佐々木と吉田   アニメ声優に必要なのは、お約束のギャグ編

zurvan496

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  友達いないくせに、友達を選ぶ

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「で、俺はそれ以上、アニメにはまらなかったんですけど、友達は俗に言う沼にハマるってやつで」
「ああっ、言うよねそれ」
「アニメの・・・・アニメ声優のラジオとか聴き出して」
「ハハハハハッ、あるよねそれ・・・・・聴いたことないけど」
「俺にも勧めてきたんですけど・・・・いや、そこまでじゃないんで、って断ったんすよ」
 手を振りながら吉田が話す。

「ハハハハッひどい奴だな吉田は」
 いやいや、と吉田が首を振る。
「中一中二の時は、そいつしか友達いなかったんですけど、中三の時クラス別になって、他に友達できたんで」
「お前はあれだよな、吉田・・・・」
 呆れた仕草で、佐々木は告げた。
「友達いないくせして、友達選ぶよな」
 ハハハハハッと笑い、すいませんと吉田は謝る。

「友達いないのに・・・・友達選ぶから友達いないんじゃなくて、友達いないくせに、友達選んでますね」
「ハハハハハッ最低だな、お前は」
「いやでも・・・・・・友達いないから、こうして先輩の相手してるんじゃないですか」
「なんだとこのやろう」
 手を上げて、佐々木が怒る仕草をする。

「言っとくが俺らは友達じゃないからな」
「はい、分かっております」
「上下関係だからな、先輩である俺が暇だからお前を呼び出し、思いついた屁理屈をぶつけてるんだからな」
「ハハハハハッ最悪だよ」
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