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本編
17.一人じゃない
翌日から正式な専属世話役が来た。
名前をセオと言う三十代の男性だった。セオは元々高位貴族の家で働いており、非常に優秀だった。サーシャが言ったことは一度で覚えたし、物腰も柔らかくレイとも上手くやれそうだった。
一つ難点が有るとすれば、まだ仕事が完璧ではないサラとリズに厳しいところがあり、サラとリズは世話役の先輩でありながらもセオに指導されることとなった。
セオはその日から専属世話役の部屋に入ったため、サーシャは元々暮らしていた部屋に戻った。サーシャの部屋はサラと一緒なので、事情を説明する必要もなく、サーシャは気が楽だった。それにサラがいれば一人でぼんやりと何かを考えなくて済んだ。
それでも、夜になると寂しくて、声を殺して泣いた。規則正しいサラの寝息を聞きながら、サーシャが思い出すのはレイの熱だった。サーシャを抱きしめる腕の強さや体温、可愛らしい耳にふさふさの尻尾、サーシャを見つめる優しくも熱のこもった視線。そして、サーシャの手に包まれて震えていたレイの昂り…。
その全てがこの瞬間にアリスに与えられてるのだと思うと胸が張り裂けそうだった。納得して、そうしたはずなのにサーシャの心は付いてきてくれなかった。食事は喉を通らなくなり、夜になると脳裏にレイとアリスがチラついて上手く眠れなかった。
サーシャは出来るだけレイとアリスに会わないようにしながらも、引き継ぎ期間の一週間を何とか耐え、長い休みに入った。
◆ ◇ ◆
久しぶりに戻ってきたサーシャを見て、両親は唖然とした。いつもニコニコと微笑みを絶やさず、どんな辛いことがあっても涙せず家族に心配かけまいとしていた娘が目の下に濃い隈を刻み、帰ってきたからだった。必死に笑みを作ってはいるが、水晶宮で酷く辛いことがあったのは一目瞭然だった。
サーシャは何があったのか聞かれるのが怖くて、自分の部屋に閉じ籠りながら、日々を過ごした。両親はサーシャの様子を見ながら、散歩に連れ出したり、お茶に誘ったりした。サーシャは少しずつ眠れるようになり、ご飯も食べられるようになった。それでも、毎日レイの顔が浮かび、サーシャに笑いかけてくる。それが辛くて堪らなかった。
子爵邸に戻ってきてから一週間が過ぎた日だった。
ソファに座り、お茶を飲みながら、家族の時間を楽しむ。最初は当たり障りのない話題を話していたが、暫くして、サーシャの父が話題を切り出した。
「なぁ、サーシャ。水晶宮で何があったんだい?
お前の担当の渡り人様はそんなに酷い人だったのか?」
サーシャは首を振る。
「じゃあ…、どうしてそんなにお前は傷付いているのだ?水晶宮でイジメにでも遭ったか?」
サーシャは再び首を振る。
「そうか…。
サーシャ。辛いなら話さなくても構わない。でも、私達はいつでもお前の味方だよ。それにお前の味方は他にも沢山いる。胸の痣に負けずに頑張ってきたお前を皆見てきたのだから。」
サーシャはその言葉を聞いて、ぎゅっと拳を握った。
「…負けてる。」
サーシャは呟いた。
「え?」
「胸の痣にも負けずなんて嘘よ…
今回だって、この痣に負けて、逃げてきたの!!
気丈に振る舞っていたけど、いつも苦しかった。こんなのが無ければって毎日思って、皮膚を焼いてしまおうかと本気で考えたこともあったわ!!
…これがある限り、私は一人…ずっと一人で生きていくの!こんな、こんな醜い身体になんて生まれたくなかった!!私もみんなと同じようにー!」
「サーシャ!!!」
サーシャの父が声を荒げて、サーシャはハッとした。気付くとサーシャは自分の不幸自慢をして、両親を傷つけていた。険しい顔をした父の隣で母が大粒の涙を流している。
「…ごめんなさい、サーシャ。私のせいね…私の…。」
嗚咽を漏らす母をサーシャは呆然と見つめる。傷付けるつもりなんてなかった。ただ辛い気持ちを吐き出したかっただけー。
父が母の背中を摩りながら、サーシャに語りかけた。
「初めてお前を見た時、私達は本当に嬉しかったんだ。小さな口で一生懸命乳を飲み、小さな手で私の指を掴んでた。小さな身体で、お前は必死に生きようとしてた。可愛かった。一生、守ってやりたいと思った。
でも、私はお前より早く死ぬ。一生守ってやることなんて出来ない。だから、世話役として独り立ちしたいと言うお前の背中を押したんだ。でも、人は一人じゃ生きていけない。ここまでやって来れたのは周りの人がいたからじゃないのか?」
サーシャは俯いて話を聞く。
「なぁ、サーシャ。…本当にお前はたった一人なのか?みんなその痣を見て、逃げて行くのか?その痣を見ても、お前をお前として見てくれる人もいたんじゃないのか?」
(痣を見ても、私を私として見てくれた人…。)
サーシャは水晶宮のみんなを思い浮かべた。
(リズやサラは最初驚いてはいたけど私から離れなかった。イルド様も悪魔の花なんて迷信だと笑い飛ばしてくれた。そして、アリスは最初見た時から『綺麗な花ね!』と言って笑ってくれたんだったわ…。他にも沢山ー。)
サーシャは涙をポロポロと溢す。
「…一人じゃない。」
「だろう?サーシャ、もっと周りの人を信じても良いんだ。確かにお前は十三の頃、痣が現れてから、近くにいた人の態度が百八十度変わるという恐ろしい体験をした。その時、深く深く傷付いただろう。
けれど、傷付くことを恐れて、殻の中に閉じこもっていては、本当に大切なことを見失ってしまうぞ。今のお前は自分で自分を傷つけているように見える。」
◆ ◇ ◆
サーシャは自室に戻って考えていた。
(自分で自分を傷つけている…。
確かにそうなのかもしれない。
勝手にレイ様が痣を見たら私を嫌うと思い込んで…
レイ様がアリスを抱いていると思い込んで…
この痣があるから不幸になると思い込んで…。
レイ様は真っ直ぐに私を好きだと伝えてくれていたのに、私は痣を理由にして真剣に向き合おうともしなかった。他に好きな人がいる、とまで嘘をついて。)
ベッドに横になって、目を瞑る。
すると、瞼にはレイの笑顔が浮かぶ。
サーシャを呼ぶ優しい声も…。
もうレイの笑顔を思い出しても、辛くなかった。
(あぁ…私は馬鹿だ。レイ様は最初から私だけなんだと言っていたのに、アリスを斡旋するような真似をして。優しいレイ様が私を蔑みの目で見るはずがないのに…。ただ勇気が出なくて自分の殻に閉じこもって…。
…ずっとレイ様の側にいると、約束したのに。)
そうなったら、レイのことが心配で堪らなくなってきた。
(私が側にいなくて本当に大丈夫かしら…。
レイ様は熱い物が苦手だから冷ましてあげなきゃいけないし、お風呂の温度も熱すぎると入れないし。無理して入って、のぼせちゃうと頭が痛くなるって言ってたもの。
あと一気に食べようとして、喉に食事を詰まらせることがあるから、ちゃんと注意してあげなきゃいけないんだけど大丈夫かしら。
それに少し粗暴なところがあるから、服をよくどこかに引っ掛けて破くし、すぐに穴を開けてくるから、こまめに縫わなきゃいけないし。
あと、お風呂あがりに尻尾はしっかり櫛でとかしてあげないと絡まってしまうし、耳掃除はこまめにやらなきゃいけないし。
今やってる文字の練習もどこまで進んだかしら…セオさんは少し厳しそうだから、レイ様がモチベーションを保って取り組めているか心配だわ…。)
サーシャはベッドから起き上がって、両親の元に走った。廊下を走るなんてはしたない真似をしてはいけないと思うが、一刻も早くレイに会いたくて仕方なくなってしまった。
はやる気持ちを抑えて、ちょっと強めにノックをする。入室の許可をもらって、サーシャは部屋に入ると第一声でこう言った。
「お父様、私、明日水晶宮に帰るわ!!」
「サーシャ…どうしたんだ、急に?」
「レイ様が心配なの。やっぱり帰ってくるんじゃなかった。私と離れて寂しがってるかもしれない。ただの思い込みなら良いんだけど…きっと寂しがってると思うの。」
サーシャの父は唖然とする。
「…渡り人様とお前は…い、一体どういう関係なんだ?」
「別にまだどういう関係でもないわ。」
「まだ!?こ、これからどうにかなると言うのか!?」
「レイ様の気持ちが変わっていなくて、私の痣を受け入れて下さったらね。」
「…サーシャが渡り人様とお付き合いするということか?!」
「分からない。でも、少し前に家族になりたい、とは言ってもらった。」
「うそ、だろ?」
サーシャの父は近くにあるソファに力なくドサっと座り、項垂れた。
名前をセオと言う三十代の男性だった。セオは元々高位貴族の家で働いており、非常に優秀だった。サーシャが言ったことは一度で覚えたし、物腰も柔らかくレイとも上手くやれそうだった。
一つ難点が有るとすれば、まだ仕事が完璧ではないサラとリズに厳しいところがあり、サラとリズは世話役の先輩でありながらもセオに指導されることとなった。
セオはその日から専属世話役の部屋に入ったため、サーシャは元々暮らしていた部屋に戻った。サーシャの部屋はサラと一緒なので、事情を説明する必要もなく、サーシャは気が楽だった。それにサラがいれば一人でぼんやりと何かを考えなくて済んだ。
それでも、夜になると寂しくて、声を殺して泣いた。規則正しいサラの寝息を聞きながら、サーシャが思い出すのはレイの熱だった。サーシャを抱きしめる腕の強さや体温、可愛らしい耳にふさふさの尻尾、サーシャを見つめる優しくも熱のこもった視線。そして、サーシャの手に包まれて震えていたレイの昂り…。
その全てがこの瞬間にアリスに与えられてるのだと思うと胸が張り裂けそうだった。納得して、そうしたはずなのにサーシャの心は付いてきてくれなかった。食事は喉を通らなくなり、夜になると脳裏にレイとアリスがチラついて上手く眠れなかった。
サーシャは出来るだけレイとアリスに会わないようにしながらも、引き継ぎ期間の一週間を何とか耐え、長い休みに入った。
◆ ◇ ◆
久しぶりに戻ってきたサーシャを見て、両親は唖然とした。いつもニコニコと微笑みを絶やさず、どんな辛いことがあっても涙せず家族に心配かけまいとしていた娘が目の下に濃い隈を刻み、帰ってきたからだった。必死に笑みを作ってはいるが、水晶宮で酷く辛いことがあったのは一目瞭然だった。
サーシャは何があったのか聞かれるのが怖くて、自分の部屋に閉じ籠りながら、日々を過ごした。両親はサーシャの様子を見ながら、散歩に連れ出したり、お茶に誘ったりした。サーシャは少しずつ眠れるようになり、ご飯も食べられるようになった。それでも、毎日レイの顔が浮かび、サーシャに笑いかけてくる。それが辛くて堪らなかった。
子爵邸に戻ってきてから一週間が過ぎた日だった。
ソファに座り、お茶を飲みながら、家族の時間を楽しむ。最初は当たり障りのない話題を話していたが、暫くして、サーシャの父が話題を切り出した。
「なぁ、サーシャ。水晶宮で何があったんだい?
お前の担当の渡り人様はそんなに酷い人だったのか?」
サーシャは首を振る。
「じゃあ…、どうしてそんなにお前は傷付いているのだ?水晶宮でイジメにでも遭ったか?」
サーシャは再び首を振る。
「そうか…。
サーシャ。辛いなら話さなくても構わない。でも、私達はいつでもお前の味方だよ。それにお前の味方は他にも沢山いる。胸の痣に負けずに頑張ってきたお前を皆見てきたのだから。」
サーシャはその言葉を聞いて、ぎゅっと拳を握った。
「…負けてる。」
サーシャは呟いた。
「え?」
「胸の痣にも負けずなんて嘘よ…
今回だって、この痣に負けて、逃げてきたの!!
気丈に振る舞っていたけど、いつも苦しかった。こんなのが無ければって毎日思って、皮膚を焼いてしまおうかと本気で考えたこともあったわ!!
…これがある限り、私は一人…ずっと一人で生きていくの!こんな、こんな醜い身体になんて生まれたくなかった!!私もみんなと同じようにー!」
「サーシャ!!!」
サーシャの父が声を荒げて、サーシャはハッとした。気付くとサーシャは自分の不幸自慢をして、両親を傷つけていた。険しい顔をした父の隣で母が大粒の涙を流している。
「…ごめんなさい、サーシャ。私のせいね…私の…。」
嗚咽を漏らす母をサーシャは呆然と見つめる。傷付けるつもりなんてなかった。ただ辛い気持ちを吐き出したかっただけー。
父が母の背中を摩りながら、サーシャに語りかけた。
「初めてお前を見た時、私達は本当に嬉しかったんだ。小さな口で一生懸命乳を飲み、小さな手で私の指を掴んでた。小さな身体で、お前は必死に生きようとしてた。可愛かった。一生、守ってやりたいと思った。
でも、私はお前より早く死ぬ。一生守ってやることなんて出来ない。だから、世話役として独り立ちしたいと言うお前の背中を押したんだ。でも、人は一人じゃ生きていけない。ここまでやって来れたのは周りの人がいたからじゃないのか?」
サーシャは俯いて話を聞く。
「なぁ、サーシャ。…本当にお前はたった一人なのか?みんなその痣を見て、逃げて行くのか?その痣を見ても、お前をお前として見てくれる人もいたんじゃないのか?」
(痣を見ても、私を私として見てくれた人…。)
サーシャは水晶宮のみんなを思い浮かべた。
(リズやサラは最初驚いてはいたけど私から離れなかった。イルド様も悪魔の花なんて迷信だと笑い飛ばしてくれた。そして、アリスは最初見た時から『綺麗な花ね!』と言って笑ってくれたんだったわ…。他にも沢山ー。)
サーシャは涙をポロポロと溢す。
「…一人じゃない。」
「だろう?サーシャ、もっと周りの人を信じても良いんだ。確かにお前は十三の頃、痣が現れてから、近くにいた人の態度が百八十度変わるという恐ろしい体験をした。その時、深く深く傷付いただろう。
けれど、傷付くことを恐れて、殻の中に閉じこもっていては、本当に大切なことを見失ってしまうぞ。今のお前は自分で自分を傷つけているように見える。」
◆ ◇ ◆
サーシャは自室に戻って考えていた。
(自分で自分を傷つけている…。
確かにそうなのかもしれない。
勝手にレイ様が痣を見たら私を嫌うと思い込んで…
レイ様がアリスを抱いていると思い込んで…
この痣があるから不幸になると思い込んで…。
レイ様は真っ直ぐに私を好きだと伝えてくれていたのに、私は痣を理由にして真剣に向き合おうともしなかった。他に好きな人がいる、とまで嘘をついて。)
ベッドに横になって、目を瞑る。
すると、瞼にはレイの笑顔が浮かぶ。
サーシャを呼ぶ優しい声も…。
もうレイの笑顔を思い出しても、辛くなかった。
(あぁ…私は馬鹿だ。レイ様は最初から私だけなんだと言っていたのに、アリスを斡旋するような真似をして。優しいレイ様が私を蔑みの目で見るはずがないのに…。ただ勇気が出なくて自分の殻に閉じこもって…。
…ずっとレイ様の側にいると、約束したのに。)
そうなったら、レイのことが心配で堪らなくなってきた。
(私が側にいなくて本当に大丈夫かしら…。
レイ様は熱い物が苦手だから冷ましてあげなきゃいけないし、お風呂の温度も熱すぎると入れないし。無理して入って、のぼせちゃうと頭が痛くなるって言ってたもの。
あと一気に食べようとして、喉に食事を詰まらせることがあるから、ちゃんと注意してあげなきゃいけないんだけど大丈夫かしら。
それに少し粗暴なところがあるから、服をよくどこかに引っ掛けて破くし、すぐに穴を開けてくるから、こまめに縫わなきゃいけないし。
あと、お風呂あがりに尻尾はしっかり櫛でとかしてあげないと絡まってしまうし、耳掃除はこまめにやらなきゃいけないし。
今やってる文字の練習もどこまで進んだかしら…セオさんは少し厳しそうだから、レイ様がモチベーションを保って取り組めているか心配だわ…。)
サーシャはベッドから起き上がって、両親の元に走った。廊下を走るなんてはしたない真似をしてはいけないと思うが、一刻も早くレイに会いたくて仕方なくなってしまった。
はやる気持ちを抑えて、ちょっと強めにノックをする。入室の許可をもらって、サーシャは部屋に入ると第一声でこう言った。
「お父様、私、明日水晶宮に帰るわ!!」
「サーシャ…どうしたんだ、急に?」
「レイ様が心配なの。やっぱり帰ってくるんじゃなかった。私と離れて寂しがってるかもしれない。ただの思い込みなら良いんだけど…きっと寂しがってると思うの。」
サーシャの父は唖然とする。
「…渡り人様とお前は…い、一体どういう関係なんだ?」
「別にまだどういう関係でもないわ。」
「まだ!?こ、これからどうにかなると言うのか!?」
「レイ様の気持ちが変わっていなくて、私の痣を受け入れて下さったらね。」
「…サーシャが渡り人様とお付き合いするということか?!」
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