57 / 70
漫画家の漫画家による漫画家のための漫画雑誌
目を大きくすれば売れる
しおりを挟む
「先輩・・・・」
「うん?」
「腹立つけど、ちょっとなるほどって思った」
「ハハハハハハッ、うるさいわ、腹立つとかいうな」
「それでさぁ」
「はい」
「キングダムって漫画あるじゃん」
「はい、ありますね」
「秦の始皇帝のやつ」
「まぁ主人公は始皇帝じゃなくて、その部下ですけど」
「どっちでも良いけどさぁ」
「どっちでも良くないです」
「そのキングダムの作者がさぁ」
「はい」
「昔、テレビで言ってたんだけど」
佐々木が指を回す。
「元々スラムダンクの作者のアシスタントだったらしいのね」
「へぇ、そうなんですか」
「それで独立して、キングダム描いてんのね」
「でさぁ」
「はい」
「最初、キングダム人気なかったらしいのね」
「えっ、そうなんすか?」
「そうらしいよ」
「へぇ、そうなんだ」
「でね」
「はい」
「キングダムの作者がある日、飯食いにだか呑みにだか分かんないけど、スラムダンクの作者と会う機会があったのね」
「はいはい」
「それで、キングダム人気でないんですけど、どうしたら良いですかねぇって相談したらしいのね」
「ほぉ」
「そしたらスラムダンクの作者が、もっとキャラクターの目、大きくしたら良いよって言ったのね」
「ええっ?何そのアドバイス」
吉田が笑う。
「でも」
「はい」
「キングダムの作者が、分かりましたって言って目を大きくしたら人気でたらしいのね」
「まじですか?」
「まじまじ、そう言ってた」
「うん?」
「腹立つけど、ちょっとなるほどって思った」
「ハハハハハハッ、うるさいわ、腹立つとかいうな」
「それでさぁ」
「はい」
「キングダムって漫画あるじゃん」
「はい、ありますね」
「秦の始皇帝のやつ」
「まぁ主人公は始皇帝じゃなくて、その部下ですけど」
「どっちでも良いけどさぁ」
「どっちでも良くないです」
「そのキングダムの作者がさぁ」
「はい」
「昔、テレビで言ってたんだけど」
佐々木が指を回す。
「元々スラムダンクの作者のアシスタントだったらしいのね」
「へぇ、そうなんですか」
「それで独立して、キングダム描いてんのね」
「でさぁ」
「はい」
「最初、キングダム人気なかったらしいのね」
「えっ、そうなんすか?」
「そうらしいよ」
「へぇ、そうなんだ」
「でね」
「はい」
「キングダムの作者がある日、飯食いにだか呑みにだか分かんないけど、スラムダンクの作者と会う機会があったのね」
「はいはい」
「それで、キングダム人気でないんですけど、どうしたら良いですかねぇって相談したらしいのね」
「ほぉ」
「そしたらスラムダンクの作者が、もっとキャラクターの目、大きくしたら良いよって言ったのね」
「ええっ?何そのアドバイス」
吉田が笑う。
「でも」
「はい」
「キングダムの作者が、分かりましたって言って目を大きくしたら人気でたらしいのね」
「まじですか?」
「まじまじ、そう言ってた」
0
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる