法[8] ※NEW
短剣術[8] ※NEW
投擲[10]
身体強化[8]
薬調合[10]
料理[8] ※NEW
美容[8] ※NEW
裁縫[8] ※NEW
技巧(性)[8] ※NEW
アイテムボックスS
ステータス情報改竄 ※NEW
無詠唱 ※NEW
強靭 ※NEW
念話 ※NEW
魔力常時回復 ※NEW
冒険者になれればダンジョンコアから称号とスキルを得られるのだが、身元不明のエルフであるため無理なのが残念だ。
後日、〈土魔法〉を試させたところ、彼女の莫大な魔力と〈魔力常時回復〉のせいで魔力はほとんど減らず、〈石弾〉をマシンガンのように撃ち続けられる“土魔法の化け物”が誕生していた。
「ひとまず応急処置だけど、これで皮膚の変化は抑えられる。根本的な治療については、これから調べてみるよ」
「ありがとうございます、アレス様」
メディアは丁寧に礼を述べる。しかし、彼女は俺が近づくだけで発情してしまうらしい。そこで、この腕輪にはこっそり作った第二階梯性魔法〈賢者時間〉も同時にかかるよう仕込んでおいた。だが、腕輪を身につけたメディアはすぐに気づいた。
「アレス様……この腕輪、他にも効能がありますよね?」
……やはり見抜かれた。ここは正直に話すしかないだろう。
「メディアは俺に近づくたびに発情して大変だろ? だからそれを抑える機能を付けてある」
「でしたら……任意にオンオフできるようにしていただけませんか」
くっ……「子種封印作戦」は失敗だ。仕方なく魔法陣を作り直し、再度付与した。
メディアは魔女だった頃の記憶をほとんど覚えていないという。魔女になる前は、エルフの国『リーファリア王国』で薬師をしていたそうだ。
「私は生まれつき強大な魔力を持っていたため、両親は『このまま普通に育てれば確実に魔女化する』と心配し、魔法を一切覚えることがない環境を整えたそうです」
なるほど。あれほどの魔力を持ちながら、魔法をまったく使えなかったのはそのためか。
メディアの話によると、エルフの“魔女化”は第二成長期――八十歳から百八十歳頃に発症するという。しかし彼女は魔法から遠ざかっていたため、その時期には発症しなかった。もう回避できたと思った矢先、四百八十歳で突然発症したという。そのとき、仮面とローブが目の前に現れ、「これを付ければ治る」という声が頭の中に響いたという。
「やはり“魔女化”がきっかけか。ん? 『エルフの魔女化』ってことは、他種族でも魔女化があるの?」
「ええ。稀にヒューマンでも起こります。現在の《怒りの魔女》ベラトリクスは、元ヒューマンです」
莫大な魔力に身体が耐えられず暴走するのが、“魔女化”だったはずだ。ヒューマンでもそれほどの魔力量を持って生まれることがあるのか……。
それにしても、メディアが魔女化した直後に《嫌悪の魔女》の仮面とローブが現れるのは、あまりに出来すぎている。むしろ、《嫌悪の魔女》にするために仕組まれたかのようにさえ思える。他の魔女からも話を聞いてみないと判断できないが。
結局、治療に直結する情報は得られなかったようだ。メディアに対しては「魔女化を治す」のではなく、「魔女化の症状を抑える皮膚への変化をなくす」方向で治療するしかなさそうだ。
「〈遺伝子操作〉か……」
メディアから没収したスキル〈遺伝子操作〉。《嫌悪の魔女》だった時は、集めた細菌を自在に改造して病原菌へと変えていたのだろう。もし彼女の身体が遺伝子レベルで変質しているなら、このスキルで元に戻せるかもしれない。
「だが、正しい遺伝子情報がわからない」
どうするか……。他のエルフの遺伝子情報と比較するしかなさそうだ。
今日の予定は、俺がメディアの治療法を調査。ルビナは鍛冶修行。ティアはメディアの付き添い。残りはダンジョン探索だ。リディアが回復魔法を扱えるし、万能薬も山ほどあるので、俺とティアが抜けても問題はないだろう。
――ローレリン魔道具店。
「フィリシアさん! 体を調べさせてください!」
「え!? ど、どうしたのアレス君! そんなに迫られるなんて!」
しまった。言い方を完全に間違えた。いや、それ以前に“俺が近づくとエルフが発情する”ことを忘れていた……。勢いで押しかけたのは、失敗だった。
とりあえずフィリシアさんを満足させ、毛根つきの髪の毛は得られなかったが、唾液を少しだけ亜空間収納へ。あとで調べることにする。
さすがにまだ昼間だったので、フィリシアさんは店を閉め、工房でマジックバッグを作るという。その様子を見学させてもらうことにした。
「へぇ、バッグの底に〈魔法陣付与〉をするんですね」
「そうよ。手前の見える位置に描くと、使っているうちに擦れて消えてしまうことがあるの。奥に付与すれば、魔法陣が起動した瞬間に亜空間がバッグの内側に広がるから、直接触れることはなくなるのよ」
なるほど、触れられない場所に描く必要があるのか。俺が付与した腕輪などは普通に触れてしまうな……あとで工夫したほうがよさそうだ。
「ところで、このバッグに付与される亜空間って、フィリシアさん自身のものなんですか?」
「ええ。第二階梯空間魔法〈亜空間分割〉で自分の亜空間を区切って、それぞれをマジックバッグと繋いでいるの」
つまり、マジックバッグの製作者は自分の亜空間を提供しているわけか。
「この魔法陣って、革や金属、木材、宝石以外にも付与できる対象はあるんですか?」
「そうねぇ。動物に施すこともあるわよ。それこそ“人”とか」
「え!? 人にも付与できるんですか!?」
「当たり前のように使われているわ。奴隷にね。第三階梯隷属魔法〈隷属刻印〉で施される奴隷紋――あれも立派な魔法陣よ」
なんと……人にも直接魔法陣を付与できるとは。イレーヌやリディアには〈隷属刻印〉を施していないから知らなかった。
「ところで全然関係ない話なんですけど……『天空人』ってご存じですか?」
「ああ、五百年前に絶滅したっていう人種でしょ。昔は世界の頂点に君臨していたとか。それくらいしか知らないわね」
やはりそうか。フィリシアさんは天空人がいなくなってから三百年以上経って生まれている。だから“発情する”という話までは知らないのだ。
「すみません、このあと用事があるので今日は帰ります。また来ますね」
「ほんと? また来てよ! 絶対よ!」
そう約束して、俺は屋敷へと戻ることにした。
◇
「メディア、ちょっと体を調べさせて」
「アレス様! さっそく脱ぎますね!」
「待った! 言い方が悪かった! 脱がなくていい!」
また同じ間違いをしてしまった。今度から言葉を選ばなければ。
〈鑑定〉と〈空間把握〉を駆使してメディアの体内を調べる。
「……これか」
この世界の人族には、元の世界には存在しない「魔力器官」という内臓がある。個々の魔力はここから生み出される。“魔女化”とは、この器官が過剰に魔力を生産することで起こる現象らしい。
「メディア、ちょっと試すね」
俺はメディアの魔力器官を魔力空間で囲み、余剰魔力を亜空間へ収納し続けた。そして二十分後――
「うん、皮膚に変化はないね。この方法で抑え込めそうだ。メディア、余剰魔力を亜空間へ収納する魔法陣を魔力器官に付与しようと思うんだけど、どうだろう?」
「そうですね、いいと思います。ただ……私の判断でオンオフできるようにできますか? 非常時に全力を出せないのは困りますので」
なるほど、リミッター解除のようなものか。そうなると、機能をオフにした時は十分おきに〈完治〉を自動で発動するようにしないといけないな。
「あと、発情を抑える効果は不要です」
くっ、先に釘を刺された。〈賢者時間〉は指輪に付与してほしいと頼まれた。着脱でオンオフを切り替えられるからだという。指輪もいくつか用意しておくべきか……。
「確認なんだが、魔法陣はメディアの体内に直接付与するから、消すときはお腹を切らないといけない。それでも構わないか?」
「はい。問題ありません。付与をお願いいたします」
俺は魔法陣をメディアの魔力器官に刻んだ。余剰魔力を亜空間へ送る量は調整できるようにしてある。もし送る量が不足して皮膚が変化し始めても、機能を切れば自動的に〈完治〉がかかるので問題はない。
メディアの余剰魔力は、俺の亜空間に蓄積される仕組みだ。マジックバッグと同じ原理である。今は用途がないが、いずれ役立つかもしれない。
「治療は以上だ。あとは自分で魔力量を調整してみてくれ」
「ありがとうございます! アレス様!」
メディアは勢いよく抱きついてきた。胸がすごいことになっているが、気にしないことにした。
「それと、アレス様……私も夜のローテーションに入ることになりました!」
「え!? マジで!? 子供はまだ作らないぞ!?」
「はい、今は構いません。いずれは……」
その眼差しはまるで、獲物を狙う肉食獣のようだった。
――その夜。
「失礼いたします、アレス様」
ローテーションに入ったとは言っていたが、いきなりメディアなのか。そういえば、彼女のスキルを強化しておく必要があると思っていたところだ。
「メディア、今のままだと身を守る手段がない。スキルをいくつか渡してもいいか?」
「はい、私が希望してもよろしいのですか?」
「全部希望どおりになるとは限らないけど、一応聞かせて」
彼女は魔法を使ってみたいらしい。特に攻撃魔法を。一属性あれば十分とのことで〈土魔法〉を渡すことにした。さらに趣味で裁縫をしたいと言うので〈裁縫〉も。物理攻撃は〈投擲[10]〉があるから投げナイフを、となれば普通のナイフもあったほうがいいだろうから〈短剣術〉も付けておこう。
結局、かなりのスキルを渡すことになった。
メディア エルフ 四百八十歳
無職
所持スキル:
土魔法[8] ※NEW
短剣術[8] ※NEW
投擲[10]
身体強化[8]
薬調合[10]
料理[8] ※NEW
美容[8] ※NEW
裁縫[8] ※NEW
技巧(性)[8] ※NEW
アイテムボックスS
ステータス情報改竄 ※NEW
無詠唱 ※NEW
強靭 ※NEW
念話 ※NEW
魔力常時回復 ※NEW
冒険者になれればダンジョンコアから称号とスキルを得られるのだが、身元不明のエルフであるため無理なのが残念だ。
後日、〈土魔法〉を試させたところ、彼女の莫大な魔力と〈魔力常時回復〉のせいで魔力はほとんど減らず、〈石弾〉をマシンガンのように撃ち続けられる“土魔法の化け物”が誕生していた。
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