『80年を超越した恋~令和の世で再会した元特攻隊員の自衛官と元女子挺身隊の祖母を持つ女の子のシンクロニシティラブストーリー』

M‐赤井翼

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「エピローグ2 2057年5月5日邂逅家先祖代々の墓前」

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「エピローグ2 2057年5月5日邂逅家先祖代々の墓前」

 こどもの日の空は雲ひとつなく、高度1万メートルを飛ぶジェット機の飛行機雲がはっきり見えるほど美しく晴れ渡っていた。
 都城市内にある中堅寺の墓地で手を合わせる5人家族と幼い女の子と老人男性の姿があった。中年夫婦と若夫婦、そして幼稚園の男女に禿げた男が並んで墓石に手を合わせている。
「おばあちゃん、再来少尉、そしておじいちゃん…。あっという間の33回忌やね。おばあちゃんが亡くなって丸32年。あれからいろいろあったんやで。
 おばあちゃんと再来少尉の事を調べて、生まれ変わりの「謎」と「幻の第774振武隊」の事がわかって、おばあちゃんの記憶の中でおじいちゃんが「イタコ」のところにおばあちゃんを連れて行って再来少尉がおばあちゃんを守ってくれてたってわかったんやったなぁ…。
 その調べものの結果、おばあちゃんと再来少尉は、私と颯さんの「過去転生」やって事がわかって、私、その年の7月7日の誕生日に「颯さん」と結婚したんやで。
おばあちゃん、再来少尉、ありがとうね。ふたりは私と颯さんの「愛のキューピット」やで…。私ももうすぐ50歳。子にも孫にも恵まれて幸せやで。今日は、新たに分かった事があるから、家族みんなと孫の彼女と先生で報告に来たんよ。」
と墓前で輪根邦は手を合わせた。

 盛大に開催されていた「関西・大阪万博2025」に日本国中が熱を上げる夏に、邦は19歳、颯は25歳の若さで結婚式を挙げた。邦の両親は「そんなに急がなくてもいいんじゃないのか?」と苦言を呈したが、
「私たちが結婚する事がおばあちゃんの供養になるんよ。颯さんと一緒になる将来は決まってるんやから、早いも遅いもあれへんやろ。おばあちゃんと再来少尉が挙げることができへんかった「結婚式」をおばあちゃんに見せてあげたいから、反対してもあかんで。」
 1ミリも揺るがない邦の意思を尊重し、父が先に折れた。
「おふくろが亡くなった後、兄貴と話をする機会を持った。寺を継ぐのを放棄してビジネスマンとなった俺は、兄貴と疎遠になっていたが、おふくろがその「縁」を再度繋いでくれたんだよな。
 あの葬儀の時、邦が読み上げた「再来少尉の手紙」は信じられなかったが、今は信じている。邦が輪根さんと魂が呼び合う「縁」を持っていると俺は確信したから、素直に祝わせてもらうよ。」

 邦の19歳の誕生日の2025年7月7日、身寄りのいない颯は上官だけが出席し、邦側は父母だけの出席で、國江と祖父、そして新たに叔父が作ってくれた「再来颯」の位牌の3人と「3体の仏」に見守られて、叔父の寺で「人前結婚式」を行った。
「邦ちゃん、お寺でウエディングドレスってどうなん?俺は「夏季第二種礼装」で出席するつもりやから「文金高島田」よりはええとは合うとは思うんやけど…。」
 事前準備で戸惑う颯に邦はあっけらかんと言った。
「おばあちゃんが「真っ白なウエディングドレスを着たい!」って夢枕に立って言うてんねん。なんといってもおばあちゃんは、あの昭和の時代の「モガ・・」やったからな!おじいちゃんとの結婚式は、寺で地味にやったって言うてたから、派手なドレスを着させてあげるのが供養ってなもんやろ。何と言っても私は「おばあちゃん」でおばあちゃんは「私」やからな。くすくす。」

 寺の本堂の阿弥陀如来像の前で邦と颯は「永遠の愛」もとい「7代続く愛」を誓い、口づけを交わしたが、その口づけが「ファーストキス」だったことは本人たちと國江と再来少尉しか知らない。もちろん清い身体のままの結婚だった。
 邦は昭和20年5月15日の都城西飛行場での國江に倣い、積極的に颯の両頬に手を添えると、自ら顔を寄せて初めての唇を捧げ、めでたく夫婦生活をスタートさせた。2人の背後で「おーっ、邦ちゃんもやるやないの!」、「輪根君は、邦ちゃんの尻に敷かれそうやな。」と國江と再来少尉も微笑んでいた。

 結婚翌年に、邦と颯は「男の子」を授かった。名は「かつての大戦中の名機「一式戦隼はやぶさ」になぞらえて「しゅん」と名付けられた。
 隼はやんちゃで小さなケガは多数経験するも、大病を患う事無く元気に成長し「防衛大学校」に入学し、卒業と同時に小学生高学年から目指していた「防衛省」から「国防軍」への組織改編で「自衛隊」から名称変更された「日本空軍」に入隊し、戦闘機パイロットの道を選んだ。
 空軍の中では旧式機になりつつあった「F3」戦闘機でデビューし、日本の空と海を守り、颯と同じ25歳で出会った、同じ航空自衛隊の通信士をしていた偶然にも「國江」と同じ読みの「國彩くにえ」という名の「WAFWomen of the Air Forces」隊員と結婚した。

 隼が言うには、「グイグイ押しきて一気に「がぶり寄りしってくる」感じ。」と表する「國彩」は明るい性格で、邦と颯にも優しく接してくれ、邦に隼とのいろいろな事を話してくれた。
「お義父さん、お義母さん、ちょっと恥ずかしいけど、隼さん「草食系」なもんで私が「押し倒しちゃった」んですよ!くすくす。」
と肉食系女子であることを打ち明けてくれた。もちろん風水の「五行」は、隼は「金」で國彩は「水」だった。

 隼の結婚の翌年、45歳になった邦と幾多の災害救助活動で目覚ましい結果を出し続け「階級修正」を経て「大尉」で50歳を迎えた颯にとっては初孫となる、隼と國彩との間に「旧陸軍戦闘機「三式戦」、「五式戦」の愛称を命名された玉のような男の子「飛燕ひえん」が生まれた。
 その5年後、邦と休日の颯の元に飛燕が幼稚園での「彼女・・」を3世代同居の家に連れて来た。「新田原基地」勤務で不在だった隼以外の3人に飛燕の彼女は丁寧に挨拶した。
「飛燕君のお母さん、そしておじいちゃん、おばあちゃん、初めまして。飛燕君と同じ「くまさん組」の「美邑みくに」といいます。飛燕君とは「ラブラブ」させてもらってます。将来は飛燕君のお嫁さんになりますのでよろしくお願いします。
 今日は私が、飛燕君の胃袋を掴んでいい「お嫁さん」になれるか見てもらいたいので得意の料理を作らせてください!食器はお借りしますね。」
と幼稚園児が背負うには大きめなリュックサックから卵パックや食材をキッチンに並べ、食器棚からティーカップや食器を出し始めた。

 「ピンポーン」。家のインターホンが鳴った。邦が受信ボタンを押すと、懐かしい「禿げた頭の男」がモニターに映っていた。
「ご無沙汰しています。近くに来たものですから。千徳酒造の「夢の中まで・・・・・」が手に入りましたので一緒に飲みませんか?あと、ちょっと面白いものを持ってきたので…。」
 90歳を前にして、現在も「原メンタルクリニック」の院長として頑張り続けている原がアポなしでやって来たのだった。邦は久しぶりの原の顔を見て、笑顔で迎え入れた。
「あら、原先生、ご無沙汰です。今日は、息子は留守してるんですけど、孫まで揃ってますのでにぎやかですけどどうぞ寄って行ってください。ちなみにお昼ご飯は、幼稚園の孫のガールフレンドがご馳走してくれるんですって。くすくす。」

 原がリビングに入って来てすぐに、予定外で隼が帰って来た。左手に包帯を巻いている。
「隼、その左手どうしたんや?任務中に何かあったんか?」
 颯が心配して尋ねると、高齢の基地見学者が転びそうになったのを身を挺して助けた際に、左手首を捻挫して「操縦桿スティック」を握れなくなったので、「傷病扱い」で「3日間」の「自宅待機」扱いとなった為、帰宅したとの事だった。
「その転んだ高齢者は大丈夫やったんか?」
颯が尋ねると隼は笑顔で右手でサムアップして返答した。
「そりゃ、もちろんだよ!「国民」を守るのが「軍人」の役目でしょ。「有事」、「平時」に関わりなく、「国民を守れ」っていう親父の教えは守ってるよ!まあ、ケガをしたのは格好悪いけどな。カラカラカラ。」

 「はーい、飛燕君、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そして「先生」っていう人、「美邑みくに」自慢の料理が出来上がりましたので、みんなで食べてくださいねー!」
 美邑が皆に声をかけると飛燕が手伝いに向かった。リビングのこたつテーブルにお盆に載せた料理を幼い二人が運んだ。
 並べられた料理を見て、邦、颯、原は固まった。
「美邑ちゃん、この料理って…?」
邦が信じられないものを見たような顔で尋ねた。
 美邑は、なぜ邦が驚きの表情を浮かべているのかわからないまま答えた。
「夢で作り方を見たんです。木でできたキッチンと電気給湯機も無い古いキッチンで女の人が作ってる料理を真似してみました。もちろん、一度、家で作っていますので味は大丈夫だと思いますよ。」

 テーブルに並んでいた料理は、邦、颯、原には32年前にラボで見たもの「その物」だった。ティーカップに入ったコンソメスープのとろみ餡がかかった「茶碗蒸し」は、國江が作った「ロワイユ」そのものだったし、小さな丼の米飯にかかった卵料理は具材こそ市販の「焼き鳥の缶詰」が使われているがまさに「國江の18番オハコ料理」だった「ふわとろ卵丼」だった。

 7人で美邑の料理と原が持ってきた宮崎銘酒「夢の中まで」を味わいながら楽しい食事会は終わった。全くの偶然だが「飛燕」は「金の相」、「美邑」は「水の相」であることも分かった。
 邦の用意した、國江が最後に再来少尉たち「第774振武隊」の隊員に振舞ったブランデーケーキと、昭和20年5月15日に作った「小豆」と「生クレープ」と「みかんの缶詰」のミルクレープを味わい食事会が終わると、ほろ酔いの原が「私の最後の研究にお付き合いいただけますか?」とバッグから「ヘッドギア」を取り出して、皆に頭を下げた。
「原メンタルクリニック製の「最新型ドリームギア」です。催眠術無しに「覚醒時」でも深層意識を拾い出すことができるようになりました。
 食事会の余興として、「隼さん」、「國彩さん」、「飛燕君」そして「美邑ちゃん」はもしかすると「再来少尉」と「赤糸國江」さんの記憶が残っているのではと感じましたので、皆さん5分ずつお付き合いください!」

 原は隼から「美邑」まで順に「最新型ドリームギア」をセットしていった。原の質問に対し、忖度無しに応える4人の回答の中で「國江」と「再来少尉」の記憶や思い出が明らかに語られた。
「どひゃー!おばあちゃんのせっかちな性格がここでも現れてるなぁ!再来少尉との「七生報國江」の寄せ書きでの「7回の結びつき」は約束させたにしても、私と颯さんもまだ生きてるのに「隼と國彩ちゃん」だけやなく「飛燕と美邑ちゃん」まで「ふたりの生まれ変わり」ってか?
 それでおばあちゃんと再来少尉が満足してくれてるんやったら、全然OKやけどな。まあ、3組のカップルが「生まれ変わり」って事やけど、私と颯さんが一番「ラブラブ」やけどな!ケラケラケラ。あと3回が既に済んでるのかこれからなんかはわからんけど、私と颯さんの後ろのおばあちゃんと再来少尉は満足してくれてるんやろな!
じゃあ、みんな、そんなおばあちゃんと再来少尉に手を合わせたってな!」
 邦が皆に声をかけると、颯、隼、國彩、飛燕、美邑そして原は「國江」、「再来少尉」と邦の祖父の遺影が飾られている仏壇に向け合掌した。
 
 その後、7人で「邂逅家」の墓参りに行った。墓を掃除し、仏花と線香を備え皆で手を合わせた時、
「邦ちゃん、颯さん、みんな、おかげさまで「こっちの颯」さんと安生あんじょうやらせてもらってるで!ありがとうな。」
「おかげさまで、「國ちゃん」と仲良くやらせてもらってます。みなさんもお幸せにお過ごしくださいね。」
 さわやかな春風の中で國江と再来の呟きが7人の頭に響いた。

おしまい



「おまけ」

「お寺での邦ちゃんと颯君の結婚式」






「親子3代+原先生の食事風景」






「33回忌の墓参り」



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