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番外編 食あたりラーラを助けろ!〜DQN教師を丸呑みシ刑だ!のプチ続編〜
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「ううう…お腹痛い…出しきったハズなのに…不快感が…(汗)」
ラーラは魔物だけの世界にある、ラーラの実家にて療養中。
ラーラの実家は、平民ラミア達が住む、通称:ラミアの森にある大きな木の下の洞穴です。
ハーピーのフカフカ羽毛の上で、とぐろが崩れた状態でグッタリしています。
因みに妹ミアちゃんは、前回のお話『DQN教師を丸呑みシ刑だ!~アレルギー編~』で、木場ガルー所長が妻子持ちだったショックで寝込んでますが、彼女の場合はシホの家に留まってます。
ラーラの1番目の姉である長女ラミア(名前は無い)が、ラーラの症状を一通り診たところ…
先日のDQN教師の
毒に
あたってしまったんだそうです。
長女ラミア曰く、
「▲*〒$◎毒」
と。
残念ながら、我々人間の耳には聞き取れない『魔物の言語』の為、何の毒かは不明ですが…(汗)
とにかく、人間には不明な毒の所為で、ラーラは苦しんでいると…。
治療方法は、
魔界ドクダミを飲ませてから、治癒魔法を施すことです。
ラミアの森は様々な植物がありますが、魔界ドクダミは生えていないそうです。
従って、母親(と人間界で寝込んでるミアちゃん)以外の家族総出で、魔界ドクダミを探しに行くことになりました。
長女ラミアと末っ子達含めた年少ラミア組は、街の薬屋を探し回り、次女ラミアと他の姉妹ラミア達は、様々なフィールドを巡って探しました。
長女ラミアに引き連れられ、街を回っている年少ラミア達は、
「大姉さま、おなかすいたぁ!」
「あの屋台のピラニーア食べた~い!」
「かえりたいよぉ!ママにあいたい!」
「つかれた~!おんぶしてぇ!」
「ミルクのみたい~!」
「ここでやすみたーいー!」
等など
と、ワガママ放題…。
長女ラミアは幼い妹達に、
「いーい?ラーラおねぇちゃんはね、君たちにお腹いっぱいご飯を食べさせる為に、人間界で頑張ってお仕事してたら、毒にあたってしまったの。だから今度は君たちが、ラーラおねぇちゃんを助ける番なのよ。弱音を吐かずに頑張ろうね!」
と、年長のお姉さんらしい対応で宥めました。
「ハーイ、大姉さま!」
と、元気な返事が複数こだましました。
次女ラミア率いる姉妹組は、とある森に魔界ドクダミがないか探しました。
ここは、知性を持たない『野生の魔物』の巣窟です。
野生の魔物達は、言葉を発さず、侵入者が有れば、容赦なく⚫︎しにかかってきたり、獲物とみなして捕食したりします。
20女ラミアが森の湿地帯で、捜索をしていると….
バサッバサッ!
バサッバサッバサッバサッ!!
「ピュ~~~~イ!!」
あっ!危ない!!
野生のハーピーです!!!
野生のハーピーは、ラミアの天敵です!!
魔術が得意な成人ラミアなら、野生のハーピーなど敵ではありませんが、まだ魔術や戦闘ができない幼いラミアには、脅威なのであります。
野生ハーピーに捕食され、幼い命を失ったラミアは少なくありません。
コイツは20女ラミアを、お昼ご飯にする為に狩ろうとしています!!
近くにいた25女ラミアが、
「おねぇちゃーん!上~!!ハーピーだよー!!」
と、叫びますが、時すでに遅し!
ガシッ!
20女「キャァーーーーーーーーーッ!姉様!助けてー!!」
あっ!
と言う間に、
ハーピーの両脚の
鋭い鉤爪に
掴まれてしまいました…。
25女「おねぇちゃんが、ハーピーに攫われちゃったよ~!!どうしようどうしよう(汗)」
25女は、狼狽えることしかできません…。
20女ラミアを掴んだ野生ハーピーは、腕と一体化している翼を羽ばたかせ、大木の上にある巣へ向かって、バッサバッサと移動しました。
木の枝の所々にハーピーが2、3匹すっぽり入れる『鳥の巣』が作られており、そこにハーピーの幼体が数匹いました。
餌を待ちわびて、鳴いています。
どうやら、野生ハーピーの娘達のようです。
野生ハーピー:以下、母ハーピーは、娘達の前に、ドサッと20女ラミアを落としました。
大変大変!!
このままでは20女は、ハーピーの娘達のご飯になってしまいます!
「ピュ~イ ピュイイ~!ピュイ!(可愛い子供たち!イキの良いラミアの子供だよ!さぁ召し上がれ!)」
と、母ハーピーが我が子達に食事の合図をし、娘ハーピー達が20女にかじりつこうとした瞬間、
ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
グラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラ…!!
突然大木が、大地震レベルで揺れたのです。
凄まじい揺れにより、『鳥の巣』がほぼ全部落下し、娘ハーピーの中で、まだ飛び方を知らない幼体は、そのまま地面に真っ逆さまに落ちて「転落タヒ」しました。
20女も落下しましたが、蛇胴体を上手く枝に引っ掛けたおかげで、
ブラ~ン!
ブラ~ン!
地面への直撃は免れました。
空を飛べる娘ハーピーが数体いましたが、その数体も…
ゴォォォォォォォォーッ!!
鋭いカマイタチのような風の魔法により、
ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!…
「ビュイイイイイイイ!!!(痛いよ~!!!)」
切り刻まれて、翼を失って転落!!!
「まさか!この風魔法は!?姉様の??」
と、枝にぶら下がっている20女ラミアが呟いた。
その通りです!
次女ラミアが妹のピンチに駆けつけたのです!
なんと、目にも止まらぬスピードで、蛇胴体を大木に巻き付けながら登っているではありませんか!!
次女ラミアは木登りが得意なのです。
そして、風の魔法も。
それ故に、対ハーピーの戦力として、フィールド捜索担当のリーダーになったのです。
大木を揺らしたのも、彼女です。
尻尾を思いっきりスイングして、大木に打ち付けて、大地震並みに揺らしたのでありました。
力も強い方です。
但し、力の強さは6女ミアちゃんが、姉妹の中で1番でありますが。
次女ラミアは、
「知性のカケラもない鳥女郎ごときに、可愛い妹を食わせるわけにはいかないわ!!!」
と、怒りを込めながら、母ハーピーに向かって風魔法を放つ!
今度は母ハーピーだけに狙いを定めたので、命中率も威力も抜群!
「ピュイイイイ~!!!ビュイィ…(羽がぁ!やられた…ぐふっ!)」
翼がボロボロになったことで空から大木の枝に落下してきた為、次女ラミアが蛇胴体を伸ばしてキャッチし、
「油断は禁物。野生の魔物は完全に息の根を止めるまで、最後まで気を抜くべからず。」
渾身の力を込めて、蛇胴体で母ハーピーをギチギチに締め上げ、全身の骨を粉微塵にしました。
首の骨が折れたことで、絶命。
一旦、地面に叩き落としてやりました。
命が助かった20女ラミアは、大木の下で次女ラミアに泣きつきました。
「姉様~!!怖かったです~!私食べられちゃうかと思いました~!ヒック…ヒック…」
人間の年齢換算で7、8歳くらいの幼いラミアです。
こんな怖い目に遭ったら、泣いてしまいます。
「お前が無事で良かった…。お前がタヒんでしまったら、私達や母さま、凄く悲しいんだよ。いーい?まだお前は1人では戦えないのだから、1人で行動しちゃいけませんよ。必ずおねぇちゃんや妹たちと一緒に行動するんですよ。」
と、次女ラミアは優しく諭すのでした。
「ごめんなさい…姉様。」
次女ラミアは20女ラミアを宥めつつ、他の姉妹達に、
「お前たち、地面に落ちているハーピーから羽毛を剥ぎ取りなさい。綺麗なモノは街で買い取ってくれるし、見た目が悪いモノは布の中に詰めてクッションにできるからね。剥ぎ取ったら、お前たちのご飯にして良いから。」 と、指示を出した。
「ハイ!姉様~!!」
と、少し大人びた声やら、キャピキャピギャルな声やら、少し幼い声やら、色んな世代の女の子の返事がこだまする。
余談ですが、このパーティーには、ラーラとミアと同じ日に孵化した姉妹も居ます。
※4女と5女。
姉妹ラミアたちは、地面で息絶えているハーピーの幼体から羽毛を剥ぎ取り、持参している荷物入れ用の袋に詰め込み、ただのエサと化した幼体を姉妹で分け合って食べた。
「20番目のおねぇちゃんを食べようとしやがって(怒)」
「もっと強くなって、逆にお前らハーピーを食べてやるんだから!」
と、怒りながら捕食する姉妹ラミアが居たとか?
次女ラミアは、本当なら母ハーピーを丸呑み捕食したかったのですが、大人ハーピーを丸呑みすると消化に時間がかかり、魔界ドクダミ探しに支障が出てしまうため、羽毛を剥ぎ取った後の「⚫︎体の一部」だけ捕食し、残りは保存食にしました。
※どうやって『保存食』にしたかは秘密。
さて、街に行った長女ラミアパーティーですが…
ここでも災難が…
末っ子35女が、
居なくなってしまったのです!
末っ子は15歳。人間年齢3、4歳くらいなのです。
同じタイミングで産卵され、自分より先に孵化した姉が2人(33女、34女)おりますが、彼女たちは心身の成長が早いらしく、人間で言う小学校1、2年生レベルですので、ある程度の理性や知性を持っています。
なので33女、34女は長女ラミアの言うことをよく聞いてますが、末っ子は人間の幼児レベルなので危なっかしい。
しっかり監督しないといけません。
長女ラミア「しまった…聞き込みしてるうちに目を離したばかりに…。」
26女ラミア「大姉様、もしかして、ゆうかいされたんじゃ?ママからきいたことがあるの。街には幼女を捕まえて、人間界の言葉で「ロリコン」と言う性質を持つ魔物の為の「ふうぞく」のお店で働かせるヤツがいるんだって!」
長女「『ロリコン』?」
26女「危ないイミで、幼女が好きなヒトのことらしいです。ママもラーラおねぇちゃんから聞いた話ですが。」
長女「なるほど…。って、マズイわ!早く探さないと!!『魔身売買』※されてしまうかも!」
※人身売買の魔物バージョン
その予感、現実になりかけてました…。
末っ子35女ラミアは、長女ラミアが目を離したスキに、万屋に玩具を見に行こうとした時に、悪徳ゴブリンに捕まってしまったのです。
このゴブリンは野生ではないので知性はありますが、恐喝、強盗、誘拐など、魔物の世界でも『犯罪者』扱いされるレベルの悪事を働く厄介な魔物なのです。
大きな布袋に押し込まれ、木製の台車に乗せられて、スラム街まで運ばれたのでした。
スラム街は、違法なレベルの風俗店は腐るほどあります。
そこには、やはり、ロリコン趣味専門の風俗店もあるのです。
「ケッケッケ!ラミアの幼女を捕まえて幼女専門店のオーナーに売りゃ、イイ金で買い取ってくれるかんな!オイッ!いつまでもピーピー泣いてんじゃねぇよ!!!」
と、悪徳ゴブリンが、袋の中に閉じ込められて泣き続ける35女に怒鳴る。
どうなる??
長女ラミアですが…
「ああ…この時の為に魔界シラミを末っ子に付けておいて良かった…。魔界シラミのオーラを辿っていけば、見つかるわ!」
そう!本編でもたまに活躍している『魔界シラミ』です!
人間界ではGPSの代わりみたいな、アレです!!
長女ラミアは精神を集中させて、魔界シラミのオーラを感じ取る。
「むっ!あそこか?!」
街外れにあるスラム街の方向を向きました。
長女「スラム街は治安が悪いからね、違法な店も多いでしょうし。あの子はきっと、あそこに…?」
26女「大姉様、行ってみましょう!みんなを集合させます!」
26女はそう言うと、両手を天にかざして、目を瞑る。
そうすることで、他の姉妹達に「一斉に交信」できるのだ。
2分ほどして、攫われた35女以外の他の年少姉妹達が合流。
長女が年少の妹達に呼びかける。
「お前たちの可愛い妹、母さまの35番目の子が行方不明になってしまったの!魔界シラミの反応がスラム街の方向から感じられるから、恐らく『魔身売買』の為に攫われてしまったかもしれないわ!みんなで探すのよ。それと、絶対に私から離れないこと。悪い魔物に捕まったら売り飛ばされたり、野生の魔物のエサにされてしまうからね!わかった?」
妹達「ハ~イ…大姉様…。」
長女「おねぇちゃん達は、年下の子達の手を繋いでて。勝手に行動しないように。」
26女「大姉様、わかりました!」
ラーラの姉妹達は35人と大人数ですが、姉妹の結束は硬いです!
以前、15女が狩りの時に魔界イノシシに不意打ちで襲われ、大怪我をした時は、一家総出で巣にカチコミに行き、その魔界イノシシ一家を皆ご⚫︎しにして食料化、31女がケンタウロスの男の子に虐められた時は、一家総出でケンタウロス一家を全治3ヶ月の重傷レベルでボコボコにするくらいです。
まぁ、一家総出での仕返しは、『ラミアは執念深い魔物』だからと言う理由もありますが。
さて、悪徳ゴブリンに捕まった末っ子35女ですが…。
何やら怪しい・やらしいお店に連れてかれたようです。
悪徳ゴブリンと、ウェアラットの男性が、何やら商談をしてるようです。
ウェアラットはこの怪しい・やらしいお店のオーナーのようです。
どうやらここが、幼女専門店のようです。
人間の専門用語で表現すると、ロリコン専門店ですな。
「性」を知らない幼い魔物娘達を売り物にする、風俗店の1つです。
ゴブリン「おぅ旦那!商店街で幼女ラミアを捕まえたんだ!上玉だと思うぜ!幼児魔物が趣味な野郎のお店の稼ぎ頭になる違ぇねぇ~!いくらで買ってくれんだ?」
ウェアラットは35女をチラチラ品定めし、
ウェアラット「うーんそうですねぇ~。本来なら1万ギーガ※と言いたいとこですが、貴方様はお得意先。ここは1万5千ギーガで如何ですかね~?」
※この世界の通貨。
ゴブリン「よっしゃ!それで!!」
ウェアラット「では、商談成立ですね?今後とも宜しく。」
ウェアラットがゴブリンに、1万5千ギーガの入った金袋を渡そうとした瞬間…!
BooooooM!!!
ゴブリン&ウェアラット「何だなんだ!?」
爆煙がはれた先には…
「可愛い妹を返して貰いにきました、オッサン方!」
長女ラミア達です!!
ウェアラット「ギャーッ!この幼女ラミアの家族だ!大人ラミアが居る!勘弁してくれ!オレ達は大人ラミアは苦手なんだ!なんてったって、ネズミは蛇の餌なんだから!」
ウェアラットは、ネズミの特性を活かして早足で逃亡しようとしましたが、
年少ラミア達に
道を塞がれた挙句、
取り囲まれた!!
32女「みんな!ラーラおねぇちゃんがおしえてくれた「にんげんかいのこどものあそび」:『かごめかごめ』しましょう!」
そう言って、ウェアラットをジワジワと追い詰め…
数分後、
ウェアラットは、ボコボコかつ失禁しながら気を失ったのでありました。
ゴブリンはやぶれかぶれで、武器の大型棍棒を振り回して応戦しましたが、長女ラミアの敵ではありませんでした。
尻尾アタックで
ドゴーン!
と、壁まで吹っ飛ばされ、1発KO!
そして、
「妹を辱めた罪、腹の中で溶けながら後悔しなさい!」
ゴブリンを蛇胴体で拘束して、念入りに全身の骨を砕いてから、
自分の次の次の妹のように、丸呑みシ刑にしたのでありました!
店のソファを拝借し、寝転んで消化の最中、
「こんなブサ⚫︎クオヤジなゴブリン、美味しくないんだけどね…。」
と、ボヤく長女。
ラーラのように、蛇胃袋がある部分の蛇胴体をハグして『セルフ抱き枕』してます。
35女は怖い思いはしたものの、特にケガは無く、無事でした。
エンエン泣き続けてましたが、26女を始めとした「おねぇちゃん」達に慰めて貰い、やっと落ち着きました。
食休み最中に朗報が入りました!
26女「大姉様。ゴブリンの荷物に色んな薬草がいっぱい入ってました。」
長女「薬草?!それ、持ってきてちょうだい!!」
26女「わかりました、大姉様!」
薬草の入った袋はかなり大きめ故、子供のラミアでは1人で持てない為、2、3人がかりで運びました。
え?長女が自分で調べに行けば早いのに、何で幼い妹達に持って来させたのか?!?!
長女は悪徳ゴブリンを、蛇胴体の胃袋で全力で消化中なので、無闇に動けないのです。
26女ラミア他、年少妹達「大姉様。やくそうがはいったふくろです。」
26女達が大袋を、ソファに寝ている長女ラミアに差し出す。
長女は寝転びながらも薬草を1点1点チェックしました。
そして、
長女「ラッキーですわ!魔界ドクダミが数点ありました!」
年少妹達もバンザーイ!!
消化タイムが終わった後に、テレポートでラミアの森に戻った長女ラミアパーティー。
急いで母親ラミアに魔界ドクダミを渡して、煎じて貰いました。
煎じたモノを、ラーラに水で服用させる。
10分後、母親ラミアと長女ラミアの2人で治癒魔法をかけると…
ラーラの
顔色が
良くなった!!
ラーラ「お母様、大姉様、申し訳ありませんでした…。」
母親ラミア「な~に言ってんの?貴女は家族の為に人間界で一生懸命働いてる時に運悪く『人間』にあたってしまっただけ。つまり、不幸な事故なのよ。謝らなければいけないのは、私達よ。華やかな仕事をしたり恋をしたりする年頃にも関わらず、幼い妹達を食べさせていく為に、大変な仕事してるんだから。」
長女ラミア「そうよ、ラーラ。貴女は私達の誇りよ。『ラーラ』と言う名前を与えられていることが、何よりの証よ。私や双子の妹どころか、お母様でさえ、『名前』が無いのだから。」
ラーラ「お母様…大姉様…。って、ところで姉様達のパーティーは?!」
そう叫んだ後に、
???「ただいま戻りました、お母様!」「ママ、ただいま~!」
次々と姉妹達が部屋に入ってきました。
次女「お母様!魔界ドクダミ、みつかり…あれっ?!ラーラが起きてる!と、言うことは…?」
35女「姉様!大姉様がまかいドクダミをみつけてね、ラーラおねぇちゃんにのませたの!」
次女「まぁ!先を越されてたのね…!!残念無念…!」
次女ラミアパーティーは、野生のハーピー達をやっつけて捕食した後、森を捜索して魔界ドクダミを見つけたのです。
長女ラミアパーティーが先に魔界ドクダミを持って帰って来ていたので、無駄になりましたが、
ラーラ「姉様、魔界ドクダミは煎じておけば、保存できます。湿気に気をつけて保管すれば、10年くらいは大丈夫かと?あっ、これはお母様から聞いたばかりの知識です。いくつか、人間界に持っていきます。いつかまた、「▲*〒$◎毒」にあたってしまった時に備えて。」
次女「なるほど!人間界に留まっている6人目ミアなら、いちおう治癒魔法が使えるから、魔界ドクダミを飲んだ後にミアに治癒魔法かけて貰えば、解毒ができるわね!」
ラーラ「姉様もありがとうございました。妹達もみんな、ありがとう!!」
次女「ウチは20人目が野生のハーピーに捕まって、ソイツの娘達のエサになりかけたんだから…(汗)」
長女「あ~ら私だって、末っ子35人目がゴブリンに拉致されて風俗店に売り飛ばされそうになったんだから…(汗)」
ラーラ「大変な思いをさせてしまい、本当にごめんなさい。」
とぐろ土下座するラーラ。
次女が長女に、
「あら、大姉様とあろう方が、末っ子を攫われると言う失態をするとはねぇ?1番目だからと威張ってる割には、大したことないのねぇ?」
と、失言…(汗)
あっ…
長女「お~ま~え~な~ぁ~!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
ギャーッ!!長女ラミアが巨大化したー!
しかし、家が壊れない程度のサイズで!
次女「やばいですわ!大姉様がブチ切れた!!逃げろ~!!」
こんな風にケンカもよくするけど、ラーラの家族達はホント、強い絆で結ばれているのでございます。
ラーラは2日後、人間界の花村シホの所に戻り、DQN人間丸呑みシ刑稼業に復帰したのでありました!
終了!!
ラーラは魔物だけの世界にある、ラーラの実家にて療養中。
ラーラの実家は、平民ラミア達が住む、通称:ラミアの森にある大きな木の下の洞穴です。
ハーピーのフカフカ羽毛の上で、とぐろが崩れた状態でグッタリしています。
因みに妹ミアちゃんは、前回のお話『DQN教師を丸呑みシ刑だ!~アレルギー編~』で、木場ガルー所長が妻子持ちだったショックで寝込んでますが、彼女の場合はシホの家に留まってます。
ラーラの1番目の姉である長女ラミア(名前は無い)が、ラーラの症状を一通り診たところ…
先日のDQN教師の
毒に
あたってしまったんだそうです。
長女ラミア曰く、
「▲*〒$◎毒」
と。
残念ながら、我々人間の耳には聞き取れない『魔物の言語』の為、何の毒かは不明ですが…(汗)
とにかく、人間には不明な毒の所為で、ラーラは苦しんでいると…。
治療方法は、
魔界ドクダミを飲ませてから、治癒魔法を施すことです。
ラミアの森は様々な植物がありますが、魔界ドクダミは生えていないそうです。
従って、母親(と人間界で寝込んでるミアちゃん)以外の家族総出で、魔界ドクダミを探しに行くことになりました。
長女ラミアと末っ子達含めた年少ラミア組は、街の薬屋を探し回り、次女ラミアと他の姉妹ラミア達は、様々なフィールドを巡って探しました。
長女ラミアに引き連れられ、街を回っている年少ラミア達は、
「大姉さま、おなかすいたぁ!」
「あの屋台のピラニーア食べた~い!」
「かえりたいよぉ!ママにあいたい!」
「つかれた~!おんぶしてぇ!」
「ミルクのみたい~!」
「ここでやすみたーいー!」
等など
と、ワガママ放題…。
長女ラミアは幼い妹達に、
「いーい?ラーラおねぇちゃんはね、君たちにお腹いっぱいご飯を食べさせる為に、人間界で頑張ってお仕事してたら、毒にあたってしまったの。だから今度は君たちが、ラーラおねぇちゃんを助ける番なのよ。弱音を吐かずに頑張ろうね!」
と、年長のお姉さんらしい対応で宥めました。
「ハーイ、大姉さま!」
と、元気な返事が複数こだましました。
次女ラミア率いる姉妹組は、とある森に魔界ドクダミがないか探しました。
ここは、知性を持たない『野生の魔物』の巣窟です。
野生の魔物達は、言葉を発さず、侵入者が有れば、容赦なく⚫︎しにかかってきたり、獲物とみなして捕食したりします。
20女ラミアが森の湿地帯で、捜索をしていると….
バサッバサッ!
バサッバサッバサッバサッ!!
「ピュ~~~~イ!!」
あっ!危ない!!
野生のハーピーです!!!
野生のハーピーは、ラミアの天敵です!!
魔術が得意な成人ラミアなら、野生のハーピーなど敵ではありませんが、まだ魔術や戦闘ができない幼いラミアには、脅威なのであります。
野生ハーピーに捕食され、幼い命を失ったラミアは少なくありません。
コイツは20女ラミアを、お昼ご飯にする為に狩ろうとしています!!
近くにいた25女ラミアが、
「おねぇちゃーん!上~!!ハーピーだよー!!」
と、叫びますが、時すでに遅し!
ガシッ!
20女「キャァーーーーーーーーーッ!姉様!助けてー!!」
あっ!
と言う間に、
ハーピーの両脚の
鋭い鉤爪に
掴まれてしまいました…。
25女「おねぇちゃんが、ハーピーに攫われちゃったよ~!!どうしようどうしよう(汗)」
25女は、狼狽えることしかできません…。
20女ラミアを掴んだ野生ハーピーは、腕と一体化している翼を羽ばたかせ、大木の上にある巣へ向かって、バッサバッサと移動しました。
木の枝の所々にハーピーが2、3匹すっぽり入れる『鳥の巣』が作られており、そこにハーピーの幼体が数匹いました。
餌を待ちわびて、鳴いています。
どうやら、野生ハーピーの娘達のようです。
野生ハーピー:以下、母ハーピーは、娘達の前に、ドサッと20女ラミアを落としました。
大変大変!!
このままでは20女は、ハーピーの娘達のご飯になってしまいます!
「ピュ~イ ピュイイ~!ピュイ!(可愛い子供たち!イキの良いラミアの子供だよ!さぁ召し上がれ!)」
と、母ハーピーが我が子達に食事の合図をし、娘ハーピー達が20女にかじりつこうとした瞬間、
ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
グラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラ…!!
突然大木が、大地震レベルで揺れたのです。
凄まじい揺れにより、『鳥の巣』がほぼ全部落下し、娘ハーピーの中で、まだ飛び方を知らない幼体は、そのまま地面に真っ逆さまに落ちて「転落タヒ」しました。
20女も落下しましたが、蛇胴体を上手く枝に引っ掛けたおかげで、
ブラ~ン!
ブラ~ン!
地面への直撃は免れました。
空を飛べる娘ハーピーが数体いましたが、その数体も…
ゴォォォォォォォォーッ!!
鋭いカマイタチのような風の魔法により、
ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!…
「ビュイイイイイイイ!!!(痛いよ~!!!)」
切り刻まれて、翼を失って転落!!!
「まさか!この風魔法は!?姉様の??」
と、枝にぶら下がっている20女ラミアが呟いた。
その通りです!
次女ラミアが妹のピンチに駆けつけたのです!
なんと、目にも止まらぬスピードで、蛇胴体を大木に巻き付けながら登っているではありませんか!!
次女ラミアは木登りが得意なのです。
そして、風の魔法も。
それ故に、対ハーピーの戦力として、フィールド捜索担当のリーダーになったのです。
大木を揺らしたのも、彼女です。
尻尾を思いっきりスイングして、大木に打ち付けて、大地震並みに揺らしたのでありました。
力も強い方です。
但し、力の強さは6女ミアちゃんが、姉妹の中で1番でありますが。
次女ラミアは、
「知性のカケラもない鳥女郎ごときに、可愛い妹を食わせるわけにはいかないわ!!!」
と、怒りを込めながら、母ハーピーに向かって風魔法を放つ!
今度は母ハーピーだけに狙いを定めたので、命中率も威力も抜群!
「ピュイイイイ~!!!ビュイィ…(羽がぁ!やられた…ぐふっ!)」
翼がボロボロになったことで空から大木の枝に落下してきた為、次女ラミアが蛇胴体を伸ばしてキャッチし、
「油断は禁物。野生の魔物は完全に息の根を止めるまで、最後まで気を抜くべからず。」
渾身の力を込めて、蛇胴体で母ハーピーをギチギチに締め上げ、全身の骨を粉微塵にしました。
首の骨が折れたことで、絶命。
一旦、地面に叩き落としてやりました。
命が助かった20女ラミアは、大木の下で次女ラミアに泣きつきました。
「姉様~!!怖かったです~!私食べられちゃうかと思いました~!ヒック…ヒック…」
人間の年齢換算で7、8歳くらいの幼いラミアです。
こんな怖い目に遭ったら、泣いてしまいます。
「お前が無事で良かった…。お前がタヒんでしまったら、私達や母さま、凄く悲しいんだよ。いーい?まだお前は1人では戦えないのだから、1人で行動しちゃいけませんよ。必ずおねぇちゃんや妹たちと一緒に行動するんですよ。」
と、次女ラミアは優しく諭すのでした。
「ごめんなさい…姉様。」
次女ラミアは20女ラミアを宥めつつ、他の姉妹達に、
「お前たち、地面に落ちているハーピーから羽毛を剥ぎ取りなさい。綺麗なモノは街で買い取ってくれるし、見た目が悪いモノは布の中に詰めてクッションにできるからね。剥ぎ取ったら、お前たちのご飯にして良いから。」 と、指示を出した。
「ハイ!姉様~!!」
と、少し大人びた声やら、キャピキャピギャルな声やら、少し幼い声やら、色んな世代の女の子の返事がこだまする。
余談ですが、このパーティーには、ラーラとミアと同じ日に孵化した姉妹も居ます。
※4女と5女。
姉妹ラミアたちは、地面で息絶えているハーピーの幼体から羽毛を剥ぎ取り、持参している荷物入れ用の袋に詰め込み、ただのエサと化した幼体を姉妹で分け合って食べた。
「20番目のおねぇちゃんを食べようとしやがって(怒)」
「もっと強くなって、逆にお前らハーピーを食べてやるんだから!」
と、怒りながら捕食する姉妹ラミアが居たとか?
次女ラミアは、本当なら母ハーピーを丸呑み捕食したかったのですが、大人ハーピーを丸呑みすると消化に時間がかかり、魔界ドクダミ探しに支障が出てしまうため、羽毛を剥ぎ取った後の「⚫︎体の一部」だけ捕食し、残りは保存食にしました。
※どうやって『保存食』にしたかは秘密。
さて、街に行った長女ラミアパーティーですが…
ここでも災難が…
末っ子35女が、
居なくなってしまったのです!
末っ子は15歳。人間年齢3、4歳くらいなのです。
同じタイミングで産卵され、自分より先に孵化した姉が2人(33女、34女)おりますが、彼女たちは心身の成長が早いらしく、人間で言う小学校1、2年生レベルですので、ある程度の理性や知性を持っています。
なので33女、34女は長女ラミアの言うことをよく聞いてますが、末っ子は人間の幼児レベルなので危なっかしい。
しっかり監督しないといけません。
長女ラミア「しまった…聞き込みしてるうちに目を離したばかりに…。」
26女ラミア「大姉様、もしかして、ゆうかいされたんじゃ?ママからきいたことがあるの。街には幼女を捕まえて、人間界の言葉で「ロリコン」と言う性質を持つ魔物の為の「ふうぞく」のお店で働かせるヤツがいるんだって!」
長女「『ロリコン』?」
26女「危ないイミで、幼女が好きなヒトのことらしいです。ママもラーラおねぇちゃんから聞いた話ですが。」
長女「なるほど…。って、マズイわ!早く探さないと!!『魔身売買』※されてしまうかも!」
※人身売買の魔物バージョン
その予感、現実になりかけてました…。
末っ子35女ラミアは、長女ラミアが目を離したスキに、万屋に玩具を見に行こうとした時に、悪徳ゴブリンに捕まってしまったのです。
このゴブリンは野生ではないので知性はありますが、恐喝、強盗、誘拐など、魔物の世界でも『犯罪者』扱いされるレベルの悪事を働く厄介な魔物なのです。
大きな布袋に押し込まれ、木製の台車に乗せられて、スラム街まで運ばれたのでした。
スラム街は、違法なレベルの風俗店は腐るほどあります。
そこには、やはり、ロリコン趣味専門の風俗店もあるのです。
「ケッケッケ!ラミアの幼女を捕まえて幼女専門店のオーナーに売りゃ、イイ金で買い取ってくれるかんな!オイッ!いつまでもピーピー泣いてんじゃねぇよ!!!」
と、悪徳ゴブリンが、袋の中に閉じ込められて泣き続ける35女に怒鳴る。
どうなる??
長女ラミアですが…
「ああ…この時の為に魔界シラミを末っ子に付けておいて良かった…。魔界シラミのオーラを辿っていけば、見つかるわ!」
そう!本編でもたまに活躍している『魔界シラミ』です!
人間界ではGPSの代わりみたいな、アレです!!
長女ラミアは精神を集中させて、魔界シラミのオーラを感じ取る。
「むっ!あそこか?!」
街外れにあるスラム街の方向を向きました。
長女「スラム街は治安が悪いからね、違法な店も多いでしょうし。あの子はきっと、あそこに…?」
26女「大姉様、行ってみましょう!みんなを集合させます!」
26女はそう言うと、両手を天にかざして、目を瞑る。
そうすることで、他の姉妹達に「一斉に交信」できるのだ。
2分ほどして、攫われた35女以外の他の年少姉妹達が合流。
長女が年少の妹達に呼びかける。
「お前たちの可愛い妹、母さまの35番目の子が行方不明になってしまったの!魔界シラミの反応がスラム街の方向から感じられるから、恐らく『魔身売買』の為に攫われてしまったかもしれないわ!みんなで探すのよ。それと、絶対に私から離れないこと。悪い魔物に捕まったら売り飛ばされたり、野生の魔物のエサにされてしまうからね!わかった?」
妹達「ハ~イ…大姉様…。」
長女「おねぇちゃん達は、年下の子達の手を繋いでて。勝手に行動しないように。」
26女「大姉様、わかりました!」
ラーラの姉妹達は35人と大人数ですが、姉妹の結束は硬いです!
以前、15女が狩りの時に魔界イノシシに不意打ちで襲われ、大怪我をした時は、一家総出で巣にカチコミに行き、その魔界イノシシ一家を皆ご⚫︎しにして食料化、31女がケンタウロスの男の子に虐められた時は、一家総出でケンタウロス一家を全治3ヶ月の重傷レベルでボコボコにするくらいです。
まぁ、一家総出での仕返しは、『ラミアは執念深い魔物』だからと言う理由もありますが。
さて、悪徳ゴブリンに捕まった末っ子35女ですが…。
何やら怪しい・やらしいお店に連れてかれたようです。
悪徳ゴブリンと、ウェアラットの男性が、何やら商談をしてるようです。
ウェアラットはこの怪しい・やらしいお店のオーナーのようです。
どうやらここが、幼女専門店のようです。
人間の専門用語で表現すると、ロリコン専門店ですな。
「性」を知らない幼い魔物娘達を売り物にする、風俗店の1つです。
ゴブリン「おぅ旦那!商店街で幼女ラミアを捕まえたんだ!上玉だと思うぜ!幼児魔物が趣味な野郎のお店の稼ぎ頭になる違ぇねぇ~!いくらで買ってくれんだ?」
ウェアラットは35女をチラチラ品定めし、
ウェアラット「うーんそうですねぇ~。本来なら1万ギーガ※と言いたいとこですが、貴方様はお得意先。ここは1万5千ギーガで如何ですかね~?」
※この世界の通貨。
ゴブリン「よっしゃ!それで!!」
ウェアラット「では、商談成立ですね?今後とも宜しく。」
ウェアラットがゴブリンに、1万5千ギーガの入った金袋を渡そうとした瞬間…!
BooooooM!!!
ゴブリン&ウェアラット「何だなんだ!?」
爆煙がはれた先には…
「可愛い妹を返して貰いにきました、オッサン方!」
長女ラミア達です!!
ウェアラット「ギャーッ!この幼女ラミアの家族だ!大人ラミアが居る!勘弁してくれ!オレ達は大人ラミアは苦手なんだ!なんてったって、ネズミは蛇の餌なんだから!」
ウェアラットは、ネズミの特性を活かして早足で逃亡しようとしましたが、
年少ラミア達に
道を塞がれた挙句、
取り囲まれた!!
32女「みんな!ラーラおねぇちゃんがおしえてくれた「にんげんかいのこどものあそび」:『かごめかごめ』しましょう!」
そう言って、ウェアラットをジワジワと追い詰め…
数分後、
ウェアラットは、ボコボコかつ失禁しながら気を失ったのでありました。
ゴブリンはやぶれかぶれで、武器の大型棍棒を振り回して応戦しましたが、長女ラミアの敵ではありませんでした。
尻尾アタックで
ドゴーン!
と、壁まで吹っ飛ばされ、1発KO!
そして、
「妹を辱めた罪、腹の中で溶けながら後悔しなさい!」
ゴブリンを蛇胴体で拘束して、念入りに全身の骨を砕いてから、
自分の次の次の妹のように、丸呑みシ刑にしたのでありました!
店のソファを拝借し、寝転んで消化の最中、
「こんなブサ⚫︎クオヤジなゴブリン、美味しくないんだけどね…。」
と、ボヤく長女。
ラーラのように、蛇胃袋がある部分の蛇胴体をハグして『セルフ抱き枕』してます。
35女は怖い思いはしたものの、特にケガは無く、無事でした。
エンエン泣き続けてましたが、26女を始めとした「おねぇちゃん」達に慰めて貰い、やっと落ち着きました。
食休み最中に朗報が入りました!
26女「大姉様。ゴブリンの荷物に色んな薬草がいっぱい入ってました。」
長女「薬草?!それ、持ってきてちょうだい!!」
26女「わかりました、大姉様!」
薬草の入った袋はかなり大きめ故、子供のラミアでは1人で持てない為、2、3人がかりで運びました。
え?長女が自分で調べに行けば早いのに、何で幼い妹達に持って来させたのか?!?!
長女は悪徳ゴブリンを、蛇胴体の胃袋で全力で消化中なので、無闇に動けないのです。
26女ラミア他、年少妹達「大姉様。やくそうがはいったふくろです。」
26女達が大袋を、ソファに寝ている長女ラミアに差し出す。
長女は寝転びながらも薬草を1点1点チェックしました。
そして、
長女「ラッキーですわ!魔界ドクダミが数点ありました!」
年少妹達もバンザーイ!!
消化タイムが終わった後に、テレポートでラミアの森に戻った長女ラミアパーティー。
急いで母親ラミアに魔界ドクダミを渡して、煎じて貰いました。
煎じたモノを、ラーラに水で服用させる。
10分後、母親ラミアと長女ラミアの2人で治癒魔法をかけると…
ラーラの
顔色が
良くなった!!
ラーラ「お母様、大姉様、申し訳ありませんでした…。」
母親ラミア「な~に言ってんの?貴女は家族の為に人間界で一生懸命働いてる時に運悪く『人間』にあたってしまっただけ。つまり、不幸な事故なのよ。謝らなければいけないのは、私達よ。華やかな仕事をしたり恋をしたりする年頃にも関わらず、幼い妹達を食べさせていく為に、大変な仕事してるんだから。」
長女ラミア「そうよ、ラーラ。貴女は私達の誇りよ。『ラーラ』と言う名前を与えられていることが、何よりの証よ。私や双子の妹どころか、お母様でさえ、『名前』が無いのだから。」
ラーラ「お母様…大姉様…。って、ところで姉様達のパーティーは?!」
そう叫んだ後に、
???「ただいま戻りました、お母様!」「ママ、ただいま~!」
次々と姉妹達が部屋に入ってきました。
次女「お母様!魔界ドクダミ、みつかり…あれっ?!ラーラが起きてる!と、言うことは…?」
35女「姉様!大姉様がまかいドクダミをみつけてね、ラーラおねぇちゃんにのませたの!」
次女「まぁ!先を越されてたのね…!!残念無念…!」
次女ラミアパーティーは、野生のハーピー達をやっつけて捕食した後、森を捜索して魔界ドクダミを見つけたのです。
長女ラミアパーティーが先に魔界ドクダミを持って帰って来ていたので、無駄になりましたが、
ラーラ「姉様、魔界ドクダミは煎じておけば、保存できます。湿気に気をつけて保管すれば、10年くらいは大丈夫かと?あっ、これはお母様から聞いたばかりの知識です。いくつか、人間界に持っていきます。いつかまた、「▲*〒$◎毒」にあたってしまった時に備えて。」
次女「なるほど!人間界に留まっている6人目ミアなら、いちおう治癒魔法が使えるから、魔界ドクダミを飲んだ後にミアに治癒魔法かけて貰えば、解毒ができるわね!」
ラーラ「姉様もありがとうございました。妹達もみんな、ありがとう!!」
次女「ウチは20人目が野生のハーピーに捕まって、ソイツの娘達のエサになりかけたんだから…(汗)」
長女「あ~ら私だって、末っ子35人目がゴブリンに拉致されて風俗店に売り飛ばされそうになったんだから…(汗)」
ラーラ「大変な思いをさせてしまい、本当にごめんなさい。」
とぐろ土下座するラーラ。
次女が長女に、
「あら、大姉様とあろう方が、末っ子を攫われると言う失態をするとはねぇ?1番目だからと威張ってる割には、大したことないのねぇ?」
と、失言…(汗)
あっ…
長女「お~ま~え~な~ぁ~!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
ギャーッ!!長女ラミアが巨大化したー!
しかし、家が壊れない程度のサイズで!
次女「やばいですわ!大姉様がブチ切れた!!逃げろ~!!」
こんな風にケンカもよくするけど、ラーラの家族達はホント、強い絆で結ばれているのでございます。
ラーラは2日後、人間界の花村シホの所に戻り、DQN人間丸呑みシ刑稼業に復帰したのでありました!
終了!!
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