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55.はじめての依頼
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「マモルさん、終わったよ」
ネイサンが振り向いて言ってくる。
「「お待たせしました」」
その横で、リンとポールが頭を下げた。
「俺も勉強になったから大丈夫だよ」
笑顔で応じる。
「いいでしょう!これで俺も冒険者だぞ!」
キースが、ギルドカードを右手で掲げて、白い歯を見せてニカーッと得意げに笑う。
「ははは。うん、かっこいいぞ」
そう言って、頭をぐりぐりしてやる。
「や、やめろー!」
キースは両手をぶんぶん振り回して、抗議してくる。
「マモルさん、じゃあさっそく依頼の方を・・」
それを無視して、ポールが、眼鏡をくいっと上げて言ってくる。
「ああ、そうだな!」
俺は頷いて、さっき教わった窓口へと移動した。
窓口には『依頼』と書いてあり、3人ほど先客が並んでいた。
「次の方どうぞ~」
「あ、はい」
呼ばれて進み出ると、水色の髪をショートボブにした、かわいらしい感じの女性の職員が座っていた。
「今日はどのようなご依頼でしょうか?」
ニコッと微笑んで、小首をかしげる。
「えーと、薬草の採取依頼を」
「個人的なご依頼でしょうか?それとも、商会等のご依頼でしょうか?」
「あっ、えーと、商会の・・」
「承知いたしました。では、ギルドカードのご提示をお願いいたします」
「えっ?あ、はい。これでお願いします」
「お預かりいたします・・・『ふじの湯商会』様でよろしかったでしょうか?」
「はい、そうです」
「では、こちらの依頼用紙に必要事項をご記入して頂けますでしょうか?」
「わかりました」
渡された依頼用紙には、依頼内容や必要数量、納期、達成報酬など、様々な必要事項を記入するようになっていた。
「これでよろしいでしょうか?」
「はい、確認させていただきます」
職員さんは、依頼用紙を受け取ると、内容を確認しながら何やら魔道具を操作している。
あれで、依頼内容が登録されていくのか・・・ある意味かなり高度な技術だよな。
「お待たせいたしました。ご依頼の内容を確認させていただきましたところ、Eランクのクエストということにさせて頂きます。また、達成報酬ですが相場より若干高めのようですがよろしかったでしょうか?」
「えっ、そうなんですか?ま、まあ大丈夫です。それでお願いします」
どうせリンたちが受けてくれるんだから、少しぐらいサービスしてもいいだろう。
「承知いたしました。では、こちらのクエストを登録致します。それから、達成報酬ですが、前払い、ギルド建て替え、後払いの3通りからお選びいただけますが、いかがいたしましょう?」
「大した額じゃないし、前払いで」
「承知いたしまた」
俺は、手数料を含めた額を職員さんに支払った。
「これでお手続きは完了いたしました。本日は、当ギルドにご依頼くださいまして誠にありがとうございました。依頼達成のご連絡はおってさせて頂きますので、よろしくお願いいたします」
そう言って、水色にキラキラ輝く小さな頭をぺこりと下げてきた。
「あのー、すいません!」
そのタイミングで、横からネイサンが職員さんに話しかけてきた。
「は、はい?」
声をかけられて、頭を上げた職員さんが首を傾ける。
「今の依頼、俺たちのパーティーで受注したいんですけど!」
「承知いたしました!では、隣の窓口へお回りください」
ふわりと笑って、隣を手のひらで指し示す。
見ると、丁度だれも窓口には並んでおらず、中にも担当の職員さんがいない。
すると、いま対応してくれていた職員さんが『受注』と書かれたその席へ、ささっと移動した。
そして、言われて窓口の前に立っていたネイサンに、にこりと微笑みかける。
「いらっしゃいませ。クエストの受注ですね?」
ネイサンが振り向いて言ってくる。
「「お待たせしました」」
その横で、リンとポールが頭を下げた。
「俺も勉強になったから大丈夫だよ」
笑顔で応じる。
「いいでしょう!これで俺も冒険者だぞ!」
キースが、ギルドカードを右手で掲げて、白い歯を見せてニカーッと得意げに笑う。
「ははは。うん、かっこいいぞ」
そう言って、頭をぐりぐりしてやる。
「や、やめろー!」
キースは両手をぶんぶん振り回して、抗議してくる。
「マモルさん、じゃあさっそく依頼の方を・・」
それを無視して、ポールが、眼鏡をくいっと上げて言ってくる。
「ああ、そうだな!」
俺は頷いて、さっき教わった窓口へと移動した。
窓口には『依頼』と書いてあり、3人ほど先客が並んでいた。
「次の方どうぞ~」
「あ、はい」
呼ばれて進み出ると、水色の髪をショートボブにした、かわいらしい感じの女性の職員が座っていた。
「今日はどのようなご依頼でしょうか?」
ニコッと微笑んで、小首をかしげる。
「えーと、薬草の採取依頼を」
「個人的なご依頼でしょうか?それとも、商会等のご依頼でしょうか?」
「あっ、えーと、商会の・・」
「承知いたしました。では、ギルドカードのご提示をお願いいたします」
「えっ?あ、はい。これでお願いします」
「お預かりいたします・・・『ふじの湯商会』様でよろしかったでしょうか?」
「はい、そうです」
「では、こちらの依頼用紙に必要事項をご記入して頂けますでしょうか?」
「わかりました」
渡された依頼用紙には、依頼内容や必要数量、納期、達成報酬など、様々な必要事項を記入するようになっていた。
「これでよろしいでしょうか?」
「はい、確認させていただきます」
職員さんは、依頼用紙を受け取ると、内容を確認しながら何やら魔道具を操作している。
あれで、依頼内容が登録されていくのか・・・ある意味かなり高度な技術だよな。
「お待たせいたしました。ご依頼の内容を確認させていただきましたところ、Eランクのクエストということにさせて頂きます。また、達成報酬ですが相場より若干高めのようですがよろしかったでしょうか?」
「えっ、そうなんですか?ま、まあ大丈夫です。それでお願いします」
どうせリンたちが受けてくれるんだから、少しぐらいサービスしてもいいだろう。
「承知いたしました。では、こちらのクエストを登録致します。それから、達成報酬ですが、前払い、ギルド建て替え、後払いの3通りからお選びいただけますが、いかがいたしましょう?」
「大した額じゃないし、前払いで」
「承知いたしまた」
俺は、手数料を含めた額を職員さんに支払った。
「これでお手続きは完了いたしました。本日は、当ギルドにご依頼くださいまして誠にありがとうございました。依頼達成のご連絡はおってさせて頂きますので、よろしくお願いいたします」
そう言って、水色にキラキラ輝く小さな頭をぺこりと下げてきた。
「あのー、すいません!」
そのタイミングで、横からネイサンが職員さんに話しかけてきた。
「は、はい?」
声をかけられて、頭を上げた職員さんが首を傾ける。
「今の依頼、俺たちのパーティーで受注したいんですけど!」
「承知いたしました!では、隣の窓口へお回りください」
ふわりと笑って、隣を手のひらで指し示す。
見ると、丁度だれも窓口には並んでおらず、中にも担当の職員さんがいない。
すると、いま対応してくれていた職員さんが『受注』と書かれたその席へ、ささっと移動した。
そして、言われて窓口の前に立っていたネイサンに、にこりと微笑みかける。
「いらっしゃいませ。クエストの受注ですね?」
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