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本編
16.話すことはありません
レイの姿がアリスに見えないよう、サーシャは素早く外に出る。サーシャは呆れたようにアリスを見る。
「アリス、こんな早朝にレイ様の部屋へ何の用?
貴女はレイ様担当の世話役じゃないでしょ?」
「…もうレイ様もサーシャも起きてたのね。」
ちょっとした悪戯がバレたようなノリだ。流石のサーシャも腹が立った。少し強めに注意する。
「ねぇ、アリス。こんな朝早くに失礼よ。寝てたらどうするつもりだったの?貴女ならそれくらい考えて行動できるわよね?」
アリスは可愛らしく唇を尖らせる。
「…だって、私はレイ様の世話役として認めていただけないし、こっそりレイ様と二人きりでお話が出来るのは朝か夜しかないと思ったんだもの。」
「え?」
「最初から夜に来たら露骨でしょ?
だから、朝にしたのよ。」
「アリス…貴女、何言ってー」
サーシャはまさか…と思う。
「私、レイ様が好きなの。」
「だ、だって…貴女レイ様のことを恐ろしいってー」
手が震える。アリスに見つからないように、サーシャは両手を重ねて、強く握りしめた。
「第一印象はね。私、子供の頃に野犬に襲われたことがあって、それが今でもトラウマなのよ。だから、耳と尻尾に過剰反応しちゃったの。
だけど、今は本当に素敵な男性だと思っているし、抱きしめてもらって犬じゃないって実感できたから。
格好いいし、身体も逞しいし、お優しいし…私のために闘ってくれたし、素晴らしい方だわ!」
アリスは頬をピンク色に染めながら、話す。その姿はどこからどう見ても恋する乙女で、アリスの愛らしさが増したように見えた。
言葉も出ないサーシャをアリスの大きな瞳が覗き込む。
「ねぇ、サーシャ?
協力してくれるわよね?」
「だ、駄目よ…そんなの…。」
サーシャの声が震える。それをアリスは訝しげに見る。
「どうして?レイ様だって男性だもの。彼女の一人や二人欲しいと思うわ。それに、経験のないサーシャには分からないだろうけど、レイ様だって男性なんだから性欲も溜まるのよ?定期的に抜かないと身体にも悪いし…。
ましてや、ここには女性しかいないんだもの。誰かが気にかけてあげないと可哀想よ。サーシャには出来ないことでしょ?私がやってあげるから。」
「……レイ様に聞いてみないと…なんとも。」
やっとの思いでその言葉だけ吐き出すと、アリスはプゥと頬を膨らませた。
「もう!本当にサーシャは真面目なんだから。
いいわ!協力なんてしてもらわなくても落とせるし。」
サーシャはチラッとアリスを見る。
真っ白な肌に、すらっとした手足。華奢なのに出るところは出ていて、その身体はどこか魅惑的だ。ぽってりとした唇は思わずキスしたくなるだろうし、大きなエメラルドのような瞳を潤ませて見つめられたら、誰だってクラッと来てしまうだろう。
協力なんてなくても落とせる…というのは、事実なんだろうとサーシャは思った。
「…あれ?アリスさん、こんな時間にどうしたんですか?」
その時、サラが奥から歩いてきた。
「おはよう、サラ。」
サーシャがぎこちない笑顔で挨拶すると、サラも挨拶を返してくれる。アリスはそれを見て、いじけたように唇を突き出している。
「もう!
なんでこんな早くから、みんな集まってくるのよ…!」
アリスはレイが朝早くからトレーニングをしていることを知らなかったのだろう。レイに会うのを諦め、廊下の奥に消えていった。
「アリスさん、どうしたんですか?
…なんだか感じ悪かったですね。」
サーシャは、アリスが見えなくなるまで、その綺麗に靡く蜂蜜色の髪を見つめていた。
◆ ◇ ◆
結局その後はレイと二人きりになる時間がなく、夕食の時間を迎えた。レイはサーシャと話したいようでチラチラと様子を伺っていたが、サーシャは気付かないふりをした。
サラとリズに用があるからと言って、給仕を任せて、サーシャは部屋を出た。特に当てもなく、廊下を歩く。
(レイ様は結婚まで考えているとおっしゃってくれたけれど…例えどんな理由があっても、私はレイ様にお気持ちを返すことは出来ない。…恋や結婚なんて、私が夢見て良いものじゃない。
…アリスにはあぁ言ったけど、ちょうど良かったのかもしれない。レイ様がアリスを好きになってくれたら、きっとそれが一番良いんだわ。私のことを好いてくれているのも一時的なものに違いないもの。
…期待なんかしても、傷つくだけよ。)
その時、向かい側から宰相が歩いてきた。
「あぁ、サーシャ。探していたんだ。レイ様の部屋にいるかと思い、ちょうど向かう所だった。」
宰相がわざわざこちらに出向くなんて珍しいことだ。いつもならサーシャが呼び出されて、執務室に伺うことが多い。
「わざわざご足労頂いて申し訳ございません。言っていただけましたら、こちらから向かいましたのに…。」
サーシャが申し訳なく思って頭を下げると、宰相は目尻に皺を寄せて笑った。
「いいんだ。陛下からイルド様への書簡を預かって、届けに来たところでもあるのでな。」
「そうでございましたか。
わざわざありがとうございます。」
「で、用件なんだが、レイ様の専属世話役の後任のことなんだ。」
サーシャの返事が一瞬遅れる。
「…はい。男性を専属世話役にされる、と以前話していましたよね。」
「あぁ。ようやく見つかってな、明日からでも働けると言うので、引き継ぎを始めてほしいのだ。」
「明日から…。随分と急、ですね。」
少し戸惑いを見せたサーシャに宰相は首を捻る。
「駄目だったか?早い方がいいかと思ったんだが。」
「いえ、構いません。
では、明日から早速引き継ぎを始めます。」
「宜しく頼む。引き継ぎが終わった後は、サーシャも長い休みを取ると良い。ずっと働き詰めだっただろ?」
確かにサーシャはレイが来てから休みもなく働き詰めだった。リズやサラでは権限も力量も足りないので、完全にサーシャが休むことができる日は一日たりともなかった。
「…ありがとうございます。そうさせて頂きます。」
それからサーシャは宰相とわかれて、部屋へ戻り、レイとリズとサラに明日から新しい専属世話役が来ることを伝えた。
レイはサーシャに何か言いたげだったが、最後には「分かった」とだけ言い、俯いた。その後サーシャは引き継ぎの準備があるから、と先に部屋へ下がらせてもらった。
サーシャは自室の小さなテーブルに座りながら、実家に手紙を書いていた。その内容は近いうちに長い休みが貰えそうなので、実家に帰るという旨だった。
(ずっと帰っていなかったから、良い機会だわ。久しぶりにゆっくりさせてもらいましょう。…ここにいるよりずっといいわ。レイ様も私と離れてアリスや他の世話役と接する機会があれば、気持ちも変わるはず。私が側に居るとレイ様の為にならないわ…きっと。)
手紙を書き終わるとサーシャはシャワーを浴び、寝る準備をした。レイから呼び出される可能性も考え、お仕着せを着ようかと迷ったが、今日はレイに付き合えるような心の余裕がなかった。
(それに…きっとアリスのことだから、今夜来るかもしれないわね。)
その時、内扉がノックされた。
ドクっと心臓が飛び上がる。
「サーシャ…話がしたい。」
サーシャは扉にそっと身を寄せた。
「レイ様、申し訳ありません。今日は気分が優れないのです。処理のことでしたらー」
「そんな話をしたいんじゃない。
…俺とサーシャのこれからのことを話したいんだ。」
「…話すことはありません。私はまもなく専属でもなくなります。そうなれば、レイ様と私は会う機会もそう多くないでしょう。」
「サーシャ…どうしても俺じゃ駄目なの?
やはり誰か好いている奴がー?」
好きな人がいると伝えれば諦めてくれるかもしれない、とサーシャはそれを肯定した。
「…はい。」
レイが息を呑む音がする。
…サーシャの瞼には耳と尻尾をしょぼんと下げ、今にも泣きそうなレイの顔が浮かんだ。いや、こんな形で拒否をするサーシャのことを怒っているかもしれない、と思った。
「そう、か…。」
扉を隔てた二つの部屋に沈黙が流れた。
その時、微かにノックの音が聞こえた。
レイの部屋を誰かがノックしたようだった。
「誰か来た。こんな時間に…?」
「…アリス、だと思います。」
「……今朝も来ていたあの世話役?」
「はい。レイ様の夜のお世話をしに来たのかと。」
「夜の世話?…まさか。」
「本当です。…私は体調が優れないので、どうぞ困ったことがあれば、アリスに御用命ください。」
「…それはサーシャに頼んでいたようなことをあの世話役にやらせろということ?」
「…そうしていただいても構いませんという話です。」
「…そうか。分かった。
あの触れ合いは、サーシャにとってはただの業務でしかなかったんだね…。
今まですまなかった。」
レイが扉の前から歩き去る音がして、その次に扉を開ける音が聞こえた。
サーシャはよろよろとベッドに行き、閉じこもるようにして布団を被った。隣の部屋の音が万が一にも聞こえないように耳も塞いだ。
…サーシャは布団の殻に閉じ籠り、嗚咽を漏らしながら、必死に自分を守っていた。
「アリス、こんな早朝にレイ様の部屋へ何の用?
貴女はレイ様担当の世話役じゃないでしょ?」
「…もうレイ様もサーシャも起きてたのね。」
ちょっとした悪戯がバレたようなノリだ。流石のサーシャも腹が立った。少し強めに注意する。
「ねぇ、アリス。こんな朝早くに失礼よ。寝てたらどうするつもりだったの?貴女ならそれくらい考えて行動できるわよね?」
アリスは可愛らしく唇を尖らせる。
「…だって、私はレイ様の世話役として認めていただけないし、こっそりレイ様と二人きりでお話が出来るのは朝か夜しかないと思ったんだもの。」
「え?」
「最初から夜に来たら露骨でしょ?
だから、朝にしたのよ。」
「アリス…貴女、何言ってー」
サーシャはまさか…と思う。
「私、レイ様が好きなの。」
「だ、だって…貴女レイ様のことを恐ろしいってー」
手が震える。アリスに見つからないように、サーシャは両手を重ねて、強く握りしめた。
「第一印象はね。私、子供の頃に野犬に襲われたことがあって、それが今でもトラウマなのよ。だから、耳と尻尾に過剰反応しちゃったの。
だけど、今は本当に素敵な男性だと思っているし、抱きしめてもらって犬じゃないって実感できたから。
格好いいし、身体も逞しいし、お優しいし…私のために闘ってくれたし、素晴らしい方だわ!」
アリスは頬をピンク色に染めながら、話す。その姿はどこからどう見ても恋する乙女で、アリスの愛らしさが増したように見えた。
言葉も出ないサーシャをアリスの大きな瞳が覗き込む。
「ねぇ、サーシャ?
協力してくれるわよね?」
「だ、駄目よ…そんなの…。」
サーシャの声が震える。それをアリスは訝しげに見る。
「どうして?レイ様だって男性だもの。彼女の一人や二人欲しいと思うわ。それに、経験のないサーシャには分からないだろうけど、レイ様だって男性なんだから性欲も溜まるのよ?定期的に抜かないと身体にも悪いし…。
ましてや、ここには女性しかいないんだもの。誰かが気にかけてあげないと可哀想よ。サーシャには出来ないことでしょ?私がやってあげるから。」
「……レイ様に聞いてみないと…なんとも。」
やっとの思いでその言葉だけ吐き出すと、アリスはプゥと頬を膨らませた。
「もう!本当にサーシャは真面目なんだから。
いいわ!協力なんてしてもらわなくても落とせるし。」
サーシャはチラッとアリスを見る。
真っ白な肌に、すらっとした手足。華奢なのに出るところは出ていて、その身体はどこか魅惑的だ。ぽってりとした唇は思わずキスしたくなるだろうし、大きなエメラルドのような瞳を潤ませて見つめられたら、誰だってクラッと来てしまうだろう。
協力なんてなくても落とせる…というのは、事実なんだろうとサーシャは思った。
「…あれ?アリスさん、こんな時間にどうしたんですか?」
その時、サラが奥から歩いてきた。
「おはよう、サラ。」
サーシャがぎこちない笑顔で挨拶すると、サラも挨拶を返してくれる。アリスはそれを見て、いじけたように唇を突き出している。
「もう!
なんでこんな早くから、みんな集まってくるのよ…!」
アリスはレイが朝早くからトレーニングをしていることを知らなかったのだろう。レイに会うのを諦め、廊下の奥に消えていった。
「アリスさん、どうしたんですか?
…なんだか感じ悪かったですね。」
サーシャは、アリスが見えなくなるまで、その綺麗に靡く蜂蜜色の髪を見つめていた。
◆ ◇ ◆
結局その後はレイと二人きりになる時間がなく、夕食の時間を迎えた。レイはサーシャと話したいようでチラチラと様子を伺っていたが、サーシャは気付かないふりをした。
サラとリズに用があるからと言って、給仕を任せて、サーシャは部屋を出た。特に当てもなく、廊下を歩く。
(レイ様は結婚まで考えているとおっしゃってくれたけれど…例えどんな理由があっても、私はレイ様にお気持ちを返すことは出来ない。…恋や結婚なんて、私が夢見て良いものじゃない。
…アリスにはあぁ言ったけど、ちょうど良かったのかもしれない。レイ様がアリスを好きになってくれたら、きっとそれが一番良いんだわ。私のことを好いてくれているのも一時的なものに違いないもの。
…期待なんかしても、傷つくだけよ。)
その時、向かい側から宰相が歩いてきた。
「あぁ、サーシャ。探していたんだ。レイ様の部屋にいるかと思い、ちょうど向かう所だった。」
宰相がわざわざこちらに出向くなんて珍しいことだ。いつもならサーシャが呼び出されて、執務室に伺うことが多い。
「わざわざご足労頂いて申し訳ございません。言っていただけましたら、こちらから向かいましたのに…。」
サーシャが申し訳なく思って頭を下げると、宰相は目尻に皺を寄せて笑った。
「いいんだ。陛下からイルド様への書簡を預かって、届けに来たところでもあるのでな。」
「そうでございましたか。
わざわざありがとうございます。」
「で、用件なんだが、レイ様の専属世話役の後任のことなんだ。」
サーシャの返事が一瞬遅れる。
「…はい。男性を専属世話役にされる、と以前話していましたよね。」
「あぁ。ようやく見つかってな、明日からでも働けると言うので、引き継ぎを始めてほしいのだ。」
「明日から…。随分と急、ですね。」
少し戸惑いを見せたサーシャに宰相は首を捻る。
「駄目だったか?早い方がいいかと思ったんだが。」
「いえ、構いません。
では、明日から早速引き継ぎを始めます。」
「宜しく頼む。引き継ぎが終わった後は、サーシャも長い休みを取ると良い。ずっと働き詰めだっただろ?」
確かにサーシャはレイが来てから休みもなく働き詰めだった。リズやサラでは権限も力量も足りないので、完全にサーシャが休むことができる日は一日たりともなかった。
「…ありがとうございます。そうさせて頂きます。」
それからサーシャは宰相とわかれて、部屋へ戻り、レイとリズとサラに明日から新しい専属世話役が来ることを伝えた。
レイはサーシャに何か言いたげだったが、最後には「分かった」とだけ言い、俯いた。その後サーシャは引き継ぎの準備があるから、と先に部屋へ下がらせてもらった。
サーシャは自室の小さなテーブルに座りながら、実家に手紙を書いていた。その内容は近いうちに長い休みが貰えそうなので、実家に帰るという旨だった。
(ずっと帰っていなかったから、良い機会だわ。久しぶりにゆっくりさせてもらいましょう。…ここにいるよりずっといいわ。レイ様も私と離れてアリスや他の世話役と接する機会があれば、気持ちも変わるはず。私が側に居るとレイ様の為にならないわ…きっと。)
手紙を書き終わるとサーシャはシャワーを浴び、寝る準備をした。レイから呼び出される可能性も考え、お仕着せを着ようかと迷ったが、今日はレイに付き合えるような心の余裕がなかった。
(それに…きっとアリスのことだから、今夜来るかもしれないわね。)
その時、内扉がノックされた。
ドクっと心臓が飛び上がる。
「サーシャ…話がしたい。」
サーシャは扉にそっと身を寄せた。
「レイ様、申し訳ありません。今日は気分が優れないのです。処理のことでしたらー」
「そんな話をしたいんじゃない。
…俺とサーシャのこれからのことを話したいんだ。」
「…話すことはありません。私はまもなく専属でもなくなります。そうなれば、レイ様と私は会う機会もそう多くないでしょう。」
「サーシャ…どうしても俺じゃ駄目なの?
やはり誰か好いている奴がー?」
好きな人がいると伝えれば諦めてくれるかもしれない、とサーシャはそれを肯定した。
「…はい。」
レイが息を呑む音がする。
…サーシャの瞼には耳と尻尾をしょぼんと下げ、今にも泣きそうなレイの顔が浮かんだ。いや、こんな形で拒否をするサーシャのことを怒っているかもしれない、と思った。
「そう、か…。」
扉を隔てた二つの部屋に沈黙が流れた。
その時、微かにノックの音が聞こえた。
レイの部屋を誰かがノックしたようだった。
「誰か来た。こんな時間に…?」
「…アリス、だと思います。」
「……今朝も来ていたあの世話役?」
「はい。レイ様の夜のお世話をしに来たのかと。」
「夜の世話?…まさか。」
「本当です。…私は体調が優れないので、どうぞ困ったことがあれば、アリスに御用命ください。」
「…それはサーシャに頼んでいたようなことをあの世話役にやらせろということ?」
「…そうしていただいても構いませんという話です。」
「…そうか。分かった。
あの触れ合いは、サーシャにとってはただの業務でしかなかったんだね…。
今まですまなかった。」
レイが扉の前から歩き去る音がして、その次に扉を開ける音が聞こえた。
サーシャはよろよろとベッドに行き、閉じこもるようにして布団を被った。隣の部屋の音が万が一にも聞こえないように耳も塞いだ。
…サーシャは布団の殻に閉じ籠り、嗚咽を漏らしながら、必死に自分を守っていた。
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