51 / 224
本当の本題
何も知らずに人生を終える
しおりを挟む
「で・・・・・」
佐々木は話を続ける。
「ワルガミこと池上さんは」
「ハハハハハハッ、はいはい」
「二十歳の時に、そのマックス・ウエイバーのプロテスタントと資本主義を読んでるわけじゃん」
「はいはい」
「でも俺は、それを二十七、八の時に読んでんのね」
「つまり池上さんは、俺が二十歳の時に読んでた、坂の上の雲や用心棒ミョウショーを高校生の時、読んでるわけじゃん」
「はい?」
「更に言えば、俺が高校生の時に読んでた、燃えよ剣を中学生の時に読んでて」
「いやいやいやいや」
吉田が手を振って否定するが、佐々木は無視する。
「俺が中学の時に読んでた、吉川英治三国志や銀英伝を、小学校の時に読んでて」
「なんでだよ」
「俺が小学生の時に読んでた、横山光輝三国志を、幼稚園の時に読んでたってことだよね」
「いや、だからなんでだよ」
無視して話を続ける佐々木に、大きな声で吉田はツッコむ。
「なんで世の中の人が、みんな自分同じ、読書遍歴を辿ってると思うんですか」
「違う?」
「違う」
吉田が首を振る。
「読んでないから」
「読んでない?」
「流石に司馬遼太郎は読んでるでしょうけど、横山光輝は読んでないから」
「読んでない?」
佐々木は大きな声で応える。
「池上さんは横山光輝三国志読んでない?」
「読んでないでしょう」
「じゃぁ池上さんは、何も知らずに人生を終えるってことじゃん」
「なんでだよ」
吉田はツッコむ。
佐々木は話を続ける。
「ワルガミこと池上さんは」
「ハハハハハハッ、はいはい」
「二十歳の時に、そのマックス・ウエイバーのプロテスタントと資本主義を読んでるわけじゃん」
「はいはい」
「でも俺は、それを二十七、八の時に読んでんのね」
「つまり池上さんは、俺が二十歳の時に読んでた、坂の上の雲や用心棒ミョウショーを高校生の時、読んでるわけじゃん」
「はい?」
「更に言えば、俺が高校生の時に読んでた、燃えよ剣を中学生の時に読んでて」
「いやいやいやいや」
吉田が手を振って否定するが、佐々木は無視する。
「俺が中学の時に読んでた、吉川英治三国志や銀英伝を、小学校の時に読んでて」
「なんでだよ」
「俺が小学生の時に読んでた、横山光輝三国志を、幼稚園の時に読んでたってことだよね」
「いや、だからなんでだよ」
無視して話を続ける佐々木に、大きな声で吉田はツッコむ。
「なんで世の中の人が、みんな自分同じ、読書遍歴を辿ってると思うんですか」
「違う?」
「違う」
吉田が首を振る。
「読んでないから」
「読んでない?」
「流石に司馬遼太郎は読んでるでしょうけど、横山光輝は読んでないから」
「読んでない?」
佐々木は大きな声で応える。
「池上さんは横山光輝三国志読んでない?」
「読んでないでしょう」
「じゃぁ池上さんは、何も知らずに人生を終えるってことじゃん」
「なんでだよ」
吉田はツッコむ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
『総理になった男』
KAORUwithAI
現代文学
この国の未来を、誰かに任せたままでいいのか。
将来に希望を持てず、社会に埋もれていた一人の凡人――坂本健人(31歳)。
政治家でもなければ、有名人でもない。
それでも彼は決意した。
「自分が変えなきゃ、何も変わらない」と。
無所属で立候補し、泡沫候補と嘲笑されながらも、
一つひとつの握手、一つひとつの言葉が、やがて国を揺らす波になる。
腐敗した政界、動かぬ官僚、報道を操るメディア、利権に群がる財界。
立ちはだかる巨大な壁に、彼はたった一人で挑む。
味方は、心を動かされた国民たち。
言葉と覚悟だけを武器に、坂本健人は“凡人のまま”総理へと駆け上がる――。
希望は、諦めなかった者の手の中に生まれる。
すべての“変わらない”に立ち向かう
これは、「総理になった男」の物語である。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写はすべて架空です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる