亀 残る

月桃子

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亀 残る

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喧嘩に明け暮れた結婚生活は、終わりを告げ子供も大きくなり家を出て一人の生活と思ったら、子供が小さい頃飼い始めたのが居ました。そう石亀が残り。また一つ世話がある。ペットでは無く家族の誰にもなつかない。自分の生活を楽しむ亀。まだ猫とか犬だったら抱っことかできるが亀は、触られるのが嫌で冷たい視線を向けてくる。別れた夫は気に入ってた。考えてみると独り暮らしは、60歳で始めてで誰かと話したくなる。そんな時、愛想のない亀でも居てくれると心強い。でも私の事をどう思ってるのか知りたくなる。
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