宇宙のくじら

桜原コウタ

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第二章/接触

ソウシード技州国・簡易年表

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・60年前、当時一人の研究・技術者であった「アイク・ローゼンバーグ」が突如としてアメリカ合衆国西海岸の幾つかの州を集合させ「ソウシード技州国」として建国を宣言。これに対しアメリカ合衆国は何も反抗を示さず、逆に国家維持の為に一時的な資金援助を行う。ソウシード技州国は建国当初から高い科学・技術力を誇っており、資金援助もあったお陰か建国1年にして内政が安定し始める。

・建国2年目に他国に自国の技術を定期的に提供し始める。技術を提供された国は飛躍的に技術レベルが上昇した。

・建国5年目、中東方面で技州国の技術を使用したテロが発生。技州国はこれにいち早く反応、テロリストのアジトを特定し攻撃を仕掛ける。規模一個大隊クラスあったテロリストは文字通り「殲滅」され、戦闘での技州国側の被害は「0」だったという。

・建国10年目を祝う催事が行われ、無人戦闘機たちのアクロバットが有名に、同時期に宇宙開発の着手を宣言。国連と共同し、国連宇宙開発局[UNSDB]を発足させる。

・19年目で超亜光速移動機構・・・所謂[ワープドライヴ]の方法を確立し、実戦も成功。首と耳に付ける多言語翻訳機の開発も成功させる。

・26年目、「ポシビリティ・ジャーニープロジェクト」にて技州国開発の宇宙船を使い、第1次太陽系外探検隊が太陽系外を目指し旅に出る。その移動の際に[ワープドライヴ]が使用された。

・29年目、第一次太陽系外探検隊が地球へ帰還。とある夫妻が放った言動が話題となったが、それ以外成果は得られなかった。

・建国30年目を祝う催事。催事場で完全自立型AIを搭載した自動人形(オートマトン)のコンパニオンや執事が話題を呼ぶ。

・建国40年目で国家元首が「アイク・ローゼンバーグ」から息子の「ラルフ・ローゼンバーグ」へと変わる。

・建国から44年目。レーザー兵器搭載型宙間無人戦闘機の開発に成功。宇宙のデブリ処理の為に数十機打ち上げ有れる。

・建国49年目。前国家元首「アイク・ローゼンバーグ」逝去。

・現在。他国への技出提供が落ち着き始める。
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