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本編
1. 貴方様の世話役でございます
ここはハイエンテス王国。
この国には五年に一度、異世界からの渡り人が落ちてくる。
渡り人は時に王国民に新しい知識を与えてくれるだけではなく、神に愛された繁栄をもたらす存在と信じられていた。実際、今までに多くの渡り人が王国に寄与し、ハイエンテス王国を現在の大国へと導いた。それ故に渡り人は丁重に扱われ、またその渡り人に仕えることは一生涯の栄誉とされた。
渡り人は女性であるため、世話役も必然的に女性となる。世話役は最初のうち、常に彼女らの側に付き、王国での生活の仕方などを教える。渡り人にとって世話役はこの世界における初めての友人であり、教師となるのだ。
サーシャも世話役を目指して幼い頃から勉強を続けてきた一人だった。彼女は世話役候補の中でも特に優秀だった。
世話役の登用試験では全ての科目をほぼ満点で通過する一方で、王国にはない常識にも柔軟に対応できる頭を持っていた。また、サーシャは人の話を忍耐強く聞き、心をほぐすことの出来る優しさもあった。
しかし、容姿は王国においてはごく普通。少しくすんだ茶髪に、クリっとした茶色の瞳。胸こそそれなりにはあるが、身長は少し低かった。サーシャはよく「素朴で可愛い」と、周りから評される親しみのある容姿をしていた。
その点ですら、渡り人の世話役として適任だった。あまり美しすぎると渡り人がその美貌に嫉妬することが過去にあったからだ。
有能で、優しく、特段美しくはないが親しみの持てる世話役。それがサーシャの評価だった。
こうしてサーシャは大きな反対もなく、次に来る渡り人の専属の世話役になることが決まった。渡り人が落ちてくる日は明日に迫っていた。
「楽しみだなぁ♪
どんな渡り人様でしょう……早く会いたいわ!」
サーシャはお茶を飲みながらうっとりと呟いた。
それを見て同僚のアリスがクスクスと笑う。
アリスはサーシャの同僚だ。とても美しい容姿をしている。アリスも世話役の一人だが、専属ではない。専属の世話役は担当する渡り人のお世話のみを行う世話役の中でも最も栄誉ある職だ。
「もうサーシャったら、さっきからそればっかり。もう明日にはいらっしゃるんだから、少しは落ち着いたらいいのに」
「落ち着けるわけないわ!
ずーっと待ってたんだもの!
渡り人様は美しい方が多いから……私も早く渡り人様の髪を結って差し上げたいわ!一緒にドレスを選ぶのも良いわよねぇ♪あぁ、楽しみ!!」
サーシャはまだ見ぬ渡り人に想いを馳せる。
「でも、サーシャ?
渡り人様の中には傍若無人に振る舞う方もいるじゃない?そんな方に当たらないといいけど……」
アリスは心配そうにサーシャを見つめる。
サーシャはアリスに笑いかけた。
「きっとそう振舞ってしまうのも、環境の変化に戸惑っているからよ。渡り人様が悪いわけではないわ。そういったところも受け止めるのが、世話役の務めでもあると思うの。渡り人様の世界のことも尊重しつつ、こちらの世界のことも伝えて、ゆっくりと歩み寄っていければと思っているわ。
だから、どんな人が来ても全然平気!」
アリスはサーシャに向かって、微笑んだ。
「サーシャが担当する渡り人様は幸せね。こんなに頼りになる専属の世話役がいたら、私たち必要ないかも」
「そんなことないわよ!
みんなで渡り人様を温かく迎えましょう」
そう言って、サーシャとアリスは渡り人への期待を込めて、笑い合った。
◆ ◇ ◆
次の日、サーシャは、王宮の奥深くに来ていた。
ここは渡りの間。渡り人はここに落ちてくる。昔は王国のどこかに落ちていたが、十年前からは渡り人の存在を認識したら、この場所に落ちてくるように国家魔術師が魔法を施した。
この部屋には、決められた者しか入れない。今日、この場にいるのは国王、宰相、騎士団長、魔術師、そして専属の世話役であるサーシャだ。
部屋の真ん中にある魔法陣が徐々に光り出す。光はどんどんと強くなり、目を開けているのも辛いほどだ。部屋に光が満ちる。サーシャはあまりの眩しさに目を閉じた。
「……来るぞ」
国王が厳かな声で皆にその時を教える。
次の瞬間、バシュっと風の音がしたと思ったら、光は消え、魔法陣の真ん中に人が現れた。
サーシャは期待を込めて、ゆっくりと目を開く。
渡り人を確認したサーシャは……固まった。
そこには、眩しさに目を細める男性がいた。
藍色の短髪に、キリッとした眉毛と銀色の瞳。高い鼻に、大きく形の良い唇。細身ながら鍛えられていることが一眼で分かる逞しい身体は、サーシャなど簡単に覆い隠せるほど大きかった。
そして、驚くべきはその男性の頭にはピンと立った立派な耳が、お尻にはふさふさとした尻尾があった。
「…いたっ。なんだよ…今の光は…?」
こちらへ落ちる時に尻餅をついたようで、渡り人がパンパンとお尻を叩いて立ち上がる。そして、サーシャ達に気付くと、キッと目尻を上げ、一歩下がり、腰をかがめた。爪は鋭く、牙を剥き出している。あまりの恐ろしさにサーシャの足も震える。
渡り人は低い声で問う。
「お前たちは…誰だ?」
そのあまりの殺気に騎士団長が剣の柄に手を掛けた。ますます渡り人の雰囲気が鋭いものになる。
まずい!と思ったサーシャは、必死に恐怖を飲み込み、震える足を叱咤して、渡り人の目の前に立った。
綺麗な礼を取り、微笑む。
「ようこそ、ハイエンテス王国へ。
私はサーシャ。貴方様専属の世話役でございます。」
「俺の…世話役…?」
「えぇ」と言って、サーシャが人好きのする笑みを浮かべれば、渡り人の雰囲気が少し和らいだ気がした。サーシャは続ける。
「突然のことで戸惑っているかと存じます。しかし、私どもに攻撃の意図はございません。貴方様を心から歓迎致します。」
サーシャは騎士団長に目配せをする。騎士団長は剣の柄から手を外し、頭を下げた。
臨戦態勢を解いてくれたのか、鋭かった牙も爪も今は見えない。
「まずは状況も分からず、混乱されていると思いますので、別室でゆっくりと事情をご説明させていただければ有り難く存じます。」
渡り人は難しい顔をしながら、一言「わかった」とだけ言った。
「ありがとうございます!」
そうサーシャが笑いかけると、渡り人の顔は赤く染まったが、薄暗いこの部屋ではそのことに誰も気付かなかった。
◆ ◇ ◆
別室に移動し、宰相から事情が説明される。
「俺が渡り人…。
事情は分かったけど、俄には信じられない話だね。」
宰相が口を開く。
「それはそうでしょうとも。焦らずとも少しずつこちらの世界に馴染んでいただければと思います。水晶宮にいる間は、渡り人様の生活は国が保証致しますので、世話役を側に置けば、ご自由に過ごしていただいてかまいません。
渡り人様には必ず一人専属の世話役を付けています。
ただ…男性の渡り人は前代未聞と言いますか…歴代の渡り人様は皆様女性でしたので、用意しておりました専属の世話役も女性なのです。
もちろん今すぐに世話役としてつける男性を探しますが…暫くの間は予定通り、こちらのサーシャを世話役として側に置いていただければと思います。」
宰相の言葉を受けて、サーシャが丁寧な礼を取る。
「…サーシャ、だったよね。
俺は構わないんだけど…君はそれでいいの?」
サーシャは、ニコッと微笑んだ。
「勿論でございます。渡り人様にお仕えでき、大変嬉しく思います。短い間になるかもしれませんが、何卒宜しくお願い致します。」
「あぁ…俺の名前はレイだ。
…宜しく。」
レイはサーシャからふいっと顔を逸らす。
(レイ様は照れ屋さんなのかしら。それとも女性に慣れていないとか?獣人の基準は分からないけど、とても整った顔立ちをしてらっしゃるのに…。
でも、まずは目を合わせてお話ししてもらうのが目標ね!)
サーシャは心の中で気合を入れた。
宰相が口を開く。
「それでは、今後は何か分からないことや困ったことがありましたら、サーシャにお申し付け下さい。サーシャはこの国にまつわることは一通り網羅しておりますので、大抵のことはお答え出来るかと思います。」
「…サーシャは優秀なんだね。」
サーシャは一瞬驚き固まったが、すぐにいつもの調子を取り戻した。
「そんな、勿体ないお言葉でございます。」
(褒めてくれた…?なんだか、見た目とは違って、とても優しい方なのかもしれないわね。)
最初に挨拶をしただけで、ずっと黙っていた国王がここでようやく口を開いた。
「レイ殿。宜しければ、レイ殿が元いた世界のことを教えていただきたいのだが。」
「あぁ。構わないよ。」
そう言って、レイは自分の元いた世界のことを話し出した。
この国には五年に一度、異世界からの渡り人が落ちてくる。
渡り人は時に王国民に新しい知識を与えてくれるだけではなく、神に愛された繁栄をもたらす存在と信じられていた。実際、今までに多くの渡り人が王国に寄与し、ハイエンテス王国を現在の大国へと導いた。それ故に渡り人は丁重に扱われ、またその渡り人に仕えることは一生涯の栄誉とされた。
渡り人は女性であるため、世話役も必然的に女性となる。世話役は最初のうち、常に彼女らの側に付き、王国での生活の仕方などを教える。渡り人にとって世話役はこの世界における初めての友人であり、教師となるのだ。
サーシャも世話役を目指して幼い頃から勉強を続けてきた一人だった。彼女は世話役候補の中でも特に優秀だった。
世話役の登用試験では全ての科目をほぼ満点で通過する一方で、王国にはない常識にも柔軟に対応できる頭を持っていた。また、サーシャは人の話を忍耐強く聞き、心をほぐすことの出来る優しさもあった。
しかし、容姿は王国においてはごく普通。少しくすんだ茶髪に、クリっとした茶色の瞳。胸こそそれなりにはあるが、身長は少し低かった。サーシャはよく「素朴で可愛い」と、周りから評される親しみのある容姿をしていた。
その点ですら、渡り人の世話役として適任だった。あまり美しすぎると渡り人がその美貌に嫉妬することが過去にあったからだ。
有能で、優しく、特段美しくはないが親しみの持てる世話役。それがサーシャの評価だった。
こうしてサーシャは大きな反対もなく、次に来る渡り人の専属の世話役になることが決まった。渡り人が落ちてくる日は明日に迫っていた。
「楽しみだなぁ♪
どんな渡り人様でしょう……早く会いたいわ!」
サーシャはお茶を飲みながらうっとりと呟いた。
それを見て同僚のアリスがクスクスと笑う。
アリスはサーシャの同僚だ。とても美しい容姿をしている。アリスも世話役の一人だが、専属ではない。専属の世話役は担当する渡り人のお世話のみを行う世話役の中でも最も栄誉ある職だ。
「もうサーシャったら、さっきからそればっかり。もう明日にはいらっしゃるんだから、少しは落ち着いたらいいのに」
「落ち着けるわけないわ!
ずーっと待ってたんだもの!
渡り人様は美しい方が多いから……私も早く渡り人様の髪を結って差し上げたいわ!一緒にドレスを選ぶのも良いわよねぇ♪あぁ、楽しみ!!」
サーシャはまだ見ぬ渡り人に想いを馳せる。
「でも、サーシャ?
渡り人様の中には傍若無人に振る舞う方もいるじゃない?そんな方に当たらないといいけど……」
アリスは心配そうにサーシャを見つめる。
サーシャはアリスに笑いかけた。
「きっとそう振舞ってしまうのも、環境の変化に戸惑っているからよ。渡り人様が悪いわけではないわ。そういったところも受け止めるのが、世話役の務めでもあると思うの。渡り人様の世界のことも尊重しつつ、こちらの世界のことも伝えて、ゆっくりと歩み寄っていければと思っているわ。
だから、どんな人が来ても全然平気!」
アリスはサーシャに向かって、微笑んだ。
「サーシャが担当する渡り人様は幸せね。こんなに頼りになる専属の世話役がいたら、私たち必要ないかも」
「そんなことないわよ!
みんなで渡り人様を温かく迎えましょう」
そう言って、サーシャとアリスは渡り人への期待を込めて、笑い合った。
◆ ◇ ◆
次の日、サーシャは、王宮の奥深くに来ていた。
ここは渡りの間。渡り人はここに落ちてくる。昔は王国のどこかに落ちていたが、十年前からは渡り人の存在を認識したら、この場所に落ちてくるように国家魔術師が魔法を施した。
この部屋には、決められた者しか入れない。今日、この場にいるのは国王、宰相、騎士団長、魔術師、そして専属の世話役であるサーシャだ。
部屋の真ん中にある魔法陣が徐々に光り出す。光はどんどんと強くなり、目を開けているのも辛いほどだ。部屋に光が満ちる。サーシャはあまりの眩しさに目を閉じた。
「……来るぞ」
国王が厳かな声で皆にその時を教える。
次の瞬間、バシュっと風の音がしたと思ったら、光は消え、魔法陣の真ん中に人が現れた。
サーシャは期待を込めて、ゆっくりと目を開く。
渡り人を確認したサーシャは……固まった。
そこには、眩しさに目を細める男性がいた。
藍色の短髪に、キリッとした眉毛と銀色の瞳。高い鼻に、大きく形の良い唇。細身ながら鍛えられていることが一眼で分かる逞しい身体は、サーシャなど簡単に覆い隠せるほど大きかった。
そして、驚くべきはその男性の頭にはピンと立った立派な耳が、お尻にはふさふさとした尻尾があった。
「…いたっ。なんだよ…今の光は…?」
こちらへ落ちる時に尻餅をついたようで、渡り人がパンパンとお尻を叩いて立ち上がる。そして、サーシャ達に気付くと、キッと目尻を上げ、一歩下がり、腰をかがめた。爪は鋭く、牙を剥き出している。あまりの恐ろしさにサーシャの足も震える。
渡り人は低い声で問う。
「お前たちは…誰だ?」
そのあまりの殺気に騎士団長が剣の柄に手を掛けた。ますます渡り人の雰囲気が鋭いものになる。
まずい!と思ったサーシャは、必死に恐怖を飲み込み、震える足を叱咤して、渡り人の目の前に立った。
綺麗な礼を取り、微笑む。
「ようこそ、ハイエンテス王国へ。
私はサーシャ。貴方様専属の世話役でございます。」
「俺の…世話役…?」
「えぇ」と言って、サーシャが人好きのする笑みを浮かべれば、渡り人の雰囲気が少し和らいだ気がした。サーシャは続ける。
「突然のことで戸惑っているかと存じます。しかし、私どもに攻撃の意図はございません。貴方様を心から歓迎致します。」
サーシャは騎士団長に目配せをする。騎士団長は剣の柄から手を外し、頭を下げた。
臨戦態勢を解いてくれたのか、鋭かった牙も爪も今は見えない。
「まずは状況も分からず、混乱されていると思いますので、別室でゆっくりと事情をご説明させていただければ有り難く存じます。」
渡り人は難しい顔をしながら、一言「わかった」とだけ言った。
「ありがとうございます!」
そうサーシャが笑いかけると、渡り人の顔は赤く染まったが、薄暗いこの部屋ではそのことに誰も気付かなかった。
◆ ◇ ◆
別室に移動し、宰相から事情が説明される。
「俺が渡り人…。
事情は分かったけど、俄には信じられない話だね。」
宰相が口を開く。
「それはそうでしょうとも。焦らずとも少しずつこちらの世界に馴染んでいただければと思います。水晶宮にいる間は、渡り人様の生活は国が保証致しますので、世話役を側に置けば、ご自由に過ごしていただいてかまいません。
渡り人様には必ず一人専属の世話役を付けています。
ただ…男性の渡り人は前代未聞と言いますか…歴代の渡り人様は皆様女性でしたので、用意しておりました専属の世話役も女性なのです。
もちろん今すぐに世話役としてつける男性を探しますが…暫くの間は予定通り、こちらのサーシャを世話役として側に置いていただければと思います。」
宰相の言葉を受けて、サーシャが丁寧な礼を取る。
「…サーシャ、だったよね。
俺は構わないんだけど…君はそれでいいの?」
サーシャは、ニコッと微笑んだ。
「勿論でございます。渡り人様にお仕えでき、大変嬉しく思います。短い間になるかもしれませんが、何卒宜しくお願い致します。」
「あぁ…俺の名前はレイだ。
…宜しく。」
レイはサーシャからふいっと顔を逸らす。
(レイ様は照れ屋さんなのかしら。それとも女性に慣れていないとか?獣人の基準は分からないけど、とても整った顔立ちをしてらっしゃるのに…。
でも、まずは目を合わせてお話ししてもらうのが目標ね!)
サーシャは心の中で気合を入れた。
宰相が口を開く。
「それでは、今後は何か分からないことや困ったことがありましたら、サーシャにお申し付け下さい。サーシャはこの国にまつわることは一通り網羅しておりますので、大抵のことはお答え出来るかと思います。」
「…サーシャは優秀なんだね。」
サーシャは一瞬驚き固まったが、すぐにいつもの調子を取り戻した。
「そんな、勿体ないお言葉でございます。」
(褒めてくれた…?なんだか、見た目とは違って、とても優しい方なのかもしれないわね。)
最初に挨拶をしただけで、ずっと黙っていた国王がここでようやく口を開いた。
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