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第3章 学園生活
第1話 担任は熊さん?
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窓から入ってくる風を感じて、机の上で明日から通う学園の地図を眺めていた。
少しだけ、早く家を出た方がいいよね。
慣れていない場所ですもの。
しかし、馬車はどうしよ
う?
お父様の公爵家のは、使用しにくい。
一応は、実の娘なのに…。
祖父母に、急いで相談しなくてはいけない。
食事はあれから、彼らとは時間を別々にとっている。
私たちは早めに食べ、学園には祖父母の馬車を借りて向かう予定になった。
「はい、お嬢様!
こちらがランチでございますよ。
中等部は、午後2時まで授業があります。
もし具合が悪くなったりしたら、無理をせず帰ってきて下さいませね?!」
メリーが心配そうに、プリムローズにランチを差し出す。
「メリー、有り難う!
お祖父様、おばあ様、トーマス、アンナ、メリー。
行ってきますわぁ~」
屋敷を出て、元気よく馬車に乗り込んだ。
「ありがとう!
また、帰りはお願いね」
地図を見ながら、職員室を目指す。
まだ登校前で生徒も少なく、頭のリボンを揺らしながら歩く姿は目立っていた。
可愛らしく歩く姿は、お人形か天使にみえる。
誰かの妹さんかしら?
けして中等部の生徒とは、見るものは誰も思わなかった。
あっ、ここだわ!!
職員室って書いてますわ。
トントン、ガラッと扉が開くと目線を下に向けた。
1人の男性は、その姿に固まった。
「おはようございます!
今日から通うことになりました!
名前はプリムローズ・ド・クラレンスです!
中等部3年A組の担任の先生は、いらっしゃっておられますか?
お会して、ご挨拶したいのです」
「はい、おはようございます!こちらに入ってください。
ベッカー先生~!
例の天才少女が来ておりますよ」
中で声をかけてくれましたわ。
ううん!?
太ももしか見えんぞ、上を見上げる。
わぁ、大きい!
祖父と同じくらいの身長かしら?
服装は茶色で、体型はちょっとプックリしている。
顔もお優しいそう。
そう、まるで…。
「わぁ~!
まるで、熊さんに似てる。
なんか、すごく和むますわね」
思ったことを、彼女は口に出してしまった。
口に出した時に、ブーッと吹き出す音が何処からか聞こえてきた。
「あー、やべーっ!!
あぁ、書類にコーヒーがー!」
周りからザワつきと、笑い声がしていた。
私は心の声を、また言ってしまったのですわね。
大丈夫よ!
まだ9歳は、笑顔で何でも乗り越えられるはずよ。
「私、何か言いましたかしら?失礼な事でしたら、お詫び致します。
初めまして、クラレンス家の次女プリムローズです。
以後、宜しくお願いします!」
荷物を置いて、王女カーテシーで終了!
「私は、3年A組の担任のロジャー・ベッカーと申します。
こちらこそ、これから宜しくお願いしますね!」
ニコリ笑って、こちらも見事無視して通してきましたわ。
どうやら細かい事は気にしない、おおらかな方のようですわ。
授業内容がわからなかったら、直ぐに補習するので遠慮しないでと説明された。
「先生、ありがとうございます。大丈夫です!!」と、返事すると大丈夫かと他の方々が心配の顔をされていた。
絶対にこの人たち、私たちの会話を聞いているわ。
「では教室に行きますが、荷物がたくさんありますね。
持ちましょうか?
私は手が空いてますので、気にしなくて良いですよ!」
先生が手を差し出すので、教科書の入った鞄をお願いしましたわ。
ランチを傾けないようにしていたので、変な持ち方で辛かったのよね。
本当に手が痛くて、助かりましたわぁ。
担任の先生の後ろを歩く、人形の様なプリムローズは目立っていた。
まだ、制服が間に合わなくドレスを着ているので尚更だった。
何せ、筆頭公爵令嬢!
祖母ヴィクトリアは、昔のプリムローズのお古ドレス事件から意地を張っていた。
国1番イヤ、祖国アルゴラ最高のドレスを買い与え続けていたからだ。
そのドレスは、あまりにも豪華であった。
それは王女並の逸品である。
このエテルネルには、王女はいない。
プリムローズはそれが嫌で制服にしたかったが、間に合わなかったのだ。
まさか、そのドレスはこれからどうなるのか?
またまた、誰も知るよしはなかった。
少しだけ、早く家を出た方がいいよね。
慣れていない場所ですもの。
しかし、馬車はどうしよ
う?
お父様の公爵家のは、使用しにくい。
一応は、実の娘なのに…。
祖父母に、急いで相談しなくてはいけない。
食事はあれから、彼らとは時間を別々にとっている。
私たちは早めに食べ、学園には祖父母の馬車を借りて向かう予定になった。
「はい、お嬢様!
こちらがランチでございますよ。
中等部は、午後2時まで授業があります。
もし具合が悪くなったりしたら、無理をせず帰ってきて下さいませね?!」
メリーが心配そうに、プリムローズにランチを差し出す。
「メリー、有り難う!
お祖父様、おばあ様、トーマス、アンナ、メリー。
行ってきますわぁ~」
屋敷を出て、元気よく馬車に乗り込んだ。
「ありがとう!
また、帰りはお願いね」
地図を見ながら、職員室を目指す。
まだ登校前で生徒も少なく、頭のリボンを揺らしながら歩く姿は目立っていた。
可愛らしく歩く姿は、お人形か天使にみえる。
誰かの妹さんかしら?
けして中等部の生徒とは、見るものは誰も思わなかった。
あっ、ここだわ!!
職員室って書いてますわ。
トントン、ガラッと扉が開くと目線を下に向けた。
1人の男性は、その姿に固まった。
「おはようございます!
今日から通うことになりました!
名前はプリムローズ・ド・クラレンスです!
中等部3年A組の担任の先生は、いらっしゃっておられますか?
お会して、ご挨拶したいのです」
「はい、おはようございます!こちらに入ってください。
ベッカー先生~!
例の天才少女が来ておりますよ」
中で声をかけてくれましたわ。
ううん!?
太ももしか見えんぞ、上を見上げる。
わぁ、大きい!
祖父と同じくらいの身長かしら?
服装は茶色で、体型はちょっとプックリしている。
顔もお優しいそう。
そう、まるで…。
「わぁ~!
まるで、熊さんに似てる。
なんか、すごく和むますわね」
思ったことを、彼女は口に出してしまった。
口に出した時に、ブーッと吹き出す音が何処からか聞こえてきた。
「あー、やべーっ!!
あぁ、書類にコーヒーがー!」
周りからザワつきと、笑い声がしていた。
私は心の声を、また言ってしまったのですわね。
大丈夫よ!
まだ9歳は、笑顔で何でも乗り越えられるはずよ。
「私、何か言いましたかしら?失礼な事でしたら、お詫び致します。
初めまして、クラレンス家の次女プリムローズです。
以後、宜しくお願いします!」
荷物を置いて、王女カーテシーで終了!
「私は、3年A組の担任のロジャー・ベッカーと申します。
こちらこそ、これから宜しくお願いしますね!」
ニコリ笑って、こちらも見事無視して通してきましたわ。
どうやら細かい事は気にしない、おおらかな方のようですわ。
授業内容がわからなかったら、直ぐに補習するので遠慮しないでと説明された。
「先生、ありがとうございます。大丈夫です!!」と、返事すると大丈夫かと他の方々が心配の顔をされていた。
絶対にこの人たち、私たちの会話を聞いているわ。
「では教室に行きますが、荷物がたくさんありますね。
持ちましょうか?
私は手が空いてますので、気にしなくて良いですよ!」
先生が手を差し出すので、教科書の入った鞄をお願いしましたわ。
ランチを傾けないようにしていたので、変な持ち方で辛かったのよね。
本当に手が痛くて、助かりましたわぁ。
担任の先生の後ろを歩く、人形の様なプリムローズは目立っていた。
まだ、制服が間に合わなくドレスを着ているので尚更だった。
何せ、筆頭公爵令嬢!
祖母ヴィクトリアは、昔のプリムローズのお古ドレス事件から意地を張っていた。
国1番イヤ、祖国アルゴラ最高のドレスを買い与え続けていたからだ。
そのドレスは、あまりにも豪華であった。
それは王女並の逸品である。
このエテルネルには、王女はいない。
プリムローズはそれが嫌で制服にしたかったが、間に合わなかったのだ。
まさか、そのドレスはこれからどうなるのか?
またまた、誰も知るよしはなかった。
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