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プロローグ2
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「……あ、リリーシュ先生」
「もうみんな帰ったのに、あなたまだいたの?」
彼女はリリーシュ・オルバッツ教諭。アミッツの担任の教師で、まだ二十代前半と若い。ただし彼女もまたれっきとした勇者の称号を持つ学院の卒業者であり、彼女は後見の育成に力を注ぎたいということで勇者業を教えるという仕事をこなしているらしい。
女性が羨むほどのスタイルをしており、紺のスーツがとても高い身長を持つ彼女にはよく似合っていて、腰まで伸びた長い金髪にもマッチしている。
そんな彼女が、紺碧の瞳で不思議そうにアミッツに尋ねてきていた。
「ご、ごめんリリーシュ先生! ちょっとぼ~っとしてた!」
「それは別にいいけれど……って、ああ……通知表を見てまた落ち込んでたのね」
「うっ……うん」
「あなたは座学は目を見張るくらい優秀なのに、何で実技はボロボロなのかしらね」
「はぅ!?」
言葉がグサッと心に突き刺さった。
(だって座学しかまともにできないから必死でやってるだけだし……)
知識だけは憶えればいいだけなので簡単なのだ。しかし他はそうはいかない。
「あ、ごめんごめん。けれどあなたの努力は担任教師の私も認めてるわ」
「そ、そうかな」
そう言ってもらうのは嬉しいが、実力が伴わないのであれば意味がない世界なのだ。
「……あなたがもし実技もそこそこ以上に身につけることができれば、もしかしたら私よりも良い勇者になるかもしれないわね」
「そ、そんな! リリーシュ先生より上なんて!」
「ふふ、もちろんまだまだ生徒たちに追い抜かされたりはしないけど、私が教えた生徒の中で世に出た勇者の中には、すでに一線で活躍している子もいるしね」
「うぅ……羨ましい」
一線で活躍しているということは、言い換えれば一流と皆が認めている勇者ということだ。
「……あのぉ、一つ聞いてもいいかな?」
「ええ、いいわよ」
「先生が生徒として学院に通ってた時にも、ボクみたいな落ちこぼれなんていなかった……よね?」
基本的に〝Fランク〟と評価される生徒などほとんどいない。最初の試験で皆が〝Eランク〟以上にはなるからだ。中には〝F〟を受ける者もいるが、それでも二回目の試験ではしっかりとランクアップしている。
しかしアミッツは、三回試験を受けてもなお、その中でも最低の位置を維持しているのだ。つまりは全生徒の中で一番下であり、これ以上成長が見られないと落第も視野に入れられてしまう危険ゾーンに足を踏み入れてしまっている。
「落ちこぼれ……かぁ」
「いない、よね……」
「そうね。いたわよ一人だけ」
「そうだよね。ボクが異常で……え?」
「しかもそいつ、入学してから一年間ず~っと〝Fランク〟だったし」
「い、一年? 最低ランク期間九か月のボクよりも……長い」
学院に入学してまだ九カ月のアミッツよりも長い期間、最低ランクにいた人物がいることに驚いた。
普通は半年も経たないうちに、見込みがないと自身で判断し学院を去るのがほとんど。周りの目に耐えられないからだ。
誰に会ってもクスクスと笑われたり、陰口を叩かれたり、中には虐めと同等な行為を受けることだってある。それに耐えかねて去るのが通例。
ハッキリいって我慢し続けて、まだ学院に残っているアミッツはかなり異端なパターンといえるだろう。
「そ、その人どうなったの?」
「……どうなったと思う?」
「や、やっぱりやめちゃった?」
「ううん。そいつ、翌年の最後の〝勇者認定試験〟でトップ合格を果たしたわよ」
「トッ……ええぇぇぇぇぇっ!?」
恐らく人生で一番の驚きだったのではなかろうか。いや、ちょっと大げさか。しかしかなりの驚きだったのは確かだ。
何故なら最低ランクから〝Bランク〟以上になることだって奇跡と言われているのに、二次試験を受けられるどころか、トップで合格するという快挙は、まさに奇跡を超えた奇跡である。
「ふふふふふ」
衝撃を受けていると、リリーシュが表情を崩して笑ったので、
「あ、ああ! 酷いよ! ボクをからかったんだね!」
当然彼女が冗談を口にしたと思った。
しかしリリーシュは首を左右に振る。
「ううん。今から七年前――そいつが十五歳の時、ちょうどあなたより一つ上の歳に、そいつは数々の勇者候補を引き離して、見事にトップ合格を果たしたわ。まあでも、その後いろいろあって、結局トップ合格は取り消しになったんだけどね」
「ええ!? もう何を驚いたらいいのか分かんない~っ! 結局その人は勇者になれたの!?」
「ええ、なったわよ。けどアイツってば、優秀なんだけど自分が少しでも嫌だって思った仕事は絶対引き受けないから、〝組合〟からも目をつけられててね。勇者ランクでいうと、かな~り下の方じゃないかな。うん、見事に落ちこぼれ勇者ってわけ」
「トップ合格なのに今は落ちこぼれなの! 一体どういう人なのその人って!」
「まあ話してみると、バカなとこはあるけど結構良い奴よ。あ、そうじゃない!」
いきなり思いついたというような表情を浮かべながら大声を張り上げたので驚いてしまった。
「ど、どうしたのさいきなり?」
「ふふふ~、良・い・こ・と、思いついちゃったぁ」
何だか子供が悪知恵を働かせた時にするような笑みを浮かべるので、うすら寒いものを感じてしまうアミッツ。
「うんうん、何で今まで気づかなかったんだろ。そうよ、アイツなら……」
何やら今度はブツブツ言い出した。その様子が若干恐怖を煽って、思わずアミッツが押し黙っていると、
「――ねえねえアミッツ。もし強くなれるんなら、何でもするって気概はあるかしら?」
「へ? あ、うん! もちろんだよ! ボクにはどうしても勇者になりたいっていう思いがあるし!」
「うんうんよしよし。んじゃ、そうねぇ~。今度の休日に、デートしましょっか」
「デ、デート……ボクが?」
「そ、デート。まあ、デートになるかは分かんないけど……ダメ?」
「ボ、ボクみたいな女がデートなんて……。それに休日はいつも孤児院の手伝いと鍛錬と勉強と……」
「強くなるためなのよ!」
「つ、強く……」
ゴクリと喉が鳴る。リリーシュも真剣な眼差しだし、こんなことで生徒を裏切るような先生でもないことは分かっているので……。
「わ、分かったよ! お願いしますっ!」
「オッケー! んじゃ、そういうことで! あ、勇者候補だからって女の子なんだから気を付けて帰りなさいね」
「う、うん!」
リリーシュはニコッと楽しげに笑みを向けた後、その場から揚々と去って行った。
残されたアミッツは、トントン拍子に話が進んでしまったことに驚いていたが、それよりも気になる話を聞いたことに、意識は完全にそちらに向かっていた。
(落ちこぼれが、たった一年間でトップ合格……。そんなことができるなんて……)
俄かには信じられない話。しかしもし真実だとしたら、自分もそうありたい。いやトップでなくとも、少しでも勇者になれる希望のあるランクへの昇格を果たしたい。
それがアミッツの今の目標であった。
※
「――――へっくしょいっ! っつぁ……風邪引いたかぁ」
真っ黒な髪を揺らしながら乱暴に手の甲で鼻を擦る一人の青年。青年といっても、見た目だけをとれば少年と言い換えても遜色はない。
ただ確実に二十歳は超えているが、外見は十六、七歳くらいに見えるというだけの話。
「いや、この寒気混じりのくしゃみは、何だかヤな予感がする」
汚いローブの中にある身体をブルブルと震わせながら、青年はザッ、ザッ、ザッと荒野を歩き続けていた。
その後ろには、点々と魔物が倒れて沈黙しているのだが、無論この現状を生み出したのは、この青年だったりする。
そんな青年がピタリと足を止めて、漆黒の瞳でキョロキョロと周りを確認し始めた。そしてそのまま低く唸り……。
「あ~…………迷ったなこりゃ」
適当に歩き続けたのがいけなかったのかと一人ごちる。
「まあ、このまま真っ直ぐ歩いてたらどっかに着くだろ。急ぐ旅でもねえし、のんびり風の吹くまま気の向くままに……って、あ?」
ふと空から何かがやってくる気配を感じて、青年は天を仰ぐ。
すると一羽の鷹のような鳥がヒューッと風を切りながら、青年の立つ方へと向かってくる。
「魔物……じゃねえな。確かありゃ……」
大した警戒などせずに立っていると、鳥がすぐ目の前に降り立った。
「あ、やっぱアイツの契約獣じゃねえか……ん?」
鳥の足に紙が巻かれてあった。鳥もそれを取れと足を見せてアピールしてくる。
「はいはい……っと」
手に取った紙を広げて中を確認していく。
「なになに…………………………マジで?」
もう一度、今度は取りに対して「マジで?」と尋ねたが、鳥も胸を張って「マジで」というような感じだった。
それから青年はここ最近で一番の溜め息を吐き出しながら、ガックリと肩を落としたという。
「もうみんな帰ったのに、あなたまだいたの?」
彼女はリリーシュ・オルバッツ教諭。アミッツの担任の教師で、まだ二十代前半と若い。ただし彼女もまたれっきとした勇者の称号を持つ学院の卒業者であり、彼女は後見の育成に力を注ぎたいということで勇者業を教えるという仕事をこなしているらしい。
女性が羨むほどのスタイルをしており、紺のスーツがとても高い身長を持つ彼女にはよく似合っていて、腰まで伸びた長い金髪にもマッチしている。
そんな彼女が、紺碧の瞳で不思議そうにアミッツに尋ねてきていた。
「ご、ごめんリリーシュ先生! ちょっとぼ~っとしてた!」
「それは別にいいけれど……って、ああ……通知表を見てまた落ち込んでたのね」
「うっ……うん」
「あなたは座学は目を見張るくらい優秀なのに、何で実技はボロボロなのかしらね」
「はぅ!?」
言葉がグサッと心に突き刺さった。
(だって座学しかまともにできないから必死でやってるだけだし……)
知識だけは憶えればいいだけなので簡単なのだ。しかし他はそうはいかない。
「あ、ごめんごめん。けれどあなたの努力は担任教師の私も認めてるわ」
「そ、そうかな」
そう言ってもらうのは嬉しいが、実力が伴わないのであれば意味がない世界なのだ。
「……あなたがもし実技もそこそこ以上に身につけることができれば、もしかしたら私よりも良い勇者になるかもしれないわね」
「そ、そんな! リリーシュ先生より上なんて!」
「ふふ、もちろんまだまだ生徒たちに追い抜かされたりはしないけど、私が教えた生徒の中で世に出た勇者の中には、すでに一線で活躍している子もいるしね」
「うぅ……羨ましい」
一線で活躍しているということは、言い換えれば一流と皆が認めている勇者ということだ。
「……あのぉ、一つ聞いてもいいかな?」
「ええ、いいわよ」
「先生が生徒として学院に通ってた時にも、ボクみたいな落ちこぼれなんていなかった……よね?」
基本的に〝Fランク〟と評価される生徒などほとんどいない。最初の試験で皆が〝Eランク〟以上にはなるからだ。中には〝F〟を受ける者もいるが、それでも二回目の試験ではしっかりとランクアップしている。
しかしアミッツは、三回試験を受けてもなお、その中でも最低の位置を維持しているのだ。つまりは全生徒の中で一番下であり、これ以上成長が見られないと落第も視野に入れられてしまう危険ゾーンに足を踏み入れてしまっている。
「落ちこぼれ……かぁ」
「いない、よね……」
「そうね。いたわよ一人だけ」
「そうだよね。ボクが異常で……え?」
「しかもそいつ、入学してから一年間ず~っと〝Fランク〟だったし」
「い、一年? 最低ランク期間九か月のボクよりも……長い」
学院に入学してまだ九カ月のアミッツよりも長い期間、最低ランクにいた人物がいることに驚いた。
普通は半年も経たないうちに、見込みがないと自身で判断し学院を去るのがほとんど。周りの目に耐えられないからだ。
誰に会ってもクスクスと笑われたり、陰口を叩かれたり、中には虐めと同等な行為を受けることだってある。それに耐えかねて去るのが通例。
ハッキリいって我慢し続けて、まだ学院に残っているアミッツはかなり異端なパターンといえるだろう。
「そ、その人どうなったの?」
「……どうなったと思う?」
「や、やっぱりやめちゃった?」
「ううん。そいつ、翌年の最後の〝勇者認定試験〟でトップ合格を果たしたわよ」
「トッ……ええぇぇぇぇぇっ!?」
恐らく人生で一番の驚きだったのではなかろうか。いや、ちょっと大げさか。しかしかなりの驚きだったのは確かだ。
何故なら最低ランクから〝Bランク〟以上になることだって奇跡と言われているのに、二次試験を受けられるどころか、トップで合格するという快挙は、まさに奇跡を超えた奇跡である。
「ふふふふふ」
衝撃を受けていると、リリーシュが表情を崩して笑ったので、
「あ、ああ! 酷いよ! ボクをからかったんだね!」
当然彼女が冗談を口にしたと思った。
しかしリリーシュは首を左右に振る。
「ううん。今から七年前――そいつが十五歳の時、ちょうどあなたより一つ上の歳に、そいつは数々の勇者候補を引き離して、見事にトップ合格を果たしたわ。まあでも、その後いろいろあって、結局トップ合格は取り消しになったんだけどね」
「ええ!? もう何を驚いたらいいのか分かんない~っ! 結局その人は勇者になれたの!?」
「ええ、なったわよ。けどアイツってば、優秀なんだけど自分が少しでも嫌だって思った仕事は絶対引き受けないから、〝組合〟からも目をつけられててね。勇者ランクでいうと、かな~り下の方じゃないかな。うん、見事に落ちこぼれ勇者ってわけ」
「トップ合格なのに今は落ちこぼれなの! 一体どういう人なのその人って!」
「まあ話してみると、バカなとこはあるけど結構良い奴よ。あ、そうじゃない!」
いきなり思いついたというような表情を浮かべながら大声を張り上げたので驚いてしまった。
「ど、どうしたのさいきなり?」
「ふふふ~、良・い・こ・と、思いついちゃったぁ」
何だか子供が悪知恵を働かせた時にするような笑みを浮かべるので、うすら寒いものを感じてしまうアミッツ。
「うんうん、何で今まで気づかなかったんだろ。そうよ、アイツなら……」
何やら今度はブツブツ言い出した。その様子が若干恐怖を煽って、思わずアミッツが押し黙っていると、
「――ねえねえアミッツ。もし強くなれるんなら、何でもするって気概はあるかしら?」
「へ? あ、うん! もちろんだよ! ボクにはどうしても勇者になりたいっていう思いがあるし!」
「うんうんよしよし。んじゃ、そうねぇ~。今度の休日に、デートしましょっか」
「デ、デート……ボクが?」
「そ、デート。まあ、デートになるかは分かんないけど……ダメ?」
「ボ、ボクみたいな女がデートなんて……。それに休日はいつも孤児院の手伝いと鍛錬と勉強と……」
「強くなるためなのよ!」
「つ、強く……」
ゴクリと喉が鳴る。リリーシュも真剣な眼差しだし、こんなことで生徒を裏切るような先生でもないことは分かっているので……。
「わ、分かったよ! お願いしますっ!」
「オッケー! んじゃ、そういうことで! あ、勇者候補だからって女の子なんだから気を付けて帰りなさいね」
「う、うん!」
リリーシュはニコッと楽しげに笑みを向けた後、その場から揚々と去って行った。
残されたアミッツは、トントン拍子に話が進んでしまったことに驚いていたが、それよりも気になる話を聞いたことに、意識は完全にそちらに向かっていた。
(落ちこぼれが、たった一年間でトップ合格……。そんなことができるなんて……)
俄かには信じられない話。しかしもし真実だとしたら、自分もそうありたい。いやトップでなくとも、少しでも勇者になれる希望のあるランクへの昇格を果たしたい。
それがアミッツの今の目標であった。
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「――――へっくしょいっ! っつぁ……風邪引いたかぁ」
真っ黒な髪を揺らしながら乱暴に手の甲で鼻を擦る一人の青年。青年といっても、見た目だけをとれば少年と言い換えても遜色はない。
ただ確実に二十歳は超えているが、外見は十六、七歳くらいに見えるというだけの話。
「いや、この寒気混じりのくしゃみは、何だかヤな予感がする」
汚いローブの中にある身体をブルブルと震わせながら、青年はザッ、ザッ、ザッと荒野を歩き続けていた。
その後ろには、点々と魔物が倒れて沈黙しているのだが、無論この現状を生み出したのは、この青年だったりする。
そんな青年がピタリと足を止めて、漆黒の瞳でキョロキョロと周りを確認し始めた。そしてそのまま低く唸り……。
「あ~…………迷ったなこりゃ」
適当に歩き続けたのがいけなかったのかと一人ごちる。
「まあ、このまま真っ直ぐ歩いてたらどっかに着くだろ。急ぐ旅でもねえし、のんびり風の吹くまま気の向くままに……って、あ?」
ふと空から何かがやってくる気配を感じて、青年は天を仰ぐ。
すると一羽の鷹のような鳥がヒューッと風を切りながら、青年の立つ方へと向かってくる。
「魔物……じゃねえな。確かありゃ……」
大した警戒などせずに立っていると、鳥がすぐ目の前に降り立った。
「あ、やっぱアイツの契約獣じゃねえか……ん?」
鳥の足に紙が巻かれてあった。鳥もそれを取れと足を見せてアピールしてくる。
「はいはい……っと」
手に取った紙を広げて中を確認していく。
「なになに…………………………マジで?」
もう一度、今度は取りに対して「マジで?」と尋ねたが、鳥も胸を張って「マジで」というような感じだった。
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【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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